JPS60154244A

JPS60154244A - 写真画像情報検出装置

Info

Publication number: JPS60154244A
Application number: JP59010531A
Authority: JP
Inventors: Fumio Matsumoto; 文男松本; Kenji Nakauchi; 健二中内; Atsushi Shiraishi; 白石　厚
Original assignee: Fuji Photo Film Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Holdings Corp
Priority date: 1984-01-24
Filing date: 1984-01-24
Publication date: 1985-08-13
Also published as: US4667245A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（発明の技術分野）この発明は、写真焼付装置で用いるネガフィルム等の原
画フィルムの画像情報を画素に分割した画面全体で検出
するようにした写真画像情報検出装置に関する。

（発明の技術的背景とその問題点）写真焼付装置では焼付露光量もしくは補正量を決定する
ために原画フィルム（たとえばネガフィルム）の濃度を
計測しなければならない力く、従来は焼付光学系の光路
近辺に配設されたフォトダイオード等の光センサによっ
て、ネガフィルムの平均濃度をＬＡＴＤ（Ｌａｒｇｅ　
Ａｒｅａ　Ｔｒａｎｓ−ｍｉｔｔａｎｃｅ　ｆ）ｅｎｇ
ｉｔｙ）で測光するようにしている。このＬＡＴＤによ
る画像検出はネガフィルムを平均的に測光するものであ
り、ネガフィルムの画ｌｔ′濃度を正確にかつ画面全体
にわたって測定するものではないため、焼付露光もしく
は補正が確実ではないといった欠点があった。また、ネ
ガフィルムの画面を左右上下等の区画に分割して測光し
、焼付露光量を決定してから補正するような方法も提案
されている（たとえば特公昭５Ｂ−２１３９１号）が、
ネガフィルムの測光が概略的であるため、画面の細部に
関して正確な画像情報を検出できないといった欠点があ
る。

（発明の目的）この発明は一ヒ述のような事情からなされたものであり
、簡易な構成でネガフィルム等の原画フィルムの画像情
報を正確にかつ細部にわたって検出するようにした写真
画像情報検出装置を提供することを目的としている。

（発明の概要）この発明は写真焼付装置における写真画像情報検出装置
に関するもので、静止している原画フィルムを照明する
光源と、原画フィルムからの透過光又は反射光を受ける
ＣＣ口等で成る２次元イメージセンサと、この２次元イ
メージセンサを駆動する駆動回路と、２次元イメージセ
ンサからの画像信号を処理して記憶する信号処理回路と
を設け、原画フィルムの全面の画像情報を整列された多
数の画素毎に検出するようにしたものである。

（発明の実施例）第１図はこの発明を従来の写真焼付装置にそのまま適用
した一例を示すものであり、ネガキャリア１に載置され
て焼付部１送られて来た　（ネガフィルム２は、イエロ
ー（Ｙ）、マゼンタ（Ｍ）及びシアン（Ｃ）の各３原色
フィルタ３を通して光源４で照明されるようなっており
、ネガフィルム２からの透過光はレンズ系５及びブラッ
ク、　シャッタ６を経て写真印画紙、７に達するように
なっている。写真印画紙７はフ、イードローラ７Ａに巻
回されており、ネガフィルム２の搬送及び停止と同期し
てローラ７Ｂに巻取られる。ように、な２ており、ネガ
フィルム２のレンズ系４側近傍には赤（Ｒ）、緑（Ｇ）
及び青（Ｂ）の３原色の画像濃度情報音検出するための
フォトダイオード等の光センサ８が配設されており、こ
の先センサ８の検出信号によって写真焼付を、行なうよ
うになっている。そして、光源４とネガフィルム２との
光軸ＬＳに傾斜して２次元イメージセンサｌθがネガフ
ィルム２の近傍に設けられており、２次元イメージセン
サ１０の前方にはネガフィルム２のほぼ中心部を結像す
るためのレンズ系１１が配設されており、ユニット化さ
、れた検出装置の裏面には画像処理を行なうＩＣ等で成
る処理回路を装着する基板１２が取付けられている。

