JPS6020304A - 磁気ヘツド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は磁気ヘラｌ’　＋こ係り、さらＧこ詳しくはコ
アホルダ内にコア組立体とコアブロックとを嵌合させる
構造の磁気ヘッドに関するものである。

従来技術 従来のこの種の磁気ヘッドを第１図〜第４図に示す。

すなわち、図において符号ｌで示すものはコアホルダで
一方が開いた中空の筐体として形成され、深い四部１ａ
と浅い四部１ｂとを有する。

深い四部１ａ内にはコア組立体２が嵌合される。

コア組立体２は左右のコア半体２ａを有し、巻線３を備
えている。

一方、浅い四部１ｂ中にはマスクブロック４が嵌合され
る。

コア組立体２とマスクブロック４とがそれぞれの四部１
ａ、Ｉｂ中に嵌合された後、マスクブロック４のコア組
立体２とは反対側の端縁とコアホルタｌの内側縁との間
には山形に形成された板ばね５が圧入される。

以上のような構造を有する従来の磁気ヘッドにおいては
板ばね５を用いてマスクブロック４とコア組立体２とを
密着させて保持するが、この板ばね５の取付けはコア組
立体２およびマスクブロック４をコアホルダＩに組込ん
だ後取伺けられる。

ところが、この板ばね５を取付ける際にはコアホルダＩ
とマスクブロック４との間にこＣＭれるため、マスクブ
ロック４に対して大きな外力が作用し、マスクブロック
が欠けたり、クラックが入ったりするなどの事故が生じ
、板ばねを最後に組込むため作業性が極めて悪いという
欠点があった。

また、板ばね５はコア組立体２の厚み寸法Ｊと、コア組
立体２およびマスクブロック４との間のすき間ｄを小さ
くする役目を持つが、板ばね５が単なる山形状の構造で
あると第３図および第４図に示すような不都合が生じる
。

すなわち、板ばね５はマスクブロック４とコア組立体２
に対して図中水平方向へのカを加えるだけで図中上から
押さえる力は作用しない。

従って第３図に示すようにマスクブロック４の板ばね５
側が浮き上がってしまったり、あるいは反対にマスクブ
ロック４のコア組立体２側が浮き上がってしまう不都合
が生じ、前述した１寸法および６寸法が目的通りに得ら
れないという欠点があった。

１０勺 本発明は以上のような従来の欠点を除去するためになさ
れたもので、板ばねなどの余分な部品を必要とせず、コ
ア組立体およびマスクブロックを精度良く保持すること
ができるように構成した磁気ヘッドを提供することを目
的としている。

実施例 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第１実施例 第５図〜第８図は本発明の一実施例を説明するもので、
各図中第１図〜第４図と同一部分あるいは相当する部分
には同一符号を付しその説明を省略する。

本実施例にあっては第５図に示すようにコアホルダ１の
浅い凹部１ｂの端縁、すなわちコア組立体２が嵌合され
る深い四部１ａとは反対側の端縁に突片６が突設されて
いる。

突片６はコアホルダ１と一体でかつ十分な弾性が必要で
あるためコアホルダ１の材質としてはナイロン、ポリア
セタール、ＡＢＳ樹脂等が好ましい。

また、突片６は必らずしも１個ではなく複数個設けても
良い。

以上のような構造のもとにコア組立体２およびマスクブ
ロック４を組込むには、まず第７図に示すようにコア組
立体２を先に深い四部１ａ中に嵌合させ、しかる後にマ
スクブロック４を突片６とコア組立体２との間に嵌合さ
せる。

すると、突片６は十分な弾性があるため弾性変形しつつ
マスクブロック４を受け入れ、マスクブロック４が完全
に嵌合された状態では第８図に示すように突片６が板ば
ねの役目を果たし、マスクブロック４を介してコア組立
体２をコアホル／−１の取付基準面Ａへ確実に押付ける
ことができ、前述した１寸法および−６寸法を精度良く
決めることができる。

第２実施例 第９図〜第１２図は本発明の他の実施例を説明するもの
で本実施例をこおいては突片６の先端でかつマスクブロ
ック４側の側面には突起６ａが円弧状の側面を持って突
設されている。この突起６ａの下端縁と浅い四部１ｂの
底面１ｃとの間の間隔はマスクブロック４の厚みとほぼ
等しい。

従って、第１１図および第１２図に示すようにマスクブ
ロック４を圧入する時、突起６ａを介して突片６は外側
に向かって弾性変形するか、マスクブロック４が完全に
圧入された状態では、マスクブロック４は突起６ａの下
端部で下方に押圧された状！となりマスクブロック４の
離脱を防止するとともに、コア組立体２を取伺基準面Ａ
に対して確実に押圧し、１寸法、６寸法を高精度に保つ
ことができる。

効果 以」二の説明から明らかなように本発明によれば、コア
ホルダ側に板ばねの役割を果たす突片を一体的に突設し
た構造を採用しているため、従来のように別部品として
板ばねを用いる必要がなく、部品点数を減少させ組立作
業を簡略化し、マスクブロックを破損すること力、；な
く大幅なコストダウンを実現できる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は従来構造を説明するもので第１図は分
解斜視図、第２図は組立状態の斜視図、第３図及び第４
図は従来の欠点を示す説明図、第５図〜第８図は本発明
の一実施例を説明するもので第５図は分解斜視図、第６
図は組立状態の斜視図、第７図及び第８図は組立寸法を
示す説明図、第９図〜第１２図は本発明の他の実施例を
説明するもので第９図はコアホルダの斜視図、第１０図
は組立状態の斜視図、第１１図及び第１２図は、組立て
方法を示す説明図である。 １・・・コアホルダ　２・・・コア組立体４・・・マス
クブロック　６°−’ｓ片６ａ・・・突起 特許出願人　キャノン電子株式会社　、＋　−’Ｔｆ（
、：：７゜代理人弁理士加藤　卓“ −２３− 第１１図 第１２１

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）コア組立体とマスクブロックとをコアホルダ内に
   嵌合させで成る磁気ヘッドにおいて、前記コアホルダと
   一体にマスクブロックを介してコア組立体を取付は基準
   面に対して押圧する突片を設けたことを特徴とする磁気
   ヘッド。
2. （２）突片の上端部で、かつマスクブロック側にはマス
   クブロックの端縁を保持する突起が形成されていること
   を特徴とする磁気ヘット。