JPS60144592A - 熱交換器及びその使用方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、広い面積を有し平面的に形成され、互いに独
立した流体流路を有する熱交換器の使用に関する。

［背景技術］ 前述した熱交換器は太陽槽として周知であり、例えばス
イミングプールの加熱用として又は水の加熱ヒータとし
て、熱交換媒体、例えば水を、非ガラス体の上に敷設さ
れた前記太陽槽を介して循環させている。

また、前記熱交換器は、人工的なアイスリンクとの関係
においても周知であり、コンクリート中にパイプを配設
し、該パイプに冷媒体、例えば塩水を供給している。な
お、このコンクリート表面は均一な厚さの氷を得るため
に水平に形成される必要がある。

［発明の目的］ 本発明の目的は、水平な面を夏場においては熱エネルギ
ーを得るため、冬場においては人工的な水面として用い
ることを可能とすることにある。

［発明の構成］ 本発明によれば、前記目的は、熱交換器を任意−３− ′　な方法により温水を作るためあるいは前記熱交換器
により覆われた表面に氷の面を作るために使用すること
によって解決される。そして、その熱交換器の一方の流
体流路は熱交換媒体、例えば水が供給可能に形成され、
他方め流路は冷媒体例えば塩水が供給可能に形成されｔ
いる。このようにすることにより、同じ熱交換器によっ
て、夏場には温水を作ることができ、またスイミングプ
ールを加熱することができ、また冬場には平面的で水平
な水面、例えばアイスリンクを得ることが可能となる。

とのことは、一方においては水平な面を一年を通して有
効に用いることを可能とし、他方において、氷を作るた
めに用いられる熱交換器を別個に設ける必要がなく費用
を大幅に節約することを可能とするり また好ましいことに、熱交換器の各流体流路のｉ管はグ
ルニブ毎に個別に媒体赤供給可能に形成されており、一
方のグループめ導管には熱交換媒体が供給されかつ他方
のグルニブの導管には冷媒−４一 体が供給され、要求に応じていずれか一方のグループに
のみ対応する媒体が供給されるように形成されている。

また、その表面領域を特に均一に使用するため、特に氷
の面を形成する場合においては、一方のグループは偶数
番目に連続的に配置された導管を用いて形成され、２番
目のグループは奇数番目に連続的に配置された導管を用
いて形成される。

［実施例１ 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。

第１図には本発明に係る好適な実施例が示されており、
第２図には第１図のＩＴ−ＩＦ断面図が示されている。

ここにおいて、１は熱エネルギーを得るための熱交換媒
体を供給する供給ラインであり、２は太陽エネルギーに
よって暖められた熱交換媒体を排出するための排出ライ
ンである。この熱交換媒体はホース又はパイプを用いて
形成された複数の流体導管３内を流れる。

４は例えば塩水等の冷媒体を供給する供給ラインであり
、５はその排出ラインであり、これら各ライン４，５は
同様にしてホース又はパイプを用いて形成された複数の
流体導管６により互いに接続されている。

第２図からも明らかなように、流体導管３，６を形成す
る各ホースは長さ方向の軸に沿って並行に走る薄板７に
よって互いに機械的に連結されておりその周囲を垂直方
向に固定され、この結果、マットに近似した冷水しない
熱交換器８が形成される。

ライン１及び２は加熱用流路に接続され例えばスイミン
グプール等の渇水を製造するために用いられる。この場
合において、スイミングプールの水は加熱の目的で熱交
換器内を直接的に通過し、例えば、何等の中間的な熱交
換媒体を必要としない。

ライン４及び５は冷凍器の冷却用流路に接続され、予め
冷却された塩水等の冷たい冷却剤から成る媒体が供給さ
れる。

夏場においては、ライン１及び２を介して加熱用の流路
のみが運転され、冷却用の流路は用いられない。

しかし、冬場においては、ライン４及び５を介して冷却
用の流路のみが運転され、加熱用の流路はオフされてい
る。また、冷却媒体の流れる導管は氷結される水層内又
は既に形成された氷層内に直接的に配置されるため、特
に急激かつロスの少ない熱交換を確実なものとすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る熱交換器の好適な実施例を示す説
明図、 第２図は第１図のＩＩ−Ｉｆ断面図である。 １　・・・　供給ライン、 ２　・・・　排出ライン、 ３　・・・　導管群、 ４　・・・　供給ライン、 ５　・・・　排出ライン、 ６　・・・　導管群、 −７− ８・・・　熱交換器。 代理人　弁理士　吉　１）研二 （外１名） −８−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）流体媒体用の供給ライン及び排出ラインと、前記
   供給ライン及び排出ラインを結び流体媒体が内部を流れ
   る複数の導管と、を含む熱交換器において、 少なくとも１本の供給ラインと、少なくとも１本の排出
   ラインと、これら供給ライン及び排出ライン間を結ぶ複
   数の流体用導管と、を含む熱伝搬媒体用の第１のシステ
   ムと、 少なくとも１本の供給ラインと、少なくとも１本の排出
   ラインと、これら供給ライン及び排出ラインを結ぶ複数
   の流体用導管と、を含む冷媒体用の第２のシステムと、 を有することを特徴とする熱交換器。 （２、特許請求の範囲（１）記載の熱交換器において、 第１のシステムと第２のシステムの流路が非接続となる
   よう形成されたことを特徴とする熱交換器。 （３）特許請求の範囲（１）、（２）のいずれかに記載
   の熱交換器において、 第１のシステム及び第２のシステムの供給ラインは互い
   に隣接して並行に配置され、 第１のシステム及び第２のシステムの排出ラインは互い
   に隣接して並行に配置されて成ることを特徴とする熱交
   換器。 （４）特許請求の範囲（１）〜（３）のいずれかに記載
   の熱交換器において、 第１のシステム犀び第２のシステムの各導管は、互いに
   並行に配置されかつマツｌ−を介して互い←熱的、に良
   好に接触することを特徴とする熱交換器。 （５）温水又は熱交換器を覆う氷の面の製造を任意に行
   う個別の流体流路を有し、一方の流路には熱伝搬媒体を
   供給可能に形成し、他方の流路には冷媒体を供給可能に
   形成した熱交換器を、広い面積を有しかつ平面的どなる
   よう形成して使用することを特徴とする熱交換器の使用
   方法。 （６）特許請求の範囲（５）記載の方法において、熱交
   換器の各流路の導管はグループ毎に媒体が個別に供給可
   能に形成され、 熱伝搬媒体は一方のグループの導管を介して流れ冷媒体
   は他方のグループの導管を介して流れ、必要に応じて前
   記一方のグループ又は他方のグループにのみ媒体を流す
   ことを特徴とする熱交換器の使用方法。 （７）特許請求の範囲（６）記載の方法において、第１
   のグループは偶数番目に連続的に配置された導管により
   形成され、 第２のグループは奇数番目に連続的に配置された導管を
   用いて形成されたことを特徴とする熱交換器の使用方法
   。