JPS602055Y2 - あおりの下部構造 - Google Patents

あおりの下部構造

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Publication number
JPS602055Y2
JPS602055Y2 JP16321079U JP16321079U JPS602055Y2 JP S602055 Y2 JPS602055 Y2 JP S602055Y2 JP 16321079 U JP16321079 U JP 16321079U JP 16321079 U JP16321079 U JP 16321079U JP S602055 Y2 JPS602055 Y2 JP S602055Y2
Authority
JP
Japan
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opening
groove
lid
gate
watertight
Prior art date
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Expired
Application number
JP16321079U
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English (en)
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JPS5679487U (ja
Inventor
勝治 山川
Original Assignee
日本軽金属株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社 filed Critical 日本軽金属株式会社
Priority to JP16321079U priority Critical patent/JPS602055Y2/ja
Publication of JPS5679487U publication Critical patent/JPS5679487U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、複数の中空形材を通しボルトで積重連結し
て、例えばトラック等の荷台床部に回転可能に装着され
るあおりの下部構造に関するものである。
すなわち、この考案の要旨とするところは、あおりの最
下端に位置する中空形材の下端開口部を蓋体で閉塞する
ことによって、通しボルト等の連結具の外部への露出及
び腐食を防止するとともに、蓋体に嵌着される水密用バ
ッキング及び蓋体から突設される水切り突条等の水密手
段によってあおりと車両床部とのすき間を介して荷台へ
侵入しようとする水を阻止できるようにしたことを特徴
とするあおりの下部構造を提供しようとするものである
以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案の構造を有するあおり1をトラックA
の荷台Bの周囲に装着した状態を示す斜視図で、あおり
1は、複数(図面では3つを示す)の中空形材2を後述
する通しボルト3及びナツト4で積重連結して威り、そ
の側端部には側端カバー5が被着されている。
第2図はこの考案の第一実施例を示す縦断面図で、あお
り1を荷台Bの床部C上に装着した状態である。
この場合、あおり1の最下端に位置する中空形材2の下
端には前記通しボルト3を挿入するための開口部6が設
けられるとともに、床枠Cの外側に当接する水切り突片
7が垂設されており、そして、開口部6には前記通しボ
ルト3及びナツト4の外にあおり1を床枠Cに対して回
転可能に装着する丁番8の取り付は用ボルト9の先端ね
じ部及びこのボルト9にねじ結合するナツト10が挿入
されるようになっている。
また、中空形材2の長手方向に沿う開口部6の両内側縁
には長手通しの保合部すなわち断面がほぼC字状の係合
溝11,11が対峙状に形成されている。
なお、係合溝11はその中心線に関して上下部が対称に
形成されている。
12は蓋体であって、その長手方向における両側部には
前記係合溝11.11と係合しうる係合縁すなわち先端
が膨隆する係合突縁13,13が形成され、また、その
上下面にはそれぞれ長手通しの取り付け114a及び1
4bが形成されて、これら取り付は溝14a及び14b
のうち下面に位置する取り付は溝14b内に前記床部C
上に当接しうる水密用バッキング15が嵌着されるよう
になっている。
更にまた、蓋体12の上面におけるほぼ中間部位には水
切り突条16が突設されている。
この場合、第一実施例においてはこの水切り突条16は
その主たる目的すなわちあおり1と床枠Cとの間から荷
台側に水が侵入するのを阻止することはしないが(第一
実施例ではあおり1の水切り突片7が代用している)、
中空形材2の係合溝11と蓋体12の係合突縁13との
すき間から毛細管現象により侵入する水を阻止する役目
を有している。
上記のように構成される蓋体12の係合突縁13.13
は上下逆転した状態においても係合溝11.11と係合
しうる形態をなしており、蓋体12の上下面を選択して
中空形材2の開口部6を閉塞するようになっている。
そして、いずれの状態で開口部6を閉塞た場合において
も、前記係合溝11と係合突縁13との係合が長手方向
に対して直交する方向においては互いに拘束しているの
で。
中空形材2の開口部6の広がりや内方への変形を防止し
て、あおり1の強度を保持することができ、また、開口
部6内に挿入される通しボルト3及びナツト4等の連結
具の腐食を防止することができるのである。
なお、蓋体12はあおり1の両側端カバー5,5により
長手方向のずれが阻止される。
第3図はこの考案の第二実施例を示す要部縦断面図で、
あおり1の一部を床枠Cの外方へ突出させて装着する場
合である。
この場合、前記蓋体12に設けた水切り突条16を下方
に位置させるようにして蓋体12で開口部6を閉塞し、
この場合の下面に位置する取り付は溝14aに水密用バ
ッキング15を嵌着して、床枠C上に水密用バッキング
15が当接するようにしである。
したがって、この第二実施例によれば、あおり1と床枠
Cとのすき間から荷台側へ侵入しようとする水を水切り
突条16で阻止し、万一、水切り突条16を越えてすき
間内に水が侵入したとしても水密用バッキング15によ
