JPS6020528Y2 - 傾斜地用作業車の走行装置 - Google Patents
傾斜地用作業車の走行装置Info
- Publication number
- JPS6020528Y2 JPS6020528Y2 JP16066279U JP16066279U JPS6020528Y2 JP S6020528 Y2 JPS6020528 Y2 JP S6020528Y2 JP 16066279 U JP16066279 U JP 16066279U JP 16066279 U JP16066279 U JP 16066279U JP S6020528 Y2 JPS6020528 Y2 JP S6020528Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work vehicle
- camber angle
- traveling device
- slope
- running
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は果樹園や牧草地のような傾斜地で作業する作業
車の走行装置に関するものである。
車の走行装置に関するものである。
この種の作業車においては、機体重心の作用方向が傾斜
下方側に片寄ることになるので、例えば作業車を等高線
方向に走行させる合には、作業車は傾斜下方に向は走行
し易く、このため、走行車輪を常に傾斜上方に向うよう
操作しなくてはならない。
下方側に片寄ることになるので、例えば作業車を等高線
方向に走行させる合には、作業車は傾斜下方に向は走行
し易く、このため、走行車輪を常に傾斜上方に向うよう
操作しなくてはならない。
また、特に走行車輪が自在形（キャスター）の場合には
、その制御が十分に行うことができず、改良の必要があ
った。
、その制御が十分に行うことができず、改良の必要があ
った。
本考案は前記の事情にかんがみなされ、作業車の進行方
向前部に設けられた自在型の車輪の支持部を、左右に回
動可能に支持して自在型車輪のキャンバ角を変更できる
ようにし、このキャンバ角を変更調節する操作機構を操
縦部に設けることによって、作業車が走行する果樹園等
の走行面の傾斜状態に合わせて走行車輪のキャンバ角を
自在に調節し、走行車輪が常にほぼ鉛直姿勢になるよう
に制御して傾斜による機体重心の作用方向の移動を少く
し、特に、等高線走行時の走行車輪の操向性を良好にし
、また、その操作もきわめて簡単に行い得るようにした
傾斜地用作業車の走行装置を提供しようとするものであ
る。
向前部に設けられた自在型の車輪の支持部を、左右に回
動可能に支持して自在型車輪のキャンバ角を変更できる
ようにし、このキャンバ角を変更調節する操作機構を操
縦部に設けることによって、作業車が走行する果樹園等
の走行面の傾斜状態に合わせて走行車輪のキャンバ角を
自在に調節し、走行車輪が常にほぼ鉛直姿勢になるよう
に制御して傾斜による機体重心の作用方向の移動を少く
し、特に、等高線走行時の走行車輪の操向性を良好にし
、また、その操作もきわめて簡単に行い得るようにした
傾斜地用作業車の走行装置を提供しようとするものであ
る。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第１図において、符号１は、果樹園の下草等の刈払作業
を行う歩行型のロータリカッタのフレームで、このフレ
ーム１の前部には、左右両側部に自在型の走行車輪（キ
スター）２，２が配設されている。
を行う歩行型のロータリカッタのフレームで、このフレ
ーム１の前部には、左右両側部に自在型の走行車輪（キ
スター）２，２が配設されている。
この走行車輪２の垂直軸２ａを軸支する支持軸受２ｂは
、従来のようにフレーム１には直接固着されておらず、
支持軸受２ｂの下部に、後方に向けほぼ水平に突出する
水平軸３を固着し、この水平軸３を、フレーム１の下側
に前後方向に固着した軸受４に軸支している。
、従来のようにフレーム１には直接固着されておらず、
支持軸受２ｂの下部に、後方に向けほぼ水平に突出する
水平軸３を固着し、この水平軸３を、フレーム１の下側
に前後方向に固着した軸受４に軸支している。
従って、走行車輪２は、−従来と同様、垂直軸２ａを中
心に水平方向に回動自在であると共に、水平軸３を中心
に左右に回動可能で、キャンバ角が変更可能となってい
る。
心に水平方向に回動自在であると共に、水平軸３を中心
に左右に回動可能で、キャンバ角が変更可能となってい
る。
また、支持軸受２ｂ、２ｂの上部前側は、リンク体５に
より連結され、両走行車輪２，２のキャンバ角を同時に
変更するようにしており、一方の支持軸受２ｂの水平軸
３取付位置には、作動フーム６の基端部が固着され、そ
の先端側をフレーム１の側方に突出させている。
より連結され、両走行車輪２，２のキャンバ角を同時に
変更するようにしており、一方の支持軸受２ｂの水平軸
３取付位置には、作動フーム６の基端部が固着され、そ
の先端側をフレーム１の側方に突出させている。
一方、フレーム１の側部上には、前後方向に複数のブラ
ケット７が所定間隔に配置され、これらブラケット７に
操作ロット８が挿通支承され、この操作ロッド８の後端
に、ロータリカッタの操縦位置で操作可能の操作バンド
ル９が固着され、操作ロッド８の先端には操作アーム１
０の基端部が固着され、操作アーム１０の先端と前記操
作アーム６の先端とをリンク杆１１で連結している。
ケット７が所定間隔に配置され、これらブラケット７に
操作ロット８が挿通支承され、この操作ロッド８の後端
に、ロータリカッタの操縦位置で操作可能の操作バンド
ル９が固着され、操作ロッド８の先端には操作アーム１
０の基端部が固着され、操作アーム１０の先端と前記操
作アーム６の先端とをリンク杆１１で連結している。
そして、操作バンドル９を左右に回動操作することによ
って、走行車輪２のキャンバ角を調節するようにしてい
る。
って、走行車輪２のキャンバ角を調節するようにしてい
る。
なお、図示しないが、操作バンドル９には、ロック機構
