JPS6013897B2 - 殺菌装置 - Google Patents

殺菌装置

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JPS6013897B2
JPS6013897B2 JP13698278A JP13698278A JPS6013897B2 JP S6013897 B2 JPS6013897 B2 JP S6013897B2 JP 13698278 A JP13698278 A JP 13698278A JP 13698278 A JP13698278 A JP 13698278A JP S6013897 B2 JPS6013897 B2 JP S6013897B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は容器の殺菌装置に関するものであって、殺菌包
装システム内で殺菌液を必要最少限の量で、かつまんべ
んなく容器に付着させることができるように構成するこ
とをその目的とするものである。
殺菌包装システムについてはすでに持顕昭52一124
344号(特関昭54−585雛号公報参照)でその一
例が提案されている。
これは予め成形された客器を集積する保持枠より容器を
個別に取出して搬送コンベアに供給し、搬送コンベア上
に順次設置した容器を殺菌液の頃霧で殺菌し、次いで殺
菌液を熱風乾燥した後予め滅菌された食品を充填し、し
かる後予め殺菌された連続状蓋材を容器口にシールする
ものである。こうしたシステムでは殺菌工程が一番重要
でかつ最も困難なところであり、中でも容器本体の殺菌
が最も困難さを極めている。先の出願はその点を克服し
殺菌包装をシステムとして完成したものである。ところ
がこの装置においても殺菌工程に不具合な事態が生じて
いる。というのは殺菌液頃霧のためのチャンバーが容器
の走行路に対して往復勤しなければならないので、その
ための複雑な機構が要求され、また殺菌液の供給につき
さほど考慮が払われてなかったので、殺菌液が容器に過
度に付着し、このため後の乾燥工程にかなりの時間を要
している。すなわちチャンバーは復敷時に加熱された殺
菌液の供給が停止されるので冷却し、往動時すなわち噴
霧時に至って殺菌液がチャンバーの内壁に付着して凝結
し滴下して容器に付着する。また、贋霧ノズルから殺菌
液が大きな粒で滴下し容器に付着することもある。これ
は上記乾燥工程を遅延させる要因となる。本発明は以上
のような点に鑑みてなされたもので、まず、上下両チャ
ンバーは容器の走行路を挟んで固定することにより往復
動機横を省略し、また殺菌液の蹟霧方式をノズル式から
超音波噴霧方式に換え、かくすることにより殺菌液の霧
の均一化、微細化を図り、殺菌液の容器への過度の付着
を防止しようとするものである。
以下図面に示す実施例について説明する。
第1図は本発明に係る殺菌装置を具えた無菌包装機全体
を例示するものである。
この無菌包装機は容器集積保持部A、容器供給部B、容
器殺菌部C、殺菌液乾燥部○、充填部E、蓋材シール部
F、蓋材供給部G、蓋材乾燥部日、切断部1、製品排出
部Jとからなるもので、予め成形された容器すなわちA
I、紙、熱可塑性樹脂あるいはこれらの複合材料の如き
容器に成形できる材料で出来た容器についてこれを集積
し図示の如く積み上げる。容器10は垂直に積まれた状
態で集積保持枠12に入られ、更に4本の支柱14で垂
直に維持される。
そして下部にはスプリングで支持された爪16が容器1
0の底を支えており、或る一定の力で最下部の容器をと
りさると爪16がゆるみ、一つだけ容器が自由になる。
集積保持枠12は本装置の機枠に下部を機密状態に取り
つけられ、磯枠内部の無菌室18と集積保持枠12内部
がつながっている。容器1川ま空気シリンダー201こ
よって支点22を中心にして揺動運動を行なう吸着板保
持棒24の先端にある吸着板26によって底部が吸着さ
れ、無菌室18の内部に設けられたシュータ−28上に
おかれる。シューター28は第2図に示すように容器1
0のフランジ部のみうけるようになっており、吸着板2
6はシューター28の間を遜って充分下まで下降する。
勿論吸着板保持榛24は蛇腹30等により無菌室18内
を気密に保持していることはいうまでもない。シュータ
−28上を滑り落ちた容器1川ま本装置の内部に設けら
れたコンベヤ32における容器受け台34の穴36(第
4図)に入る。
この時、吸着板保持榛は次の容器10を取る為に同じく
シューター28の間を通って上昇する。
これら一連の動きはタイミングよく行なわれる。容器1
川まコンベヤ32によって本発明に係る容器殺菌部Cに
導かれる。容器殺菌部Cは容器供給部B同様無菌の空気
で充満しており、その中に第3図、第4図および第5図
に示す如く容器殺菌菱暦が設置されている。しかし、機
枠内部の無菌室18内には第4図のチヤンバーだけを設
置し、他の部分は無菌室外に設置した方が、装置の保守
・点検の面で有利であろう。