ってその侵入を完全に阻止するとかできるのである。
また、第4図はこの考案の第三実施例を示す要部縦断面
図で、蓋体12の上下面にそれぞれ水切り突条16及び
16′を突設した場合を示すものである。
この場合、前記両水切り突条16,16′の突設位置を
蓋体12の幅方向においてずらしておけば、あおり1の
装着状態が異なる場合すなわち床枠Cからの突出状態が
異なる場合に対応させることができるとともに、開口部
6内に位置する水切り突条16′によって係合溝11と
係合突縁13とのすき間から毛細管現象により侵入する
水を阻止することもできるという効果が得られる。
なお、第二及び第三実施例において、前記第一実施例と
同じ部分は同一符号を付してその説明は省略しである。
また、上記実施例では開口部6に設けた係合溝11の断
面をほぼC字状にし、蓋体12に設けた係合突縁13の
断面を前記係合溝11の断面と同形の膨隆状としである
が、必ずしもこの形状に限定されるものではなく、例え
ば、係合溝11の断面を鉤形状にするとともに、係合突
縁13の断面をこの鉤形状と係合可能な逆鉤形状とする
こともでき、その形状は任意である。
かつまた、開口部6と蓋体12との係合部を逆に形成す
なわち開口部6に突縁を形成し、蓋体12にはこの突縁
と係合する溝部を形成しても同様の効果が得られるもの
である。
以上に説明したように、この考案によれば、あおりを構
成する最下端の中空形材の下端に設けた通しボルト等の
連結具挿入用の開口部を蓋体によって閉塞しであるので
、あおり組立の際連結具を挿入するための通し孔をなく
してあおりの外観をすっきりさせることは勿論、連結具
の腐食を防止することができ、更に、開口部の外方への
広がりや内方への変形等を防止してあおり全体の強度を
向上するという優れた効果が得られる。
また、蓋体はその上下面に水密用バッキングの取り付は
溝を有するとともに、少なくとも一方に水切り突条を有
して、その上下面を選択して開口部を閉塞することがで
きるので、あおりを床枠上に完全に装着する場合や床枠
から外方へ突出させる場合に対応して蓋体の取り付けを
変えることができ、そのいずれの状態においても、取り
付は溝内に嵌着されて床枠と当接する水密用バッキング
によって、あおりと床枠とのすき間におけろ水密性を保
持することかできるという優れた効果を有する。
また、この考案の構造によれば、従来のこの種あおりに
おけるあおりの側面に蓋板をリベット打ち等の面倒な作
業を不要とすることができるので、組み立て作業を簡単
に行うことができとともに、連結具の補修や点検を容易
に行うことができるなどの優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構造を有すあおりを装着したトラッ
クの一例を示す斜視図、第2図はこの考案の第一実施例
を示す縦断面図、第3図はこの考案の第二実施例を示す
要部縦断面図、第4図はこの考案の第三実施例を示す要
部縦断面図である。 図において、1・・・・・・あおり、2・・・・・・中
空形材、3・・・・・・通しボルト、4・・・・・・ナ
ツト、6・・・・・・開口部、9・・・・・・ボルト、
10・曲・ナツト、11・曲・係合溝(係合部)、12
・・・・・・蓋体、13・・・・・・係合縁(係合突縁
)、14a、14b・・・・・・取り付は溝、15・・
・・・・水密用バッキング、16,16’・・・・・・
水切り突条 である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の中空形材を積重するとともに、その最下端に位置
    する中空形材の下端に設けた開口部を介して通しボルト
    で連結し、かつ、丁番等の回転手段をもって車両床部に
    回転可能に装着されるあおりにおいて、前記開口部の長
    手方向に沿う両内側縁に長手通しの保合部を設け、この
    係合部と係合しうる係合縁を両側に有する蓋体の上下面
    にそれぞれ水密用バッキングを嵌着する取り付は溝部を
    形成するとともに、少なくとも一方の面に水切り突条を
    突設し、必要に応じて前記蓋体の上下面を選択するとと
    もに、その下方に位置する面の前記取り付は溝部に前記
    車両床部に当接しうる前記水密用バッキングを嵌着して
    、前記開口部を閉塞して威るあおりの下部構造。
JP16321079U 1979-11-27 1979-11-27 あおりの下部構造 Expired JPS602055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16321079U JPS602055Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27 あおりの下部構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16321079U JPS602055Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27 あおりの下部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5679487U JPS5679487U (ja) 1981-06-27
JPS602055Y2 true JPS602055Y2 (ja) 1985-01-21

Family

ID=29674211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16321079U Expired JPS602055Y2 (ja) 1979-11-27 1979-11-27 あおりの下部構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0716548Y2 (ja) * 1989-12-28 1995-04-19 昭和アルミニウム株式会社 トラック等車輌のアオリ

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Publication number Publication date
JPS5679487U (ja) 1981-06-27

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