JPS6016009Y2 - トグルスイツチ - Google Patents

トグルスイツチ

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JPS6016009Y2
JPS6016009Y2 JP1979071047U JP7104779U JPS6016009Y2 JP S6016009 Y2 JPS6016009 Y2 JP S6016009Y2 JP 1979071047 U JP1979071047 U JP 1979071047U JP 7104779 U JP7104779 U JP 7104779U JP S6016009 Y2 JPS6016009 Y2 JP S6016009Y2
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JP
Japan
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lever
notch
spiral tube
flat
arcuate
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Expired
Application number
JP1979071047U
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JPS55170718U (ja
Inventor
辰治 高橋
Original Assignee
ミヤマ電器株式会社
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Publication date
Application filed by ミヤマ電器株式会社 filed Critical ミヤマ電器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、開閉部を操作する一体構造のレバーの操作つ
まみを大きくするために上部差し込み方式を採用したト
グルスイッチに関し特に、螺管に挿入したレバーを該螺
管の弧状突起とレバーの円錐台形状部とを当接させるこ
とによってそれ以下に押し下げられることのないように
するとともに、一旦前記弧状突起の切欠部を通過させた
レバーの扁平部が操作中に引き抜かれることのないよう
にレバーを平面的に90°回動させて扁平部のうちの球
状弧面部が前記弧状突起によって抜は止めされるように
なし、かつ、この抜は止め状態を維持するため、螺管が
結合される匣体板の案内ブランクによってレバーを前記
90’回動された方向にのみ移動させるようにしたトグ
ルスイッチに関する。
従来のトグルスイッチにあっては、操作レバーの取付螺
管の下部から上方に向けて挿入するものがあったが、こ
れでは必然的に操作レバーが取付螺管の寸法に従って制
限されて小さくなって使用に不便であった。
そこでレバーの操作つまみの寸法を大きくして使い勝手
を良くするため、例えば実開昭51−160171号公
報にあっては、レバーを螺管の上部から下方に向けて差
し込む上部差し込み方式のトグルスイッチとして、内空
部の上方に長溝孔を設けて連通させてなるスリーブの上
方から、長溝孔の長千幅より横幅の犬なる/”%ンドル
を挿入し、更にハンドルの下方からリングを摺動部と長
溝孔の下面の間に挿入してノ\ンドルをスリーブに装着
すると共に、ハンドルの平面部がスリーブの長溝孔に摺
接することによりハンドルの回転をも防止した小型トグ
ルスイッチが開示されている。
しかしながらこのトグルスイッチは、リングを必要とす
るため、組立が面倒であり、また、押し下げ方向の外力
に弱く、改良の余地を残していた。
本考案は、上記した事情に鑑みてなされ、進歩した上部
差し込み方式のトグルスイッチを提供するもので、その
目的は、前記リングを不要にして、組立を容易にすると
ともに部品点数を減少させて製作コストを低下させ、か
つ、レバーの押し下げ及び引き抜きを完全に防止して、
作動を安定化させることにある。
そしてこのために、本考案に係るトグルスイッチは、螺
管に挿入したレバーを該螺管の弧状突起とレバーの円錐
台形状部とを当接させることによってそれ以下に押し下
げられることのないようにするとともに、一旦前記弧状
