JPS60160542A - マグネトロン陽極構体の製造方法 - Google Patents
マグネトロン陽極構体の製造方法Info
- Publication number
- JPS60160542A JPS60160542A JP1511084A JP1511084A JPS60160542A JP S60160542 A JPS60160542 A JP S60160542A JP 1511084 A JP1511084 A JP 1511084A JP 1511084 A JP1511084 A JP 1511084A JP S60160542 A JPS60160542 A JP S60160542A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- strap ring
- vane
- ring
- inner strap
- tapered surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/16—Circuit elements, having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube and interacting with the discharge
- H01J23/18—Resonators
- H01J23/20—Cavity resonators; Adjustment or tuning thereof
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はマグネトロン陽極構体の製造方法に係り、特に
ベインとストラップリングの接合方法に関する。
ベインとストラップリングの接合方法に関する。
従来、広く普及しているマグネトロン陽極構体は、第1
図に示すような構造よりなる。陽極1は、陽極円筒2と
、この陽極円筒2の内壁に放射状ζこ設けられ陽極円筒
2と共に共振空胴を形成する複数個のベイン3とからな
り、前記ベイン3には2重の大小の内ストラツプリング
4及び外ストラツプリング5が電気的に1枚おきに接続
されている。
図に示すような構造よりなる。陽極1は、陽極円筒2と
、この陽極円筒2の内壁に放射状ζこ設けられ陽極円筒
2と共に共振空胴を形成する複数個のベイン3とからな
り、前記ベイン3には2重の大小の内ストラツプリング
4及び外ストラツプリング5が電気的に1枚おきに接続
されている。
前記陽極lの製造は、無酸素銅の、ビレットをホビング
加工して陽極円筒2とベイン3を一体成形した後、ベイ
ン3の間に樹脂などを埋込み、旋盤加工してほぼ矩形状
のn3aを円筒軸方向の上下端部に形成している。その
後、樹脂は除去される。
加工して陽極円筒2とベイン3を一体成形した後、ベイ
ン3の間に樹脂などを埋込み、旋盤加工してほぼ矩形状
のn3aを円筒軸方向の上下端部に形成している。その
後、樹脂は除去される。
ストラップリング4.5の製造は、無酸素銅の板材など
をプレス打抜き加工して内及び外ストラツプリング4.
5を同時に成形する。次にこれらのストラップリング4
.5に銀めっきを施す。
をプレス打抜き加工して内及び外ストラツプリング4.
5を同時に成形する。次にこれらのストラップリング4
.5に銀めっきを施す。
このようにして製造された陽極1とストラップリング4
.5の組立は、ベイン3の溝3aの中段までストラップ
リング4.5の突起部4a、5aを僅かな締め代をもっ
て打込み、約800℃の還元雰囲気炉中に入れ、銀めっ
き層とベイン3及びストラップリング4.5の銅材とで
銀銅ろうを形成させて固着している。
.5の組立は、ベイン3の溝3aの中段までストラップ
リング4.5の突起部4a、5aを僅かな締め代をもっ
て打込み、約800℃の還元雰囲気炉中に入れ、銀めっ
き層とベイン3及びストラップリング4.5の銅材とで
銀銅ろうを形成させて固着している。
し力)しながら、かかる銀銅ろう付けは、高価な銀を必
要とすることや、陽極1全体を加熱する雰囲気炉を必要
とするなどにより、直接ベイン3とストラップリング4
.5を溶接することが考えられる。また材料費の節減の
ために陽極1をアルミニウムに代える場合、ストラップ
リング4.5のろう付けは困難になるので、この場合も
直接溶接する方法が望ましい。
要とすることや、陽極1全体を加熱する雰囲気炉を必要
とするなどにより、直接ベイン3とストラップリング4
.5を溶接することが考えられる。また材料費の節減の
ために陽極1をアルミニウムに代える場合、ストラップ
リング4.5のろう付けは困難になるので、この場合も
直接溶接する方法が望ましい。
そこで、ベイン3にストラップリング4.5を直接溶接
する場合、例えば電子ビーム、ンーザ、マイクロプラズ
マなどで溶接しようとすると、特に内ストラツプリング
4とベイン3は溶接時の加熱による温度上昇で、第1図
(b)に示すように、内ストラツプリング4は矢印a方
向へ、ベイン3は矢印す方向へ動いてしまい、隙間が生
じて溶接されない事態が起る。この現象はベイン3に比
