JPS6014881A - 電子ゴルフ練習器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は実際のボールを打つ方式において、クラブスイ
ングのダフリ誤邊を表示して、プレイヤーにダフリ誤差
の矯正量を即座に感知させることのできる電子ゴルフ練
習器に関する。

従来電子又は電気或は光線を手段とするゴルフ練習器で
知られているものの種類は僅がである。

即ち打ったボールが的に当った位置を電気的又は光線的
手段により表示するもの、更に実際には飛ばない模型の
ボールを打つことにより、クラブがボールに当った箇所
から、仮りＫそれが実際に飛ぶ本物のゴルフボールであ
ったと仮定したとき、そのボールの飛ぶ方向と飛距離を
マイコンで算出して表示して見せて練習の参考に供する
もの等がある。しかしながら前者はゴルフボールが的に
当つた位置を正確に表示して見ても、実際にボールが飛
んだ方向と位置距離を肉眼で見ることと比較して、その
結果はそれ程大きくはない。また後者ｔｄフレイヤーが
打つのは模型のボールが主体であって、実感が殆んど沸
かずまた、実際に本物のボールを打って練習する場合に
比べると、実際の場合には打った方向、上下の程度は、
少し慣れれば、大体の見当はつくものであって必ずしも
ゴルフの上達にそれ程有効に結びつくとは思われないの
である。その上打球方向の角度表示のためのマイコン設
備などソフトもハードも設けるとなれば値段は必ずしも
安いものではないので、ゴルフがスポーツとして大衆化
して来たにもかかわらず、そのようが練習器はそれ程上
達の効果が上らない割に所栓そのお値段も大衆の手の届
くものではｌ）得ないという大きな欠点を有しておシ、
結局従来のものはいずれもゴルフ練習の本質をとらえた
ものではなく従って効果の上るものではなかったのであ
る。

「ゴルフはミスのゲームであるｍｌなどともいわれてい
るが、それでは従来までの現状において多くの人々が気
づいていない本質はどこにあるかを考えて見るに、例え
ば打ち放しのゴルフ練習場での、或は職場や自宅のミニ
練習場での実物のボールを打つスウィングの練習におい
ては、前述したように、打球の方向や高さ距離などは少
し慣れれば自分で殆んど見当がつくので、それ根問題で
はない。またゴルフに成程度上達した人のミス・ショッ
トといわれるシャンクについても、ボールは異富に右方
に一直線に行って了りので、これも自分で直ちくわかる
。更にまたトップ打ちミスショットについてもボールは
僅かな距離を転ろがるだけであるからこれもプレイヤー
が自分ですぐわかるので大した問題ではなく、特別な機
械を使う必要もない。

そこで多くの人々がそれ和気がつかない割に本質的に最
も崖要なものは所謂「ダ７す」とその矯正であると思わ
れるのである。それはプロ以外の９０％以上の人々があ
まシ意識せずにおかしているミスだから中々気がつかな
いのである。プロ級プレイヤーでもあまシ意識していな
いということについてはここに一つ証拠のような状況が
ある。

それは−流のゴルフ用具専門店や本屋に行って見るとビ
ギナー用からプロ級プレイヤー用までの何種類の本が並
んでいるが、このダ７すの原因と矯正法について説明し
ているのは１０冊に１冊もないということからもわかる
のである。

このように意識されていない大きな原因の一つは練習場
ではダ７すをやる人々が多いためにボールを置く位置の
手前の部分がすり減っているためダフリをやっていても
気かつかないからである。

また練習場の人工芝のティグレートではクラブヘッドが
滑っていってボールに当るので恰もナイスショットに近
く思えるからプレイヤーもダフリに気がつかないことも
その原因の１つである。従って練習場ではうまく当って
いても、実際のコースに出ると全く様子が違いおかしい
ということＫなる。このような従来状況ではいくらやっ
てもうまくならないという人が多いということになシ、
本質が理解されでいない大きな原因がここにある。