ここで、２次元イメージセンサｌＯは第２図に示すよう
に画像を光学的に撮像する撮像部１０１と、撮像部１０
１から転送されて来た電荷を蓄積するための蓄積部１０
２と、蓄積部１０２で蓄積された電荷を出力するための
出力レジスタ部１０３とで構成されており、駆動回路か
らの駆動信号１０１９−１０３９を制御することによっ
て２次元（エリア）の画像情報を光電変換して出力レジ
スタ部１０３からアナログの画像信号ＰＳを直列的に出
力するようになっている。また、基板１２に装着されて
いる回路構成はたとえば第３図に示すような構成となっ
ており、イメージセンサｌＯは駆動回路２・０からの駆
動信号１０１Ｓ〜１０３Ｓによって駆動され、イメージ
センサｌＧの撮像部１０１に照射された光は出力レジス
タ部１０３から画像信号ＰＳとして出力され、所定のサ
ンプリング周期でサンプルホールド回路２１においてサ
ンプリングされて保持され、そのサンプル値がＡＤ変換
器２２でディンタル信号口Ｓに変換される。へ〇変換器
２２からのディジタル信号口Ｓは対数変換回路２３に入
力されて対数変換され、濃度信号口Ｎに変換されて後に
書込制御回路２４を経てメモリ２５に書込まれる。なお
、古込制御回路２４は、駆動回路２０からイメージセン
サｌＯを駆動して画像情報を一定速度で読取るための読
取速度信号Ｒ８を入力しており、イメージセンサ１０の
駆動速度に応じてメモリ２５の所定位置に順番に濃度信
号ＯＮを書込むようになっている。つまり、イメージセ
ンサｌＯの読取速度は駆動速度によって変化され、読取
速度の大小によっても画像エリアの分割画素数が決定さ
れ、分割画素数に応じてメモリ２５に記憶する必要があ
る。

このような構成において、通常の写真の焼付を行なう場
合は、搬送されて来て焼付部で静止しているネガフィル
ム２の透過光を光センサ８で検出し、３原色のＲＧＢ毎
の画像信号に応じてフィルタ３を調整して、ブラックシ
ャッタ６を開口して決定された露光量で写真印画紙７に
露光を行なうことになる。

この発明ではネガフィルム２の近傍に２次元イメージセ
ンサｌＯを配設し、ネガフィルム２の画面全体を多数の
整列画素に分割して画像情報を検出するようにしている
。すなわち、駆動回路２０からイメージセンサ−Ｏに所
定の駆動信号１０１３〜１０３Ｓを与えることにより、
２次元イメージセンサ−Ｏは焼付部に置かれているネガ
フィルム２の透過光をレンズ系１１を介して受光するの
で、２次元イメージセンサ−Ｏは第４図（Ａ）に示すよ
うにネガフィルム２の全体を整列された多数の小さな画
素２１に分割して、走査線ＳＬに従って順番にネガフィ
ルム２の画面全体を走査することができる。そして、画
面全体の走査終了後゛にイメージセンサ−Ｏの出力レジ
スタ部１０３から画像信号ＰＳを順次出力し、この画像
信号ＰＳをサンプルホールド回路２１でサンプルホール
ドしてそのサンプル値をＡＯ変換器２２でディジタル信
号ＤＳに変換する。　ＡＤ変換器２２からのディジタル
信号ＤＳは対数変換回路２３で対数変換されて濃度値号
ＤＩとしてめられ、この濃度信号ＯＮが書込制　（御回
路２４の制御によって、メモリ２５に第４図（Ｂ）に示
すような画素２１に対応する配列でかつネガフィルム２
の濃度ディジタル値で格納されることになる。この場合
、駆動回路２０からの読取速度信号Ｒ９を入力してメモ
リ２５に書込むタイミングを制御することにより、ネガ
フィルム２の分割画素位置とメモリ２５に記憶するデー
タ配列とを常に対応づけることが可能である。

このようにして、メモリ２５にネガフィルム２の画素毎
のディジタル値あるいは３原色に関する画素毎の濃度値
が格納されると、ネガフィルム２の画素毎にディジタル
値をメモリ２５から読出して利用することができる。し
たがって、３原色のＲＯＢ毎に第４図（Ｂ）に示すよう
な濃度値をめて記憶しておけば、記憶値を読出して演算
等の処理を行なうことにより、従来と同様な写真焼付露
光優の決定もしくは補正量として用いることができる。

また、２次元イメージセンサｌＯは画面全体の画素で画
像情報を検出して記憶するようになっているので、正確
な画像情報の検出を行なうことができる。なお、イメー
ジセンサｌＯは所定の素子数で構成され、その素子数に
よって画面分割数は物理的に決定されるが、イメージセ
サｌＯとネガフィルム２とが相対的に移動するような場
合には、読取速度の変化によって画面分割数を変えるこ
とができる。

