JPS60204215A - Ｏｆケ−ブルの接続部 - Google Patents
Ｏｆケ−ブルの接続部Info
- Publication number
- JPS60204215A JPS60204215A JP59058848A JP5884884A JPS60204215A JP S60204215 A JPS60204215 A JP S60204215A JP 59058848 A JP59058848 A JP 59058848A JP 5884884 A JP5884884 A JP 5884884A JP S60204215 A JPS60204215 A JP S60204215A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- oil
- filter
- conductor
- connection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Gas Or Oil Filled Cable Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の技術分野）
本発明はＯＦケーブルの終端接続部、油止接続部又は給
油接続部等の油止構造をもった接続部に関するものであ
る。
油接続部等の油止構造をもった接続部に関するものであ
る。
（発明の背景）
在来のＯＦケーブルの各種接続箱では、特に金属粉対策
というものはとられていなかったが、近時、特に電界の
高いところに油通路を有する油止構造をもった接続部に
ふ・いては、ケーブル導体側から侵入するおそれのある
金属粉に対してなんらかの対策が必要であることが指摘
されていた。即ち、ケーブルの、製造時や布設時の曲げ
によりケーブルの導体素線同志がこすり合い、又布設後
にケーブルの熱収縮により導体素線同志がこすり合って
金属粉が発生するが、このような導体から発生した金属
粉が長期間の間に接続部の油通路に溜まり、その部分に
電界の集中がおこって部分放電を生じ絶縁油が分解して
劣化するおそれがある。さらに上記の絶縁油の分解が進
み、発生したガスが飽和溶解量を超えた場合には気泡と
なって耐電圧上の弱電となって絶縁破かいにつながるこ
とがあり、過去には油通路に銅粉が溜まり、これが原因
で絶縁破かい事故を生じたという報告例もある。
というものはとられていなかったが、近時、特に電界の
高いところに油通路を有する油止構造をもった接続部に
ふ・いては、ケーブル導体側から侵入するおそれのある
金属粉に対してなんらかの対策が必要であることが指摘
されていた。即ち、ケーブルの、製造時や布設時の曲げ
によりケーブルの導体素線同志がこすり合い、又布設後
にケーブルの熱収縮により導体素線同志がこすり合って
金属粉が発生するが、このような導体から発生した金属
粉が長期間の間に接続部の油通路に溜まり、その部分に
電界の集中がおこって部分放電を生じ絶縁油が分解して
劣化するおそれがある。さらに上記の絶縁油の分解が進
み、発生したガスが飽和溶解量を超えた場合には気泡と
なって耐電圧上の弱電となって絶縁破かいにつながるこ
とがあり、過去には油通路に銅粉が溜まり、これが原因
で絶縁破かい事故を生じたという報告例もある。
（発明の開示）
本発明は上述のような導体側から侵入するおそれのある
金属粉に対する対策を施したＯＦケーブルの接続部を提
供するもので、導体引出棒の油通孔の外側に円筒状のフ
ィルタを設けたことを特徴とするものである。
金属粉に対する対策を施したＯＦケーブルの接続部を提
供するもので、導体引出棒の油通孔の外側に円筒状のフ
ィルタを設けたことを特徴とするものである。
以下図面について本発明の詳細な説明する。図面はいず
れも本発明に係る接続部の部分的縦断面図で、第１図は
コンデンサコーンを用いた油止接続部、第２図はコンデ
ンサコーンを用いた終端接続部の実施例である。
れも本発明に係る接続部の部分的縦断面図で、第１図は
コンデンサコーンを用いた油止接続部、第２図はコンデ
ンサコーンを用いた終端接続部の実施例である。
第１図において、（＋）は中心に油通路（１ａ）を有す
るケーブル導体、（２）は油浸紙絶縁層、（３）はケー
ブルのしゃへい層、（４）は波付アルミニウム、鉛被等
のケーブルシース、（５）は油通孔（５ａ）を有する導
体引出棒でケーブル導体（１）と圧縮接続されており、
上記油通孔（５ａ）はケーブル導体（＋）の油通路（ｌ
ａ）に連通している。（６）は導体接続部の電界緩和の
ために設けられたコンデンサコーン、（７）は油止用の
套管、（８）は接続箱本体ケースでその端部は端鋼管（
９）を介してケーブルシース（４）に鉛工等により接続
されている。００）は接続部の油浸紙絶縁層、（ＩＩ）
はコンデンサコーン（６）の先端部０近の電界緩和のた
めのしやへいリング、０２）は円１１コ状のフィルタで
ある。
るケーブル導体、（２）は油浸紙絶縁層、（３）はケー
ブルのしゃへい層、（４）は波付アルミニウム、鉛被等
のケーブルシース、（５）は油通孔（５ａ）を有する導
体引出棒でケーブル導体（１）と圧縮接続されており、
上記油通孔（５ａ）はケーブル導体（＋）の油通路（ｌ
ａ）に連通している。（６）は導体接続部の電界緩和の
ために設けられたコンデンサコーン、（７）は油止用の
套管、（８）は接続箱本体ケースでその端部は端鋼管（
９）を介してケーブルシース（４）に鉛工等により接続
されている。００）は接続部の油浸紙絶縁層、（ＩＩ）
はコンデンサコーン（６）の先端部０近の電界緩和のた
めのしやへいリング、０２）は円１１コ状のフィルタで
ある。
上記円筒状のフィルタ０２）は多孔性焼結合金等によっ
て構成されており、導体引出棒（５）の油通孔（５ａ）
の外側でコンデンサコーン（６）の端部０近と導体引出
棒（５）によって形成される電界のかからない空間０３
）に設けられており、バッキングを介してビス等により
導体引出棒（５）に固定されている。しかしてケーブル
の絶縁油はケーブル導体（１）の油通路（１ａ）から油
通孔（５ａ）を通り、上記空間０３）を経て図の矢印の
方向に流れるが、上記絶縁油中に流出したケーブル導体
により生じた金属粉は前述のフィルタ０２）により捕捉
