JPS601844Y2 - 逆曲げ型 - Google Patents
逆曲げ型Info
- Publication number
- JPS601844Y2 JPS601844Y2 JP10653181U JP10653181U JPS601844Y2 JP S601844 Y2 JPS601844 Y2 JP S601844Y2 JP 10653181 U JP10653181 U JP 10653181U JP 10653181 U JP10653181 U JP 10653181U JP S601844 Y2 JPS601844 Y2 JP S601844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction force
- die
- holding member
- upper die
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は板材の端部を自由にしたままラムの下降方向に
逆曲げする曲げ型において、上型部材の反力を利用して
大きな力で板材を押えて折曲げるようにした逆曲げ型に
関する。
逆曲げする曲げ型において、上型部材の反力を利用して
大きな力で板材を押えて折曲げるようにした逆曲げ型に
関する。
在来の逆曲げ型は上型の前側にスプリング式又は油圧ピ
ストン式の板押えを設けているが、スプリング式の場合
には圧力が低くて折曲げ精度が不充分であり、油圧ピス
トン式の場合には押え圧力を大きなものとすることがで
きるが、押え手段の組付が複雑となりコスト高となるな
どの不都合があった。
ストン式の板押えを設けているが、スプリング式の場合
には圧力が低くて折曲げ精度が不充分であり、油圧ピス
トン式の場合には押え圧力を大きなものとすることがで
きるが、押え手段の組付が複雑となりコスト高となるな
どの不都合があった。
本考案は上型組立体内に回転可能な反力伝達部材を取付
け、反力伝達部材の一方に板押え部材を当接させると共
に、他方に上型部材を当接させることにより曲げ反力と
板押え圧とを等圧にし大きな押え圧のまま折曲げができ
るようにして上述のごとき欠点を除去したものである。
け、反力伝達部材の一方に板押え部材を当接させると共
に、他方に上型部材を当接させることにより曲げ反力と
板押え圧とを等圧にし大きな押え圧のまま折曲げができ
るようにして上述のごとき欠点を除去したものである。
次に図面に基づいて本考案の実施態様を説明する。
第１図は本考案逆曲げ型の断面図であって、ラム１の下
端に上型組立体２を取付け、ベッド３上に下型本体４を
設ける。
端に上型組立体２を取付け、ベッド３上に下型本体４を
設ける。
上型組立体２の内部に凹所５を形成して断面はぼ半月形
の反力伝達部材６を挿入すると共に、凹所５の両側壁に
は凹皿溝７を形成させ、これに反力伝達部材６の両端部
から突出させたピン８を係合して反力伝達部材のの角度
回動を可能な状態に支持する。
の反力伝達部材６を挿入すると共に、凹所５の両側壁に
は凹皿溝７を形成させ、これに反力伝達部材６の両端部
から突出させたピン８を係合して反力伝達部材のの角度
回動を可能な状態に支持する。
凹所５の下部には前後２列の空所１１．１２が併設され
、前方の空所１１には板押え部材９が挿設され、後方の
空所１２には上型部材１０が挿設されている。
、前方の空所１１には板押え部材９が挿設され、後方の
空所１２には上型部材１０が挿設されている。
板押え部材９の上端は前記反力伝達部材６の一方の端縁
に接しており、上型部材１０の上端は反力伝達部材６の
他方の端縁に接している。
に接しており、上型部材１０の上端は反力伝達部材６の
他方の端縁に接している。
上型組立体２の前後壁には長孔１３，１４が形成され、
前後の長孔１３には板押え部材９のストッパピン１５を
挿入すると共に、後壁の長孔１４には上型部材１０に向
けてピン１６を挿入する。
前後の長孔１３には板押え部材９のストッパピン１５を
挿入すると共に、後壁の長孔１４には上型部材１０に向
けてピン１６を挿入する。
上型組立体２の上部に設けたピン１７と上型部材１０の
ピン１６との間のスプリング１８を縮設して上型部材１
０に常時上昇傾向を付勢しておく。
ピン１６との間のスプリング１８を縮設して上型部材１
０に常時上昇傾向を付勢しておく。
また板押え部材９はストッパピン１５が長穴１３の下限
に接しているので通常はそれ以上の下降が阻止されてい
る。
に接しているので通常はそれ以上の下降が阻止されてい
る。
なお、図中１９は下型、２０は下型本体４の凹部、２１
は被加工板材（ワーク）、２２はワークの折曲げ部分で
ある。
は被加工板材（ワーク）、２２はワークの折曲げ部分で
ある。
上記装置において、ワーク２１を下型１９の上に載せ、
折曲げ部分に相当する長さを下型先端より凹部２０内に
突出させたのち、ラム１を下降させると、仮押え部材９
の下端が、まずワーク線部近くに接し、引続く下降によ
り仮押え部材９が相対的に空所１１の内部に挿入される
。
折曲げ部分に相当する長さを下型先端より凹部２０内に
突出させたのち、ラム１を下降させると、仮押え部材９
の下端が、まずワーク線部近くに接し、引続く下降によ
り仮押え部材９が相対的に空所１１の内部に挿入される
。
このような仮押え部材９の相対的な動きにつれて、凹所
５内の反力伝達部材６は凹皿溝７とピン８にガイドされ
て凹皿のセンターを中心にして第１図の反時計方向に回
動し、ラム１の下降に加え上型本体１０によりワーク２
１の縁部の折曲げを開始する。
５内の反力伝達部材６は凹皿溝７とピン８にガイドされ
て凹皿のセンターを中心にして第１図の反時計方向に回
動し、ラム１の下降に加え上型本体１０によりワーク２
１の縁部の折曲げを開始する。
折曲げ反力は反力伝達部材６を介して仮押え部材９に伝
えられ、大きな圧力で板を押えて第１図の鎖線で示すよ
