JPS601446B2 - 着地昇降式海上作業台の総組立方法 - Google Patents

着地昇降式海上作業台の総組立方法

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Publication number
JPS601446B2
JPS601446B2 JP2302780A JP2302780A JPS601446B2 JP S601446 B2 JPS601446 B2 JP S601446B2 JP 2302780 A JP2302780 A JP 2302780A JP 2302780 A JP2302780 A JP 2302780A JP S601446 B2 JPS601446 B2 JP S601446B2
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JP
Japan
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work platform
type offshore
dock
lift type
landing
Prior art date
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Expired
Application number
JP2302780A
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English (en)
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JPS56119021A (en
Inventor
武久 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Priority to JP2302780A priority Critical patent/JPS601446B2/ja
Publication of JPS56119021A publication Critical patent/JPS56119021A/ja
Publication of JPS601446B2 publication Critical patent/JPS601446B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本願発明は着地昇降式海上作業台の総組立方法に関する
ものである。
〔従来技術〕
着地昇降式海上作業台は、第1図に示すように、昇降作
業台1、支持支柱2、支持支柱下端構造物3、及び昇降
作業台1を昇降させる昇降装置4から成り、その全重量
は7000トン〜9000トンにもなる。
上記支持支柱2の一辺は約8ので、その高さ‘ま80の
以上になる。
また、この支持支柱2は、例えば直径が100cのの鋼
管を四隅に立て、これらの間を梁材で組んで一種のやぐ
ら形に構成しているが、この支持支柱の単位長さは湯重
設備により制限されるが、通常5仇程度である。そして
、この単位支柱を継手部で連結して前記高さとしている
。また、昇降作業台は一辺が、例えば約70mの変形五
角形で、その面積は約3200めである。このような、
巨大な着地昇降式海上作業台の支持支柱の下端には鋼板
製の下端構造物3が設けられているが、この下端構造物
3は軟弱な海底、或いは岩盤上に着座し、前記7000
トン〜9000トンにも及ぶ着地昇降式海上作業台の、
その荷重を分散して安定な状態で支持するために、その
下面は円錐、若しくは角錐状に突出している。前記着地
昇降式海上作業台の組立作業は、まず船渠内において昇
降作業台1の組立を行う。
この組立においては、昇降作業台1を船渠上に配列した
盤木上に支持させる。そして、下端構造物3を昇降作業
台の支持支柱取付位置に位置させ、これの上に支持支柱
の一部を組立て作業台が自立できるようにし、次に単位
支柱を順次上方に継ぎ足して行く。このような、作業は
船渠、船台、作業台などで普通行われるが支持支柱2の
高さが高いこと、及び上記総組立場所のクレーンなどの
設備には、例えば高さの限度があることなどの理由で支
持支柱2の上部分を残して海上に浮上、若しくは海底に
自立させた後に海上クレーン、若しくは岸壁クレーンな
どを用いて上方に継ぎ足し完成させる方法が一般的であ
る。
上記組立作業は新造船用船渠、又は船台において行われ
るが、この船渠、又は船台には一般に大荷重揚荷用の門
型クレーンが設けられているが、このクレーンは、一般
商船の高さ40の〜58mに合せて錫程が定められてい
るために、全体の高さが80m〜100の、或いはそれ
以上もある着地昇降式海上作業台の総組立を上記船渠内
で行うことは困難であり、上言己のように海上クレーン
、若しくは岸壁クレーンなどの高揚程のクレーンを用い
て行なわざるを得なかったのである。
第2図は、海上に移された昇降作業台1に対し、海上ク
レーン10で支持支柱2の継ぎ足しを行っているところ
である。
しかし、このような方法では、組立作業場を、その作業
の途中で変えねばならず、費用と時間がかかることにな
る。特に、着地昇降式海上作業台の半完成品を海上に移
動するに際には十分に水深のある海域を選定しなければ
ならない。しかも、海上における作業は海象条件に左右
されると共に、機材、人員の現場までの運搬が煩雑であ
った。〔発明の目的〕 本発明は、前記従来技術の欠点を解消するために得られ
たものであって揚程の高いクレーンを使用することなく
船渠内、又は船台において着地昇降式海上作業台の組立
を行う方法を提供するものである。
〔発明の構成〕
すなわち、本発明の着地昇降式海上作業台の総組立方法
