JPS6018257Y2 - 帯鋸盤における帯鋸刃案内具 - Google Patents

帯鋸盤における帯鋸刃案内具

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JPS6018257Y2
JPS6018257Y2 JP3785981U JP3785981U JPS6018257Y2 JP S6018257 Y2 JPS6018257 Y2 JP S6018257Y2 JP 3785981 U JP3785981 U JP 3785981U JP 3785981 U JP3785981 U JP 3785981U JP S6018257 Y2 JPS6018257 Y2 JP S6018257Y2
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JP
Japan
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band saw
saw blade
side pin
main lever
front surface
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Expired
Application number
JP3785981U
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JPS57149921U (ja
Inventor
光雄 近藤
Original Assignee
大東精機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は帯鋸盤の帯鋸刃の切削作用部の両側に設けられ
、帯鋸刃を被削材への切込み方向に向くよう挟持案内す
る帯鋸刃案内具に関する。
このような案内具は、一般に帯鋸盤の正面より見て帯鋸
刃の後面に当接する固定サイドチップをブラケットアー
ム下部内側に固定し、それに対向して帯鋸刃の前面に当
接する可動サイドチップを鋸押しバネを介して可動的に
取付け、帯鋸刃を弾力的に挟持案内する構造であるが、
従来は、実公昭47−2966汚公報に開示されている
ように、この鋸押しバネ前端の押圧部をローレットねじ
により変位させる構成であったから、ローレットねじを
締め忘れていても気付かずに帯鋸盤を運転する欠点があ
った。
また従来、実開昭54−57592号公報又は実開昭5
4−162991号公報に開示されているように、操作
レバーの回動により可動サイドチップを固定サイドチッ
プに対し接近離反自在に構成したものが提案されている
が、互いに嵌合関係にある部品点数が多く製作コストが
嵩むばかりでなく、必要時間の長い帯鋸刃挾持時に鋸押
しバネを最緊張状態にし、必要時間の短い帯鋸刃取外し
作業時に鋸押しバネを弛緩するという、構造−ヒの不合
理性があった。
また上記いずれの場合も、鋸押しバネは可動サイドチッ
プを直接押圧するため強力なものでなくてはならず、こ
のためローレットネジもしくは操作レバーの回動に相当
大きな力を要するという難点があった。
更に上記いずれの場合も、厚さの異る帯鋸刃を装着した
際鋸押しバネのたわみ量が変り、従って押圧力が変動す
るという欠点があった。
本考案の目的は、押圧力の弱い小さなバネを用いて帯鋸
刃を充分に押圧しつつ案内保持し、かつ、帯鋸刃の厚み
の変化に対して簡単に調節することができ、しかも必要
時間の短い帯鋸刃取外し作業時にバネを最緊張状態にし
、必要時間の長い帯鋸刃挾持時即ち正常時に若干緩和状
態にしてバネの耐久性を図り、さらに、操作レバーの回
動により帯鋸刃の着脱を行うため締め忘れがなく、かつ
、操作レバーの回動を軽く行い得るという改良された帯
鋸刃案内具を提供することにある。
以下、本考案を実施例の図面に基づいて説明する。
なお、本明細書においては、帯鋸刃の切込方向に直交す
る方向であって、帯鋸盤正面より見て手前側を前方、そ
の反対側を後方と称し、前方および後方に向く面を、そ
れぞれ前面および後面と称する。
第1図は本考案実施例の全体を示す正面図、第2図は第
1図の要部拡大図、第3図は第2図の縦断面図である。
ベッド1上に樹立した主コラム2と副コラム3に沿って
昇降する鋸フレーム4の左右に鋸ホイール5,6が装備
され、鋸ホイールに帯鋸刃7が張架されている。
この鋸刃7の切削作用部8の両側には一対の帯鋸刃案内
具9,10が設けられて鋸ホイル5,6の下辺で斜めも
しくは水平になっている帯鋸刃7を切削作用部8におい
て被削材への切込み方向、通常は鉛直方向に保持してい
る。
この帯鋸刃案内具9,10は鋸フレーム4の上部から垂
下するブラケットアーム11,12の下端部に設けられ
ている。
帯鋸刃案内具9,10は左右対称に作られており構造的
には同一であるので10について説明する。
ブラケットアーム12の下端部の左右方向に刻設された
方形溝21の後半部分に固定サイドチップ22がボルト
23により固着され、前半部分に可動サイドチップ24
がずれ止め用ビン25により前後方向摺動自在に支持さ
れており、この両サイドチップ22.24の間に帯鋸刃
7が挾持され、帯鋸刃の背にバックチップ26が当接し
ている。
可動サイドチップ24の正面中央のブラケットアーム前
面部には前後方向に貫通する孔が刻設され、その孔に軸
方向摺動自在のサイドピン27が嵌合し、そのサイドピ
ンの前半部分がブラケットアーム前面28から突出して
いる。
ブラケットアーム前面28には軸受台29が突出形成さ
れており、その軸受台の、サイドピン27の中心よりも
更に下方位置に、左右水平方向を軸とする支点ピン30
を設け、この支点ピン30を支点として矢印A方向に回
動する主レバー31が設けられている。
この主レバー31の力点トなる上端部には、ブラケット
アーム前面28に植込まれたバネ押さえ32の間に鋸押
しバネ33を介在させ、作用点となるサイドピン位置に
はサイドピン27と同軸上に調節ネジ34を設けこの調
節ネジ円ロックナツト35で固定し、鋸押しバネ33の
復元力により調節バネ34の後面がサイドピン27の前
端面に当接してこれを押圧腰これにヨリサイドピン27
の後端面が可動サイドチップ24の前面に当接してこれ
を押圧するよう構成する。
なお、主レバー31の支点から作用点までの距離h1支
点から力点までの距離をLlとする。
また、主レバー31の中央部の背面には凹所36を形成
