JPS6018625B2 - 溶湯容器用スタンプ材 - Google Patents
溶湯容器用スタンプ材Info
- Publication number
- JPS6018625B2 JPS6018625B2 JP7431481A JP7431481A JPS6018625B2 JP S6018625 B2 JPS6018625 B2 JP S6018625B2 JP 7431481 A JP7431481 A JP 7431481A JP 7431481 A JP7431481 A JP 7431481A JP S6018625 B2 JPS6018625 B2 JP S6018625B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- particle size
- zircon
- molten metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ceramic Products (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製鋼取鍋等の溶湯容器に内張りされる蓬石又は
ロゥ石−ジルコン質スタンプ材に関するものである。
ロゥ石−ジルコン質スタンプ材に関するものである。
近年取鍋の内張り工法として自動スタンプ法が確立され
たが、この工法に適合するスタンプ材の性状として耐蝕
性、耐摩耗性に陵れることはもちろん充填性や寿命低下
につながる様な亀裂、剥離等の現象がない事が要求され
る。
たが、この工法に適合するスタンプ材の性状として耐蝕
性、耐摩耗性に陵れることはもちろん充填性や寿命低下
につながる様な亀裂、剥離等の現象がない事が要求され
る。
これらの性状を保持し得る取鍋スタンプ材として珪石又
はロウ石とジルコン質を用いその粒度を５〜１肋：３５
〜４５重量部、１〜０．０７４側：２０〜３０重量部、
０．０７４側以下：３５〜４５重量部として構成した場
合種々の実験から最も優れていることが判明した。
はロウ石とジルコン質を用いその粒度を５〜１肋：３５
〜４５重量部、１〜０．０７４側：２０〜３０重量部、
０．０７４側以下：３５〜４５重量部として構成した場
合種々の実験から最も優れていることが判明した。
このスタンプ材を３４Ｍ取鍋に自動スタンプ機で内張り
実鍋使用した結果、局部溶損が発生し、予測以下の耐用
回数で終ったため原因調査を行ない粒子偏析による充填
むらということが判明した。粒子偏折は主に自動スタン
プ機に附属する材料ホッパー内、ベルトコンベアによる
材料輸送中に発生している。不定形耐火物には高密度充
填が得られる粒度構成があり本発明における適正粒度構
成は特許請求の範囲に示すものであるが、粒子偏折はこ
の構成から大きく逸脱したものとなり充填むらを起し、
局部溶損さらには亀裂、剥離の発生原因となる。粒子偏
析の内組粒子が多く片寄った所では著しく気孔率が上昇
しさらに強度低下があるため、この部分が他より早く溶
損又は暦耗し、いわゆる局部溶損を引き起す。一方微粒
子が多く片寄った所では通気率の低下が起り、混糠水を
加熱により除去する際、施工体内部の蒸気が外部に排出
され離くなるため剥離が発生する。この問題を造粒方法
で解決する提案はすでに特公昭５４一１私４０特公昭５
４一１６５２￥等がみられるが、特公昭弘−１３４４６
は加熱脱水が必要であり、生産性及び経剤性で問題が、
侍公昭５４一１６５２３では有機粘着剤を必要としてお
り乾燥剥離、綾時変化等の問題で取鍋スタンプ材として
適切でない。本発明はこれら従来の方法とは異り箱粒子
のまわりに中粒、微粒子が被覆されているため見頚上の
偏折が存在するが如くみなされても粗粒子又は微粒子が
片寄った集合体とはならず１つの造粒体が粗粒を中心に
その表面に充填に必要な各微粒子を保持しているので、
これを取鍋へ構築しても施工体内部の粒度、偏折による
上記門題点が解消される。本発明では粒度調整及びジル
コン超徴粉、耐火粘土、減水剤、混練水の適正添加によ
り通常の作業法を変更することなく造粒体を得ることが
可能となったものであり、その特徴とするところはジル
コン骨村と、珪石又はロウ石骨材と耐火物粘土の総量が
１００重量部であり、粘度構成は５〜１肋、３５〜４５
重量部、１〜０．０７４肋２０〜３の重量部、０．０７
４側以下３５〜４５重量部で構成され、このうち珪石又
