JPS60163658A - 温風吸入による風邪治療の促進法 - Google Patents
温風吸入による風邪治療の促進法Info
- Publication number
- JPS60163658A JPS60163658A JP1765184A JP1765184A JPS60163658A JP S60163658 A JPS60163658 A JP S60163658A JP 1765184 A JP1765184 A JP 1765184A JP 1765184 A JP1765184 A JP 1765184A JP S60163658 A JPS60163658 A JP S60163658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- temperature
- generation chamber
- nasal
- warm air
- Prior art date
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- Granted
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- Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
温かい空気を人体の鼻腔内に吸入することが、風邪の治
療に有効であることは、既に知られている。
療に有効であることは、既に知られている。
例えば、鼻の粘膜細胞を破壊しない最大限の温度である
43℃の温かい空気を、鼻腔内に送り込む方法が発表さ
れている。
43℃の温かい空気を、鼻腔内に送り込む方法が発表さ
れている。
又、本発明者の出願に係る温風吸入器(特許出願番号5
8−29242)(以下原出願と称す)は、最高温度4
0℃位の温空気を鼻腔内に吸入して、風邪罹患時に多量
に発生する鼻水の乾燥を主目的とする機器に関するもの
である。
8−29242)(以下原出願と称す)は、最高温度4
0℃位の温空気を鼻腔内に吸入して、風邪罹患時に多量
に発生する鼻水の乾燥を主目的とする機器に関するもの
である。
併し、之等の構想は、何れも43℃以下に制限された温
風による風邪治療法に属し、低温度のため、目的達成が
非効率に陥る等の欠点がある。
風による風邪治療法に属し、低温度のため、目的達成が
非効率に陥る等の欠点がある。
この発明は、之等の欠陥を除去するため、43℃を大巾
に超過する高温度の空気を施用し得るようにしたことを
主体とする、方法並びに機器に関するものである。
に超過する高温度の空気を施用し得るようにしたことを
主体とする、方法並びに機器に関するものである。
この発明を、図面にもとづいて説明すると、温風吸入器
1(以下本器と称す)は、発熱体の外周を、断熱性に富
む箱状外壁を以て囲むことにより、温風発生室2を形成
し、この温風発生室2の一側面に、空気流入口3を設け
、その反対側面には、可撓性で先端が二つに分かれてい
る温風導入管4を具え、この二つの先端管5が、人体の
二つの鼻孔に夫々気密に装着し得る如く構成されている
。
1(以下本器と称す)は、発熱体の外周を、断熱性に富
む箱状外壁を以て囲むことにより、温風発生室2を形成
し、この温風発生室2の一側面に、空気流入口3を設け
、その反対側面には、可撓性で先端が二つに分かれてい
る温風導入管4を具え、この二つの先端管5が、人体の
二つの鼻孔に夫々気密に装着し得る如く構成されている
。
而して、上記発熱体は、表面を薄い電気絶縁体で覆われ
た板状電熱ヒーター6から成り、このヒーター6の両面
には、熱伝導性に富む金属板7を密着し、更にこの金属
板7に密着して熱伝導性に富む、いわゆる金属ウール8
を、温風発生室2内に充填してある。温風発生室2は、
このように熱伝導性の良好な金属板並びに金属ウールに
よつて、著しく大きな熱交換面積を有するため、極めて
高い効率を以て温風を発生し得るようになつている。
た板状電熱ヒーター6から成り、このヒーター6の両面
には、熱伝導性に富む金属板7を密着し、更にこの金属
板7に密着して熱伝導性に富む、いわゆる金属ウール8
を、温風発生室2内に充填してある。温風発生室2は、
このように熱伝導性の良好な金属板並びに金属ウールに
よつて、著しく大きな熱交換面積を有するため、極めて
高い効率を以て温風を発生し得るようになつている。
又、ヒーター6からのリード線9が、温風発生室2の外
側に取出され、電源10、電圧調整器11、スイツチ1
2に接続して、一体としてヒーター6の電路を形成して
いる。
側に取出され、電源10、電圧調整器11、スイツチ1
2に接続して、一体としてヒーター6の電路を形成して
いる。
これにより、ヒーター6の発熱容量は、電圧調整器11
