JPS60201237A - 付着した水滴等の検出方法 - Google Patents

付着した水滴等の検出方法

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JPS60201237A
JPS60201237A JP5626984A JP5626984A JPS60201237A JP S60201237 A JPS60201237 A JP S60201237A JP 5626984 A JP5626984 A JP 5626984A JP 5626984 A JP5626984 A JP 5626984A JP S60201237 A JPS60201237 A JP S60201237A
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JP
Japan
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film
porous film
water
hydrophilic porous
detection
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Pending
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JP5626984A
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English (en)
Inventor
Soichiro Takenishi
壮一郎 竹西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisshinbo Holdings Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Boseki KK
Nisshin Spinning Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
    • G01N21/84Systems specially adapted for particular applications
    • G01N21/8483Investigating reagent band

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は付着した水滴等の検出方法に関するものであり
、さらに詳しくは結露、降雨、浅水、もしくは散水によ
り水滴が付着した場合に少量の水でも正確に水滴の付着
を検出できる水滴等の検出方法に関するものである。
従来、水滴の付着を検出するには次のような方法が存在
する。
[1]水晶振動子の周波数の変化を利用して検出する方
法 [2]鏡面仕上げを施した金属板の反射率の差を利用す
る検出方法 [3]微微小間を隔ててた電極間に水滴が付着して短絡
する事を利用する検出方法 [4〕電気抵抗を利用する検出方法 以上の各検出方法には次のような問題が存在する。
[1〕の検出方法について この方法はイオン性の汚染物質が微量でも付着すると、
水晶振動子の特性が著しく変化し、さらには発信回路お
よび周波数計等の特殊な電子計器が必要である。
そのうえ、水晶振動子は振動に大変弱い欠点も有する。
[2]の検出方法について 金属板が鏡面仕上げを施しであるので、この面に錆、も
しくは付着物等が存在すると、反射率の低下が大きくな
る。
[3]、[4]の検出方法について 微量のイオン性物質の付着によって特性が大きく変化す
る。
また、結露していない水蒸気の飽和状態と、単なる結露
状態との識別が大変困難である為、検出データの信頼性
が低い。
上記し、た従来の検出方法に共通する欠点は、そのほと
んどが、イオン性物質による汚染の影響を受け易すいの
で、測定場所に制限を受ける。
また、正確な検出データを得るには検出環境をベストに
保つ為に、定期的にもしくは適時、測定装置の保守を行
わねばならない。
その為、連続運転が困難である等の問題が残る。
本発明は以上の点に鑑み成されたもので、汚染物質によ
る悪影響を受けずに正確に水滴等の付着を検出でき、か
つ、検出方法が簡便で、そのうえ保守が簡単で長期間の
使用が可能な、付着した水滴等の検出方法を提供する事
を目的とする。
次に本発明の一実施例について説明する。
[イ]付着した水滴の検出原理 本発明の検出方法は親水性多孔質フィルムを使用して水
滴の付着を検出する。
すなわち、親水性多孔質フィルムは乾燥時は不透明であ
るが、湿潤によって不透明な状態から透明化していく性
質を利用する。
すなわち、親水性多孔質フィルムに光を当て、(1)光
の反射率から検出する方法 (2)光の透過率から検出する方法 (3)親水性多孔質フィルムの色調の変化によって検知
する方法 のいずれかの検出方法によって水滴等の付着を検出する
事を特徴とする。
前記の各検出方法について説明する。
〈光の反射率から検出する方法〉、〈光の透過率から検
出する方法〉 可視光線や赤外線等を使用する。
着色した親水性多孔質フィルムを使用する場合、もしく
は着色しである基板上に親水性多孔質フィルムを接着さ
せて使用する場合には、その着色された色と同色、ある
いは補色の単色光を使用する事も可能である。
〈フィルムの色調の変化によって検知する方法〉着色済
みの親水性多孔質フィルムを使用する場合、または、着
色した基板上に親水性多孔質フィルムを接着したものを
使用する場合には、これらの着色に濃色を使用すると、
色調の変化が大きくなるので検出が容易となる。
[口]親水性多孔質フィルム 本発明に使用する親水性多孔質フィルムは水滴が表面に
付着した場合、その水滴が毛管現象によって親水性多孔
