JPS60179624A - 試料採取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転運動及び往復直線運動が実行でき、か
つ少なくとも一つの試料容器のためのニードルヘッド注
入システムを備えた有毒性及び／又は放射性の物質のだ
めの試料採取装置であって、回転円筒に与えた回転運動
及び往復直線運動により試料容器をニードルヘッド注入
システムへ及び送入兼抜取、り管へ移送可能であるもの
に関する。

〔従来技術〕

かかる試料採取装置はドイツ連邦共和国特許第２６４２
０６５号明細書により知られている。しかしながらこの
装置は重大な欠点を有する。ニードルヘッドの部分ない
し試料容器の半径方向搬送部分はその寸法が大きいので
高放射能領域における遮へい体の妨げになっている。ニ
ードルが上に向けて配置されていること、すなわち試料
容器を上から下に向かってニードルに突き刺すことに起
因して、ニードルの長さが犬となｐニードルが非常に曲
がり易いという結果が生じる。それに加えて試料容器に
試料溶液をその容積の最高でも７５チしか充填早きない
。さら（（往復駆動装置の機構ないし構造が高価に過ぎ
（三つの往俊動シリンダ、どっしりした構造）、また二
一ドルヘソドが高放射能遮へい体に制約さｎて交換でき
ない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は、良好な放射線防護装備と放射能又は毒に汚
染された部品の良好な洗浄可能性とを備え、かつ１回又
は複数回の試料採取を機構上及び技術上可能とするよう
に、頭部の試料採取装置を改良することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的は特許請求の範囲第１項に記載の特徴によシ達
成される。

有利な実施態様については特許請求の範囲第２項以下に
記載されている。

〔作用効果〕

この発明にもとづく解決手段の一つの特別な長所は、試
料容器搬送要素の駆動（垂直及び半径方向）−がニード
ルヘッド範囲の上方に配置した駆動機構を備えた丸軸に
より行われることにある。それによりニードルヘッドす
なわちニードル先端を下に向けて配置すること、換言す
れば試料容器を充填するためにニードルに下から上に向
かって突き刺すことが可能となる。さらに、マガジンか
ら注入場所へさらに気送ステーションへの試料容器の鉛
直方向及び半径方向の搬送機構が、ただ二つの要素すな
わち回転円筒（回転体）及びストリッパ板だけから構成
されるということが、長所である。試料採取部における
気送管出口はつる巻きばねとスリーブから成る部品によ
り簡単に気密を保たれる。

試料採取用部品の超音波による洗浄ユニットを試料採取
ボックスの中に組み込むことが可能である。試料採取部
は洗い流すことにより洗浄できる。

さらに試料採取管及びこし組紐込み固形物捕集容器を洗
浄することもできる。

試料採取装置は技術的に簡単となった。それにより試料
容器に試料溶剤を良好に充填できる。試料採取部は試料
採取管（固形物捕集容器）を洗い流すことにより運転障
害、例えば不均質な液体の試料採取の際のつまりなどの
防止々いし除去のための予防装置を備えたことになる。

さらに試料採取装置 小化したことにより、放射線防護遮へいの形状寸法を最
適化できるようになった。

〔実施例〕

つぎにこの発明にもとづく試料採取装置の一実施例を示
す図面を参照しながらこの発明の詳細な説明する。

図面は試料採取装置の断面図を示す。その主要部は、一
つ又は複数の試料容器３２を送入兼抜取シ管２７の開放
端の下の搭載位置からニードルヘッド注入システム３へ
搬送しかつ保持するための、回転円筒１（回転体頭部）
である。ニードルヘッド注入システムは水平な溶剤流人
出管１６と下に向かって並んだ２本の中空針３３とから
成る。

げ下げの運動の行程は、試料容器３２（図示の位置）を
充填するために下から中空針３３まで引き上げることが
できるように、設定されている。このために中空針３３
と試料容器３２とこの容器を収容するための回転円筒１
の穴とは、駆動軸７の軸線と平行に並んでいる。