ところで、上述の実施例では２次元イメージセンサ１０
を、ネガフィルム２と光［４との光軸ＬＪに対して傾き
を持って設けているが、第５図に示すようにネガフィル
ム２の透過光をレンズ系５の前方に配設されたハーフミ
ラ−２０で反射させ、この反射光を２次元イメージセン
サｌＯに与えるようにしてもよい。この場合、ハーフミ
ラ−２０の透過光はレンズ系５を経て写真印画紙７に照
射されることになる。また、第６図（Ａ）及び（Ｂ）は
この発明の他の実施例を示すものであり、レンズ系５と
２次元イメージセンサとを機械的に光軸ＬＳに移動可能
な機構とし、ネガフィルム２を写真印画紙７に焼付ける
場合には同図（Ａ）のようにレンズ系５を光軸ＬＳと一
致させ、ネガフィルム２の画像情報を検出する場合は同
図（Ｂ）に示すように２次元イメージセンサ１０を光軸
ＬＳと一致させるようにしている。このようにしても、
写真画像の情報を全画面的に２次元イメージセンサ１０
で検出することが可能である。さらに、上述の各実施例
ではネガフィルム２の透過光から、ネガフィルム２の画
像情報を２次元イメージセンサｌＯで検出するようにし
ているが、ネガフィルム２の反射光を２次元イメージセ
ンサに与えてネガフィルム２の画像情報を全画面的に検
出することも可能である。さらに、ネガフィルム２と光
源４との光軸に回動可能なミラーを配設して、写真の焼
付を行なう場合はミラーを光軸ＬＳから外してネガフィ
ルム２の画像を写真印画紙７に与えるようにし、ネガフ
ィルム２の画像情報を検出する場合はミラーを光軸ＬＳ
に回動し、ネガフィルム２からの透過光を全て２次元イ
メージセンサ１０に与えるようにしてもよい。

なお、上述のイメージセンサの素子数は任意であり、ネ
ガフィルム等の原画フィルムのサイズやレンズ系の倍率
、あるいは画面の必要画素数等から任意の素子数を選択
できる。

１（発明の効果）以上のようにこの発明の写真画像情報検出装置によれば
、ネガフィルム等の原画フィルムを小さな多数の画素に
分割してその画素毎に画像情報を検出してメモリに記憶
することができるので、写真画像情報としてより正確な
情報を得ることができる。また、ネガフィルム等の原画
フィルムの画素情報をＲＧＢの各色毎にめるようにすれ
ば、その検出情報から写真焼付のための露光量や補正酸
を正確に決定することも可能である。

【図面の簡単な説明】第１図はこの発明を写真焼付装置に適用した場合の一例
を示す構成図、第２図はこの発明に用いる２次元イメー
ジセンサの機能を示す構成図、第３図はこの発明の２次
元イメージセンサ　１の制御系を示すブロック構成図、
第４図（Ａ）及び（Ｂ）はこの発明による原画フィルム
の画素分割と記憶データとの対応関係の例を説明する２図、第５図及び第６図（Ａ）、（Ｂ）はそれぞれこの発
・明の他の実施例を示す構成図である。ｌ・・・ネガキャリア、２・・・ネガフィルム、３・・
・フィルタ、４・・・光源、５．１１・・・レンズ系、
６・・・ブラ、・ンクシャッタ、７・・・写真印画紙、
８・・・光センサ、ＩＯ・・・２次元イメージセンサ、
２０・・・駆動回路、２２・・・Ａ０変換器、２４・・
・書込制御回路、２５・・・メモリ。出願人代理人　安　形　雄　三第　６（Ａ）ｑ〜４（Ｂ）手続補正歯特許庁長官　志　賀　学　殿１、事件の表示昭和５８年特許願第１０５３１号２、発明の名称写真画像情報検出装置３、補正をする者事件との関係　特許出願人神奈川県南足柄市中沼２１０番地（５２０）富士写真フィルム株式会社４、代理人５、補正の対象明細書の「発明の詳細な説明」の欄６、補正の内容（１）明細書、第７頁第６行乃至第１θ行の［つまり、
イメージセンサｌＯの・・・に記憶する必要がある。」
を削除する。（２）同、第１０頁第１行乃至第３行に「が、イメージ
センサｌＯとネガフィルム２とが・・・を変えることが
できる。」とあるを「、」と補正する。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）静止している原画フィルムを照明する光源と、前
記原画フィルムからの透過光又は反射光を受ける２次元
イメージセンサと、この２次元イメージセンサを駆動す
る駆動回路と、前記２次元イメージセンサからの画像信
号を処理して記憶する信号処理回路とを具え、前記原画
フィルムの全面の画像情報を整列された画素毎に検出す
るようにしたことを特徴とする写真画像情報検出装置。
（２）前記信号処理回路が、前記画像信号をディジタル
場に変換するＡＤ変換器と、このＡＤ変換器からのディ
ジタル信号を対数変換する対数変換回路と、この対数変
換回路からの濃度信号を記憶するメモリとで構成されて
いる特許請求の範囲第１項に記載の写真画像情報検出装
置。
（３）前記２次元イメージセンサが前記光源と前記原画
フィルムとの光軸に対して傾斜して配設されている゛特
許請求の範囲第１項又は第２項に記載の写真□画像情報
検出装置。
（４）前記２次元イメージセンサが前記光源と前記原画
フィルムとの間に配設されたハーフミラ−からの反射光
を受けるようになっている特許請求の範囲第１項又は第
２項に記載の写真画像情報検出装置。