を設けて、走行車輪２のキャンバ角を調節した位置でロ
ックするようにしてもよいものである。
を設けて、走行車輪２のキャンバ角を調節した位置でロ
ックするようにしてもよいものである。
このような構成において、ロータリカッタで果樹園の下
車を刈払うとき、走行面Ａがほぼ水平のときは、第２図
に示すように、走行車輪２，２（垂直軸２ａ）は走行面
Ａとほぼ直角に接して走行しそのキャンバ角はほぼ０°
で、通常の走行、作業を行う。
車を刈払うとき、走行面Ａがほぼ水平のときは、第２図
に示すように、走行車輪２，２（垂直軸２ａ）は走行面
Ａとほぼ直角に接して走行しそのキャンバ角はほぼ０°
で、通常の走行、作業を行う。
走行面Ａが、第３図に示すようにａ０傾斜していると、
操縦者は、操作バンドル９を操作して走行車輪２，２の
キャンバ角ａ０だけ変更させ、走行車輪２，２をほぼ鉛
直に保持させる。
操縦者は、操作バンドル９を操作して走行車輪２，２の
キャンバ角ａ０だけ変更させ、走行車輪２，２をほぼ鉛
直に保持させる。
そうするとフレーム１は、リンク体５とほぼ平行に支持
されフレーム１に装着される図示しない各装置は、重心
の作用方向がほとんど移動することなく走行車輪２に支
持され、従って、走行車輪２には、従来のような傾斜下
方に片寄った負荷がかからないから、安定した直進走行
性が得られ、操向操作は平担地の走行面とほとんど変ら
ず平易に行なえる。
されフレーム１に装着される図示しない各装置は、重心
の作用方向がほとんど移動することなく走行車輪２に支
持され、従って、走行車輪２には、従来のような傾斜下
方に片寄った負荷がかからないから、安定した直進走行
性が得られ、操向操作は平担地の走行面とほとんど変ら
ず平易に行なえる。
なお、前記実施例においては、走行車輪２を左右一対の
ものにしたがこれを１個のものにしてもよいものである
。
ものにしたがこれを１個のものにしてもよいものである
。
以上説明したように本考案の傾斜地用作業車の走行装置
によれば、作業車の前部に設けた自在型走行車輪のキャ
ンバ角を変更可能とし、この車輪のキャンバ角を変更調
節する操作機構を車体後部の操縦部に設けたので、作業
車が傾斜地の等高線に沿って走行するような場合に、簡
単な操作で走行車輪を鉛直方向に制御させて作業車の重
心の作用方向の移動を少くし、安定した走行性が得られ
、また、簡単な構成なので生産コストを安く、操作性も
良好である。
によれば、作業車の前部に設けた自在型走行車輪のキャ
ンバ角を変更可能とし、この車輪のキャンバ角を変更調
節する操作機構を車体後部の操縦部に設けたので、作業
車が傾斜地の等高線に沿って走行するような場合に、簡
単な操作で走行車輪を鉛直方向に制御させて作業車の重
心の作用方向の移動を少くし、安定した走行性が得られ
、また、簡単な構成なので生産コストを安く、操作性も
良好である。
第１図は本考案を適用した歩行型ロータリカッタの部分
斜視図、第２図および第３図はその使用態様を示す正面
図である。 １・・・・・・フレーム、２・・・・・・走行車輪、３
・・・・・・水平軸、４・・・・・・軸受、５・・・・
・・リンク体、９・・・・・・操作バンドル。
斜視図、第２図および第３図はその使用態様を示す正面
図である。 １・・・・・・フレーム、２・・・・・・走行車輪、３
・・・・・・水平軸、４・・・・・・軸受、５・・・・
・・リンク体、９・・・・・・操作バンドル。
Claims (1)
- 作業車の進行方向前部に自在形の車輪を設けたものにお
いて、前記自在形車輪は、その垂直軸を水平方向に回動
可能に支持軸受で支持し、この支持軸受から後方に水平
軸を突出させ、該水平軸を作業車に設けた軸受に左右回
動可能に軸支してキャンバ角を変更できるようにすると
共に、このキャンバ角を変更調節する操作機構を作業車
後部の操縦部に延設したことを特徴とする傾斜地用作業
車の走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16066279U JPS6020528Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 傾斜地用作業車の走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16066279U JPS6020528Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 傾斜地用作業車の走行装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5677486U JPS5677486U (ja) | 1981-06-24 |
| JPS6020528Y2 true JPS6020528Y2 (ja) | 1985-06-19 |
Family
ID=29671787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16066279U Expired JPS6020528Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 傾斜地用作業車の走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020528Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7005828B2 (ja) * | 2017-04-07 | 2022-01-24 | 学校法人 芝浦工業大学 | 自走式作業装置 |
-
1979
- 1979-11-20 JP JP16066279U patent/JPS6020528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5677486U (ja) | 1981-06-24 |
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