JPS60182909A - 化粧品用ラセン軸筒及びその製造装置 - Google Patents

化粧品用ラセン軸筒及びその製造装置

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JPS60182909A
JPS60182909A JP3722184A JP3722184A JPS60182909A JP S60182909 A JPS60182909 A JP S60182909A JP 3722184 A JP3722184 A JP 3722184A JP 3722184 A JP3722184 A JP 3722184A JP S60182909 A JPS60182909 A JP S60182909A
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JP
Japan
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helical
movable
core
shaft cylinder
cavity
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Pending
Application number
JP3722184A
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English (en)
Inventor
淳 大庭
前田 恒夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuno Kasei Co Ltd
Original Assignee
Suzuno Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、アイシャドウ、アイプロウ等のラセン繰出機
構化粧品の一部品として使用するラセン軸筒に関する。
また、本発明は、上記ラセン軸筒を射出成形により製造
するための装置に関する。
〔従来技術とその問題点〕
アイシャドウ、アイブロウ等のラセン繰出機構化粧品は
、その軸の異なる部品箇所をそれぞれ片方の手で持って
互いに相対的に回転させることにより内部に収納された
棒状化粧料が出没するものである。このようなラセン繰
出機構化粧品のうち重要な役割を占める部品として、ラ
セン軸筒がある。ラセン軸筒は、一般に熱可塑性合成樹
脂を用いて射出成形によシ製造される中空円筒状の部材
であり、その中空内周壁にラセン溝が設けられている。
化粧品を組立てるにあたシ、このラセン軸筒の中空内に
押棒が挿入され、押棒の突出部又はオネジラセン左ラセ
ン軸筒内のラセン溝とが保合又は螺合される。従って、
押棒とラセン軸筒との相対回転によって、押棒がう七ン
軸筒に対して進退運動をし、それが棒状化粧料に伝達さ
れて所望の機能を果す。
ラセン軸筒の構造上、その射出成形に用いる円柱上のコ
アビンの外周にはオネジラセンが刻設されている。従っ
て、射出成形後、成形機を型開きしてから、成形品であ
るラセン軸筒をコアビンより抜き取ることは必ずしも容
易ではない。ラセン軸筒内のメネノラセンのリード、す
なわちコアピンのオネジラセンのリードが長い(大体、
6咽以上)ときには、スリーブ等で成形品を単に突き出
すだけで、成形品は自然に回転してラセン状コアビンか
ら抜き取れる。しかし、コアビンのラセンのリードが短
いときには、成形品は突き出しただけでは自ら回転する
ことなく、抜き取ることはできない。リードの小さいラ
センネジを有するコアビンよシ成形品を抜き取るために
は、従来は、第1図に示すような方法がとられていた。
すなわち、型開きした後の成形品lの外周上のうち少な
くとも2ケ所に力Fを作用させて成形品1を固定(回転
を阻止)しておいて、コアピン2を回転させながら左方
へ後退させるという方法である。或いは、成形品の外周
上に軸方向の溝レールを設け、それによって成形品の回
転を阻止しておいてコアピンを回転させ、成形品を繰出
して抜き取るという方法もあった。
しかしながら、何れの方法によっても、成形品たるラセ
ン軸筒の外周には傷又は溝等の外観上望ましくない凹凸
部分が残ってしまい、化粧品容器としての外観を損なう
。このように、従来のラセン軸筒には外方表面のどこか
に必ず傷等の凹凸があシ、外表面が平滑でかつリードの
小さいラセン軸筒は存在しなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、外表面が傷等の外観を損なう局部的凹
凸を全く有しない平滑面となっている化粧品用2セン軸
筒を提供することである。
さらに、本発明の目的は、上記ラセン軸筒を射出成形に
よシ製造するための装置を提供することである。
〔好適実施例の説明〕
第2A図は、本発明の一実施例であるラセン軸筒射出成
形装置の断面図である。固定側型板11が内部に円柱状
