JPS60202087A - 単索式無線グラブバケツト及びグラブバケツトのバケツト開角度制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は小素式２線グラブバケットに係り、特にオイル
バンファを利用してバケットの開角度又は開速度を調節
することのできる小素式無線グラブバケットに係る。

従来、無線操縦による小素制御の小素式無線グラブバケ
ットは第１図に示すような構成をとっている。すなわち
、図示しないクレーンから吊下されている保持ヨーク１
にリングアーム２，２を介して２個のバケット３．３が
軸着してあり、該バケット３，３は支持体４をはさんで
２個が対向状に開閉自在に支持体４に軸着されている。

また前記支持体４の上方には支持体４と前記保持ヨーク
１との間を往復動できるようにガイド５を介して摺動体
６が付設してあり、前記摺動体６には図示しない滑車機
構及びロック機構が付設されている。

前記ロック機構は前記支持体４のロック機構と一対をな
すものであり、また滑車機構には索条７が回設されて該
索条７は保持ヨークｌの図示しない滑車機構に回係して
上方の図示しないクレーン及びＳ揚装置に達している。

また前記バケット３，３には保持ヨーク１とを結んでバ
ケット閉塞をするピストンシリンダ機構８．８が付設さ
れていて、バケット開口時にはそのシリンダ排油路は半
開となるよう構成しである。

上記構成において、第１図に示すバケット開きの状態で
ピストンシリンダ機構８．８をピストン収縮させてハケ
ソｌ−３，３を閉塞した場合、前記摺動体らは図面中仮
想線で示ず摺動体６′の位置に至り、バケット３，３を
閉塞した状態で前記支持体４をロック機構がロック保持
している。

しかして無線操作でロック機構を解除すると、支持体４
はバケット３，３の自重で自然降下し、バケット３，３
は口を開くよう構成されている。

ところでこのバケット３．３でホッパ等にハラ物を入れ
ようとする場合、粘着物、粗大物等が一度にホッパに入
るとホッパが閉塞する場合がある。

また、トランク等に少量ずつ吐出させようとするときに
も一度に広開してしまうために、それができない難があ
った。

本発明はそれら難点を解消し、バケットの開角度を調節
して小口吐出が可能であり、又はバケットの開速度を調
節して吐出速度を制御できるグラブバケットを提供する
ことを目的としているもので、その構成は、保持ヨーク
に付設したピストンシリンダ機構によってバケットの閉
塞をするグラブバケットにおいて、前記ピストンシリン
ダ機構のシリンダ油路に電磁弁及び可変絞り弁を介設す
ると共に、該電磁弁をピストン作動時に任意制御するこ
とによって伸長作動を二次的に制御可能状に構成し、バ
ケットの開角度又は開速度を制御するよう構成して成る
ことを特徴としている。

上記構成により成る本発明によれば、従来のバケットで
はロック機構が解除されればピストンシリンダの排油路
からオイルが半抵抗で排除され、バケットは一度に自重
で広開したが、本発明で番まピストンシリンダの油路に
電磁弁及び可変絞り弁を介設して弁の絞り度を任意制御
するようＧこしたので、該電磁弁を小さく絞っておけば
１秒当りの排油量は小さく、従って口・ツク機構が解除
されてもピストンシリンダ機構のオイルバッファによっ
てバケットは徐々に開口するし、一定角度の開口時に電
磁弁を閉塞或いは全開することによって、バケットの開
き角度を調節することができる効果がある。

以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第２図以下本発明に係り、第２図はグラブバケ・ノドの
正面図、第３図はグラブバケ・ノドの側面図、第４図は
ピストンシリンダの油圧回路図である。

グラブバケット９は前記したものと基本的構成は同しな
のでその詳細な説明は省略して符号の説明をする。１０
は保持ヨークで四本の索ｌｌ。

１１、、、によって吊具１２に吊下されており、吊具１
２は索１３によって図示しないクレーンに吊下されてい
る。１４はリングアームで保持ヨークｌＯに両側端部に
２本づつ軸着されている。１５はバケットで支持体１６
を中心にはさんで二個対向状に開閉自在になるよう支持
体１６に軸着されている。

