JPS60146287A - 列車の運行時刻表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、例えば列車内に設けられ、−目で正確な情報
を得られる列車の運行時刻表示装置に関する。

〔従来技術とその問題点〕

列車、特に長距離のものは天候や事絨その他の原因によ
り、駅への実際の到着予定時刻が時刻表に表示されてい
る標準到着時刻よりも遅れることがある。

このような場合に、乗客に対しては到着予定時刻を車内
放送で知らせたり、乗客が車掌に直接尋ねたすしている
が、放送は停車駅の全てについて到着予定時刻を知らせ
るとは限らず、また乗客側で聴きのがしたり、聴き違え
る場合もあり、車掌も絶えず回ってくるというわけには
いがない。そのためＪ乗客は自己の降車駅の到着予定時
刻がわからないことが多く、特に新幹線のようにスピー
ドアップされた長距離列車では乗客に与える不安は大き
い。

〔発明の目的〕

本発明の目的は前記不都合を解消し、全ての停車駅の到
着予定時刻をいつでも一目で正確に知ることのできる列
車の運行時刻表示装置を提供することにある。

〔発明の要点〕

しかしてこの目的は本発明によれば、停車予定駅の駅名
表示と当該駅への標準到着時刻表示及び到着予定時刻表
示を有する表示盤と、該表示盤の操作部とで表示装置を
構成することにより、達成される。

〔発明の実施例〕

以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明の列車の運行時刻表示装置の実施例を示
す正面図で、図中１ａは表示装置の横長表示盤を示し、
該表示盤１ａは表面に当該列車の停車予定駅名２、例え
ば東海道新幹線の場合は「東京」、「名古屋」、「京都
」・・・・・・を横方向に適宜間隔で列記し、駅名２の
下方にこれを接して現走行位置表示部３を設けた。この
現走行位置表示部３は図示の例では横長矩形状枠の内側
を列車が走行した地点まで順次点灯して輝かせるように
したが、この構成に限定されるものではなく、小円又は
点線を連続させ現走行地点の小円又は点線だけを点灯又
は点滅させるものなど走行距離が量的にわかる構成であ
れば、デジタル、アナログのいずれを問わない。

現走行位置表示部３のさらに下方に停車予定の駅名表示
部４を設け、これに並べて該駅への到着予定時刻の表示
部５、遅れ時間の表示部６、当初予定の標準到着時刻の
表示部７を順次前べて表示盤１ａに設ける。

図中８はかかる表示盤１ａとは別体として接続される操
作部を示し、これは、ボード８ａ上にキースイッチ９を
複数個配設し、このキースイ・フチ９表面若しくは脇に
、東京、名古屋等、停車予定の駅名１０を記したもので
ある。

このように表示盤１ａと操作部８で構成される本発明の
表示装置ｌは、例えば車輌連結部付近の壁面等の見易い
位置に表示盤１ａを取イ」け、その下方で容易に手の届
く範囲に操作部８を取付ける。

第２図は本発明のブロック回路図を示し、キースイッチ
９の駅選択信号ａと列車運行のコントロールセンター１
１からの列車運行情報信号すを制御装置１２に導入し、
制御装置１２と記憶装置１３との間で出力信号ｃ−１、
ｃ−２を往来させ、制御装置１２からの表示信号ｄを表
示盤１ａに導入した。

記憶装置１３には全ての停車予定駅の！準到着時刻の数
値が記憶され、また列車のコントロールセンター１１か
らの信号しは当該列車の運行情報を内容とする。

また、制御装置１２と記憶装置１３は表示盤１ａと同じ
ケース内に収納される場合の他、本発明の表示装置１が
多数個ある場合にメインの装置のみにこれらを設け、他
はすべて共用しても良い。

次に動作及び使用法について説明すると、例えば東海道
新幹線が博多駅に向かって東京駅を発車すると、実際の
走行地点と各駅の到着予定時刻の数値とが東京の列車コ
ントロールセンター１１から信号すにより制御装Ｗ１２
に逐次入力され各駅の到着予定時刻信号は制御装置１２
から記憶装置１３に信号ｃ−２により送られ、ここに一
時記憶させる。

そして、実際の走行地点の信号および記憶装置１３に記
憶されている次の停車駅に関する到着予定時刻、遅れ時
間標準到着時刻の信号は、信号ｄにより表示盤１ａに送
られ表示される。

新幹線が東京、名古屋間を走行中は表示盤１ａには、第
１＋ｒ１！Ｕのように表示されている。そして今、京都
駅到着予定時刻を知りたい場合は、乗客は操作部８のキ
ースイッチ９のうち、「京都」の駅名１０が表示されて
いるものを押せば、キースイ・ノチ９からの駅選択信号
ａが制御装置１２に入り、次いでここからの出力信号ｃ
−１が記憶装置１３に入るのでこζに予め記憶されてい
る京都駅への標準到着時刻の数値ｒｌＯ：５４Ｊおよび
、コントロールセンター１１より送られて記憶されてい
る、到着予定時刻の数値ｒｌｌ：１８Ｊ、さらに両数値
より算出された遅れ時間の数値ｒｏ　：　２４」が制御
装Ｗ１２を介して表示盤１ａに伝わり、駅名表示部４に
「京都」、到着予定時刻の表示部５にｒｌｌ：１８Ｊ、
遅れ時間の表示部６に「０：２４」、標準到着時刻の表
示部７にｒｌＯ：５４Ｊがデジタル方式等により表示さ
れる。そしてキースイッチ９を離せば、再び次の駅への
列車情報の表示となる。

このようにして適宜、操作部８のキースイ・ノチ９を押
せば、希望する駅の到着予定時刻、標準到着時刻及び遅
れ時間が表示ｆＭｌａに表示され、列車スケジュールを
知ることができる。

なお、コントロールセンター１１から現走行位置データ
を得る代わりに列車の車輪の回転数より算出して現走行
位置表示部３に表示するようにしても良い。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明の列車の運行時刻表示装置は、
簡単な操作でいつでも直ちに希望する停車駅の到着予定
時刻と遅れ時間とを知ることができるので、乗客は簡単
に正確な列車スケジュールを知ることができ、安心感が
得られるものである。

また、情報は表示盤に表示されるから、−目で正確に認
知できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の列車の運行時刻表示装置の実施例を示
す正面図、第２図は同上ブロック図である。 ｌ・・・表示装置　１ａ・・・表示盤 ２・・・駅名　３・・・現行位置表示部４・・・駅名表
示部　５・・・到着予定時刻の表示部６・・・遅れ時間
の表示部 ７・・・標準到着時刻の表示部 ８・・・操作部　８ａ・・・ボード ９・・・キースイッチ　１０・・・駅名１１・・・コン
トロールセンター １２・・・制御装置　１３・・・記憶装置出願人　株式
会社　東京タツノ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 停車予定駅の駅名表示と当該駅への標準到着時刻表示及
   び到着予定時刻表示を有する表示盤と、該表示盤の操作
   部とからなることを特徴とする列車の運行時刻表示装置
   。