のキャビティ12を有する。通常の射出成形機と同様に
、固定側型板11はスプルー13、ダート14を備えて
いて、所定温度に調節された型板に対して所定温度で溶
融された樹脂がノランノヤ等によシ高速高圧でノズル(
図示せず)から噴入される。樹脂はスゲルー13からラ
ンナーを通シダート14から射出され、キャビティ12
を充満する。さらに固定側型板工1は、ガイド穴15及
びラセン棒収容穴16を有し、それぞれ後述するガイド
棒及びグレート移動ラセン棒を収容する。
可動側型板17は、油圧ボン!又はモータ(図示せず)
等によυ固定側型板工1に対して移動可能であυ、型開
きするようになっている。可動側型板17は、植設され
たガイド棒24及びガイド穴15によって型締めの際固
定側型板11に対して正確に位置づけられる。まだ可動
側型板17は、はぼ円柱棒状のコアビン19を突出させ
ている。
コアビン19は、型板17からの露出長がキャビティ1
2とほぼ同程度であり、キャビティ12よシも小径で、
外周にオネジラセン20が刻設されている。
可動側型板17が固定側型板11に接近して密着し型締
めがされるときに、コアビン19がキャビティ12内に
進入して、コアビン19とキャビティ12の内壁との間
に円筒状の空間が画成され、ここがラセン軸筒を成形す
るための型領域となる。
キャビテイエ2の内底にはメクラ穴21を設けてもよく
、その場合にはコアビン19の小径先端がそのメクラ穴
21に挿入し、コアビン19がキャビティ12内で正確
に中心位置に固定されることになり、等肉厚の理想的な
射出成形品を製作することができる。
可動側型板17はさらに、外周にオネジラセン25を有
する金属製のプレート移動ラセン棒22を備えている。
ストリッパーグレート23がガイド棒24に案内され、
かつプレート移動ラセン棒22に2セン係合している。
ストリッパ−グレート23は、ガイド棒24によって回
転を阻止されているので、グレート移動ラセン棒22の
回転により、グレート23は前進後退運動をする。
グレート移動ラセン棒22及びコアビン19は、モータ
18から歯車減速手段を通じて回転力を与えられている
。モータ18の回転が歯車31に伝達され、歯車31の
回転によシ第2B図に示すように歯車32.33が駆動
される。歯車32及び33はそれぞれプレート移動ラセ
ン棒22及びコアビン19に直結しておシ、従ってラセ
ン棒22とコアビン19とが同時に回転することになる
さらに別の歯車32′及びそれに直結したもう1つのプ
レート移動ラセン棒22′を設けて、2本のう七ン棒に
よってよp安定的にストリツ・ぐ−グレート23を進退
させることが好適である。
〔作用の説明〕
第2A図に示すように、キャピテイ12、コアビン19
及びストυツ・f−グレート23により包囲された型領
域に溶融樹脂が射出充満され冷却硬化されて、成形品で
あるラセン軸筒a(第3図参照)が形成される。
成形後、第3図に示す矢印Aのように可動側型板17が
移動して固定側型板11がら離れ、型開きする。成形品
aは、コアビン19に被着したままキャビティ12から
取出され、開口部分(第3図で左端)がストリッツや一
プレート23に当接している。ついで成形品aをコアビ
ン19から抜取らなければならないが、コアビンエ9と
成形品aとはラセン保合しているので、単に右方向(矢
印Aと反対方向)に引張っても抜取ることはできない。
そこで、本発明によれば第4図に示すように、グレート
移動ラセン棒22がモータ18(第2A図参照)からの
駆動力にょシ矢印Bの方向に回転して、ストリッ・や−
グレート23を矢印Cの方向に前進させる。これと同時
に、コアビン19もモータ18からの駆動力によシ矢印
りの方向に回転する。コアビン19の回転速度ωCは、
同時刻におけるプレート移動ラセン棒22の回転速度ω
アに等しい。また、ル−ト移動うセン棒22のオネジラ
セン25のリードlpは、コアビン19のオネジラセン
20のリード!。に等しくしである。従って、ストリッ
ツや一プレート23が前進する速度、すなわち成形品a
を当接抑圧する速度は、コアビン19が成形品aを繰出
そうとする速度に等しい。その結果、成形品aは開口部
分において、常にストリッパーグレート23からの押圧
力を受け、しかもプレート23との摩擦係合によシ回転
を防止されているので、コアビン19よシきわめてスム
ーズに繰出されてゆき、矢印Eの方向に前進して抜き取
られてゆく。コアビン19から完全に抜き取られた成形
品は、自由落下して下方にあるストック(図示せず)に
貯えられる。ωC及びω、は、定速に限らず、最初低速
で次第に高速にしていくことも可能である。
成形品の抜き取シの後、リミットスイッチ等(図示せず
)によジグレート移動ラセン棒22が停止後逆回転して
、ストリッパーグレート23は後退させられ、第3図に
示すような元の位置に戻る。
それから、可動側型板17が前進して固定側型板11に