しかしてバケット１５，１’５はその各底端部を軸１７
．ｉ７を介して前記リングアーム１４゜１４下端部に可
動状に装着吊下されている。１８はピストンシリンダ機
構であり、シリンダ部分を前記バケット１５の上壁面の
固定部１５ａに軸着し、ピストン部分を前記保持ヨーク
１０に軸着し、ピストン収縮作動でバケット１５．１５
の閉塞を°するよう構成している。１９は油圧制御機構
で、１９ａは収縮用加圧油路、１９ｂは伸長用加圧油路
、１９Ｃは収縮加圧室と伸長加圧室とを結ぶ排油路、１
．９　ｄは電磁弁である。２０は排油路に介設した可変
絞り弁である。２１は支持体１６に立設させたガイドで
、該ガイド２１．２１先端部―前記保持ヨーク１０のガ
イド孔２２．２２に遊嵌されている。２２はガイド２１
，２１に沿って上　″、下動する摺動体で、該摺動体２
２には＜車機構２３が付設され、索条２４が回設されて
いて索条２４の先端部は保持ヨーク１０から上方の図示
しないクレーン及び巻揚装置に達しており、索条２４の
巻揚げによって摺動体２２は上昇する。

２５は摺動体２２下部に付設したロック機構で前記支持
体１６に内設したロック機構２６と一対をなし、ロック
シリンダ２７の作動でロック及び解放され、該ロックシ
リンダ２７の油圧制御は無線制御による電磁弁による。

前記油路に介設した電磁弁１９ｄは、無線制御による電
磁作動で、前記保持ヨークｌＯ内に内装される。

上記構成により成る本発明によれば第２図に示すバケッ
ト開放の状態で被把持物上に吊下してピストンシリンダ
機構１８．１８の収縮加圧室に対する油圧付勢を加える
とピストン収縮作動によってバケット１５，１５は支持
体１６部分を上昇させて閉塞される。この段階で支持体
１６と摺動体２２のロック機構はロックされていて索条
２４の巻揚げによって摺動体２２も上昇する。バケット
１５．１５が完全に閉塞した段階で保持ヨーク１０がク
レーンの索１１．１１によってニガし、適宜位置に移動
させられる。把持物投下地点に至って、前記油路の電磁
弁１９ｄを必要に応じて無線制御で調節し、支持体１６
と摺動体２２とのロック機構を解除すれば電磁弁１９ｄ
の開閉に応じたバケットの開角度もしくは開速度を得る
ことができる効果がある。すなわち、シリンダのピスト
ン収縮加圧室に満たされたオイルは速やかに排出されず
に電磁弁の開閉に応じた緩慢排出となり、それだけバケ
ット１５．１５の自重による開口が緩慢となるし、また
、電磁弁の開閉を途中で作動させることによってバケッ
ト１５．１５の開角度を小さく制限して後、広開させる
こともできるので、トランク等への積載時に小口に落下
させられる特長があり、排油路を制御するだけで他の加
圧動力を要しない利点もある。また前記可変絞り弁２０
を併用することできめこまかな制御をすることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は他のグラブバケット正面図、第２図以下本発明
に係り、第２図はグラブバヶ７）正面図、第３図はバケ
ットの１個を外した状態のグラブバケット側面図、第４
図は油圧機構回路図。 ９０．６グラブバケノト １０、　、　、保持ヨーク　１１．、、索１２、、、吊
具　１４．、、リングアーム１５、　、　、バケット　
１６．、、支持体１８、、、ピストンシリンダ機構 １９、　、　、油圧制御機構 １’ｌａ＋１９ｂ、１９ｃ、、、油路 １９ｄ、、、電磁弁　２０．、、可変絞り弁２１、、、
ガイド　２２．、、摺動体 ２３、、、滑車機構　２４．、、、索条２５．２６　、
、、ロック機構 ２７、、、　ロックシリンダ 牙３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１保持ヨークに付設したピストンシリンダ機構によ
   ってバケットの開閉をするグラブバケットにおいて、゛
   前記ピストンシリンダ機構のシリンダ油路に電磁弁を介
   設すると共に該電磁弁をピストン作動時に任意遠隔制御
   することによってピストン伸長作動を制御可能状に構成
   し、バケットの開角度を制御するよう構成して成ること
   を特徴とする小素式無線グラブハケソト。 （２）　ヨークに何段したビスＩ・ンシリンダ機構によ
   ってバケットの開閉をするグラブバケットにおいて、ピ
   ストンシリンダ機構の油路に電磁弁及び可変絞り弁を介
   設すると共に該電磁弁又は可変絞り弁をピストン作動時
   に任意遠隔制御することによってピストン伸長作動を制
   御することによってバケットの開角度もしくは開速度を
   制御することを特徴とする小素式無線グラブバケットの
   バケット開角度制御方法。