は、船渠内で着地昇降式海上作業台を縄立るに際し、前
記船渠内に壁で囲みを造り、この囲みの中に砂、或いは
その他粒状の応力分散体を充填し、この応力分散体の上
で昇降作業台に支持支柱を組付けて、これを自立させ、
次いで昇降作業台上に設備したクレ−ンによって既に組
み立てられた支持支柱の上部に単位支柱を順次組付ける
ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
まず、第4図に示すように、船渠の底5上の所定の箇所
に壁7により囲み17を造り、この囲み17内に砂、或
いはその他粒状の応力分散体6を所定の高さまで充填す
る。
しかる後に、第3図aに示すように、この応力分散体6
の上で昇降作業台1に支持支柱2aを組子付けて、これ
を自立させる。
次いで昇降作業台1上にクレーン8を据え、このクレー
ン8によりすでに組み立てられた支持支柱2aの上に単
位支柱2bを、順次、継ぎ足す。
この単位支柱2bの継ぎ足し‘こよって組立済みの複数
本の支持支柱2の高さがほぼ同一となったならば、次に
、第3図bのように、昇降装置4によって昇降作業台1
をジャッキアップし、更に単位支柱2bの継ぎ足しを行
う。この作業を繰り返せば、最上段の単位支柱2bまで
継ぎ足しを行うことができる。上記のように、昇降作業
台1を昇降装置4によって順次上昇させ、この昇降作業
台1上に搭載したクレーン8を利用して単位支柱2bを
すでに組み立てられた支持支柱2aの上に積み上げけ行
くので、この作業に要対する特別な足場が必要でなく、
またクレーン8も錫程の短いもので足りる。
一般に、船渠はコンクリートによって建造されており、
分散荷重は負担できるが局部的な大荷重は負担すること
が困難である。支持支柱2aに設けられた下端構造物3
は大荷重を安定して海上に支持する必要がある。そのた
めに、下面は円錐、又は角錐形にその中央が突出してい
るので、局部的な荷重が船渠の底に加わることになる。
支持支柱2aの継ぎ足しが進むにしたがって昇降作業台
1の総重量が増加し、これを3〜4個の下端構造物3で
船渠の底部6で支持することが困難となり、場合によっ
ては下端構造物3の下部が破壊されるか、船渠の底部が
破壊される恐れがある。
その大きな原因としては下端構造物3の下面の一部が突
出したり、或いは空隙があるためであり、そのために局
部応力が発生するからである。局部応力の発生を防止し
て船渠の底部5に分布荷重を与える手段としては、下端
構造物3の下面に多数の盤木を並べて支持する方法が一
般的であるが、この方法で巨大な荷重を分散することは
困難である。本発明にあっては、上記の如く、船渠の底
部5上に壁7によって囲み17を形成し、この囲み17
内に砂などの応力分散体6を充填し、この応力分散体6
の上で支持支柱2aの絹付けを行うから下端構造物3に
着地昇降式海上作業台の全重量がかかるわけであるが、
その重量は下端構造物3の全面積、或いはこの面積より
更に広い部分に均一に分散されるのである。
この応力分散体6は、通常の砂、或いはその他の粒状物
でよいが、その流動性を調節するために水分を若干与え
たり、粒度の異なる砂を混合してもよい。
〔発明の効果〕
上記のように、本発明は船渠内で着地昇降式海上作業台
を紐立るに際し、前記船渠内に壁で囲みを造り、この囲
みの中に砂、或いはその他粒状の応力分散体を充填し、
この応力分散体の上で昇降作業台に支持支社を組付けて
、これを自立させ、次いで昇降作業台上に設置したクレ
ーンによって既に組み立てられた支持支柱の上部に単位
支柱を順次組付けたので、着地昇降式海上作業台の全重
量が分散されるようになり、従来不可能とされていた船
渠内での着地昇降式海上作業台の建造が可能になる。
従って、海上クレーンを準備したり、半完成品の着地昇
降式海上作業台を所定の水深の海域まで移動する必要が
ないので、その移動海域の設定、移動海域における海象
条件、人員の移動などを総て省略することができ、船渠
、又は船台において着地昇降式海上作業台を安全、かつ
能率的に建造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は着地昇降式海上作業台の一般構造を示す側面図
、第2図は従来の支柱組み立て方法を示す側面図、第3
図a、及び第3図bは本発明による支柱組み立て方法を
示す側面図、第4図は本発明の要部拡大図である。 1・・・・・・昇降作業台、2・・…・支持支柱、3・
・・・・・下端構造物、4・・・・・・昇降装置、5…
・・・船渠の底部、6・・・・・・応力分散体、7・・
・・・・壁、8・・・・・・クレーン、17……囲み。 第1図第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 船渠内で着地昇降式海上作業台を組立るに際し、前
    記船渠内に壁で囲みを造り、この囲みの中に砂、或いは
    その他粒状の応力分散体を充填し、この応力分散体の上
    で昇降作業台に支持支柱を組付けて、これを自立させ、
    次いで昇降作業台上に設置したクレーンによって既に組
    み立てられた支持支柱の上部に単位支柱を順次組付ける
    ことを特徴とする着地昇降式海上作業台の総組立方法。
JP2302780A 1980-02-25 1980-02-25 着地昇降式海上作業台の総組立方法 Expired JPS601446B2 (ja)

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JPS56119021A JPS56119021A (en) 1981-09-18
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