JPS60204344A

JPS60204344A - 液体噴射記録装置

Info

Publication number: JPS60204344A
Application number: JP6059384A
Authority: JP
Inventors: Sakiko Ishidou; 石堂　佐貴子; Junji Shimoda; 下田　準二; Toshiaki Hirozawa; 稔明広沢
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1984-03-30
Filing date: 1984-03-30
Publication date: 1985-10-15
Anticipated expiration: 2009-08-24
Also published as: JPH0665491B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は液体噴射記録装置に係シ、特に記録ヘッドを正
確な位置に容易に装着できる液体噴射記録装置に関する
。

〔従来技術〕

従来、液体噴射（インクジェット）記録ヘッドを用いる
記録装置において、記録に必要な記録液は、記録ヘッド
とは別の場所に設けられた記録液貯蔵部（インクタンク
）よシ可とう性パイプの如き供給管によって供給され、
また記録ヘッドの電気熱変換体を駆動する為の電気信号
は、記録ヘッドとは別の場所に設けられた駆動回路部分
よシフレキシプルな配線ケーブルを接続して供給される
ようになっていた。

このような記録装置においては、記録ヘッドはキャリッ
ジ部分に固定され、記録液供給管は記録ヘッドに設けら
れた供給管接続部材に圧入、ねじ込み、接着などの手段
で固定的に接続されていた。

また−電気信号を記録ヘッドに導く為のフレキシブルケ
ーブルは、記録ヘッドに設けられた配線ノ＋ッド部トフ
レキシブルケーブルの接続ノクツド部ヲ圧着するか、又
はワイヤーポンディング、半田付け、熱圧着接合などの
方法で相互に接合した後、記録ヘッドに固定されていた
。

以上に述べたように、従来の記録装置においては、記録
ヘッドはキャリッジに固定されるとともに、記録液供給
管及び電気信号ケーブルが固定的に記録ヘッドに接続さ
れていて、使用者が記録ヘッドを記録装置より取シはず
すことは容易でなかった。

従って、記録ヘッドが使用中に故障した場合には、使用
者がその場で記録ヘッドを取シはずして他の記録ヘッド
と交換することができない、という問題を有していた。

また、前述した問題が生じない為には、記録ヘッドは非
常に長期間にわたって高い信頼性を有している必要があ
るが、そのような記録ヘッドを提供することが難しいと
同時に、ヘッド製造の歩留の低下や構成の複雑化、材料
選定の厳しさなどの為に、記録ヘッドの価格が高価にな
るという欠点を有していた。

又、上記欠点を解決する為、記録ヘッドとインクタンク
を一体化したタイプのインクジェット記録ヘッドが提案
されている。このタイプのインクジェット記録ヘッドで
は、記録ヘッドが故障した際には、交換が容易であり、
しかも交換の際インク供給管を記録ヘッドから取シはず
す事も不要であるので、インクによシ手を染す事も々い
。又記録装置の設計面からは、インク供給管やインクタ
ンクがヘッドと一体になった為、キャリッジの走査に制
約がなくなシ、自由な設計が行なえる。

しかしながら、このように改良された記録ヘッドにおい
ても、記録ヘッドの交換が容易となる反面、記録ヘッド
装着後のインク吐出方向が正確に決められず、必ずしも
良好な記録結果が得られるとは限らなかった。

〔発明の目的〕

本発明は上記従来の欠点に鑑み成されたものであシ、そ
の目的は簡単な構成で記録ヘッドを正確表位置に装着で
き、かつ容易に取シはずしが可能な液体噴射記録装置を
提供することにある。

〔発明の要旨〕

上記目的を達成するだめに、本発明による液体噴射記録
装置は支持手段が、液体噴射手段を液体噴射方向にのみ
移動可能とするガイド手段と、前記液体噴射手段を液体
噴射方向の一方の向きに付勢する付勢手段と、該付勢手
段によって付勢された前記液体噴射手段を定位置に止め
る係止手段とから成ることを特徴とする。

ここで、上記液体噴射手段はインクジェット記録ヘッド
であシ、たとえば圧電素子を利用したもの、又は発熱体
の熱エネルギーを利用したもの等である。さらに、噴射
する液体（インク）を貯溜するタンクが一体化されてい
るのが望ましい。

上記支持手段は記録ヘッドを支持するものであシ、たと
えばキャリッジである。

上記ガイド手段は、記録ヘッドの装着時に記録ヘッドを
インク吐出方向に定位させるものであればよく、たとえ
ば記録ヘッドを挿入できる筒、又は記録ヘッドに設けら
れた凸部に係合する凹部であってもよい。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。

（５）第１図は本発明による液体噴射記録装置の第１実施例に
おける記録ヘッド１の断面図である。

同図において、インクタンクを兼ねたケース２にはノズ
ル３が固定され、ノズル３の周囲に円筒形の圧電素子４
が設けられている。圧電素子４に電流を供給するための
電極５は、ケース２の底面に露出している。

ケース２内のインク６はノズル３によってオリフィス７
側へ供給され、圧電素子４が通電されることでオリフィ
ス７から液滴となって吐出する。

なお、ケース２の上面に設けられたフィルタ８はインク
タンク内の圧力を常に一定に保つための通気手段でもあ
る。

このように、記録ヘッド１はオリフィス７の部分が突出
しているだけの直方体形状を有している。

第２図は本実施例におけるキャリッジの一部断面図であ
る。同図において、移動部９上には支持部材１０が固定
され、軸１１０両端を回動自在に支持している。軸１１
には開閉ケース１２が固定されているとともに、両端に
図示されていないパ（６）ネが設けられ、開閉ケース１２を矢印１３方向へ付勢し
ている。