容器殺菌装置は第3図で示される超音波による殺菌液霧
化装置38および第4図で示される当該装置で発生した
霧を内部に充満させて容器の全表面に殺菌液を付着させ
るチャンバー40から成っている。
殺菌液霧化装置38は、超音波発振回路(図示せず)に
よって同麹ケ−プル42を介して超音波振動子44を共
振させ、そこから超音波を発振させ、溢水46を伝播媒
体として殺菌液48に伝播させて霧を発生させようとす
るものである。
超音波振動子44は殺菌液に冒され易いため温水を介し
て超音波を伝達するようにしている。超音波の発振周波
数は例えば血のHz〜2.の M世である。超音波の加
えられた殺菌液48は超音波分散作用によって噴水50
を形成し、さらに煙霧質の霧となる。この霧の粒は大部
分が同一の大きさであり、かつ極めて細かい。粒径は例
えば20〜50ミクロンである。ここで、上記温水は霧
化を促進するべく不純物のない純水であって糟52に貯
留されかつ供給口54および排出口56並びに水タンク
58、加熱要素60、冷却器62およびポンプ64を通
して絶えず循環せしめられている。
これは振動子の自己発熱や加熱殺菌液からの熱伝導に対
し、水46を常に一定温度に保とうとするためで、具体
的には糟52内で6ぴ○前後に保持される。純水は60
qo前後において超音波伝達効率が最も良い。殺菌液4
8は例えば35%の過酸化水素水、塩素水等であるが、
合成樹脂、金属等で構成された薄肉の糟66に貯留され
、そこへはタンク68から加熱要素70を経て来る殺菌
液が導管72から定量ずつ供給されている。
糟66は殺菌液の噴水部分に超音波を集東させて霧化の
効率向上を図るため球面が付与されている。殺菌液の霧
はチャンバー74内でほぼ連続的に発生し、導管76か
ら来る加熱要素48で加熱された無菌空気の流れに乗っ
てチャンバー上部の排出管80から殺菌用のチャンバー
に向けて排出される。
無菌空気の温度は具体的には50〜100℃である。こ
の間に霧は選択板82によって径の大き過ぎる滴を除去
される。選択板は噴水50の直上にてこのような大径の
滴の上昇を押える水平部を有している。また、チヤンバ
−74にはヒータ84が設けられ、上昇霧を絶えず暖め
るようにしている。具体的には50〜80qoにチヤン
バー内を加湿する。かくして最終的に得られた霧は粒径
が例えば20ミクロン前後の均質なものであり、50〜
80℃に保たれて加熱要素85で加溢されつつ容器方面
に送られる。
霧は第5図で示されるように、発生チャンバー74に一
部が帰環せしめられるようになっているので部分的に循
環することになり、容器方面にはそれだけ均一となって
送られることになる。
帰濠する霧に対しては第3図の如く注入口86が設けら
れ、ここは逆流防止のための板88でカバーされている
。次に、殺菌チヤンバ−40‘まコィベア32を侠持す
るように設けられている。
第4図において、90‘ま板状の容器受け台34を案内
するためのガイドレールであり、92はボール又はころ
である。ガイドレール90はチヤンバーの壁に組み込ま
れ、チャンバー壁とともに気密室を構成している。チャ
ンバー40はガイドレール90を境にして上部材と下部
材とからなり、全体的に長方形の箱型に構成されている
そして、容器受け台を境にして上方が上殺菌室94、下
方が下殺菌室96となっており、各室には前記殺菌液霧
化装置38からの霧をチューブ98を通して導くための
供給口100およびチューブ101を通して排出するた
めの排出ロー02が設けられている。このため、殺菌液
の霧は上下両殺菌室94,96内に充満して容器10の
全表面に均一にかつ薄い膜として付着し、余剰の霧は排
気される。霧は前記霧化装贋38からの無菌加熱空気流
に乗ってチャンバー40内を円滑に充満かつ移動するが
、このとき稜の粒の大きさに変化が生じないようヒータ
ー04で加熱される。
ヒータ104はチャンバーの上下両部材に夫々埋設され
ている。ヒータ104は少なくともチヤンバー40の天
井部に設けられるべきもので、これによって容器10の
まわりの霧を35%過酸化水素水の場合50〜80℃、
望ましくは6ぴ○前後に保って霧の状態を保持せしめる
一方、チヤンバーの内壁に触れる穣は加熱しガス化させ
るのである。過酸化水素水のガス化温度は大体8ぴ○〜
100ooである。本発明者の実験によれば、過酸化水
素水はガス化すれば殺菌効果が薄れ長い殺菌時間を要す
るものと考えられる。従って、容器10のまわりでは霧
の粒釜を発生時の頃と同じ程度に保つべく加温する反面
、それ以外のところでは霧が事となって容器の方に瓶下
しないようより多く加熱してガス化させてしまうのであ
る。また、上部材の天井部は万一霧がしずくを形成した
としても容器の方に滴下することがないよう、曲面10
6が付与されている。
下部材においてはしずくを排出するためのドレン108
が設けられている。また、ドレン108と供給口100
との間には霧の流れ方向を規制する板110が設けられ
