JPS60184006A - コ−ルドパ−マネントウエ−ブ液用添加剤 - Google Patents

コ−ルドパ−マネントウエ−ブ液用添加剤

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JPS60184006A
JPS60184006A JP3864884A JP3864884A JPS60184006A JP S60184006 A JPS60184006 A JP S60184006A JP 3864884 A JP3864884 A JP 3864884A JP 3864884 A JP3864884 A JP 3864884A JP S60184006 A JPS60184006 A JP S60184006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
additive
terpene
odor
permanent wave
terpenes
Prior art date
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Pending
Application number
JP3864884A
Other languages
English (en)
Inventor
Kozo Ogi
荻 康三
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MORIMOTO ZENZO
Original Assignee
MORIMOTO ZENZO
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Publication date
Application filed by MORIMOTO ZENZO filed Critical MORIMOTO ZENZO
Priority to JP3864884A priority Critical patent/JPS60184006A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコールドパーマネントウェーブ液相の添加剤に
係る。
コールドパーマネントウェーブ液として現在各種のもの
が開発され使用されているが、これらは毛髪中のシスチ
ン結合を切断して毛髪を柔軟化させる主剤としてチオグ
リコール酸アンモニウム、チオグリコール酸エタノール
アミン及び/又はシスティン塩類を使用し、これに安定
化剤としての塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニ
ウムや臭酸カリウムを、又、毛髪保護剤としてのラノリ
ンやポリオキシエチレンラノリン等を配合してなるもの
である。主剤であり毛髪柔軟化剤として使用されるチオ
グリコール酸アンモニウム、チオグリコール酸エタノー
ルアミン及びシスティンの内で、チオグリコール酸アン
モニウムは効果が最も高いがアンモニア臭や極めて不快
なメルカプタン臭が強(、チオグリコール酸エタノール
アミンはチオグリコール酸アンモニウムよりもメルカプ
タン臭は弱いがその効果も相当して若干低く、一方シス
テイ゛ン塩類は不快臭を有しない利点を有してはいるが
その効果が低く、毛髪を傷め易く且つチオグリコール酸
系のものと比較して3倍程度コスト高であると謂う欠陥
を有しており、従ってどの化合物を主体とするかは別と
して、コールドパーマネントウェーブ液にはこれら化合
物が適宜配合されているのである。
それ故に、従来のコールドパーマネントウェーブ液では
チオグリコール酸系化合物に基因する不快臭(アンモニ
ア臭及びメルカプタン臭)が発生逸散するのを回避し得
ない。このために汎用のコールドパーマネントウェーブ
液にはラベンダー香料等が添加配合されているが上記不
快臭を充分にマスクするには至っていないのが実情であ
る。この点に関連して留意すべきことは、先ず第1に上
記不快臭の内でアンモニア臭は比較的早期に消失するが
メルカプタン臭は残存性が高い点であり、第2には不快
臭を幾分でもマスクするために添加されたラベンダー香
料等の芳香も早期に消失してしまう点であり、第3には
、これが最も問題であるが、美容院等でウェーブをセッ
トする場合のウェーブの安定化率は約60%程度に過ぎ
ず安定化率は経時的に怖々に上昇するためにウェーブの
セット後1週間程度は洗髪をなし得す、その間は比較的
強いメルカプタン臭が残存しているにも拘らずその弱化
対策が全く存しない点である。
従って、本発明の目的は、コールドパーマネントウェー
ブ液の不快臭を香料等の芳香によって減すると謂う消極
的方策ではなしに、この不快臭を脱臭する積極的方策を
提供することにある。
本発明によれば、この目的はテルペン類を消臭用の主た
る有効成分としているコールドパーマネントウェーブ液
用添加剤により達成される。
テルペン類は一般的には主として香料原料として使用さ
れているが、本発明においてはテルペン類が有している
その側面的特性即ち分子吸着乃至不快臭を発する微粒子
をテルペン系物質の蒸気と結合させてカプセル化するこ
とによる脱臭作用が利用される。
本発明に使用されるテルペン類としてはシトラール、リ
モネン、セドロール等、シネオール(ユーカリ油)が適
当である。
本発明による添加剤は水性溶液であるコールドパーマネ
ントウェーブ液相の添加剤であるためにその剤型として
は水性エマルジョンであるのが好ましい。テルペン類の
水性エマルジョン又は水に可溶化したものは、油脂の乳
化に汎用されている公知慣用の方法を用いて容易にII
製することができる。エマルジョン中のテルペン濃度に
関して特に規制すべき条件は存しないが、テルペンを単
独で用いる場合には一般に30〜45%程度とするのが
適当である。本発明による添加剤にはテルペン類やテル
ピン類を含有する物質例えばショウノウ油やユーカリ油
を配合することができ、この場合にはテルペン類の含有
層を20%程度迄低下せしめることができる。
市販のコールドパーマネントウェーブ液の不快臭を消臭