突起の切欠部を通過させたレバーの扁平部が操作中に引
き抜かれることのないようにレバーを平面的に90°回
動させて扁平部のうちの球状弧面部が前記弧状突起によ
って抜は止めされるように腰かつ、この抜は止め状態を
維持するため、螺管が結合される匣体板の案内ブランク
によってレバーを前記90°回動された方向にのみ移動
させるようにしたものである。
以下、図面を参照して、本考案の実施例につき説明する
第1図は、本考案に係るトグルスイッチの一実施例を示
す一部切欠斜視図、第2図は、要部側断面図であり、本
案トグルスイッチは、スイッチ機構本体を収納したスイ
ッチ収納体1 (なお、スイッチ機構そのものについて
は、前記従来技術にも示されている通り、十分に公知で
あるので、説明を省略する。
)を除き、レバー2、螺管3、そして匣体板4を有して
いる。
以下、これらの三構成要素について順次に説明すると、
第3図はレバ−2単体の斜視図、第4図は該レバー2の
平面図である。
該レバー2がスイッチのポジション切替のための部材で
あることは無論であり、前記した上部差し込み方式を採
る本案トグルスイッチにあっては、つまみ部5が十分に
大きく威し得て、人の指でつまみ易く、従って使い勝手
が良いようにされている。
このつまみ部5に続く部分は、下方に降りるにつれてそ
の外径ば漸増する円錐台形状部6とされ、該円錐台形状
部6の下端の外周縁である最大膨出部位7が、後記する
ように螺管3の寸法形状と関連をもたせて形成されてい
る。
この最大膨出部位7以下のレバー2は、互いに平行な一
定幅(この幅寸法も、後記する螺管3の寸法形状と関係
する。
)の扁平部8として、レバー2の下端まで削り落とされ
ており、勿論該扁平部8の平行面間の幅は前記最大膨出
部位7の外径よりも薄い。
扁平部8は、前記したようにその一面からみると一定幅
の平行面であるが、他方、前記最大膨出部位7の直下の
いわゆる首の部分が小径の挟小部9とされてくびれでお
り、またこの挟小部9に続く部分は、前記扁平部8の平
行面の方向に全体として球状(勿論扁平部8自体を除い
て。
)に膨出されて球状弧面部10とされ、レバー2がトグ
ル運動をなすようにされている。
なお、このレバー2の下端には、更にスイッチ機構とし
てスプリング等が着設されるが、これについては説明を
省略する。
本案トグルスイッチのレバー2には、トグル運動のため
の球状弧面部10の上方に、挟小部9を間にして円錐台
形状部6が設けられていることに留意すべきである。
次に、上記レバー2が上方から挿入される螺管3につい
て説明すると、第5図は該螺管3の一部切欠斜視図、第
6図は平面図、第7図は底面図である。
該螺管3の外周には、図示しない匣体等にトグルスイッ
チを取り付けるためのねじが切られており、また螺管3
の下端にはフランジ部11が設けられて、匣体板4に組
み付けられるようになっている。
螺管3の内部は、内空部12とされてレバー2がトグル
運動するスペースが確保されているが、単なるストレー
トの穴では無論なく、図示したように内空部12の中間
の一定水平位置の内周部分が弧状突起13として螺管3
の中心方向に突設されている。
該弧状突起13は、その上面がレバー2の円錐台形状部
6の最大膨出部位7を受は止めてそれ以下に下降しない
ようにするとともに、その下面には、レバー2の球状弧
面部10が当接してトグル運動の支点となるものである
従って弧状突起13の寸法は、その内径が円錐台形状部
6の最大膨出部位7よりも小径であり、かつその厚さも
レバー2の挟小部9の長さよりも薄い。
また、螺管3の上方からレバー2の扁平部8が弧状突起
13よりも下方に入るように挿入される訳であるから、
弧状突起13の一部が切り欠かれて切欠部14とされ、
扁平部8を通過させるようになっている。
すなわち第6図に最も良く示されているように、弧状突
起13は、螺管3の中心を通る一定線幅で、かつレバー
2の扁平部8の幅よりも僅かに広く切り欠かれて切欠部
14とされているのである。
加えて第7図に示すように、螺管3の下端のフランジ部
11からは一対の弧状取付部15が中心に関して対称的
に垂設されているが、ここで留意すべきことは、この一
対の弧状取付部15と前記切欠部14とが平面的に見て
90゜位相がずれて形成されていることである。