はロゥ石の添加量が５〜２５重量部であり、平均粒径５
山以下のジルコンは３〜６重量部とし、耐火粘土は平均
粒蓬ＩＡ以下のものを３〜７＊＊重量部、減水剤として
ナトリウム塩を０．１〜０．５外割重量部含む耐火組成
物を３〜５重量部の添加水で濠練することにより造粒特
性を持たせた溶湯容器用スタンプ材にある。
実鍋使用した結果、局部溶損が発生し、予測以下の耐用
回数で終ったため原因調査を行ない粒子偏析による充填
むらということが判明した。粒子偏折は主に自動スタン
プ機に附属する材料ホッパー内、ベルトコンベアによる
材料輸送中に発生している。不定形耐火物には高密度充
填が得られる粒度構成があり本発明における適正粒度構
成は特許請求の範囲に示すものであるが、粒子偏折はこ
の構成から大きく逸脱したものとなり充填むらを起し、
局部溶損さらには亀裂、剥離の発生原因となる。粒子偏
析の内組粒子が多く片寄った所では著しく気孔率が上昇
しさらに強度低下があるため、この部分が他より早く溶
損又は暦耗し、いわゆる局部溶損を引き起す。一方微粒
子が多く片寄った所では通気率の低下が起り、混糠水を
加熱により除去する際、施工体内部の蒸気が外部に排出
され離くなるため剥離が発生する。この問題を造粒方法
で解決する提案はすでに特公昭５４一１私４０特公昭５
４一１６５２￥等がみられるが、特公昭弘−１３４４６
は加熱脱水が必要であり、生産性及び経剤性で問題が、
侍公昭５４一１６５２３では有機粘着剤を必要としてお
り乾燥剥離、綾時変化等の問題で取鍋スタンプ材として
適切でない。本発明はこれら従来の方法とは異り箱粒子
のまわりに中粒、微粒子が被覆されているため見頚上の
偏折が存在するが如くみなされても粗粒子又は微粒子が
片寄った集合体とはならず１つの造粒体が粗粒を中心に
その表面に充填に必要な各微粒子を保持しているので、
これを取鍋へ構築しても施工体内部の粒度、偏折による
上記門題点が解消される。本発明では粒度調整及びジル
コン超徴粉、耐火粘土、減水剤、混練水の適正添加によ
り通常の作業法を変更することなく造粒体を得ることが
可能となったものであり、その特徴とするところはジル
コン骨村と、珪石又はロウ石骨材と耐火物粘土の総量が
１００重量部であり、粘度構成は５〜１肋、３５〜４５
重量部、１〜０．０７４肋２０〜３の重量部、０．０７
４側以下３５〜４５重量部で構成され、このうち珪石又
はロゥ石の添加量が５〜２５重量部であり、平均粒径５
山以下のジルコンは３〜６重量部とし、耐火粘土は平均
粒蓬ＩＡ以下のものを３〜７＊＊重量部、減水剤として
ナトリウム塩を０．１〜０．５外割重量部含む耐火組成
物を３〜５重量部の添加水で濠練することにより造粒特
性を持たせた溶湯容器用スタンプ材にある。
以下に本発明の限定理由を説明する。
特許請求の範囲に記載した粒度内であれば高密度充填が
得うれ、５〃以下のジルコン添加量が３重量部、平均粒
隆１仏以下の耐火粘土が３重量部梶練水量が３重量部を
それぞれ下まわった時上記した造粒体の造粒率が低下す
る。又平均粒径、５山以下のジルコン添加量が６重量部
を超えた場合通気率の低下が顕著となり剥離の可能性が
、耐火粘土７重量部以上の添加は通気率の低下及び耐蝕
性の低下が顕著となる。さらに涙練水量が５重量部を越
えると中子なしの自動スタンプ機では施工体に膨れ現象
が発生し適切でない。珪石又はロゥ石添加の目的はこれ
らの特有の高膨鞭性を利用し収縮亀裂を防止するためで
あり、５重量部以下ではその効果が充分でなく２５重量
部を超えると耐蝕性が著しく低下する。以下実施例、実
施例により説明する。
得うれ、５〃以下のジルコン添加量が３重量部、平均粒
隆１仏以下の耐火粘土が３重量部梶練水量が３重量部を
それぞれ下まわった時上記した造粒体の造粒率が低下す
る。又平均粒径、５山以下のジルコン添加量が６重量部
を超えた場合通気率の低下が顕著となり剥離の可能性が
、耐火粘土７重量部以上の添加は通気率の低下及び耐蝕
性の低下が顕著となる。さらに涙練水量が５重量部を越
えると中子なしの自動スタンプ機では施工体に膨れ現象
が発生し適切でない。珪石又はロゥ石添加の目的はこれ
らの特有の高膨鞭性を利用し収縮亀裂を防止するためで
あり、５重量部以下ではその効果が充分でなく２５重量
部を超えると耐蝕性が著しく低下する。以下実施例、実
施例により説明する。
実施例 １
第 １ 表
第１表に示すスタンプ材を油圧式成形機により１５０ｋ
