JPS6017701Y2 - モ−ルドレベル計 - Google Patents

モ−ルドレベル計

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Publication number
JPS6017701Y2
JPS6017701Y2 JP19781181U JP19781181U JPS6017701Y2 JP S6017701 Y2 JPS6017701 Y2 JP S6017701Y2 JP 19781181 U JP19781181 U JP 19781181U JP 19781181 U JP19781181 U JP 19781181U JP S6017701 Y2 JPS6017701 Y2 JP S6017701Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
magnetic field
level meter
eddy current
wall
Prior art date
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Expired
Application number
JP19781181U
Other languages
English (en)
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JPS58101143U (ja
Inventor
裕 坂田
尚 鳥丸
徹 藤井
照常 西尾
Original Assignee
住友重機械工業株式会社
横河電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 住友重機械工業株式会社, 横河電機株式会社 filed Critical 住友重機械工業株式会社
Priority to JP19781181U priority Critical patent/JPS6017701Y2/ja
Publication of JPS58101143U publication Critical patent/JPS58101143U/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Continuous Casting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えば連続鋳造プロセスに用いられるモール
ドレベル計に関し、特に磁気式モールドレベル計の改良
に関するものである。
連続鋳造プロセスでは鋳造される鋼材の品質を保つ上で
モールド内の湯面を常に一定のレベル範囲内にあるよう
に制御することが要求されている。
このような要求から例えば複数の温度センサをモールド
壁に取付はモールド壁の温度分布から湯面位置を計測す
る温度センサ式モールドレベル計、或は放射線の透過率
の変化から湯面位置を検出する放射線式モールドレベル
計、更にモールド内に交流磁界を形成し、湯面位置が変
化することによりその磁界の状態が変化することを利用
して湯面位置を検出する磁気式モールドレベル計等が提
案されている。
これらの各形成のモールドレベル計の中において比較的
広範囲にわたって連続的に湯面位置を計測できる点で、
磁気式モールドレベル計が優れている。
第1図に使って従来の磁気式モールドレベル計を説明す
る。
図中1は鋼板で作られたモールド、2は溶鋼の湯面を示
す。
従来のモールドレベル計ではモールド1の上端に一対の
コイル3及び4が設置され、その一方のコイル3を励磁
コイル、他方を検出コイルとして動作させている。
つまりコイル3には励振源5から例えば1kHz程度の
交流電力を与え、この交流電力によりモールド1内に交
流磁界6を形成する。
交流磁界6はモールド1のモールド壁1aと交叉してモ
ールド壁1aに渦電流7を発生させる。
渦電流7は二次磁界8を発生し、この二次磁界8を検出
コイル4で検出し、信号処理回路9で増幅、スパン調整
等が行われて出力端子10に測定信号eを出力する。
測定信号eと湯面2の位置との関係は通常の測定領域で
は第2図に曲線Aとして示すように湯面2の位置が低く
なる程、測定信号eが大きくなる変化を呈する。
その理由としては湯面2の位置が低くなる程モールド1
の壁面1aが大きく露出され、よって励磁コイル3が作
る交流磁束とモールド壁1aとの相互作用の有効面積が
大きくなり、これがためにモールド壁1aにおいて渦電
流7が分布する面積が大となり、これに伴なって二次磁
界8が強くなるものと考えられる。
このように曲線Aを予め求めておくことにより測定信号
eの値から湯面2の位置を知ることができる 従来の磁気式モールドレベル計は上述したように励磁コ
イル3と検出コイル4をモールド1の上端に並設するも
のであるため、励磁コイル3が発生する一次磁束6が検
出コイル4に直接鎖交してしまう。
このため検出コイル4は二次磁界8の他に一次磁束6を
も検出し、この一次磁界の影響を大きく受ける欠点があ
る。
つまり測定信号eの中で一次磁界6による信号は最大8
0%程度に達することもある。
この一次磁束6による信号は不要信号であり、本来はこ
れが測定信号eに混入しないことが望ましい。
つまり一次磁界6が周囲の状況例えばモールドカバーの
位置の変化或はダンデッショカーの移動率により変化す
ると、一次磁束6による信号成分も変動し、その変動が
測定値に誤差を持たらすからである。
然し乍ら検出コイル4は二次磁界8を検出することが要
求されている以上、磁気シールドすることはできない。
よって従来は励磁コイル3と検出コイル4とをなるべく
離して設置する等により、一次磁界6が検出コイル4に
直接鎖交する率を小さくするようにしている。
またこのような理由から小形モールドにはこの電磁式モ
ールドレベル計を設置することができない不都合もあっ
た。
この考案の目的は検出コイルから一次磁界の影響を排除
して直接湯面に関する信号を得る新規な検出部の構造を
提供するにある。
従ってこの考案によれば検出コイルから得られる信号に
は一次磁界による信号が混入しないたづめ、一次磁界に
影響されない測定信号を得ることができる。
よって測定精度の向上が期待できる。以下にこの考案の
一実施例を第3図を用いて詳細に説明する。
第3図において第1図と対応する部分には同一符号を付
して説明する。
この考案においてはモールド1の壁を流れる渦電流7の