開閉ケース１２内には、抑圧板１４が摺動自在に設けら
れ、バネ１５によって一定の位置に停止している。

また、開閉ケース１２には、開閉ケース１２を閉状態と
するための固定カギ１６が設けられ、上面には通気用の
開口部１７が設けられている。

このような開閉ケース１２内へ、記録ヘッド１を矢印１
８方向へオリフィス７を上方へ向けて挿入する。

移動部９のオリフィス側には、押えグレート１９が固定
され、押えプレート１９にはオリフィス７を貫通させる
ための開口部２０が設けられている。また、記録ヘッド
１の電極５と接触する位置に電流供給側の電極２１が露
出して設けられている。カギ穴２２は固定カギ１６を止
めて、開閉ケース１２を閉じた状態に保つ。

第２図に示される、開閉ケース１２が開いた状態で記録
ヘッド１を開閉ケース１２内へ挿入し、バネ１５に抗し
てさらに押し込む。そして開閉ケース１２を閉じ、オリ
フィス７を開口部２０に通す。このように記録ヘッド１
の装着が極めて容易である。

第３図は、このようにして記録ヘッド１をキャリッジに
セットした状態を示すキャリッジの断面図である。

第３図において、記録ヘッド１は押圧板１４によってオ
リフィス７側へ押圧され、押えプレート１９に密着して
確実に固定される。その際、電極５および２１も密着し
て電気的に接続される。

第４図は本発明の第２実施例における記録ヘッドを示し
、第４図（、）はその断面図、第４図（ｂ）はその立面
図である。

本実施例では、圧電素子４に接続された電極２３を記録
ヘッド１のオリフィス面に設け、さらにケース２の底面
にレール状の凸部２４を設けている。

第５図は本実施例におけるキャリッジの斜視図である。

同図において、移動部９上には先端側が広くなっている
凸部２４の形状に対応した溝２５が設けられ、溝２５を
遮るように押えプレート２６が設けられている。

押えプレート２６には、電極２３と接触する位置に電流
供給側の電極２７と、オリフィス７が貫通するように開
口部２８とが設けられている。

また移動部９に軸２９が固定され、軸２９にストンｚ？
３９が回転自在に取シ付けられている。ストツノぐ３０
は、軸２９に設けられ図示されていないバネによって上
方向へ付勢されている・このように構成されたキャリッ
ジにおいて、ストツノＪ？３Ｑを下げ、記録ヘッド１の
凸部２４をオリフィス７側から溝２５と係合させ、押し
込んで行゛＜。ソシて、オリフィス面が押えプレート２
６に画点すると、ストッパ３０を上げて記録ヘッド１の
後面を押圧する。

凸部２４と溝２５の形状およびストッパ３０の押圧力に
よって、記録ヘッド１は全方向に対して確実に固定され
るとともに、電極２３および２７（９）が密着して電気的接続も確実となる。

このように、第１実施例では、開閉ケース１２に挿入す
ることによって記録ヘッド１が定位さ九押圧板１４によ
って押されるととて確実に固定され、また電気的に接続
される。第２実施例では、凸部２４を溝２５に挿入する
ことで記録ヘッド１が定位され、ストッパ３０によって
固定されるとともに電気的に接続される。

したがって、両実施例ともに、記録ヘッド１をガイド手
段に従って挿入するという極めて簡単な操作だけで、記
録ヘッド１を正しいインク吐出方向に向けることができ
、しかも電気的接続も確実となる。

なお、第１実施例において、電極５の取シ付は位置をケ
ース２の底面としたが、むろん第２実施例に示されるよ
うに前面に設けてもよい。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明による液体噴射記録
装置は記録ヘッド装着時に特別な調整をすることなくイ
ンク吐出方向の正確な位置決めを（１０）行うととができる。したがって、記録ヘッドの交換によ
るインク吐出方向の変動がなく、良好な記録結果を得る
ことができる。

また、付勢手段によって記録ヘッドが確実に固定される
とともに、電気的な接続も確実にすることができ、しか
も記録ヘッドを支持手段にすべり込ませて押圧するため
に、記録ヘッドの着脱が極めて容易となシ、着脱時のト
ラブルが激減する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による液体噴射記録装置の第１実施例に
おける記録ヘッドの断面図、第２図は本実施例におけるキャリッジの一部断面図、第３図は第２図におけるキャリ゛ツジに記録ヘッドを装
着した時のキャリ、ジと記録ヘッドの断面図１第４図（＝）は本発明の第２実施例における記録ヘッド
の断面図、第４図（ｂ）はその立面図１第５図は第２実施例におけるキャリッジの斜視図である
。１・・・記録ヘッド、２・・・ケース、３・・・ノズル
、５・・・電極、６・・・インク、７・・・オリフィス
、１２・・・開閉ケース、１４・・・抑圧板、１９．２
６・・・押えプレート、２１．２７・・・電極、２４・
・・凸部、２５・・・溝、３０・・・ストッパ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）液体噴射手段と、該液体噴射手段を着脱可能に支
持する支持手段とを有する液体噴射記録装置において、前記支持手段は、前記液体噴射手段を液体噴射方向にの
み移動可能とするガイド手段と、前記液体噴射手段を液
体噴射方向の一方の向きに付勢する付勢手段と、該付勢手段によって付勢された前記液体噴射手段を定位
置に止める係止手段と、から成ることを特徴とする液体
噴射記録装置。