JPS60146605A - チヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車等に使用され′る等速ジヨイントな
どのワークを研削盤等の加Ｊ：機械に対して自動供給す
る場合に使用するワーク搬送用のチャックＧこ関するも
のである。

第１図に示すようをこ、上記等速ジヨイント外輪１は、
シャフト２の端部（３半球状のソケット３を形成し、そ
のソケット３の内周に複数のトラック溝４を設けである
０このような等速ジヨイント１のトラック溝４を研削盤
によって仕上げ加工する場合、等速ジヨイント１は、イ
υ［削盤のチャック部に設けたバンキングプレート５の
位置決め用四所６にソケット３を嵌合して位置決めされ
、そのソケット３の外側に位置するコレットチャック７
で挾持される。

上記研削盤は、コレットチャック７の軸芯に直交する揺
動軸を中心としてそのコレットチャック７を設定角度回
動し、このチャック７と共に回動する等速ジヨイント１
のトランク溝４に砥石を押し付けてトラック溝４を仕上
げ加工するため、コレットチャック７で挾持した等速ジ
ヨイント１のバックフェース面８と位置決め用凹所６の
底面とに隙間が生じていると、上記凹所６の底面からト
ランク溝４の弧状中心までの距離（芯高という）ゲ設定
された寸法とならず、精度の高い加工を施すことができ
ない。

したがって、等速ジヨイントは、バックフェース面８と
位置決め用凹所６の底面間Ｇこ隙間が生じないよう正確
に取付ける必要がある。

ところで、上記等速ジヨイント１を研削盤に対して自動
供給する場合、上記等速ジヨイント１を内側から挾持用
油なチャックが必要とされる。そして、そのチャックに
は、研削盤側のチャック邪に対して等速ジヨイントを正
確シニセットすることができる機能が要求される。また
、」１記チャックを等速ジヨイントの供給部から研削盤
との間をこおいて移動せしめ、チャックの中心が研削盤
側のチャック中心と一致するように正確に停止させる必
要があるが、このようなチャックの位置制御はきわめて
困難であって実際問題として不可能であるため、チャッ
クの停止位置と研削盤のチャック中心との同に芯ずれが
生じた場合でも等速ジヨイントを研削盤側のチャックに
確実を二セントし得る機能も要求される。

そこで、この発明は、等速ジヨイント等のワークを研削
盤等の加工機械に対して正確な位置に確実に供給するこ
とができるようにしたワーク搬送用のチャックを提供す
ることを目的としている。

上記目的を達成するため、この発明によれば、チャック
支持筒の内面をテーバとし、そのチャック支持筒の内側
Ｏこスライド■」油部こ挿入したチャック本体の外周に
は上記テーパ内面に適合するテーバコーンを形成し、こ
のテーバコーンがテーパ面と係合する方向にチャック本
体を偏向するスプリングを設け、前記チャック本体の内
側に形成したピストン収納空間には流体の供給Ｏこよっ
てスライドするピストンを組み込み、そのピストンに接
続したピストンロンドがチャック本体の端部のロッドカ
バーを貫通してそのロッドカバーＯこ設けた爪支持筒の
内側に挿入する先端部に爪押し拡げ用のコーンを設け、
上記爪支持筒の外周には半径方向の貫通孔を形成し、そ
の貫通孔にスライド可能に挿入した爪を爪支持筒の内側
に向けて押圧するスプリングを設け、前記チャック本体
の爪支持筒をワークの内側をこ挿入し、そのワークの端
面とチャック本体の下端面との当接によってテーパ内面
とテーバコーンとの間Ｏこ隙間を形成した状態でピスト
ンの移動Ｏこより爪を移動してワークを挾持し、もしく
は挾持解除するようをこしている。

以下、この発明の実施例を添付図面に基づいて説明する
。

第２図に示すようＧこ、この発明に係るチャックは、チ
ャック支持筒１０と、このチャック支持筒１０で支持さ
れるチャック本体２０の組み合わせから成っている。」
３記のチャック支持筒１０は、」１下端部に案内筒１１
．１２を有Ｌ１その両案内筒１１．１２間における内面
１３をテーパとしである。

また、チャック本体２０は、シリンダ２１の上部にヘッ
ドカバー２２を、下部台こロッドカバー２３を取付けで
ある。このチャック本体２０は上記チャック支持筒１０
の内ＵｔＵにスライド可油部こ挿入され、チャック本体
２０のヘッドカバー２２の下面外周部に形成した環状壁
２４がチャック支持筒１０の上部案内ｆｉｌ　１＋こ外
嵌し、またロッドカバー２３の上部が下部案内筒１２の
内側Ｏこ嵌合してチャック本体２０を抜は止めしている
。