さらに駆動軸７上には回転円筒１の上に回転を拘束され
たス）　ＩＪツバ板２が配置され、この板は鋒復直線運
動の際には一諸に動かされるが回転運動の際には停止し
たままである。ストリッパ板は、中空針３３を有するニ
ードルヘッド注入システム３の範囲において、中空針３
３の太さに相当する穴３４を有する板とするのが有利で
ある。試料容器３２を充填するために中空針３３はこの
穴を貫通できるが、他方では充填過程が終り回転円筒１
引き出されるように働く。

ストリッパ板２付きの回転円筒１とニードルヘッド注入
システム３はケーシング１８の中に設けられ、このケー
シングは遮へい材料を充填した二重壁の板製箱から成る
。ケーシング壁を貫いて、同様に繊維状鉛１７で遮へい
された溶剤流人出管１６が導かれている。ニードルヘッ
ド注入システム自体はボルト４と溶剤入口に向かう面圧
とにより壁に固定されかつ制止されている。

試料採取部ケーシング１８はさらに遮へい蓋３５を有し
、駆動軸７はこの蓋を貫通すると共に軸受６によりこの
蓋に保持てれている。さらに送入兼抜取り管２７は蓋３
５の別の穴３６を貫通し回転円筒１の上面にまで達して
いる。管２７の下端は管２７の中に可動に収容されたス
リーブ８によシテレスコープ筒として構成されているの
で、管２７の長濱は回転円筒１の往復直線運動の際に変
化する。スリーブ８の戻りは、スリーブ８を回転円筒に
向かって押しているばね３ｆｆより行なわれる。ばね３
７及び軸受６は蓋２又は固定板５により保持これる。

内部空間３９が凋斗状に形成された試料採取器ケーシン
グ１８の底には、弁２０を有する排水管と弁２１を有す
る排水管とが取付けられている。

遮へいケーシング２４の中へは気送給気管２５が供ｌ面
から導入さ肛、その端部の開口４０は試料採取部ケーシ
ング１８の内部空間３９の底においてスリーブ８の開口
端の真下に位置しているので、図示の回転円筒１の試料
容器搭載位置において別め試料容器３２を収容するため
の穴４１は両開口端と一直線上にある。開口４０はパツ
キン９により回転円筒１に気密に接続されている。

試料採取部ケーシング１８は案内棒４２に固定されてい
る。この案内棒４２はまた駆動軸７の回転及び往復直線
運ｍＪを実施するための装置の保持にも用いられている
。この装置は少なくとも鉛直直線運動のための少なくと
も一つの往復動７リンダ１４と回転駆動のだめの一つの
電ｍ機１３とから成る。往復動／リンダ１４は固定され
た板４３を支点として作動して、この装置を上げ下げす
る。

その際この装置は二つの鉛直案内部１２を介して案内棒
４２により導かれる。板４３上の軸受１１が駆動軸７の
保持を行う（対向軸受は６）。駆動軸７自体は板４４に
支えられ、この板は往復動ンリンタ゛１４の１年月面と
なっている。

前記装置は試料採取装置を収容したグローブボックス２
６の外部に設けられている。案内棒４２はその壁を気密
に貫通している。板４３はその壁の一部となっている。

駆動軸７はパツキンＩＯＫよりボックス内部に対し封止
されている。

空容器マガジンから充填のために試料容器な供給するた
めと充填後に容器を気送するだめの搬送管２７は、ボッ
クス２６の壁の下面に配置された位置きめ回転体２８に
通じている。この回転体は封止された小ケーシング４６
に収容された回転駆動機４５により回転きれて、最初は
マガジン管３０から試料容器を供給する位置に（穴４７
の中に空容器３２が図示されている）、ついで搬送管２
７をまたぐ位置に来る。後者の位置では搬送管２７から
ボックス２６の外部の試料容器気送管２９への連続した
結合が成立する。その他の全ての位置ては搬送管２７は
仕切られている。気送給気管２５のためのフィルタ３１
が同様にボックス２６、の外Ｎ５ｌｄに設けられている
。位置きめ回転体２８の代りに滑り弁装置を用いること
もでき、この装置は、駆動軸７上のドッグ又は同様々も
のにより駆動又は制御される。