このように900ずらせた理由は、後述するように、匣
体板4に螺管3を組み付けてレバー2を匣体板4によっ
て一方向にガイドしつつトグル運動させるためである。
匣体板4は、レバー2及び螺管3をスイッチ収納体1に
結合させるものであり、第8図はその斜視図、第9図は
平面図である。
該匣体板4は、一枚の金属板を打ち抜き及び折り曲げて
形成されたもので、その両側部16には結合用の爪17
が形成されているが、より本質的なことは、その平面部
分に螺管3の下端の弧状取付部15を受は入れる一対の
取付ブランク18(弧状取付部15に相応した寸法であ
る。
)とともに、これらの取付ブランク18同士の中心を結
んでレバー2の扁平部8の幅よりも僅かに広く案内ブラ
ンク19が切り欠かれていることである。
この案内ブランク19は後述するようにレバー2のトグ
ル運動の方向を規制することによって、該レバー2が螺
管3から抜は出ることのないようにする。
次に、上記レバー2、螺管3及び匣体板4の組み付けに
ついて説明すると、レバー2は螺管3の上方から内空部
12に挿入される。
そして、レバー2の扁平部8の先端が螺管3の弧状突起
13に当接する位置関係では該レバー2はそれ以上螺管
3中を下降することはできないが、扁平部8が切欠部1
4と合致した場合にのみ扁平部8が弧状突起13によっ
て遮ぎられることなく更に挟小部9まで切欠部14中に
下降することができき、最終的に円錐台形状部6が弧状
突起13に当接して、それ以上はレバー2が螺管3中に
挿入されることができない。
ちなみに、このような切欠部14と扁平部8.との位置
合わせは、長大に扁平体を挿入することであるので容易
に′なし得る。
これにより、レバー2がそれ以降螺管3中に下降するこ
とはないが、一方、このままであるとレバー2がトグル
運動をしようとしても弧状突起13から外れてしまう。
そこで、レバー2を切欠部14を通る直径の方向から平
面的に90°回転させる。
これを第6図で説明すると切欠部14は時計の1′zf
と6時の位置に存するが、これにレバー2の扁平部8を
挿入した後、レバー2のみを3時と9時の方向に90°
ひねるのである。
そうすると、レバー2の扁平部8は、螺管3のフランジ
部11に設けられた一対の弧状取付部15同士の中心を
結ぶ方向と平行になることは第6図及び第7図から明ら
かである。
さてこのようにレバー2を90°ひねることにより該レ
バー2は、下降方向については弧状突起13に円錐台形
状部6が当接するため、移動が制限され、また上昇方向
についても、弧状突起13の下面に球面弧状部10が当
接してトグル運動が可能となるので、いわゆる抜き差し
できない状態となる。
しかしこの抜き差し不可能な状態も、一旦レバー2が再
度平面的に回動されて第6図のlfi及び6時方向に扁
平部8が合致すると、切欠部14を通って扁平部8の球
状弧面部10が抜は上がってしまい、トグル運動ができ
なくなる。
そこで、レバー2の扁平部8を第6図の3時及び9時の
方向に保っておくため、匣体板4の案内ブランク19が
利用される。
すなわち匣体板4の平面部分の取付ブランク18には螺
管3の下端の弧状取付部15が挿入されて固定され、こ
れにより、螺管3と匣体板4との位置関係が定められる
このときレバー2の扁平部8の下端も取付ブランク18
同士の中心を直線的に結ぶ案内ブランク19に係入され
る。
そしてこれにより、扁平部8はトグル運動中切欠部14
を結ぶ方向とは平面的に直角の案内ブランク19の方向
にのみガイドさ、従ってレバー2の球状弧面部10は前
記した通り、切欠部14から抜は上がることができず、
組み付は状態が保たれるのである。
以上述べたように、本考案に係るトグルスイッチは、レ
バーの扁平部を螺管に挿入して円錐台形状部によって下
降を制限したうえで、該レバーを平面的に90’ひねっ
て球面弧状部が螺管の弧状突起によって上昇を制限され
るようにな腰しかもこの抜き差し不可能状態を維持すべ
く、螺管を一定形姿で取り付けた匣体板の案内ブランク
によって扁平部を一方向にガイドするようにしたもので
ある。
これにより、部品点数も少なく、かつ構造も簡略化でき
て組立作業が大幅に能率化機械化できる。
また、組み付は状態が全く変化しないので、作動も長期
間安定して、信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るトグルスイッチの一実施例を示