本発明はかかる従来技術の欠点を除去し、先人が容易に
気づき得なかった本質を突いて、本物のボールを打つ練
習において非富に効果の上る電子ゴルフ練習器を開発し
たものである。

先ずその構成について説明する。

即ち本発明はダン９によりボールの手前でクラブ−＼ノ
ドが接触したティプレート上の位置を具体的に検出しこ
れを電子装置により増幅等の処理後表示器により表示し
てプレイヤーが自己のクラブスイングの誤差の矯正量を
１回毎に即座に感矧させ得る装置である。

先ずクラブへノドの軌跡方向に配置されたティプレート
は導電性及び弾性を有する材料で形成されることを要す
る。導電性の与え方と位置検出の具体的構成には種々の
ものがあシ、例えは導電ゴムのような導電性の一定長の
細長い拐科をティプレートの下τＩＯ中央に埋め込んで
直流電源の一つの極に接続しておき、その上側に僅かな
隙間をおいて平行に例えば銅線或は銅帯などね長い導電
帯をティプレート中に埋め込んで、これには電池の他の
一方の極と接続しておく。而してクラブへノドが上から
当ればその位５゛は前記導電ゴムの長さの変化即ち電気
抵抗の変化として検出し、これを電子装置によシ、増巾
し、表示器に導いてプレイヤーの最も見易い箇所で安全
な位置に電ブｌ：表示をする。前記導電性材料と良導体
の線又は板の上下位力関係は逆でもよい。こ唯装置その
ものは通常用　１いられるものでよい。更に導電性の与
え方と位置検出の他の構成としては例えばティプレート
の上面にクラブヘッドの運転方向と略々直角方向に細長
い導電性材料を一定小間隔毎に平行にかつ１つの平面内
に埋め込み、直ぐその下部に僅かな空間を設けて良導体
を埋め込んでおき、クラブヘッドが上部を叩けばその位
置で電気が導通状態になる様にする様にする構成も可能
である。またティプレートの全面を直径数置の位置素子
として導電性材料を各素子毎に埋込んで電池の１方の極
に接続しておき、その下面に僅かな空間を設けて良導体
板を埋込んで電池の他方の極に接続しておけば、クラブ
ヘッドが上方から当ればその点で通電するから、その位
置を検出して表示することは前記例と同様に行うことが
できる。またティプレート上面に用いる導電性材料で形
成したプレート（以下上板という）は抵抗体を埋め込ん
だフレキシブルプリント板でもよく、上板は或限度摩耗
したところで、取シ替えの効く消耗品として作り、周囲
をティプレート台板に固定し動かないように構成するこ
とが望ましい。また前記４重体の上をゴム膜のような絶
縁体で被俊し、少し摩耗したらそれを消耗品として交換
すればよい。更にまた前記ゴルフクラブはアイアンでも
ウッドでも本発明ゴルフ練習器に適用することができる
。

実施例１ 第１図乃至第４図は本発明ゴルフ練習器の１実施例を示
し、第１図（ａ）は本発明中本実施例の原理説明図であ
り、同図（ｂ）は同じくその等価回路を示している。而
して第２図はゴルフクラブがティプレートに「ダフリ」
によシ当った場合のティプレートの側面説明図であり、
第３図は位置検出回路を含む本実施例の作動説明図であ
シ％第４図は本発明ゴルフ練習器の１例の全体説明図で
ある。