前記シリンダ２１の外周部こは、チャック支持筒１０の
テーパ内面１３＆こ適合するテーイ（コーン２５が形成
されている。また、ロッドカバー２３の上面外周部には
複数のブツシャ挿入孔２６が環状配置に形成され、その
各ブツシャ挿入孔２６に先端を丸めた筒状のブツシャ２
７と、このブツシャ２７をチャック支持筒１０の下面Ｇ
こ圧接させるスプリング２８とを組み込んでテーパ内面
１３とテーバコーン２５とが係合する方向にチャック本
体２０を偏向している。

さらに、・シリンダ２１の内側には、ピストン２９がス
ライド可能に組み込まれ、そのピストン２９によって仕
切られたシリンダ上室３０とシリンダ下室３１のそれぞ
れに流体通路３２．３３が連通し、一方の流体通路３２
Ｇこ油等の流体を供給すると、ピストン２９が下降し、
また他方の流体通路３３に流体を供給するとピストン２
９が上昇するようになっている。

上記ピストン２９の下面には、ピストンロッド３４が接
続され、そのヒストンロッド３４の下端部は、チャック
本体２０のロッドカバー２３を貫通してロッドカバー２
３の下面に取付けた爪支持筒３５の内側に臨み、上記爪
支持筒３５の内側に位置する端部に爪押し拡げ用のコー
ン３６が設けられている。

・　上記爪支持筒３５の外周には、複数の半径方向の貫
通孔３７が等間隔に形成され（第４図参照）、その各貫
通孔３７に爪３８をスライド可油部こ挿入し、冬瓜３８
の内端部に形成した保合孔３９にキックスプリング４０
の端部を係合して冬瓜３８の内端を前記コーン３６の外
周に圧接させである。

実施例で示すチャックは上記の構造からなり、このチャ
ックを採用して研削臀部こ等速ジヨイント（以下ワーク
という）を自動供給するには、ワーク供給部と研削盤と
の間においてローダ５０を移動可油部こ設け、そのロー
ダ５０の下端部に昇降可能に支持されたチャック支持ア
ーム５１をこ上記チャックを取付ける。

いま、ワーク供給部に支持されたワーク１の上方にチャ
ック本体２０を位置せしめ、そのチＡ・ツク本体２０を
チャック支持アーム５１と共に下降して爪支持筒３５を
ワーク１の内側に挿入すると、チャック本体２０の下端
面がワーク１の上端面に当接する（第２図参照）０それ
より、チャックアーム５１がさらに下降すると、ワーク
１との当接によ・て下降するのが制限さ　ｒれたチャッ
ク本体２０に対してチャック支持筒１０がスプリング２
８の弾性に抗して下降し、チャック支持筒１０のテーパ
内面１３とチャック本体２０のテーパコーン２５との間
に隙間が形成される。

そこで、流体通路３３に油を供給してピストン２９を上
昇させると、ピストンロッド３４のコーン３６４こよっ
て爪３７が外方同に移動し、その先端がワーク１の内面
に圧接してワーク１を内側から挾持する。その状態昏こ
おいて、チャック７−１．５１を上昇させると、そのア
ーム５１と共Ｏこチャック支持筒１０が上昇してテーパ
内面１３がテーパコーン２５と係合し、この保合によっ
てチャック本体２０はチャック支持筒１゜の中心位置に
保持され、上記のチャックアーム５１がさらに上昇する
ことによ２′ってワーク１が持ち」−げられ、ワーク供
給部からワーク１を取り出すことができる。

ワーク１を所定の位置まで上昇させたのち、ローダ５０
を移動して研削盤の方向にワークを搬送し、上記ワーク
を研削盤の上方位置に位置させたのち、チャックアーム
５１を下降すると、ワーク１のシャフト２が研削盤のバ
ッキングブレート５に形成した孔９に嵌り、ワーク１の
バックフェース面８が位置決め用凹所６の底面に当接す
る。それよりチャックアーム５１がさらに下降すると、
前記と同様をこチャック支持筒１０のみがスプリング２
８の弾性に抗して下降し１テ一バ内面１３とテーバコー
ン２５との間に隙間が形成され、チャック本体２０は、
テーパコーン２５の外周がテーパ内面１３Ｇこ当接する
範囲内において任意の方向に移動し得るフローティング
状態が形成される。

このため、研削盤のチャック部を二対するワークノ供給
カ不完全であって、そのワーク１のバックフェース面８
と位置決め用凹所６の底面との間に隙間が生じていると
、上記ワーク１はチャック本体２０とチャック支持筒１
０との開に設けたスフ“リング２８によって下向きに抑
圧され、そのバックフェース面８か凹所６の紙面昏こ押
し付けられる。

ワークｌは、次にチャック本体２ｏで挾持された状態で
研削盤のコレットチャック７で挾持されるのであるが、
チャック本体２ｏの中心とコレットチャック７の中心と
が不一致の場合、上記コレットチャック７でワークを挾
持することにより、チャック本体２ｏはコレットチャッ
ク７の中心線と一致する位置まで移動する。この結果、
ワークの被チャック面の偏摩耗や爪３８のこじれ等の支
障か発生せず、コレットチャック７昏こまってワーク１
を確実０こ挾持することができる。