ニードルヘッド注入システム３の」二方の蓋３５は中空
針３３の上で孔４８が開いている。この孔の中にはニー
ドルヘッドの形状寸法に対応する栓４９が挿入されてお
り、この孔４８を経て中空針３３を上方へ引き出すこと
ができる。

蓋３５全体は気密である必要は寿い。それは線量遮へい
の責務を満足するだけでよい。頭部の覆いとしては５０
胴厚の合金鋼付きの遮へい体が推奨される。鉛はニード
ルヘッド注入システム３から内部空間３９に漏れる酸蒸
気雰囲気の中では遮へい材料としては適していない。

放射線にさらされた中空針３を交換するために栓４９を
取り外した孔４８の上に遮へい搬送容器１５が載せられ
、この容器の中に中空針３３が引き込まれる。遮へい搬
送容器１５ばその内部に中空室５０を有し、この中空室
は滑り弁５１により下方に開放される。搬送容器１５の
中には、ニードルヘッド固定ボルト４の真上に正確に位
置した袋スパナ５２が組み込まれている。スパナ５２の
一沖には丸鋼棒（３陥ｇｌ）が通っておシ、この棒のね
じ端部５３は中空針３３のボルトの対応する穴５４にね
じ込まれるので、中空針を遮へい中空室５０の中に引き
込むことができる。滑シ弁５１を閉鎖した後に中空針は
運び去られる。

中空針３３はグローブボックス２６の中に設けられた超
音波洗浄槽２２の荷降ろし位置５５の上に運ばれる。そ
こで中空針は滑９弁５１を開けた後に保持棒５３をねじ
戻して超音波洗浄槽２２の中に降ろされる。中空針は洗
浄＠２２の中で遮へいしないでも手で扱える線量まで洗
浄される。