を操作することにより、人体の平常の呼吸状態における
吸気量に見合う温風量を、人体の平均的体温を下らない
温度、即ち、37℃位から、上限80℃位の温度範囲内
において、任意の温度に保持し得るように構成されてい
る。
を操作することにより、人体の平常の呼吸状態における
吸気量に見合う温風量を、人体の平均的体温を下らない
温度、即ち、37℃位から、上限80℃位の温度範囲内
において、任意の温度に保持し得るように構成されてい
る。
尚、本器1の構造は、本発明の要旨を変更しない限り、
その材質、形状及び構造等を、任意に変更し得ることは
勿論である。
その材質、形状及び構造等を、任意に変更し得ることは
勿論である。
本器1は、上記のように構成されているので、今、風邪
に罹患した人体の二つの鼻孔に、温風導入管4の先端管
5を気密に装着し、電源回路を閉じれば、ヒーター6が
発熱を開始し、人体の呼吸に伴ない、吸気の都度、温風
が鼻腔内に吸入される。この際、風邪罹患時のため、平
常、相当量の鼻水が存在するので、電圧調整器を操作し
て、温風温度を80℃に設定して吸気を行なう。この時
、鼻腔内に吸入された80℃の温風は、まず鼻水に接触
し、直ちに熱交換による鼻水の気化現象を起し、同時に
温風温度は急速に低下し、鼻腔内においては、殆んど温
風の温かさを感じない程度で、鼻腔粘膜細胞の破壊は全
く生じない。高温温風の連続吸入により、鼻腔内の鼻水
量が減少するに伴ない、温風温度を適宜低下すれば、操
作がより安全に行なわれる。即ち、鼻水の気化蒸散の進
行につれて、鼻腔内を覆う水分が不足気味の状態に近づ
くと、初めて鋭敏に、鼻腔内に於て、温風の温か味が、
かすかに感知される。而も、この時点においては、温風
が僅かに熱く感知されるまでには、尚数秒の余裕が残さ
れている。従つて、この時点で、直ちに鼻腔内への温風
吸入を停止する。
に罹患した人体の二つの鼻孔に、温風導入管4の先端管
5を気密に装着し、電源回路を閉じれば、ヒーター6が
発熱を開始し、人体の呼吸に伴ない、吸気の都度、温風
が鼻腔内に吸入される。この際、風邪罹患時のため、平
常、相当量の鼻水が存在するので、電圧調整器を操作し
て、温風温度を80℃に設定して吸気を行なう。この時
、鼻腔内に吸入された80℃の温風は、まず鼻水に接触
し、直ちに熱交換による鼻水の気化現象を起し、同時に
温風温度は急速に低下し、鼻腔内においては、殆んど温
風の温かさを感じない程度で、鼻腔粘膜細胞の破壊は全
く生じない。高温温風の連続吸入により、鼻腔内の鼻水
量が減少するに伴ない、温風温度を適宜低下すれば、操
作がより安全に行なわれる。即ち、鼻水の気化蒸散の進
行につれて、鼻腔内を覆う水分が不足気味の状態に近づ
くと、初めて鋭敏に、鼻腔内に於て、温風の温か味が、
かすかに感知される。而も、この時点においては、温風
が僅かに熱く感知されるまでには、尚数秒の余裕が残さ
れている。従つて、この時点で、直ちに鼻腔内への温風
吸入を停止する。
而して、この方法は、多数回、反覆実験の結果、極めて
鋭敏な反応を示し、鼻腔粘膜細胞の破壊は、高い確度で
、安全に防止されることが確認された。
鋭敏な反応を示し、鼻腔粘膜細胞の破壊は、高い確度で
、安全に防止されることが確認された。
続いて、温風温度を低下して鼻腔内へ吸入し、鼻腔内の
水分量と温風温度とを勘案しながら、鼻腔粘膜細胞の破
壊を生じない限度で、鼻腔内を乾燥状態に近づける。
水分量と温風温度とを勘案しながら、鼻腔粘膜細胞の破
壊を生じない限度で、鼻腔内を乾燥状態に近づける。
このようにして、最終的には、温風温度を40℃位に保
ちながら、適当時間、鼻腔内への温風吸入を継続する。
ちながら、適当時間、鼻腔内への温風吸入を継続する。
ここに留意すべきことは、上記の如く、鼻腔内を、乾燥
状態に近い状態に置いて、温風の吸入を継続することは
、風邪の治療上、相当の効果を有するものと考えられる
。
状態に近い状態に置いて、温風の吸入を継続することは
、風邪の治療上、相当の効果を有するものと考えられる
。
尚、この実施例においては、温風の最高温度を、80℃
で実施しているが、注意を以て行えば、80℃以上にお
いても、尚且安全に実施することが出来る。
で実施しているが、注意を以て行えば、80℃以上にお
いても、尚且安全に実施することが出来る。
この発明は、以上説明したように、空気の温度を、従来
、安全に鼻腔内に導入出来る最大限の温度と考えられて
いる43℃を、遥かに超える高温度において施用するこ
とを可能とし、風邪罹患の場合、通常、多量に且長期的
に発生する鼻水を、極めて効率よく乾燥蒸散し、以て、
風邪の治療効果を一層促進し得るものである。
、安全に鼻腔内に導入出来る最大限の温度と考えられて
いる43℃を、遥かに超える高温度において施用するこ