質フィルム内の毛管に案内されて、広範囲に拡散するよ
う形成する。
そして親水性多孔質フィルムは乾燥時にフィルム内の水
をこのフィルムの表面に迅速に移送して蒸発させるため
に、水に対する接触角αが75度以下であることが望ま
しい。
上記諸条件を満足する幾つかの親水性多孔質フィルムを
次に示す。
[EX、1]セルロース、ポリアミド等の比較的親水性
の大きな高分子。
[EX、2]界面活性剤で表面のみを処理して親水性を
与えた疎水性の高分子。
[EX、3]ポリスチレン、スチレン共重合体等をスル
ホン化して親水性を与えた高分子。
[EX、41ポリアクリル酸、ポリスチレンスルホン酸
等、側鎖にカルボン酸あるいはスルホン酸基を持つ重合
体または共重合体、またはポリエチレンオチサイド、ポ
リビニルピリジン、ポリどニルピロリドン、ポリエチレ
ンイミン等の水溶性の高分子、またはその共重合体・と
前記高分子とを混合し得る、水溶性あるいは水により膨
潤する高分子。
[EX、5]ポリエスチレン、スチレン共重合体、ポリ
塩化ビニル、塩化ビニル共重合体、ポリアクリロニトリ
ル、アクリロニトリル共重合体、アセテ−1〜等のセル
ロースエステル等との混合重合体等 [ハコ親水性多孔質フィルムの製造方法前記素材等を使
用して板面に多数の微孔を有する親水性多孔質フィルム
を形成する。
この微孔は付着°した水を迅速に拡散するとともに、乾
燥時に白色を呈し、湿潤時に透明化するため小径に形成
する。
微孔の平均径は10μm以下が望ましい。
この微孔の孔径が大き過ぎると、付着した水が少量の場
合、親水性多孔質フィルムの透明度が小さい上に水の拡
散速度も小さくなるので、迅速に検出する事が困難とな
る。
この微孔を有する親水性多孔質フィルムを製造するには
例えば次に示すような方法があげられる。
[EX、1]前述の高分子を溶剤に溶解し、ガラス板、
ステンレス板等の平滑板上に流延した後、前記溶剤に対
しては混合相性を有するが、高分子とは溶解しない他の
溶剤に浸漬して凝固させて製造する方法。
[EX、2]前記高分子の溶液、もしくは融液中に微孔
の孔径と等しい粒径の微粒子を添加して、流延法、■−
ダイラミネーション等の押し出し法によりフィルムを成
形した後、混在する微粒子を溶出、分解等によって除去
して製造する方法。
次に親水性多孔質フィルムを使用して付着した水滴の検
出方法について説明する。
[実施例1] ポリエチレン10部をジメチルホルムアマイド90部に
溶解した後、カーボンブラック2部を添加して製膜原液
とし、この原液をガラス板上に0゜2mn+厚さに流延
し、その後水中に浸漬して親水性多孔質フィルムを形成
する。
この親水性多孔質フィルムを公知の色差計を使用して乾
燥状態と湿潤状態の色差を測定する。
この測定結果を後頁の表−1に示す。
[実施例2] 厚さ111111の炭素板にナイロン6のメタクレゾー
ル5重量%溶液を、厚さ0.2111111に塗布した
後、水中に投入して凝固させ、この炭素板上にナイロン
6の多孔質フィルムを形成する。
このフィルムを使用して乾燥時と湿潤時の色差を測定す
る。
その測定結果を表−1に示す。
[実施例3] ボアクリロニトリル7部ポリビニルピロリドン3部、ジ
メチルホルムアミド90部よりなる製膜原液を濃紺のエ
ポキシ塗料を塗布した鉄板上に厚さ0.1mmに塗布し
、エタノール中に浸漬して鉄板上にポリアクリロニトリ
ル、ポリビニルピロリドン混合多孔質フィルムを形成す
る。
このフィルムの乾燥時と湿潤時の色差の測定結果を表−
1に示す。
[実施例41 ポリ塩化ビニル6.5部、ポリビニルピロリドン3.5
部をジメチルホルムアミド90部に溶解し、さらに、フ
タロシアニングルーを0.5部添加して製膜原液とする
上記原液をアルミナ板上に0.15111111の厚さ
に塗布した後、水中投入して凝固させ、ポリ塩化ビニル
、ポリビニルピロリドン混合ポリマーで被覆したアルミ
板を形成する。
このアルミナ板を、アンモニアが1101)p存在する
雰囲気中と、清浄な空気中とに分けて配置する。 そし
て、各環境下において、公知の光フアイバーセンサーを
用いて反射率を電気信号に変換して測定した。
その結果、アンモニアの存在する雰囲気下も、清浄な空
気下でもアルミナ板の反射率は、乾燥時:0■ 湿潤時
:iov と大差が生じなかった。
このことからアルミナ板の反射率はアンモニアガスの影
響を受けない事が確認できた。
〔比較例〕
セラミック基板上に吸湿性樹脂と炭素粉の分散系よりな
る結露センサー配置して、前記【実施例41と同様にア
ンモニア環境下と、清浄な空気中にそれぞれ置いたとこ
ろ、結露時の抵抗が清浄な空気中では200°にΩ以上
で、アンモニアの存在する環境下では200にΩ以下と
なり、結露を検出できなかった。
本発明は以上説明したようになるから次のような効果を
期待することができる。
くイ〉乾燥時および湿潤時の色調の変化、または、反射
率もしくは透過率の差によって微量の水滴が付着した場
合であっても正確に検出できる。
そのうえ、イオン性物質が付着したり、イオンガスの雰
囲気下でも影響を受けずに、降雨、結露、水滴の飛散等
を検出できるので、はとんどの環境下で使用できる。
〈口〉従来の検出方法で最も悪影響を与えていたイオン
性物質についても、無色のものについては水滴の検出に
まったく影響がなく、また付着物が有色であっても大量
に付着しない限り検出が回能となることはない。
従って、頻繁に付着物を除去する等と言った保守の手数
を省略できるので、長期間の使用が可能となる。
〈ハ〉金属を使用する必要が無いので、腐蝕による特性
変化の心配が無い。
く二〉検知部と、電子回路部を分離して配置できるので
、腐蝕性のある雰囲気下あるいは振動の多(\環境下で
も使用する事ができる。
出願人 日清紡績株式会社 代理人 弁理士 山口 朔生

