JPS60141600A - 部分粘着シ−ト製造用転写紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は部分粘着シート製造用転写紙であって、その目
的とする処は柄の変化性に優れており、しかも作業性の
良好な部分粘着シートを簡単に得ることができる部分粘
着シート製造用転写紙を提供することにある。

従来、部分的に粘着性を有するシートを得る方法として
、粘着剤をシルク印刷法によって部分的に塗布する方法
又はロールコ−１・等を用いてロール上に粘着剤を塗布
し、さらにその粘着剤の一部を掻き取る等の方法によっ
て行われている。

しかし、前述従来の方法は塗布ｆｉｔの部分的なバラツ
キ、非粘着部分の柄の変化性がなく、−マた塗布後の乾
燥等による寸法安定性が劣るという欠点があるほか、作
業性が悪いという加工上の問題がある。

本発明者は、上述従来の欠点を改善するため鋭意研究の
結果、特許請求の範囲に記載した転写紙を使用すること
により、作業性に優れ、しかも得られる部分粘着ノート
の柄の変化性に優れた部分粘着シートを簡単にイ４７る
ことかできた。

即ち、本発明はポリエチレンコート紙、ポリエステルフ
ィルム等の基材表面に、所望の柄の印刷が施こされてい
ると共に、前記柄の印刷されている以外の部分に、ノリ
コーン樹脂又は非シリコーン系等の離型剤が塗布形成さ
れていることを特徴とする部分粘着シート製造用転写紙
である。

第１図は本発明の一実施例を示したものであるが、つぎ
に図示例によって本発明を説明する。

本発明の転写紙１は基材２表面上に、所望の柄の印刷層
３が積層形成されており、該印刷層３以外の暴利１表面
部分に離型剤層４が夫々積層形成されている。弦に基材
１はポリエチレンコート紙、ポリエステルフィルム等が
好適であるが必らずしもこれに限定されるものではなく
、他のプラスチックフィルムをラミネートした複合紙又
は他のプラスチックフィルム等も使用できる。

また、前記基材上に施こされる印刷層３は、アクリル系
、ゴム系、ウレタン系等から選ばれた印刷インキで、基
材２に対し離型性を有する印刷インキであって、基材２
によって適宜選択また、基材２表面に積層する離型剤層
４としては、ノリコーン樹脂が好適である。この場合、
前記印刷層３の部分は０５〜２μの厚みとして形成する
。

つぎに本発明の製造法を例示すれば、基４．Ｊ　２表面
上に、所望の印刷部分を打抜かれた状態、即ち印刷部の
ネガ状にグラビア版を用いて１ｉｉｌｆ型剤を塗布した
後、前記離型剤層４が塗布されている基材１の全面に、
グラビア版又はロールコートによって印刷インキを塗布
する。この場合、離型剤層４を塗布した部分では印刷イ
ンキがはじかれて塗布できず、従って所望の柄にロー抜
かれた部分に、印刷インキが充填、塗布されて印刷層３
が簡単に形成できる。従って本発明の転写紙は各種の柄
に対応した印刷が達成できる。

第２図は本発明の他の実施例を示したものであるが（第
２図中第１図と同一符号は同一部４ｄである）、転写紙
５が、印刷層３及び離型剤層４表面上に予じめ粘着剤層
６を積層形成したものである。第２図の如き転写紙５で
は、後述の如く部分粘着シートは粘着剤を塗布する必要
なく、該転写紙５の粘着層６の表面をそのま＼暴利に粘
着できるという利点がある。

つぎに本発明を用いて部分粘着シートを製造する場合を
、第１図の転写紙１によって説明すれば、部分粘着用シ
ート７は第３図に示すように、基材８表面全面に予じめ
粘着剤層９を塗布して訃く。ついで、前記部分粘着用シ
ー１−７の粘着剤層９表面に、第１図に示した転写紙１
の印刷層３及び離型剤層４が形成されている面を貼シ合
せた後、第４図に示すように、転写紙１を部分粘着用シ
ート７の表面から剥離する。

前記のように転写紙１を剥離すると、第４図に示すよう
に、離型剤層４の部分は簡単に粘着剤層９から剥離でき
る一方、印刷層３０部分は、該印刷層３が基材２と剥離
性を有するため粘着剤層９に伺着し、従って印刷層３は
転写紙１の基材２が簡単に引剥がされて粘着剤層９表面
に転写される。

前記粘着剤層９に転写された印刷層３の表面は同等粘着
性がなく、他方、印刷層３が転写されていない粘着層９
の部分は粘着性が発現し、従って得られた物は部分粘着
性を有するシートとじて得られる。

また、第２図に示した他の実施例では、部分粘着用ノー
トは同等粘着剤層を塗布ぜず、草月をそのま＼転写紙５
に塗布されている粘着剤層９に粘着させればよく、作業
性はさらに優れている。

さらにまた、本発明は印刷層３を適宜形状のストライブ
、チェック等に形成することによって粘着性の強さを適
宜に選択することができると共に、部分粘着用シートを
貼合せる際の空気溜りも防止でき、捷だ巻取った場合の
外観も良く、しかも作業性に優れている。

以」二の如く本発明は暴利上に予じめ所望の印刷層と、
非印刷部分に離型剤層とを組合せて塗布したものである
から印刷柄の変化性に富み、粘着性の強さも適宜選択す
ることができ、また本発明を貼合せた後、これを剥離す
るという簡単な操作で部分粘着ノートを得ることができ
るため、作業性に優れているという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の断面図、第２図は本発明の
他の実施例の断面図、第３図は部分粘着シートの一例の
断面図、第４図は本発明の使用説明図である。 １．５：転写紙、２，８：基材、３：印刷層、４：離型
剤層、６，９：粘着剤層、γ：部分粘着用ノート。 第７図 第２図 第３１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ポリエチレンコート紙、ポリエステルフィルム等の基材
   表面に、所望の柄の印刷が施こされていると共に、前記
   柄の印刷されている以外の部分に、シリコーン樹脂等の
   離型剤が塗布形成されていることを特徴とする部分粘着
   シート製造用転写紙。