腰その凹所に対し押上げ、離間を行なうカム37を軸受
台29の上端部に軸支して設け、そのカム軸の右端に操
作レバー38を固着してカム37を回動操作できるよう
にしている。
このカム37の形状は例えば図示のように操作レバー3
8が下方に倒れている状態では半月形の切欠平面が凹所
36にわずかの隙間をもって近接し、レバー38を矢印
Bに示すように前方へ引き上げたとき鋸押しバネ33力
に抗して主レバー31を前方へ回動変位させるよう形成
されている。
このような構成において、操作レバー38が下方に倒れ
ている状態では鋸押しバネ33の復元力がL工/L2の
比率で拡大されてサイドピン27を介しての可動サイド
チップ24の押圧力として作用し、帯鋸刃7を押圧挾持
する。
もし厚さの異る帯鋸刃を装着する場合は、この状態にお
いて調節ネジ34を前後方向に変位させれば挟持力を簡
単に同一値に調整し直すことができる。
操作レバー38を手前に引き上げると、カム37が軸受
台29の凹所36を押上げ、鋸押しバネ33が−ばいに
圧縮されて主レバー31が支点を中心に前方へ回動変位
するから、サイドピン27に作用していた押圧力が解か
れて帯鋸刃7を自由に取り外すことができる。
なお、上記実施例において、主レバー31の支点、力点
、作用点を一直線上に配設し5、その一直線を鉛直方向
に設定したが、本考案はそれに限定されることなく、任
意の方向で実施することができる。
本考案によれば、主レバーの支点の近傍に作用点を設け
、力点に鋸押)、バネを配設しているので、鋸押しバネ
の復元力は帯鋸刃挾持力の数分の一程度の弱いものでよ
く、同様に、操作レバーにこくオ)ずかな力を加えるだ
けで主レバーをバネに抗[7て変位させることができる
また、主レバーの作用点に設けたサイドピンの押圧力を
、調節ネジにより外から簡単に調節することができるの
で、厚みの異なる鋸刃を用いる場合でも押圧力を同一値
に保つことが極めて容易である。
さらに、必要時間の長い帯鋸刃挾持時に鋸押しバネが若
干緩和状態にあり、帯鋸刃の取外11作業時のみ鋸押し
バネが最緊張態になるのであるから、鋸押しバネの耐久
性が伸長し長時間安定的に使用することができる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の全体を示す正面図、第2図は第
1図の要部拡大図、第3図は第2図の縦断面図である。 7・・・・・・帯鋸刃、9,10・・・・・・帯鋸刃案
内具、11.12・・・・・・ブラケットアーl4.2
2・・・・・・固定サイドチップ、24・・・・・・可
動ザイドチツプ、27・・・・・・サイドピン、30・
・・・・・支点ビン、31・・・・・・主レバー 33
・・・・・・鋸押しバネ、34・・・・・・調節ネジ、
37・・・・・・力t4.38・・・・・・・操作レバ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯鋸盤の切削作用部の両側に配設したブラケットアーム
    の下端部、帯鋸盤の正面より見て帯鋸刃の後面に当接す
    る固定サイドチップと帯鋸刃の前面に当接し前後方向に
    変位しうる可動サイドチップを装着して、走行する帯鋸
    刃を、その刃先が被削材への切込み方向に向くよう挟持
    案内する装置において、上記可動サイドチップの前面か
    ら上記ブラケットアーム前面まで貫通する貫通孔内を摺
    動するサイドピンを設け、そのサイドピンの後端面を上
    記可動サイドチップの前面に当接せしめるとともに、上
    記ブラケットアームの前面にその前面と平行な軸を中心
    に回動する主レバーを、その主レバー又は主レバーに固
    着された部材の後面が上記サイドピンの前端面に当接す
    るように設け、上記主レバーの上記軸から上記サイドピ
    ン当接部位を通る線の延長上に上記サイドピンへ押圧力
    を与えるバネを配設し、そのバネの力に抗して上記主レ
    バーを前方へ変位させる操作レバーを設け、上記固定サ
    イドチップと可動サイドチップの間に帯鋸刃を挾持した
    状態において上記バネの力が上記主レバーにより拡大さ
    れて上記サイドピンを押圧し、上記操作レバーの操作に
    よりサイドピンの押圧力を解いて可動サイドチップが帯
    鋸刃から離間しうるよう構成された帯鋸盤における帯鋸
    刃案内具。
JP3785981U 1981-03-17 1981-03-17 帯鋸盤における帯鋸刃案内具 Expired JPS6018257Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3785981U JPS6018257Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 帯鋸盤における帯鋸刃案内具

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JP3785981U JPS6018257Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 帯鋸盤における帯鋸刃案内具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57149921U JPS57149921U (ja) 1982-09-20
JPS6018257Y2 true JPS6018257Y2 (ja) 1985-06-03

Family

ID=29835033

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JP3785981U Expired JPS6018257Y2 (ja) 1981-03-17 1981-03-17 帯鋸盤における帯鋸刃案内具

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JP4611043B2 (ja) * 2005-01-31 2011-01-12 就三 樋脇 切断機

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JPS57149921U (ja) 1982-09-20

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