９／地の圧力をかけ５０×５０×５０側の成形体を作成
。
９／地の圧力をかけ５０×５０×５０側の成形体を作成
。
１１ぴ０で２４時間乾燥後の高比重を測定した。
このうち１〜４は特許請求の範囲内の粒度構成であり５
〜８は範囲外であるこの表で明らかな様に特許請求の粒
度範囲からはずれると充填性が著しく低下する。通常の
スタンプ材では粒子偏析による実験例５〜８に示すよう
な粒度構成を持つ施工体になる可能性がある。実施例
２ 第 ２ 表 線変化率はＪＩＳＲ２５７６に準じ１４５０ｑ０２時間
焼成後の値を求めた浸蝕量は耐火物関数が多く採用され
ている回転浸蝕試験法で１６００士２０００１餌時間回
転後の溶損量を記入した。
〜８は範囲外であるこの表で明らかな様に特許請求の粒
度範囲からはずれると充填性が著しく低下する。通常の
スタンプ材では粒子偏析による実験例５〜８に示すよう
な粒度構成を持つ施工体になる可能性がある。実施例
２ 第 ２ 表 線変化率はＪＩＳＲ２５７６に準じ１４５０ｑ０２時間
焼成後の値を求めた浸蝕量は耐火物関数が多く採用され
ている回転浸蝕試験法で１６００士２０００１餌時間回
転後の溶損量を記入した。
このうち９〜１２は特許請求の範囲内、１３〜１４は範
囲外である。
囲外である。
実験例１３は耐蝕性が最も良好であるが線変化率が収縮
となっており実使用においては亀裂の発生が考えられ取
鍋スタンプ材として適切でない。又実験例１４は耐蝕性
が最も悪く珪石又はロウ石添加量が２５重量部以上では
本発明の目的が達成されない。実施例１１と１２を比較
すると錘石の方が若千耐員虫性に優れるがロウ石単独、
又はロウ石、蓮石の併用でも本発明の目的に充分合致す
る。実施例 演綾前の粒度と生産用ウェットパンで加水混糠した後の
粒度構成を比較すると、平均粒径１山以下の耐火粘土、
５仏以下のジルコンと減水剤を使用した実施例１，２に
造粒現象が認められる。
となっており実使用においては亀裂の発生が考えられ取
鍋スタンプ材として適切でない。又実験例１４は耐蝕性
が最も悪く珪石又はロウ石添加量が２５重量部以上では
本発明の目的が達成されない。実施例１１と１２を比較
すると錘石の方が若千耐員虫性に優れるがロウ石単独、
又はロウ石、蓮石の併用でも本発明の目的に充分合致す
る。実施例 演綾前の粒度と生産用ウェットパンで加水混糠した後の
粒度構成を比較すると、平均粒径１山以下の耐火粘土、
５仏以下のジルコンと減水剤を使用した実施例１，２に
造粒現象が認められる。
実施例１，２の違いは膨張性原料である珪石とｏウ石で
あるが、実使用においては珪石添加の方が若干耐用回数
が多い。しかしながら、実施例１．２共剥離、局部溶損
は起らず造粒効果が確認された。比較例１に使用した粘
土の平均粒径が５山であったこと又５山以下のジルコン
、減水剤を使用していない事により添加水量が多いにも
かかわらず造粒現象が少なく実使用において偏折が原因
と思われる局部溶損剥離が発生し、その為耐用回数が低
い。
あるが、実使用においては珪石添加の方が若干耐用回数
が多い。しかしながら、実施例１．２共剥離、局部溶損
は起らず造粒効果が確認された。比較例１に使用した粘
土の平均粒径が５山であったこと又５山以下のジルコン
、減水剤を使用していない事により添加水量が多いにも
かかわらず造粒現象が少なく実使用において偏折が原因
と思われる局部溶損剥離が発生し、その為耐用回数が低
い。
以上の説明で明らかなように本発明は、膨張性の珪石又
はロゥ石と収縮性のジルコン質を適量混合して骨材とし
、これら骨材を粒度調整してスタンプ時に充填に必要な
粒子構成した造粒体を生成せしめ、これによって、高密
度充填を可能とするので耐蝕性、耐磨耗性に優れた亀裂
、剥離等の発生がないスタンプライニングをすることが
でき、溶湯容器の内壁寿命を長期間に亘つて延長せしめ
、安全且つ円滑な溶湯処理操業を有利に可能とするもの
である。
はロゥ石と収縮性のジルコン質を適量混合して骨材とし
、これら骨材を粒度調整してスタンプ時に充填に必要な
粒子構成した造粒体を生成せしめ、これによって、高密
度充填を可能とするので耐蝕性、耐磨耗性に優れた亀裂
、剥離等の発生がないスタンプライニングをすることが
でき、溶湯容器の内壁寿命を長期間に亘つて延長せしめ
、安全且つ円滑な溶湯処理操業を有利に可能とするもの
である。
Claims (1)