第１図（ａ）において／＃はティプレートの上板を示し
、該上板は導電性弾性抵抗体（本実施例では導電ゴム）
２と弾性導電体≠及び上表面に形成される絶縁弾性被覆
膜６を含む。前記コと弘の間には図示を省略した直流電
源（電池又はＡＯ／Ｄｏ変換器による）によシミ圧■が
かけられており導電性弾性抵抗体２は接点Ａ、Ｂの間に
あシ、長さと電気抵抗が一定である。そこで原理は図（
ａ）のようにクラブヘッドｄが「ダフリ」のために本物
のゴルフボール／ｌの手前の位置Ｄｐにおいて接し絶縁
弾性被覆膜ｔと弾性導電体弘を位置Ｄｐ　において押し
下げると弾性導電体グは導電性弾性抵抗体λに接するの
で位置Ｄｐを通じてクラブヘッドＪが当っている間だけ
通電する。仁のときの等価回路がｔｂ＞図であシ、スイ
ッチＳｐが１時閉じると共に電流は接触抵抗がＺである
導線≠から並列的に可変抵抗が夫々ｘ、ｙである導電性
弾性抵抗体に並列に流れる。前記のようにｘ十ｙの抵抗
の合計は一定であるから位置Ｄｐは位置検出回路によ請
求めることができる。第２図は本実施例のティプレート
ｌの側面説明図であり、ティプレートは合板／′により
地面ざに接し、必要があればアンカーボルト（図示省略
）によシ地面ざに固定することもできる。台板ｌ′と上
板／ｌとは留め金７によシ止着される。弾性４電体弘は
端子Ｃよシ前記直流心源の１端子に、２ｊ１電性弾性抵
抗体λは端子Ａ、Ｂを通じ前記直流電源の他の端子に接
続される。次に第３図に示す位置検出回路を含む作動説
明図によｐこの後の作動を説明すると、［ダフ１７　Ｊ
によりスイッチ１３Ｄが１時的に閉となればその時の抵
抗Ｘを通る電流は電流−電圧変換用基準抵抗ｚＸ　で電
圧に変換して高入力抵抗の）（ノファ１５で電圧として
取出し、同様に抵抗ｙを通る電流は基準抵抗ｚｙとバッ
ファ１５’で電圧として取出し、１５．／！；’の出力
は差動増幅器１７によシその電圧差が増幅され、仄にＡ
／Ｄ変換器１９によってデジタル量に変換され、ドライ
バも兼ねたデコーダ２／によりティプレート上のその時
の「ダフリ」位置ＤＰ　に相当するランプ、即ち第４図
にも示す如く表示器３′に含まれる聚示板刀上のランプ
、２９のうちのランプユ９′を点灯駆動する。「ダフリ
」の長さが長いと複数のランプが点灯駆動する場合もあ
る。

而して表示器３′内にホールド回路を組み込んでこの点
灯時間を５秒乃至１０秒継続させればプレイヤーにわか
り易い。尚第４図の全体説明図に示す如くティプレート
／の上板／Ｉの上面人工芝ワを設けた中央部の最上部に
中央帯／３を前記絶縁弾性被覆膜の上に接しそわせて設
け、これが摩耗したら交換できるようにすれば甚だ経済
的であり、かつゴルフ練習器としての精度を保持する上
でも望才しい。

而して表示器３′は「ダフリ」の一般的長さを考慮して
ランプ間隔が例えば約５心を単位として表示され、表示
板はなるべくティプレートと略々同じ長さでかつプレイ
ヤーのアドレス位置から最も見易い角度に製作されると
共に、通常ではスイングしたゴルフクラブが当ることが
ない程度に安全な位置に置かれることが望ましい。

この練習器を使用することにより、プレイヤーは自己が
「ダフリ」をした位置を具体的に直ちに認識することが
できるようになった。これによってプレイヤーは即座に
自分がその次のスイングにおいて自己のスイング姿勢を
具体的にどの程度の寸法だけなおしたらよいかをたちど
ころに感得し１回１回非常に有効な矯正を行うことがで
きるようになった。