なお、第３図に示すように、ローダ５ｏの下面に係合孔
５２を形成し、研削盤がわには上記係合孔５２に嵌合可
能な突起５３を設けておくと、研削盤に対するワーク１
の供給において、突起５３と係合孔５２との係合によっ
てローダ５０を位置決めすることができるため、研削盤
のチャックの中心位置にワークを供給することができる
。

また、第５図に示すように、チャック本体２゜にＬ字形
の保合片５４を設け、研酊會がゎには上記係合片５４の
端部が嵌合可能な位置決め孔５５を形成してチャック本
体２０を研削盤のチャックに向けて下降したとき、その
位置決め孔５５＆こ係合片５４の端部が嵌るようにして
おくト、ワーク１の向きを一定としてそのワーク１を研
削盤のチャックに供給することかできる０以上のようＧ
こ、この発明は、チャック本体の爪支持筒をワークの内
側に挿入し、チャック本体の下面をワークの上面に当接
する状態でチャック支持筒を下降させることにより、そ
のチャック支持筒のテーパ内面とチャック本体のテーバ
コーンとの間Ｇこチャック本体の移動を自由とする間隙
を形成することができるので、ピストンをスライドし、
爪を外方向に移動させてワークを挾持するとき、チャッ
ク本体の軸芯とワークの軸芯とＧこずれがあると、チャ
ック本体が可動。、ｊｖ１ｍ巣ｊヤ２．本体。軸−、、
，２位置アワー／−−−− グー枢挾持することかできる。

また、ワークの挾持後、チャック支持筒を」−昇させる
と、スプリングの弾力によりチャック本体が軸方同に移
動してテーパ内面にテーパコーンが係合するため、チャ
ック支持筒に対してチャック本体を自動調芯することが
できる。

さらＯこ、チャック本体で挾持またワークをチャック本
体と共に下降させて研削機のバッキングプレートに形成
した位置決め用凹所の底面にワークのバンクフェース面
を当接し、それよりチャック支持筒をさらに下降させる
と前記と同様にテーパ面とテーパコーンとの間に隙間を
形成することができるため、位置決め川口Ｒｒの底＋１
とワークのバンクフェース面との間部こ隙間がある場合
、チャック支持筒とチャック本体との間部こ設けたスプ
リングの弾力Ｑこよって位置決め用凹所の底面に向けて
ワークが押し下げられて上記凹所のＪＩＥ而にワークの
バンクフェース面が面接触し、ワークを正確に位置決め
することができる。また、研削盤がわのコレットチャッ
クの軸芯とチャック本体の軸芯とが芯ずれしていル状態
でチャック本体で挾持されているワークをコレットチャ
ックで挾持すると、コレットチャックの軸芯位置にチャ
ック本体が移動してコレットチャックの軸芯位置にワー
クが移動し、ワークのチャック面が偏摩耗したり、チャ
ック本体の爪がこじれたりする等の障害を未然に防止す
ることができる。

なお、実施例の場合、この発明に係るチャックを等速ジ
ヨイントの搬送用として使用したが、搬送用のワークは
等速ジヨイントに限定されるものではない。

【図面の簡単な説明】

第１図は研削盤のチャックでワークを挾持した状態の断
面図、第２図はこの発明に係るチャックの一実施例を示
す縦断正面図、第３図は同」二のチャックで挾持したワ
ークをイυ［副盤のチャックζ；セントする状態を示す
縦断正面図、第４図は第３図の横断平面図、第５図は同
上の側面図である。 １０　チャック支持筒、１３　テーパ内面、２０・・・
チャック本体、２５　テーバコーン、２８・・スプリン
グ、２９・・ピストン、３４１．ピストンロソＩ’、３
５・・爪支持ｍ、３６・コーン、３７・・・貫通孔、３
８・・・爪、４０・・・キックスプリング 同　代理人　鎌　１）　文　１ 第１図 笛２Ｉ￥１ 、、−一

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. チャック支持筒の内面をテーパとし、このチャック支持
   筒の内側にスライド可能に挿入したチャック本体の外周
   に上記テーパ内面Ｇこ適合するテーパコーンを形成し、
   このテーパコーンが上記テーパ内面と係合する方向ζこ
   チャック本体を偏向するスプリングを設け、前記チャッ
   ク本体の内側に形成したピストン収納空間には、流体の
   供給によってスライドするピストンを組み込み、そのピ
   ストンに接続したピストンロンドがチャック本体の端部
   のロッドカバーを貫通シてそのロットカバーに設けた爪
   支持筒の内側に挿入する先端部に、爪押し拡げ用のコー
   ンを設け、上記爪支持筒の外周Ｇこは半径方向の貫通孔
   を形成し、その賀通孔にスライド可能に挿入した爪を爪
   支持筒の内側に向けて押圧するスプリングを設けたチャ
   ック。