されて高電界を有する油通路への流出を防止する。なお
、上記フィルタ（＋２）を多層構造とし、導体側に目の
荒いものを用い、外側にいくに従って順次日の細かいも
のを使用すれば、金属粉の流出防止効果は一層増大する
。
て構成されており、導体引出棒（５）の油通孔（５ａ）
の外側でコンデンサコーン（６）の端部０近と導体引出
棒（５）によって形成される電界のかからない空間０３
）に設けられており、バッキングを介してビス等により
導体引出棒（５）に固定されている。しかしてケーブル
の絶縁油はケーブル導体（１）の油通路（１ａ）から油
通孔（５ａ）を通り、上記空間０３）を経て図の矢印の
方向に流れるが、上記絶縁油中に流出したケーブル導体
により生じた金属粉は前述のフィルタ０２）により捕捉
されて高電界を有する油通路への流出を防止する。なお
、上記フィルタ（＋２）を多層構造とし、導体側に目の
荒いものを用い、外側にいくに従って順次日の細かいも
のを使用すれば、金属粉の流出防止効果は一層増大する
。
第２図はコンデンサコーンを用いた終端接続部の実施例
で、第１図と同一記号は同一部分をあられしている。こ
の場合においても円筒状フィルり（１２）の設置部の構
造は第１図の場合と殆んど変るところがなく、説明を省
略するが、上記フィルり０２）の設置によりケーブル導
体により生じた金属粉がフィルタ（１２）により捕捉さ
れて高電界を有する油通路への１５ｆｔ出が防止される
のは第１図の実施例と同様である。なお図面において（
＋４）は外部套管てその内部には絶縁油又はＳＦ６等の
絶縁ガスが充填されている。
で、第１図と同一記号は同一部分をあられしている。こ
の場合においても円筒状フィルり（１２）の設置部の構
造は第１図の場合と殆んど変るところがなく、説明を省
略するが、上記フィルり０２）の設置によりケーブル導
体により生じた金属粉がフィルタ（１２）により捕捉さ
れて高電界を有する油通路への１５ｆｔ出が防止される
のは第１図の実施例と同様である。なお図面において（
＋４）は外部套管てその内部には絶縁油又はＳＦ６等の
絶縁ガスが充填されている。
（発明の効果）
上記本発明の接続部によるときは次の利点を有するもの
である。
である。
（］）導体引出棒の油通孔の外側に設りたフィルタによ
り、ケーブル導体側から侵入するおそれのある金属粉等
の異物を捕捉するので、油通路に異物が溜ることがなく
、耐電圧性能の低下を予防できる。
り、ケーブル導体側から侵入するおそれのある金属粉等
の異物を捕捉するので、油通路に異物が溜ることがなく
、耐電圧性能の低下を予防できる。
（２）油通路での耐電圧性能が低下するふ・それがない
ので、油通路部分の電気的ストレスを比較的高くとるこ
とができ、接読部の寸法を縮小することができる。
ので、油通路部分の電気的ストレスを比較的高くとるこ
とができ、接読部の寸法を縮小することができる。
（３）フィルタをコンデンサコーンと導体引出棒とで形
成する空間に設けるので、り：続部の設計において、外
形寸法を変更する必要がない。
成する空間に設けるので、り：続部の設計において、外
形寸法を変更する必要がない。
図面はいずれも本発明に係るＯＦケーブルの接続部の部
分的縦断面図で、第１図は油止接続部、第２図は終端接
続部である。 １・油通路（Ｉａ）を有するケーブル導体、５・油通孔
（５ａ）を有する導体引出棒、６ コンデンサコーン、
７・・油止用套管、Ｉ２・・円筒状フィルタ。
分的縦断面図で、第１図は油止接続部、第２図は終端接
続部である。 １・油通路（Ｉａ）を有するケーブル導体、５・油通孔
（５ａ）を有する導体引出棒、６ コンデンサコーン、
７・・油止用套管、Ｉ２・・円筒状フィルタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 （１）ＯＦケーブルの終端接続部、油止接続部又は給油
接続部等の接続部において、導体引出棒の油通孔の外側
に円筒状のフィルタを設けたことを特徴とするＯＦケー
ブルの接続部。 （２）コンデンサコーンと導体引出棒で形成される電界
のかからない空間にフィルタを設けたことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載のＯＦケーブルの接続部。 （８）フィルタを多孔質金属で構成したことを特徴とす
る特許請求の範囲第１項又は第２項記載のＯＦケーブル
の接続部。 （４）フィルタを多層構造とし、導体側に目の荒いもの
を用い外側に向って順次口の細かいものを使用したこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項、第２項°又は第３
項記載のＯＦケーブルの接続部。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59058848A JPS60204215A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | Ｏｆケ−ブルの接続部 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59058848A JPS60204215A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | Ｏｆケ−ブルの接続部 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60204215A true JPS60204215A (ja) | 1985-10-15 |
Family
ID=13096092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59058848A Pending JPS60204215A (ja) | 1984-03-26 | 1984-03-26 | Ｏｆケ−ブルの接続部 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60204215A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136844U (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-21 | 日新電機株式会社 | 圧縮空気操作形開閉装置 |