また実際にこの発明の電子ゴルフ練習器を試作して、ゴ
ルフ歴約５年であるが、いつもダフリが多く、いくらや
ってもそれ以上は上達しない人にＩ吏用してもらったと
ころ、約２ケ月で殆んどダフリがなくなり、ボールの飛
ぶ方向と距離の正確さが上りゴルフの上達度が大巾に上
った。従って本発明の電子ゴルフ練習器の使用によシ、
従来技術に比絞して絶大な効果が得られることがわかっ
た。

実施例２ 第５図に示す如くティプレート／の上板／Ｉの被覆ゴム
の下に弾性導電板≠の下に僅少間ｌ！ｌＩでクラブヘッ
ドの軌跡方向に直角に導電性弾性抵抗体１の細長片を前
記軌跡方向に約５訴間隔で配設しておき、前記ｌと２の
間に直流電源による電位差を与えておき、これを位置検
出器の接点とし、更に両者の間にホールド回路３／ｆ弁
し表示器の夫々の表示灯を直列に入れた。そうするとこ
の作動としてはダフリをした位置では上板の導体板と合
板の対応位置の導体板が接散して回路がオンとなりダブ
り位置に対応した位置のランプを５乃至１１Ｊ秒間点灯
させることができた。

この実施例のゴルフ練習器も試作して、中々上達しない
人に使用させたところ、実施例１同様に目ざましい効果
を上げることができた。

以上の実施例等により、本発明ゴルフ練習器の効果は次
の通りでイりる。

（１）　ゴルフ練習において、通常は最も亘要であるに
もかかわらず、最もプレイヤー自身にとって認識困難で
あるダフリの程度が本発明のゴルフ練習器の使用によシ
打球後直ちに見易い場所に具体的に表示されるので、プ
レイヤーは打球の１回１回において自己の矯正必要性を
具体的量として即座に感得することができる。その結果
従来いくらやっても上達しなかった人が見違える程哨、
速にゴルフに上達することができるという絶大なる効果
を発生する。

（２）　本発明のゴルフ練習器は、ゴルフ練習において
何が最もル要かの本質を適確にとらえたものであるから
或程度上達した人もこれを使用して練習すれば、その人
の所印自己の限界を突き破り、従来の練習器或は練習方
法によっては殆んど到達することのできない城に達する
ことも十分面も相当短期間に可能となる。

【図面の簡単な説明】

３図は位置検出回路を含む実施例１の作動説明１ス、Ω 第４図は本発明電子ゴルフ練習器の１側音体図。 第５図は本発明の別の実施例の説明図である。 ／・・・ティプレート、／′・・・台板、／〃・・・上
板、λ・・・導電性弾性抵抗体、３・・・位負検出器及
び表示器、３′・・・表示器、≠・・・弾性導電体、乙
・・・絶縁弾性被恨膜、７・・・留め金、９・・・ムエ
芝、／／・・・本物のゴルフボール、　／Ｊ・・・ティ
プレートの中央帯、／！５　、　／３’・・・バンファ
、／７・・・差動増幅器、ｌｑ・・・Ａ／Ｉ）変換器、
ニド・・デコーダ、　Ｊ５・・・ゴルフクラブｓ　ＤＰ
・・・クラブヘッドの接触位置、２り・・・表示灯１．
２ダ・・・クラブヘッドが接触した位置の点灯した表示
灯、３／・・・ホルダ回路。 第１１ （ａ） １ （ｂ） 第２図 １ イ′ １ｒ／ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 載置されるゴルフボールに対するクラブヘッドのスイン
   グ軌跡方向に配置され、かつ導電性及び弾性を有する材
   料を含んで形成されたティプレートと、該ティプレート
   上面にクラブヘッドが接触した位置を前記ティプレート
   の４電位置の変化として検出する位置検出器と、該位置
   検出器の検出信号から前記クラブヘッドが接触したティ
   プレー　、ト上の位置を情報として表示する表示器と、
   を有することによりプレイヤーにクラブスイングのダフ
   リ誤差の矯正量を即座に感知させ得ることを特徴とする
   電子ゴルフ練習器。