とを可能とし、風邪罹患の場合、通常、多量に且長期的
に発生する鼻水を、極めて効率よく乾燥蒸散し、以て、
風邪の治療効果を一層促進し得るものである。
第1図は本器1の縦断面図、第2図は平面図、第3図は
側面図、第4図は側断面図である。
側面図、第4図は側断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 37℃から80℃までの温度範囲内において、任意
の温度に設定し得るようになつている温空気を、初め、
高温部に加温された温風として、人体の鼻腔内に導入す
ることにより、鼻腔粘膜細胞を破壊することなく、風邪
罹患時に、多量に発生する鼻水を迅速に乾燥し、最終的
には、鼻腔粘膜細胞を破壊することのない最大限の温度
以下の適当な温度に設定した温空気を以て、適当時間、
鼻腔内を加温乾燥することを特徴とする、風邪罹患時の
鼻水の乾燥並びに風邪治療の促進方法。 2 表面を薄い電気絶縁体で覆われた板状電熱ヒーター
(6)の両面に、熱伝導性に富む金属板(7)を密着し
、更にこの金属板(7)に密着して、熱伝導性に富む、
いわゆる金属ウール(8)を充填してなる温風発生室(
2)を構成し、且、この温風発生室(2)において、3
7℃から80℃までの温度範囲内において、任意の温度
に設定した温空気を発生し得る如く構成したことを特徴
とするものに係り、発熱体の外周を、断熱性に富む箱状
外壁を以て囲むことにより、密封性の温風発生室(2)
を形成し、この温風発生室(2)の一側面に空気流入口
(3)を設け、その反対側面には、可撓性で先端が二つ
に分れている温風導入管(4)を具え、この二つの先端
管(5)が人体の二つの鼻孔に夫々気密に装着し得る如
く構成した温風吸入器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1765184A JPS60163658A (ja) | 1984-02-04 | 1984-02-04 | 温風吸入による風邪治療の促進法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1765184A JPS60163658A (ja) | 1984-02-04 | 1984-02-04 | 温風吸入による風邪治療の促進法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60163658A true JPS60163658A (ja) | 1985-08-26 |
JPH042257B2 JPH042257B2 (ja) | 1992-01-17 |
Family
ID=11949754
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1765184A Granted JPS60163658A (ja) | 1984-02-04 | 1984-02-04 | 温風吸入による風邪治療の促進法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60163658A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8138863B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-03-20 | Omron Corporation | Electromagnetic relay |
US9576760B2 (en) | 2011-03-22 | 2017-02-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Contact device |
-
1984
- 1984-02-04 JP JP1765184A patent/JPS60163658A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8138863B2 (en) | 2008-06-30 | 2012-03-20 | Omron Corporation | Electromagnetic relay |
US9576760B2 (en) | 2011-03-22 | 2017-02-21 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Contact device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH042257B2 (ja) | 1992-01-17 |
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