JPS60197980A - ビデオデイスクプレ−ヤの再生ｆｍ信号のレベル補正回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、ビデオディスクプレーヤに係り、特にはその
再生ＦＭ信号のレベルを補正するレベル補正回路に関す
る。

（従来技術） 一般に、ビデオディスクプレーヤではビデオディスクを
定速度で回転駆動し、そのビデオディスクに記録されて
いる記録信号を再生して再生Ｆ　Ｍ信号を得るようにな
っている。ところで、ビデオディスクがその外周からそ
の内周へ向けて回転駆動される場合、ビデオディスクが
前記のように定速度で回転駆動されるので、ビデオディ
スクプレーヤに備えられたピックアップ部の信号針のビ
デオディスク面に対する線速度が次第に遅くなる。この
ためその内周での信号の記録密度がその外周での信号の
それに比較して大きくなる。このようにビデオディスク
の外周と内周との間にわたっての信号の記録密度が異な
る該ビデオディスクを再生駆動すると、その再生ＦＭ信
号のレベル、特にその信号の高周波領域でのレベルが小
さくなっていくことが知られている。ビデオディスクが
らのデータの読み出しの段階で再生Ｆ　Ｍ信号のレベル
がこのように小さくなっていくことは、ビデオ信号や音
声信号の再生特性に直接好ましくない影響を与えるので
、このような再生ＦＭ信号は、極力そのレベルを補正す
ることが望ましい。

このため、従来の再生Ｆ　Ｍ信号のレベル補正回路では
、低域に比較して高域のゲインを大きくした増幅器でビ
デオディスクからの再生ＦＭ信号を増幅してそのレベル
を補正したり、あるいは増幅度が異なる複数の増幅器を
用意し、ビデオディスク上の再生位置により適当な増幅
度の増幅器に切り換えてその再生ＦＭ信号のレベルを補
正したりするようにしていた。しかしながら、このよう
な従来のものでは、いずれも直線的に再生ＦＭ信号のレ
ベルを補正することができないので、ビデオディスクの
全面にわたっての均一に再生Ｆ　Ｍ信号のレベル補正を
することができず、したがって、再生画面や音声の品質
を充分に高めるまでには至りあって、再生ＦＭ信号をビ
デオディスクの全面にわたり均一にそのレベル補正が可
能なようにしてその再生画面や音声の品質が充分に高め
られるよう１こすることを目的とする。

（実施例） 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。第１図は本発明の実施例に係るビデオディスクプ
レーヤの全体の回路ブロック図である。第１図において
、符号１０はビデオディスク、１１はビデオディスク１
０上の記録信号をピックアップするピックアップ部、１
２はピックアップ部１１の出力を所定のレベルにまで増
幅するプリアンプ部、１３はビデオディスク１０を定速
度で回転＠動するメインサーボモータ回路、１４はトラ
ッキングサーボ回路、１５はタイムベースサーボ回路、
１６は操作部１７の繰作に応答してピックアップ部１１
とメインサーボモータ回路１３を制６１１１するマイク
ロコンピュータ等を含む制御部、１８はビデオディスク
プレーヤの電源、１９，２０は、それぞれＶＨＤ方式や
Ａ　ＨＤ方式で信号が記録されているビデオディスク１
０の該記録信号を処理するビデオ信号処理回路と音声信
号処理回路、２１．２２は各信号処理回路１９．２０か
らの信号の出力端子である。

２３は、この実施例の要部である再生ＦＭ信号のレベル
補正回路である。このレベル補正回路２３は、プリアン
プ部１２の出力に含まれるもので、定速度で回転駆動さ
れるビデオディスクの再生位置を示すために該ビデオデ
ィスクに記録されているアドレス信号によりビデオディ
スク１０上のピックアップ部１１の再生用側のアドレス
位置を検出して後述のように再生ＦＭ信号のレベルを補
正するものである。

即ち、このレベル補正回路２３は、プリアンプ部１２か
らの再生ＦＭ信号Ｓｄを、ビデオ信号処理回路１９から
のアドレス信号Ｓａに応答して電圧制御増幅してビデオ
ディスク１０がその外周がらその内周へ向けて聞伝駆動
されるに伴なって、直線的にレベル補正し、それを補正
再生ＦＭ信号Ｓｄ’としてビデオ信号処理回路１９に与
え、またビデオ信号処理回路１９は与えられた再生ＦＭ
信）　号Ｓｄ・からアドレス信号Ｓ・をレベル補正回路
２３に与え、またレベル補正回路２３は前記ビデオ信号
処理回路１９からのアドレス信号Ｓａを前記電圧制御増
幅のための信号として利用するとともに、これを制御部
１６に与える。

