JPS6016576Y2 - パネル搬送装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は段差のある箇所のパネル搬送装置に関し、搬入
側の第１コンベア１と、第１コンベア１より下方に位置
する搬出側の第２コンベア２と、第２コンベア２の搬入
側に設けられたパネル５を受けるショック防止ローラ３
と、第１コンベア１の上面に近いノベルと第２コンベア
２の上面に近いレベルとの間の高さの範囲ショック防止
ローラ３を上下に駆動するエアシリンダのような駆動装
置４と、第２コンベア２の搬出側に設けられてパネル５
が載ったときパネル５を検出して駆動装置４にてショッ
ク防止ローラ３を下降させると共にパネル５が載ってい
ないとき駆動装置４にてショック防止ローラ３を上昇さ
せるリミットスイッチ６とより成るパネル搬送装置に係
るものである。

従来搬入側のコンベアと搬出側のコンベアとの間に段差
がある場合、パネルを搬入後テーブルリフターを使って
搬出側のコンベアを上下させレベルを合せ搬出していた
。

このため搬入・搬出に１０秒以上かかつていた。

本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであって、本考
案の目的とするところは段差があってもパネルが衝撃を
受けないように搬送できる上、従来のようにレベル合せ
に時間を要せず作業性を向上できるパネル搬送装置を提
供するにある。

以下本考案を実施例により詳述する。

１は搬入側の第１コンベア、２は第１コンベア１により
搬出側に位置し且つ第１コンベア１より下方に位置する
第２コンベアであって、第２コンベア２の長さはパネル
５の長さと略同じ長さにしである。

７は第２コンベア２より搬出側に配置した第３コンベア
である。

かかる第２コンベア２と第３コンベア７とは第１図に示
すように配置してあっても、第４図に示すように端部同
志が重なるように配置してあってもよい。

第２コンベア２の搬入側にはショック防止ローラ３を配
設してあり、ショック防止ローラ３を第１コンベア１の
上面近くのレベルと第２コンベア２の上面近くのレベル
との間の高さの範囲上下に駆動するエアシリンダのよう
な駆動装置４をショック防止ローラ３の下方に配設しで
ある。

第２コンベア２の搬出側にはパネル５が載ることにより
ショック防止ローラ３を下降させるように駆動装置４を
作動させるリミットスイッチ６を配設しである。

しかして第１コンベア１にパネル５が搬入され、第２コ
ンベア２に進むと、上昇しているショック防止ローラ３
にパネル５の先端が残り、ショック防止ローラ３にてガ
イドされて第２図に示すように第２コンベア２上面に載
り、パネル５の先端がリミットスイッチ６に当たると駆
動装置４にてショック防止ローラ３が下降してパネル５
が後端が下降し、第２コンベア２から第３コンベア７に
搬出される。

パネル５の後端がリミットスイッチ６を通過すると駆動
装置４にてショック防止ローラ３が上昇して次のパネル
５を待機する。

本考案は叙述の如く構成されているので第１コンベアか
ら第２コンベアに搬送されるパネルが上昇しているショ
ック防止ローラにてガイドされて第２コンベアに先端が
載り、パネルの先端がリミットスイッチに当たるとショ
ック防止ローラが下降して第２コンベア上にパネルがシ
ョックなしで載って搬出されるものであって、段差があ
ってもショックなしてパネルを搬送できるものであり、
しかも従来のようにレベル合せを必要とせず連続的にパ
ネルを搬送できて作業面を向上できるという利点がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例の正面図、第２図、第３図は
同上の動作を説明する正面図、第４図は同上の他の実施
例の正面図であって、１は第１コンベア、２は第２コン
ベア、３はショック防止ローラ、４は駆動装置、５はパ
ネル、６はリミットスイッチである。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 搬入側の第１コンベアと第１コンベアより下方に位置す
   る搬出側の第２コンベアと、第２コンベアの搬入側に設
   けられたパネルを受けるショック防止ローラと、第１コ
   ンベアの上面に近いレベルと第２コンベアの上面に近い
   レベルとの間の高さの範囲ショック防止ローラを上下に
   駆動するエアシリンダのような駆動装置と、第２コンベ
   アの搬出側に設けられてパネルが載ったときパネルを検
   出して駆動装置にてショック防止ローラを下降させると
   共にパネルが載っていないとき駆動装置にてショック防
   止ローラを上昇させるリミットスイッチとより戊るパネ
   ル搬送装置。