JPS6018551Y2 - 引戸の気密・防音装置 - Google Patents

引戸の気密・防音装置

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JPS6018551Y2
JPS6018551Y2 JP10332979U JP10332979U JPS6018551Y2 JP S6018551 Y2 JPS6018551 Y2 JP S6018551Y2 JP 10332979 U JP10332979 U JP 10332979U JP 10332979 U JP10332979 U JP 10332979U JP S6018551 Y2 JPS6018551 Y2 JP S6018551Y2
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JP
Japan
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sliding door
backing
close contact
airtightness
formwork
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Expired
Application number
JP10332979U
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English (en)
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JPS5620883U (ja
Inventor
修一 細岡
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は型枠と引戸の竪框との間をバッキングにより
塞ぎ、室内の気密、防音を企図する引戸の気密、防音装
置に関するもので、その目的は前記気密、防音装置の構
造をきわめて簡単にして、気密、防音効果を十分に発揮
させながら、引戸の始動性を良くした引戸の気密、防音
装置を提供することにある。
室内の気密、防音効果を十分に得るためには、型枠と竪
框との間隙にバッキングを密接する状態にして十分な量
を介在させればよいが、引戸の始動に際しては、バッキ
ングは型枠または竪框に密接しているため、その面抵抗
が大きく、引戸の始動性が悪くなる。
また引寄せ装置を取付け、引戸を引寄せたときにだけ、
バッキングを密接させるタイプもあるが、このタイプで
は引戸の始動性が良いが、これでは特別な引寄せ装置が
必要であるため、その取付けが面倒であるばかりでなく
、コスト高になってしまうとの欠点がある。
かくしてこの考案は前述した従来の欠点を解消せんとし
て案出されたものである。
以下この考案を図面に示す実施例に基いて説明する。
図面において、符号Aはこの考案によるバッキングを示
す。
バッキングAは取付基部1と密接部2とから戊っている
そして密接部2は前記取付基部1に対向して頂部3を有
する多角形状をなしている。
なお図面に示す実施例では密接部2を五角形状に形威し
である。
さらに前記頂部3を境にして、引戸Bの竪框4側に位置
する斜面を密接面5としである。
また密接部2には中空部6を設けておくことが望ましい
以上の構成からなるバッキングAを先ず、型枠7のフラ
ンジ8に、型枠7の長手方向に沿って取付ける。
その取付けは前記フランジ8の取付溝9にバッキングA
の取付基部1を嵌着して行なうものとする。
次にこの考案の使用状態につき説明する。
先ず引戸Bを閉鎖するように移動させる。
すると引戸Bの竪框4の室内側側面10はバッキングA
の密接面5に密接する。
と同時にバッキングAは第2図、第3図に示すように変
形する。
なお型枠7と対向する引戸Bの竪框4の対向面には引寄
せ片11が取付けられており、引戸Bを閉めたとき、袋
枠7の対向フランジ12が引寄せ片11に当接し、引戸
Bの竪框4の室内側側面10はさらにバッキングAに密
接することになる。
ところで引戸Bを閉めたとき、バッキングAは第3図に
示すように変形しているが、この変形後のバッキングA
には変形前の状態に戻ろうとする応力が動いている。
したがって引戸Bを開けるどきには、その引戸Bの始動
方向に若干応力が加わり、引戸Bの始動性をよくするこ
とになる。
なお第4図はこの考案の他の実施例を示す横断面図であ
る。
即ちこの考案によるバッキングAを引戸13の竪框4に
取付け、前記バッキングAの密接面5を袋枠7の対向7
ランジ12に密接可能にしてなるものである。
]〜かしてこの実施例によっても前述しまた実施例と同
様の作用効果を有する。
この考案は以−にの構成より成る。
そしてこの考案による引戸の気密、防音装置であれば、
バッキングの弾力性をうまく利用17、引戸の開ける方
向にバッキングの応力がかかるように構威しであるので
引戸の始動性がよく、かつまたバッキングの密接面も十
分乏れ、簡単な構造であっても十分な気密、防音効果が
発揮できるという優れた利点がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示したもので、第1図は引戸
を閉める直前の状態を示す横断面図、第2図は引戸と閉
めた状態を示す横断面図、第3図は引戸を閉めたときの
バッキングの変形状態を示す要部拡大横断面図、第4図
はこの考案の他の実施例を示す横断面図である。 A・・・・・・バッキング、B・・・・・・引戸、1・
・・・・・取付基部、2・・・密接部、3・・・・・・
頂部、4・・・・・・竪框、5・・・・・・密接面、6
・・・・・・中空部、7・・・・・・袋枠、8・・・・
・・フランジ、9・・・・・・取付溝、10・・・・・
・室内側側面、11・・・・・・引寄せ片、12・・・
・・・対向フランジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 型枠7と引戸Bの竪框4との間の間隙を塞ぐバッキング
    Aを、前記型枠7または引戸Bの竪框4のどちらか一方
    に取付け、他方の型枠7または引戸Bの竪框4に前記バ
    ッキングAの密接面5を密接可能とした引戸気密、防音
    装置において、前記バッキングAは中空部6および取付
    基部1に対向して頂部3を有する多角形状から戒り、前
    記頂部3を境にして前記取付基部1側に傾斜している一
    側片側斜面を密接面5としたことを特徴とする引戸の気
    密、防音装置。
JP10332979U 1979-07-26 1979-07-26 引戸の気密・防音装置 Expired JPS6018551Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP10332979U JPS6018551Y2 (ja) 1979-07-26 1979-07-26 引戸の気密・防音装置

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JP10332979U JPS6018551Y2 (ja) 1979-07-26 1979-07-26 引戸の気密・防音装置

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Publication Number Publication Date
JPS5620883U JPS5620883U (ja) 1981-02-24
JPS6018551Y2 true JPS6018551Y2 (ja) 1985-06-05

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ID=29336045

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JP10332979U Expired JPS6018551Y2 (ja) 1979-07-26 1979-07-26 引戸の気密・防音装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59158692U (ja) * 1983-04-11 1984-10-24 日本建鐵株式会社 引違い障子の竪枠気密構造

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JPS5620883U (ja) 1981-02-24

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