乃至脱臭するための本発明による添加剤の配合割合は、
コールドパーマネントウェーブ液の種類に依存しヂオグ
リコール酸アンモニウム含量の高いものに対しては大と
なされるべきではあるが、添加剤の剤型が上記テルペン
濃度の水性エマルジョンである場合に約5〜20%程度
である。
次に製造例、消臭試験例及び参考例について説明する。
製造例1(添加剤) 下記諸成分を使用して常法により水性エマルジョンを調
製した。
シトラール油 42(容量%) ラノリン 3 乳化剤(非イオン系界面活性剤である 「エマルゲン420」−標章) 5 水 50 。
製造例2(添加剤) リモネン 45(容量%) ポリオキシエチレンソルビタン オレアート 6 ラウリル硫酸ナトリウム 2 水 35 リモネン、ポリオキシエチレンソルビタンオレアート及
びソルピタンオレアートを添加して混合し、70℃に加
温して撹拌しつつ、この混合物にラウリル硫酸ナトリウ
ムを水に溶解させ70℃に加温した液を添加し、次いで
約10分間撹拌し放冷して水性エマルジョンを調製した
製造例3(添加剤) リモネン 30(容量%) ポリオキシエチレン硬化 ヒマシ油 5 ラウリル硫酸ナトリウム 2 ブチルヒドロキシトルエン 0.3 水 61.7 リモネン、ポリオキシエチレン硬化とマシ油及びリモネ
ンの酸化防止剤としてのブチルヒドロキシトルエンを添
加混合して70℃に加温して撹拌しつつ、この混合物に
ラウリル硫酸ナトリウムを水に溶解させ70℃に加温し
た液を添加し、次いで約10分間撹拌し放冷して水性エ
マルジョンを調製した。
製造例4(添加剤) 製造例2と同様にして、但しリモネンの代りにリモネン
及びユーカリ油を20対80の容量比で使用して水性エ
マルジョンを調製した。
製造例5(添加剤) 製造例2と同様にして、但しリモネンの代りにリモネン
、ショウノウ油及びユーカリ油を20対10対70の容
量比で使用して水性エマルジョンを111報した。
製造例6(添加剤) 下記線成分を使用して常法により水性エマルジョンを調
製した。
セドロール 40(容量%) ブチルヒト0キシトルエン 5 乳化剤(非イオン系界面活性剤である 「エマルゲン420」−標章) 5 水 50 毛髪柔軟化剤としてチオグリコール87ンモニウムを含
有しており巣気が最も強いとされているA社市販のコー
ルドパーマネントウェーブ液を対象として製造例1〜5
の添加剤による消臭試験をパネルテストにより行った処
下記の結果が得られた。
尚、対照体として、アビエチン酸ナトリウムを主成分と
し分子吸着作用が高いとされているB社市販の脱臭剤に
関し試験したが、この脱臭剤はコールドパーマネントウ
ェーブ液に含有されているアンモニウム塩と反応してゲ
ル化するのみならず甚だしい不快臭を発し、又別の対照
体として木錨を主成分とする0社市販の強力脱臭剤に関
し試験したが脱臭効果は何等認められなかった。
表中における評価記号の意味は下記の通りである。
X 強い不快臭 Δ 若干の不快臭 ■ 実用上差支えない程度の臭気 O殆んど感じない程度の臭気 ◎ 不快臭なし 参考例1(コールドパーマネントウェーブ液)下記線成
分を配合してコールドパーマネントウェーブ液を調製し
た。本渡からチオグリコール酸臭は殆んど認められなが
った。
チオグリコール酸エタノール アミン 13(容量%) (チオグリコール酸として50%含有)水性エマルジョ
ン(製造例2)8 モノエタノールアミン 1.8 香料 0.2 水 77 参考例2(コールドパーマネントウェーブ液ン下記諸成
分を配合してコールドパーマネントウェーブ液をvA製
した。本渡は実用上問題とならない程度のアンモニア臭
を有しているがチオグリコール酸臭は何等認められなか
った。
チオグリコール酸 アンモニウム液 13(容量%) (チオグリコール酸として50%含有)水溶性エマルジ
ョン (製造例3ン 12 28%アンモニア水 2.6 香料 0.2 水 72.2 参考例3(コールドパーマネントウェーブ液)下記線成
分を配合してコールドバーマネン[・つエーブ液をI製
した。水液からシスティン臭は全く認められなかった。
システィン 6(容量%) モノエタノールアミン 3 水性エマルジヨン(製造例2)8 水 83 参考例4(コールドパーマネントウェーブ液)下記諸成
分を配合してコールドパーマネントウェーブ液を調製し
た。水液からシスティン臭もチオグリコール酸臭も何等
認められなかった。
システィン 6〈容量%) チオグリコール酸− アンモニウム液 0.6 (チオグリコール酸として50%含有)エタノールアミ
ン 3.8 水性エマルジヨン(製造例3)8 水 81 、6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. テルペン類を消臭用の主たる有効成分としていることを
    特徴とする、コールドパーマネントウェーブ液相添加剤
JP3864884A 1984-03-02 1984-03-02 コ−ルドパ−マネントウエ−ブ液用添加剤 Pending JPS60184006A (ja)

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JP3864884A Pending JPS60184006A (ja) 1984-03-02 1984-03-02 コ−ルドパ−マネントウエ−ブ液用添加剤

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0610892A1 (en) * 1993-02-12 1994-08-17 Helene Curtis, Inc. Method of reducing malodors in permanent waving
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JP2018030790A (ja) * 2016-08-23 2018-03-01 ラピアス電機株式会社 毛髪処理剤及び毛髪処理方法

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