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)親水性多孔質フィルムを使用し、このフィルムの
    乾燥時と湿潤時における光の反射率の差、 または、光の透過率の差、 または、色調の変化を検知して水滴等の付着を検知する
    事を特徴とする、 付着した水滴等の検出方法
  2. (2)水に対する接触角が75度以下である親水性多孔
    質フィルムを使用する事を特徴とする特許請求の範囲(
    1)記載の付着した水滴等の検出方法
  3. (3)孔径が10μm以下である親水性多孔質フィルム
    を使用する事を特徴とする特許請求の範囲(1)記載の
    付着した水滴等の検出方法
JP5626984A 1984-03-26 1984-03-26 付着した水滴等の検出方法 Pending JPS60201237A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007127510A (ja) * 2005-11-03 2007-05-24 Pilot Ink Co Ltd 光センサーの作動装置及びそれを用いた玩具、玩具セット
KR101029250B1 (ko) 2009-02-24 2011-04-18 울산대학교 산학협력단 친수성과 발수성을 이용한 표면 김서림 감지 장치 및 방법
JP2018048971A (ja) * 2016-09-23 2018-03-29 積水化学工業株式会社 水検知シート

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JPS58208646A (ja) * 1982-05-28 1983-12-05 Yoshio Kano 土壌等の内部含水比測定方法およびその装置

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