べ熱容量の小さいストラップリング4.5の方力ベイン
3よりも大きく動く。
する場合、例えば電子ビーム、ンーザ、マイクロプラズ
マなどで溶接しようとすると、特に内ストラツプリング
4とベイン3は溶接時の加熱による温度上昇で、第1図
(b)に示すように、内ストラツプリング4は矢印a方
向へ、ベイン3は矢印す方向へ動いてしまい、隙間が生
じて溶接されない事態が起る。この現象はベイン3に比
べ熱容量の小さいストラップリング4.5の方力ベイン
3よりも大きく動く。
このように、ストラップリング4とベイン3に隙間が生
ずるものを無理やり溶接すると、第2図に示すようにス
トラップリング4の突出部4a及びベイン3を必要以上
dこ溶かしてしまい、形状の乱れとなり、ひいてはマグ
ネトロンの安定動作を大幅ζこ低下させてしまうことに
なる。
ずるものを無理やり溶接すると、第2図に示すようにス
トラップリング4の突出部4a及びベイン3を必要以上
dこ溶かしてしまい、形状の乱れとなり、ひいてはマグ
ネトロンの安定動作を大幅ζこ低下させてしまうことに
なる。
本発明の目的は、ストラップリングとベインとを容易に
確実に溶接することができるマグネトロン陽極構体の製
造方法を提供することにある。
確実に溶接することができるマグネトロン陽極構体の製
造方法を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、内ストラツプリ
ングの外周の少なくとも接合箇所をテーパ面を有する抑
え部材のテーパ面で抑え、ベインの溝と内ストラツプリ
ングの接合部を点溶接したことを特徴とする。
ングの外周の少なくとも接合箇所をテーパ面を有する抑
え部材のテーパ面で抑え、ベインの溝と内ストラツプリ
ングの接合部を点溶接したことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を第3図により説明する。なお
、第1図と同じ部材及び部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ベイン3の先端面ECストツバ−6を
嵌合させ、内面lこテーパ面7aをもつ抑えリング7の
テーパ面7aを内ストラツプリング4の外周にはめ込ん
で内ストラツプリング4を抑え、この状態でベイン3と
内ストラツプリング4の接合部を点溶接した。
、第1図と同じ部材及び部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。ベイン3の先端面ECストツバ−6を
嵌合させ、内面lこテーパ面7aをもつ抑えリング7の
テーパ面7aを内ストラツプリング4の外周にはめ込ん
で内ストラツプリング4を抑え、この状態でベイン3と
内ストラツプリング4の接合部を点溶接した。
このように内ストラツプリング4は抑えリング7で抑え
付けられているので、溶接時の加熱による温度上昇によ
って生ずる内ストラツプリング4の膨張は抑えられ、内
ストラツプリング4とベイン3との隙間は大幅ζこ減少
し、形状が乱れることもなく良好な溶接ができる。
付けられているので、溶接時の加熱による温度上昇によ
って生ずる内ストラツプリング4の膨張は抑えられ、内
ストラツプリング4とベイン3との隙間は大幅ζこ減少
し、形状が乱れることもなく良好な溶接ができる。
実験の結果、ベイン3のせり出しを抑えるストッパー6
は特すこ用いなくても目立った差はなかったので、ベイ
ン3の溝3aの寸法などの関係から必要に応じて用いれ
ばよい。
は特すこ用いなくても目立った差はなかったので、ベイ
ン3の溝3aの寸法などの関係から必要に応じて用いれ
ばよい。
第4図は本発明の他の実施例を示す。前記実施例は抑え
リング7で内ストラップリング4全体を抑えたが、本実
施例はテーパ面8aを有する爪状の抑え突起8で接合箇
所毎に局部的に内ストラツプリング4を抑えて点溶接す
る。このような方法でも前記実施例と同様な効果が得ら
れる。この方法をとるか、前記実施例の方法をとるの1
は、溶接装置との兼合いから能率の良い方をとればよい
。
リング7で内ストラップリング4全体を抑えたが、本実
施例はテーパ面8aを有する爪状の抑え突起8で接合箇
所毎に局部的に内ストラツプリング4を抑えて点溶接す
る。このような方法でも前記実施例と同様な効果が得ら
れる。この方法をとるか、前記実施例の方法をとるの1
は、溶接装置との兼合いから能率の良い方をとればよい
。
なお、抑えリング7及び抑え突起8の材質としては、例
えば熱膨張の少ないセラミック、金属のように熱容量の
比較的大きなものなどどちらでも良い結果を得た。実用
的にはステンレスのようlこ耐食性に優れ、機械的強度
に優れた変形しにくい材料が良い。ただし、溶接方法が
電子ビームやレーザの場合は金属、非金属どちらでも良
いが、マイクロプラズマやアーク溶接の場合は非金属に
する必要がある。
えば熱膨張の少ないセラミック、金属のように熱容量の
比較的大きなものなどどちらでも良い結果を得た。実用
的にはステンレスのようlこ耐食性に優れ、機械的強度
に優れた変形しにくい材料が良い。ただし、溶接方法が