- １ ジルコン骨材と、珪石又はロウ石骨材と耐火粘土の
総量が１００重量部であり粒度構成は５〜１ｍｍ３５〜
４５重量部、１〜０．０７４ｍｍ２０〜３０重量部、０
．０７４ｍｍ以下が３５〜４５重量部で構成されこのう
ち珪石又はロウ石骨材の添加量が５〜２５重量部であり
平均粒径５μ以下のジルコンは３〜６重量部とし耐火粘
土は平均粒径１μ以下のものを３〜７重量部、減水剤と
してのナトリウム塩を０．１〜０．５外割重量部含む耐
火組成物を３〜５外割重量部の添加水で混練することに
より造粒特性を持たせた溶湯容器用スタンプ材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7431481A JPS6018625B2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 | 溶湯容器用スタンプ材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7431481A JPS6018625B2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 | 溶湯容器用スタンプ材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57191277A JPS57191277A (en) | 1982-11-25 |
| JPS6018625B2 true JPS6018625B2 (ja) | 1985-05-11 |
Family
ID=13543529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7431481A Expired JPS6018625B2 (ja) | 1981-05-19 | 1981-05-19 | 溶湯容器用スタンプ材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6018625B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6214918U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-29 | ||
| US10973238B2 (en) | 2011-03-11 | 2021-04-13 | Intercontinental Great Brands Llc | System and method of forming multilayer confectionery |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2554439B1 (fr) * | 1983-11-07 | 1986-02-28 | Sofrem | Procede d'obtention d'un pise refractaire a base de zircon electrofondu pour la fusion de metaux et alliages dans un four a induction |
| JPS63162579A (ja) * | 1986-12-26 | 1988-07-06 | 品川白煉瓦株式会社 | 熱硬性不定形耐火物 |
-
1981
- 1981-05-19 JP JP7431481A patent/JPS6018625B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6214918U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-29 | ||
| US10973238B2 (en) | 2011-03-11 | 2021-04-13 | Intercontinental Great Brands Llc | System and method of forming multilayer confectionery |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57191277A (en) | 1982-11-25 |
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