第２図は、この再生ＦＭ信号のレベル補正回路２３の詳
細なブロック図である。第２図に示されるレベル補正回
路２３は、入力端子２３１を介してビデオ信号処理回路
１９から入力されてくるアドレス信号Ｓａを検出するア
ドレス信号検出回路２３２と、増幅度制御信号Ｓｖに応
答して、入力端子２３３を介してプリアンプ部１２から
与えられるビデオディスク１０の再生ＦＭ信号Ｓｄを増
幅する電圧制御増幅器２３４と、ビデオディスク１０が
その外周からその内周へ向けて再生駆動されると鰺に、
前記アドレス信号検出回路２３２の検出出力により前記
電圧制御増幅器２３４に対してその増幅度を直線的に大
きくする方向の増幅度制御信号Ｓｖを与える制御信号出
力回路２３５とを含む。この制御信号出力回路２３５は
、シフトレジスタ２３５ａと、シフトレジスタ２３５ａ
の出力をラッチするデータラッチ回路２３５ｂと、デー
タランチ回路２３５ｂの出力をＤ／Ａ変換するＤ／Ａ変
換回路２３５ｃとを有する。

２３６は、制御部１６にアドレス信号Ｓａを出力する出
力端子、２３７はビデオ信号処理回路１９に補正再生Ｆ
Ｍ信号Ｓｄ’を出力する出力端子である。したがって、
この実施例によるレベル補正回路２３によれば、ビデオ
ディスク１０がその外周から内周へ向けて回転駆動され
る場合、レベル補正回路２３のアドレス信号検出回路２
３２がそのアドレス信号Ｓａを検出し、その検出出力に
対応して制御信号出力回路２３５が制御信号Ｓｖを電圧
制御増幅器２３４に出力し、電圧制御増幅器２３４はこ
の制御信号Ｓｖによりその増幅度が制御されて入力端子
２３３からの再生Ｆ　Ｍ信号Ｓｄのレベルを補正するの
で、ビデオ信号処理回路１９には、そのレベルが直線的
に補正された信号Ｓｄ゛が与えられることになる。この
ようにして、ＦＭ信号は、そのレベルが直線的に補正さ
れることにより、ビデオディスクの全面にわたっての均
一な再生ＦＭ信号のレベル補正ができ、したがって、再
生画面や音声の品質を充分に高めることが可能となる。

（効果） 以上のように本発明によれば、定速度で回転駆動される
ビデオディスクの再生位置を示すために、該ビデオディ
スクに記録されているアドレス信号を検出するアドレス
信号検出回路と、増幅度制御信号に応答してビデオディ
スクの再生Ｆ　Ｍ信号を増幅する増幅器と、ビデオディ
スクがその外周からその内周へ向けて再生駆動されると
きに、前記アドレス信号検出回路の検出出力により前記
増幅器に対してその増幅度を直線的に大きくする方向の
増幅度制御信号を与える制御信号出力回路とを含むので
、ＦＭ信号は、そのレベルが直線的に補正されることに
より、ビデオディスクの全面にわたっての均一な再生Ｆ
Ｍ信号のレベル補正がで外、したがって、再生画面や音
声の品質を充分に高めることが可能となった。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施例に係り、第１図はこの実施例に
係るビデオディスクプレーヤの全体の回路ブロック図、
第２図はその要部の回路である。 １０はビデオディスク、１１はピックアップ部、１２は
プリアンプ部、１９はビデオ信号処理回路、２３はレベ
ル補正回路、２３２はアドレス信号検出回路、２３４は
電圧制御増幅器、２３５は制御信号出力回路。 出願人シャープ株式会社 代理人　弁理士　岡田和秀 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）定速度で回転駆動されるビデオディスクの再生位
   置を示すために、該ビデオディスクに記録されているア
   ドレス信号を検出するアドレス信号検出回路と、増幅度
   制御信号に応答してビデオディスクの再生ＦＭ信号を増
   幅する増幅器と、ビデオディスクがその外周からその内
   周へ向けて再生駆動されるときに、前記アドレス信号検
   出回路の検出出力により前記増幅器に対してその増幅度
   を直線的に大きくする方向の増幅度制御信号を与える制
   御信号出力回路とを含む、ビデオディスクプレーヤの再
   生ＦＭ信号のレベル補正回路。