電子ビームやレーザの場合は金属、非金属どちらでも良
いが、マイクロプラズマやアーク溶接の場合は非金属に
する必要がある。
本発明によれば、内ストラツプリングの溶接に対して、
その熱膨張によるベインとの離間現象を防止することが
できるので、安定した信頼性の高い接合状態を得ること
ができると共に、高価な銀などのろう材を必要としなく
、また陽極の材料も安価なアルミニウムを用いて材料費
の節減を図ることができるなど、多大な効果が得られる
。
その熱膨張によるベインとの離間現象を防止することが
できるので、安定した信頼性の高い接合状態を得ること
ができると共に、高価な銀などのろう材を必要としなく
、また陽極の材料も安価なアルミニウムを用いて材料費
の節減を図ることができるなど、多大な効果が得られる
。
第1図は従来のマグネトロン陽極構体を示し。
(a)は平面図、(blは(a)のA−A、@断面拡大
図、第2図は第1図で生じた不具合状態の説明断面図、
第3図は本発明の一実施例を示すマグネトロン陽極構体
の要部断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す要部
断面図である。 1・・・陽極、2・・・陽極円筒、3・・・ベイン。 3a・・・溝、 4・・・内ストラツプリング、訃・・
外ストラツプリング、 7・・・抑えリング、8・・・
抑え突起。 第1図 (0)
図、第2図は第1図で生じた不具合状態の説明断面図、
第3図は本発明の一実施例を示すマグネトロン陽極構体
の要部断面図、第4図は本発明の他の実施例を示す要部
断面図である。 1・・・陽極、2・・・陽極円筒、3・・・ベイン。 3a・・・溝、 4・・・内ストラツプリング、訃・・
外ストラツプリング、 7・・・抑えリング、8・・・
抑え突起。 第1図 (0)
Claims (1)
- 陽極円筒の内壁に放射状に複数のベインが設けられ、ベ
インの円筒軸方向の端部に形成された溝内に2重の大小
の内ストラツプリング及び外ストラツプリングを1ケお
きに電気的に接続してなるマグネトロン陽極構体の製造
方法において、前記内ストラツプリングの外周の少なく
とも接合箇所をテーパ面を有する抑え部材のテーパ面で
抑え、前記ベインの溝と前記内ストラツプリングの接合
部を点溶接したことを特徴とするマグネトロン陽極構体
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1511084A JPS60160542A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | マグネトロン陽極構体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1511084A JPS60160542A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | マグネトロン陽極構体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60160542A true JPS60160542A (ja) | 1985-08-22 |
Family
ID=11879688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1511084A Pending JPS60160542A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | マグネトロン陽極構体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60160542A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013307A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론 |
CN107984153A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-05-04 | 中国电子科技集团公司第十二研究所 | 一种用于阳极去耦柱的焊接模具 |
-
1984
- 1984-02-01 JP JP1511084A patent/JPS60160542A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013307A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론 |
CN107984153A (zh) * | 2017-12-31 | 2018-05-04 | 中国电子科技集团公司第十二研究所 | 一种用于阳极去耦柱的焊接模具 |
CN107984153B (zh) * | 2017-12-31 | 2024-05-07 | 中国电子科技集团公司第十二研究所 | 一种用于阳极去耦柱的焊接模具 |
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