| WO2018182121A1 (ko) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 엘에스전선 주식회사 | 직류 전력케이블 중간접속 시스템 |
| KR20180111457A (ko) * | 2017-11-07 | 2018-10-11 | 엘에스전선 주식회사 | 직류 전력케이블 중간접속 시스템 |
| KR20180111458A (ko) * | 2017-11-07 | 2018-10-11 | 엘에스전선 주식회사 | 직류 전력케이블 중간접속 시스템 |
| KR20180130161A (ko) * | 2017-05-29 | 2018-12-07 | 엘에스전선 주식회사 | 초고압 직류 전력케이블용 중간접속함 및 이를 포함하는 초고압 직류 전력케이블 접속시스템 |
| KR20180131053A (ko) * | 2017-05-31 | 2018-12-10 | 엘에스전선 주식회사 | 초고압 직류 전력케이블용 종단접속함 |
-
1984
- 1984-03-26 JP JP59058848A patent/JPS60204215A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04136844U (ja) * | 1991-06-14 | 1992-12-21 | 日新電機株式会社 | 圧縮空気操作形開閉装置 |
| WO2018182121A1 (ko) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | 엘에스전선 주식회사 | 직류 전력케이블 중간접속 시스템 |
| KR20180130161A (ko) * | 2017-05-29 | 2018-12-07 | 엘에스전선 주식회사 | 초고압 직류 전력케이블용 중간접속함 및 이를 포함하는 초고압 직류 전력케이블 접속시스템 |
| KR20180131053A (ko) * | 2017-05-31 | 2018-12-10 | 엘에스전선 주식회사 | 초고압 직류 전력케이블용 종단접속함 |
| KR20180111457A (ko) * | 2017-11-07 | 2018-10-11 | 엘에스전선 주식회사 | 직류 전력케이블 중간접속 시스템 |
| KR20180111458A (ko) * | 2017-11-07 | 2018-10-11 | 엘에스전선 주식회사 | 직류 전력케이블 중간접속 시스템 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7939752B2 (en) | Elongated member and use thereof | |
| US20100018753A1 (en) | High voltage device, high voltage bushing and method of assembling said device | |
| JPS63126121A (ja) | 避雷装置の保持システム | |
| JP2771505B2 (ja) | 直流ブッシング | |
| JPS60204215A (ja) | Ｏｆケ−ブルの接続部 | |
| EP2117016A1 (en) | Draw rod mounting arrangement for a high voltage bushing, high voltage bushing comprising such arrangement and high voltage device comprising bushing with such arrangement | |
| CN101136269B (zh) | 高压套管 | |
| US4881147A (en) | Protection of sensitive electrical installations against the effects of lightning, and devices proposed for such arrangement | |
| CN116525292B (zh) | 一种用于高压滤波器的高压穿芯电容组件以及高压滤波器 | |
| DE69603549T2 (de) | Gekapselte elektrische Geräte, geschützt gegen Überspannungen | |
| EP2403087A1 (de) | Anordnung zum Verbinden von zwei papierisolierten Hochspannungskabeln | |
| US2401996A (en) | Cable terminal | |
| JPS6259450B2 (ja) | ||
| EP0734032B1 (de) | Leistungskondensator | |
| JPS61136210A (ja) | ガス絶縁変圧器 | |
| JPS61107709A (ja) | 変圧器 | |
| SU1100643A1 (ru) | Проходной изол тор дл взрывозащищенного электрооборудовани | |
| US1824850A (en) | Cable connecter | |
| JPS5943700Y2 (ja) | ダクト内のリ−ド接続構造 | |
| JPS5936109Y2 (ja) | 電力ケ−ブルの気中終端接続部 | |
| JPS63209112A (ja) | 多重円筒巻線 | |
| JPH11122799A (ja) | 電力ケーブルの終端接続部 | |
| DE3437569A1 (de) | Kabelgarnitur mit messelektrode | |
| JPS58112413A (ja) | Ｏｆケ−ブルの終端接続部 | |
| JPS62123909A (ja) | 管路気中母線のガス充気方法 |