す一部切欠斜視図、第2図は、要部側断面図、第3図は
、レバー単体の斜視図、第4図は、レバーの平面図、第
5図は、螺管単体の一部切欠斜視図、第6図は同平面図
、第7図は同底面図、第8図は、匣体板単体の斜視図、
第9図は同平面図である。 1・・・・・・スイッチ収納体、2・・・・・・レバー
、3・・・・・・螺管、4・・・・・・匣体板、5・・
・・・・つまみ部、6・・・・・・円錐台形状部、7・
・・・・・最大膨出部位、8・・・・・・扁平部、9・
・・・・・挟小部、10・・・・・・球状弧面部、11
・・・・・・フランジ部、12・・・・・・内空部、1
3・・・・・・弧状突起、14・・・・・・切欠部、1
5・・・・・・弧状取付部、18・・・・・・取付ブラ
ンク、19・・・・・・案内ブランク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 螺管の内空部にレバーを上方から挿入して該螺管をスイ
    ッチ収納体に着設される匣体板に結合する構造のトグル
    スイッチにおいて、 ・・・・・・つまみ部に続く部分が円錐台形状部として
    半径方向に膨出され、この円錐台形状部の下端の最大膨
    出部位以下が互いに平行な一定幅の扁平部として少なく
    とも前記最大膨出部位よりも薄く形成され、しかもこの
    扁平部にかかる部分のうち、前記最大膨出部位の直下が
    小径の挟小部とされ、またこの挟小部に続く部分が前記
    扁平部の平行面方向に球状に膨出されて球状弧面部とさ
    れたレバーと、 ・・・・・・前記内空部の中間の一定水平位置の内周部
    分が中心に向けてその内径が前記最大膨出部位よりもも
    小径となり、かつその厚さが前記挟小部の長さよりも薄
    く突設されて弧状突起とされ、しかもこの弧状突起が中
    心を通る一定線幅で、かつ、前記扁平部の幅よりも僅か
    に広く切り欠かれて切欠部とされ、加えて、下端のフラ
    ンジ部から対称的に垂設された一対の弧状取付部が前記
    切欠部とは平面的に90’ずらせて形成された螺管と、
    ・・・・・・前記弧状取付部を受は入れる一対の取付ブ
    ランクとともにこれらの取付ブランク同士の中心を結ん
    で前記扁平部の幅よりも僅かに広く切り欠かれた案内ブ
    ランクが形成された匣体板とを有し、前記レバーの扁平
    部が螺管の切欠部を通って、円錐台形状部の下端が弧状
    突起に当接するまで挿入され、レバーを切欠部の方向か
    ら平面的に90°回転させて扁平部が螺管の下端の一対
    の弧状取付部同士の中心を結ぶ方向と平行になるように
    し、該弧状取付部を匣体板の取付ブランクに挿入固定し
    、扁平部が前記切欠部を結ぶ方向とは直角の案内ブラン
    クの方向にのみガイドされるようにして戒るトグルスイ
    ッチ。
JP1979071047U 1979-05-26 1979-05-26 トグルスイツチ Expired JPS6016009Y2 (ja)

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JPS55170718U JPS55170718U (ja) 1980-12-08
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619744U (ja) * 1984-06-25 1986-01-21 松下電工株式会社 トグルスイツチのハンドル支持構造
JPH0421230Y2 (ja) * 1985-01-21 1992-05-14
JP2007257927A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Nihon Kaiheiki Industry Co Ltd ロック機構付トグルスイッチ

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JPS51160171U (ja) * 1975-06-14 1976-12-20

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