値を直接計測し、渦電流7の値から湯面2の位置を知る
ようにしたものである。
このため第3図の例ではモールド1の壁に窓11を形威
し、この窓11を使って渦電流検出手段12をモールド
壁に装着した場合を示す。
渦電流検出手段12はこの第3図の例ではモールド壁の
一部を囲む磁気コア13と、この磁気コア13に巻回し
た検出コイル14とによって構成した場合を示す。
また磁気コア13には例えば第4図に示すような磁気シ
ールドケース15を被せ、励磁コイル3から発生する一
次磁界6から電流検出手段12を磁気シールドするよう
に構成するものである。
この構造によれば磁気コア13が囲むモールド壁の部分
を渦電流7が流れると、その渦電流7に比例した磁束φ
が磁気コア13を環流し渦電流7に対応した信号を検出
コイル14から得ることができる。
渦電流7は先に説明したように溶鋼湯面2の位置が低い
程大きくなる変化を呈する。
つまりモールド壁が大きく露出する程、一次磁界6とモ
ールド壁との交叉面積が大きくなる。
この結果モールド壁土において渦電流が分布する面積が
大となり、渦電流の総和が大きくなるものと考えること
ができる。
実際にも検出コイル14から湯面2の位置変化に対して
第2図に示す曲線Aと同等の特性を持つ測定信号を得る
ことができた。
然もこの信号には磁気シールドケース15の作用により
一次磁界6による信号が重畳されないため、SN比のよ
い測定信号を得ることができた。
よって例えばモールド1の周囲において磁気的な変化が
あっても測定値が変化することが少なく精度の高い測定
を行うことができる。
尚上述ではモールド壁に直接窓11を形威した場合を示
したが、実際には例えば第5図に示すようにモールド壁
と同等の材料でモールド壁の一部を形成するようにブロ
ック16を作り、このブロック16の下辺に切欠17を
形威し、この切欠17を使ってブロック16を囲むよう
に渦電流検出手段12を装着し、ブロック16をモール
ド1の上辺に装着するようにしてもよい。
このようにしてもブロック16とモールド1の壁との間
を電気的に接続することによりモールド壁を流れる渦電
流7の一部はブロック16を流れ、渦電流7の変化を検
出することができ、現在操業中のモールドにも簡単にセ
ットできる。
また第3図の実施例では渦電流検出手段12に磁気コア
13を使ったが、第6図に示すように検出コイル14を
空芯コイルとしてもよい。
検出コイル14を空芯コイルとすることにより磁気コア
の温度特性の影響を除去できる利点が得られる。
また第7図に示すようにモールド壁上面に例えばホール
素子のような感磁性素子を取付け、この感磁性素子によ
り渦電流検出手段12を構成してもよい。
このように感磁性素子を利用することによりモールド壁
に窓11を形威しなくとも渦電流を検出できる利点が得
られる。
上述したようにこの考案によれば励磁磁界の影響を受け
ることがなく、従って精度の高い測定を行うことができ
る。
また励磁磁界の影響を受けないから励磁コイル3と渦電
流検出手段12を近ずけて設置できるため小形モールド
にも適用できるモールドレベル計を得ることができ、そ
の効果は実用に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気式モールドレベル計を説明するため
の斜視図、第2図はその動作を説明するためのグラフ、
第3図はこの考案の一実施例を示す断面図、第4図はこ
の考案に用いるシールドケースの一例を示す斜視図、第
5図はこの考案の他の実施例を示す斜視図、第6図及び
第1図はこの考案の要部の他の実施例を示す断面図及び
斜視図である。 1:モールド、2:湯面、3:励磁コイル、12:電流
検出手段 15:シールド手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性モールド壁に一次磁束を分布させる励磁コイルと
    、上記導電性モールド壁に流れる渦電流を検出する電流
    検出手段とから成るモールドレベル計。
JP19781181U 1981-12-28 1981-12-28 モ−ルドレベル計 Expired JPS6017701Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19781181U JPS6017701Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 モ−ルドレベル計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19781181U JPS6017701Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 モ−ルドレベル計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58101143U JPS58101143U (ja) 1983-07-09
JPS6017701Y2 true JPS6017701Y2 (ja) 1985-05-30

Family

ID=30111015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19781181U Expired JPS6017701Y2 (ja) 1981-12-28 1981-12-28 モ−ルドレベル計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8416109D0 (en) * 1984-06-23 1984-07-25 Schlumberger Electronics Uk Proximity sensor
IT1401387B1 (it) * 2010-08-09 2013-07-18 Danieli Automation Spa Dispositivo per la rilevazione del livello di metallo liquido in una attrezzatura di colata e relativo procedimento

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58101143U (ja) 1983-07-09

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