接近してゆき、最後に密着して型締めがなされる。グレ
ート23の相対的後退と可動側型板17の前進とが同時
に実行されてもよい。
完全に型が締まった後に、次の射出成形が行なわれ、上
記手順が反復される。このようにして成形品を大量に生
産することができる。
〔変形例〕
なお、実施例においては、コアピン19とプレート移動
ラセン棒22の回転速度ωC2ω2が等しい場合につい
て説明しだが、この場合に限るものではない。コアピン
19の回転による繰出し速度V。
== (dcX lc、7’レート23の前進速度El
 p =ωP×JPにおいて、υ。=υ2、すなわちω
c”1lc−ωP×A’Pが常に満足されてさえいれば
、どのような回転速度であっても良い。上記実施例は、
1つの特別な場合、すなわちω。=ωP + ’J C
””P について示したものである。
また、ストリッパーグレート23を前進させる手段は、
プレート移動ラセン棒22に限定されるものではなく、
例えばラックとピニオンギアによるものでもよく、コア
ピンとプレートとの相対運動を生じさせるいかなる運動
伝達手段であってもよい。
プレート23のうち成形品に当接する部分に、耐熱性の
高摩擦材料を用いて成形品との摩擦力を強化することも
できる′。
実施例においては、1個の成形キャビティのみを示した
が、複数個のキャビティを有する固定側型板を用い得る
ことはいうまでもない。その場合には、コアピンも複数
個用意され、型開きの後に複数個の成形品が同時に繰出
し抜取シされる。
〔発明の効果〕
上記のような射出成形装置によれば、任意のリードでし
かも外表面に全く傷がない新規な平滑2セン軸筒が得ら
れる。このような平坦な樹脂製ラセン軸筒は、外装を施
すことなく化粧品容器軸筒としてそのまま用いることが
できるので、製造コストが安くなシ、製作時間も大幅に
削減することができ、化粧品製造業にとってきわめて有
益である。
また、本発明の製造装置によれば、上記のようなラセン
軸筒を高速で製造することができ、成形品をきわめてス
ムーズに抜取ることができるので、上記ラセン軸筒を大
量にかつ安価に生産することが初めて可能になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術におけるラセン軸筒の抜取りを説明
する図である。 第2A図及び第3図、第4図は、本発明のう中ン軸筒の
製造装置の概略断面図であシ、射出成形、型開き、成形
品の繰出抜取の各段階を順に示している。 第2B図は、グレート移動ラセン棒及びコアピンに回転
力を伝達する歯車の概略図である。 〔主要符号の説明〕 a・・・成形品 11・・・固定側型板 12・・・キャビティ エフ・・・可動側型板 19・・・コアピン 22・・・プレート移動ラセン棒 23・・・ストリッツクープレート 巷許出願人 鈴野化成株式会社 同 ビッグウェイ株式会社

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも1端が開口した中空筒状の樹脂製軸筒
    から成り、内周壁に化粧料繰出し作動用のメネジラセン
    溝が形成され、外表面は傷その他の外観を損う局部的凹
    凸を有しない平滑面であることを特徴とする化粧品用ラ
    セン軸筒。
  2. (2)射出成形によシ化粧品用ラセン軸筒を製造するた
    めの装置であって: 円柱状のキャピテイ及び射出ダートを備える固定側型板
    ; はぼ円柱状でオネジラセンを有するコアピン、ストリツ
    iJ? −7’レート及び駆動手段を備え、前記固定側
    型板に対して移動可能である可動側部材; から成シ、 前記コアビンは、最大露出長が前記キャビティの長さに
    大体等しく、前記キャビティよシも小径でキャビティ内
    に挿入可能であって、前記ストリッパーグレート、キャ
    ビティとともに成形空間を画成可能であり、前記可動側
    部材に回転可能に取付けられ; 前記ストリツ・9−プレートは、前記コアビンに対して
    相対的に並進運動可能なように前記可動部材に取付けら
    れている: ことを特徴とする製造装置。
  3. (3)特許請求の範囲第(2)項に記載された製造装置
    であって: 前記並進運動の速度が前記コアピンの回転繰出し速度に
    等しい、ところの装置。
  4. (4)%許請求の範囲第(3)項に記載された製造装置
    であって: 前記並進速度が、前記固定側部材から突出し前記ストリ
    ツ・や−プレートにラセン係合したグレート移動ラセン
    棒の回転によって生ずる、ところの装置。
  5. (5)特許請求の範囲第(4)項に記載された製造装置
    であって: 前記ラセン棒と前記コアビンのラセンのり−Pが等しく
    、かつ両者の回転数も等しい、ところの装置。
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