うに折曲げ部分２２を成形する。
えられ、大きな圧力で板を押えて第１図の鎖線で示すよ
うに折曲げ部分２２を成形する。
このように仮押え部材９と上型本体１０の上端が反力伝
達部材６の端縁に接しているので、ワーク２１を曲げる
反力と押え圧とが等圧となり、大きな仮押え圧の下に折
曲げることができる。
達部材６の端縁に接しているので、ワーク２１を曲げる
反力と押え圧とが等圧となり、大きな仮押え圧の下に折
曲げることができる。
なお、図示の例では反力伝達部材６が両端部に突出する
ピン８を凹所内側壁の凹皿溝７に係合させているので、
反力伝達時の角度回動をスムーズに行なわせることがで
きる。
ピン８を凹所内側壁の凹皿溝７に係合させているので、
反力伝達時の角度回動をスムーズに行なわせることがで
きる。
上述のように本考案は、上型組立体内に上型部材と仮押
え部材とを昇降自在に併設し、その上方に反力伝達部材
を取付けたものであるから、上型部材の反力を仮押え部
材に伝え、大きな圧力で仮押えができるので、正確な逆
向げを行なうことができる。
え部材とを昇降自在に併設し、その上方に反力伝達部材
を取付けたものであるから、上型部材の反力を仮押え部
材に伝え、大きな圧力で仮押えができるので、正確な逆
向げを行なうことができる。
また、仮押え部材は上型部材と共に上型組立体内に組込
まれているため、外部に突出せず、作業性が良好であり
、その上油圧ピストン式のものに比べ構造が簡単である
等の効果を有している。
まれているため、外部に突出せず、作業性が良好であり
、その上油圧ピストン式のものに比べ構造が簡単である
等の効果を有している。
第１図は本考案逆向げ型の縦断側面図、第２図は第１図
の■−■線における断面図である。 １：ラム、２：上型組立体、３：ベッド、４：下型本体
、５：凹所、６：反力伝達部材、７：凹皿溝、８：ピン
、９：仮押え部材、１０：上型部材、１３，１４：長孔
、１５，１６，１７：ピン、１８ニスプリング、１９：
ワーク。
の■−■線における断面図である。 １：ラム、２：上型組立体、３：ベッド、４：下型本体
、５：凹所、６：反力伝達部材、７：凹皿溝、８：ピン
、９：仮押え部材、１０：上型部材、１３，１４：長孔
、１５，１６，１７：ピン、１８ニスプリング、１９：
ワーク。
Claims (2)
- （１）上型組立体と下型との間で板材の自由端を折曲げ
る曲げ型であって、上型組立体内には上型部材と板押え
部材とを昇降自在に併設すると共に前記両部材の上方に
あって所定の角度回動可能に支持された断面はぼ半月形
の反力伝達部材を取付け、反力伝達部材の一方の端縁は
上型部材の上端に接し、他方の端縁は上型部材の反力を
板押え部材に伝えるべく板押え部材の上端に接している
ことを特徴とする逆曲げ型。 - （２）反力伝達部材は、その両端に突出させたピンを上
型組立体の凹所側壁に形成した凹皿溝に係合させて凹皿
溝の中心に対し角度回動可能に取付けられている実用新
案登録請求の範囲第１項記載の逆曲げ型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10653181U JPS601844Y2 (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 逆曲げ型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10653181U JPS601844Y2 (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 逆曲げ型 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5813818U JPS5813818U (ja) | 1983-01-28 |
| JPS601844Y2 true JPS601844Y2 (ja) | 1985-01-19 |
Family
ID=29901000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10653181U Expired JPS601844Y2 (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | 逆曲げ型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS601844Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015051463A (ja) * | 2014-12-15 | 2015-03-19 | 三協オイルレス工業株式会社 | カウンタカム装置 |
| JP6208312B2 (ja) * | 2016-10-17 | 2017-10-04 | 三協オイルレス工業株式会社 | カウンタカム装置 |
| EP3623069A1 (de) * | 2018-09-11 | 2020-03-18 | Fritz Stepper GmbH & Co. KG | Werkzeug, insbesondere ein bearbeitungs- oder ein montage- oder fügewerkzeug, mit einer einrichtung zur umlenkung einer betätigungskraft |
-
1981
- 1981-07-20 JP JP10653181U patent/JPS601844Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5813818U (ja) | 1983-01-28 |
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