試料採取部及びグローブボックス２６は排液管１９に接
続されている。

内部空間３９はその中に設けられた回転円筒１と共に洗
浄できる。洗浄液は弁２０．２１付きの管を経て放流さ
れる。溢流管２３がケーシング１８の側壁を貫通して纒
かれている。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明にもとづく試料採取装置の一実施例の断
面図である。 １・・・回転円筒、２・・・ストリッパ板、３・・ニー
ドルヘッド注入システム、７・・・駆動軸、８・・テレ
スコープ筒、１３・・回転駆動機、】４・・・往復動シ
リンダ、１８・・・ケーシング、２５・・・供給管、２
６・・グローブボックス、２７・・・送入兼抜取り管、
２８・・位置ぎめ要素、３０　・マガジン、３２・・試
料容器、３３　中空針、３４・孔、３５・・ケーシング
の上面（蓋）、３９　ケーシング内部、４２・−案内棒
、４５・−駆動機構、４８・・孔。 第１頁の続き ■Ｉｎｔ、Ｃ１，４識別記号　庁内整理番号Ｇ　２１　
Ｆ　７１０４　８２０４−２Ｇ■発　明　者　ロルフ、
ベルク　ドイツ連邦共和国リケシュトラーセ１ プルッフザール５、エドウアルトメー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）回転運動と往復直線運動が実行でき、かつ少なくと
   も一つの試料容器のためのニードルヘッド注入システム
   を備えた有毒性及び／又は放射性物質のための試料採取
   装置であって、回転円筒に与えた回転運動及び往復直線
   運動により試料容器をニードルヘッド注入システムへ及
   び送入兼抜取り管へ移送可能であるものにおいて、 ａ）回転円筒（１）Ｋ回転運動及び往復直線運動を伝達
   可能な駆動軸（７）を備えたことと、 ｂ）　ニードルヘッド注入システム（３）を回転円筒（
   １）の上方に配置したことと、Ｃ）試料容器（３２）の
   ための送入兼抜取り管（２７）を同様に回転円筒（１）
   の上方η−西Ｐ装　１涜　こ　２　）−、 ｄ）試料容器（３２）を充填後それをニードルヘッド注
   入システム（３）から引き抜いて回転円筒（１）の内部
   に保持するためのストリッパ板（２）を備えたことと、 を特徴とする試料採取装置。 ２）送入兼抜取り管（２７）上に、試料容器をマガジン
   （３０）から供給するため及び送入部／抜取り管（２７
   ）を閉鎖永いし開放するための位置ぎめ要素（２８）が
   設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   記載の試料採取装置。 ３）送入兼抜取り管（２７）の長でか往復直線運動に応
   じて変更できるように、送入兼抜取り管（２７）が部分
   的にテレスコニブ筒（８）として構成てれており、その
   際送入兼抜取り管（２７）が回転円筒（１）まで押し付
   けられていることを特徴とする特許請求の範囲第１項又
   は第２項記載の試料採取装置。 ４）駆動軸（７）の運動のために少なくとも−つの往復
   動シリンダ（１４）と一つの回転駆動機（１３）を備え
   かつ案内棒（４２）によυ鉛直に案内されまた回転を拘
   束された一つの装置が、駆動軸（７）上に設けられてい
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第４項
   のいずれかに記載の試料採取装置。 ５）ストリッパ板（２）付き回転円筒（１）とニードル
   ヘッド注入システム（３）を内蔵し、またその壁を駆動
   軸（７）及び送入兼抜取り管（２７）が貫通するケーシ
   ング（１８）を備えることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第４項のいずれかに記載の試料採取装置。 ６）ケーシング（１８）が案内棒（４２）に固定されて
   いることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第５
   項のいずれかに記載の試料採取装置。 ７）搬送媒体のためのもう一つの供ｉ’ＩＣ，２５）が
   ケーシング（１８）の壁を貫通し、この供給管が回転円
   筒（１）の下で、−回十叶シ苛十士か→→−ζ回転円筒
   （１）の上の送入兼抜取シ管（２７）の端部と相い対す
   る位置で、終っていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ないし第６項のいずれかに記載の試料採取装置。 ８）駆動軸（７）がケーシング（１８）　［軸受けされ
   ていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第
   ７項のいずれかに記載の試料採取装置。 ９）位置きめ要素（２８）がもう一つの回転円筒又は滑
   り弁であることを特徴とする特許請求の範囲第１項ない
   し第８項のいずれかに記載の試料採取装置。 １０）駆動軸（７）上の前記装置（１−２，１４゜４４
   ）及び位置ぎめ要素（２８）のための駆動機構（４５）
   が試料採取のためのグローブボックス（２６）の外部に
   配置されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第９項のいずれかに記載の試料採取装置。 １１）ケーシング（１８）の壁が遮へい体として構成さ
   れていることを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし
   第１０項のいずれかに記載の試料採取装置。 １２）ケーシング（１８）の上面（３５）を閉鎖可能な
   孔（４８）が頁通し、この孔はニードルヘッド注入シス
   テム（３）の上方に位置して、この孔を経てこのシステ
   ムをケーシング〃・ら取り出し可能であることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項ないし第１１項のいずれかに
   記載の試料採取装置。 １３）ケーシング（１８）の底に少なくとモーラの管（
   １９）が設けられ、この管を経てケーシング内部（３９
   ）が空にできることを特徴とする特許請求の範囲第１項
   ないし第１２項のいずれかに記載の試料採取装置。 １４）ス）　ＩＪツバ板（２）が駆動軸（７）に保持さ
   れた円板から成り、送入兼抜取シ管（７）の貫通のため
   の少なくとも一つの孔（３４）及びニードルヘッド注入
   システム（３）の中空針（３３）のための孔を有するこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項ないし第１３項の
   いずれかに記載の試料採取装置。