ている。この板1竃01こよって霧は一部が容器の底方
向に上昇させられ、他部はドレン方向に押し下げられて
壁面で冷却され凝結せしめられる。殺菌チャンバ−40
から排出された余剰霧は第5図で示されるように、回収
室112に送られ、DC高電圧印加で作動する静電フィ
ルターによって回収され、凝縮器114を経てミニタン
ク116に貯留される。
そしてミニタンク116からポンプ118によって再使
用のためタンク68に送り返される。なお、余剰霧は静
電フィルターによらず、温度差でもつて凝結させ、回収
するようにしてもよい。一方、前記殺菌チャンバー40
のドレン108から回収された殺菌液も凝結器120を
経て上記回収系に合流させられる。
殺菌液がガス化したものは別系統122へと排気される
。ところで、前記超音波による殺菌液霧化装置38は第
3図示のタイプに限られるものでなく、他に第6図乃至
第9図のようなタイプのものであってもよい。
最初に第6図示のものにあっては、前記超音波振動子、
超音波発振回路に代えて、超音波ノズル124を設ける
ことによってチャンバー74内で霧を発生させている。
超音波ノズル124は液体とガスとをノズルから噴射さ
せ、ノズル先端に取付けた共鳴函126に激突させるこ
とにより例えば3岬町z前後の強烈な音波ヱネルギを発
生させて液体を麹化させるものである。この場合液体と
して殺菌液が、ガスとして無菌加熱空気が夫々の供強溝
口?2,76から供鎌倉されノズルから噴射して共鳴函
に衝突し霧化されることになる。この場合、霧の粒蓬は
具体的には10ミクロン程度である。殺菌液の霧はノズ
ルの噴射流に乗ってチャンバー74の上方からヒ…夕8
亀で加熱されつつ殺菌チャンバー48の方に送られ、一
方下部では冷却を受けて滴下し、凝縮器方面へドレン管
富28から排出される。
殺菌液は第7図で示されるような系内で循環し、殺菌液
の霧は途中でも加熱要素851とより加熱されつつ殺菌
チャンバー傘Q!こ送られ、また、霧の粒径をできるだ
け均一化してチャンバ−に送るべく一部の霧は途中で分
岐管路86を経て毅発生チャンバー74内に帰嬢せしめ
られ「上記ドレン管128からの殺菌液は凝縮器亀38
、ミニタンク亀32に貯留される。
上記分岐管86がチャンバー内に覗く箇所には被覆蚤を
設けておいてノズル124からのミストが逆流しないよ
うにしておく必要がある。ミニタンク132からの殺菌
液および殺菌チャンバ山内で使用済の殺菌液は共にポン
プ翼18で元のタンクS8に送り返される。次に、第8
図のタイプにあっては〜アトマイザ134と呼ばれる装
置で殺菌液を霧化している。アトマィザ亀34Gまチヤ
ンバ−?亀の壁に関口を有する空室136内にそのノズ
ルをチャンバー側に向けて設置され、後潟には超音波振
動子138が固定されている。殺菌液はアトマィザ内に
供給パイプ140から供給され30〜100KHzの超
音波を加えられてノズルから粒径20〜50ミクロンの
霧となって出る。霧はへ上記空室のパイプ142から来
る無菌加熱空気の流れに乗ってチャンバー74上部の排
出口昼鷲から排出されることとなる。この間、殺菌液に
冒され易い超音波振動子は無菌加熱空気流の作用で殺菌
液緩から保護される。この場合の殺菌液の流通系統は第
9図で示されるように第7図におけるとほぼ同様である
が、ただ無菌空気の利用方式の点において相違している
かくして、殺菌液霧化装置38からは常時均一な粒子の
務がチヤンバ−亀0内に供v給され容器10の全面に均
等に付着することとなる。
愛は霧化装置内で常時生成され、一方容器10はその斑
給方式との関連で間欠移動されるが、務の粒が極めて小
さく、かつ均一であるため絶えずチャンバー40内に供
V給しておいても過度に殺菌液が付着することがない。
しかし、容器のコンベアの間欠駆動から得ることのでき
るタイミング信号で作動される弁144を第5.7,9
図の如く設けて容器がチャンバー内に到来した時だけ霧
を殺菌チャンバ−内に吹き込むようにし、殺菌剤の浪費
を避けるようにすることもできる。なお、コンベア32
を連続的に走行させつつ容器10を供V給する方式(図
示せず)とすればより効率的な殺菌処理を行ないうる。
また、第5図においてコンベア32は容器18を一列で
走行させるものとして示したが、複数列で走行させるこ
とも本発明の範囲内において実施可能である。
以上のようにして必要最小限の殺菌液が微細な霧として
付着せしめられた容器は、次いで殺菌液乾燥部Dに送ら
れる。
乾燥部は導管146から無菌加熱空気を空気箱148内
に導いてノズル15Qより容器に向けて噴射するように
なっている。ここで、容器10には殺菌液が前記チヤン
バー48内において均一かつ極めて薄い層となって付着
しているから、迅速に乾燥除去されることになる。殺菌
液が乾燥除去されたら、容器1Mま次いで充填部Eに送
られる。
充填部Eでは管152より完全滅菌された食品等の内容
物が送られ充填ノズル154により容器10‘こ定量充
填される。
次に容器亀Qの蓋としてAI、プラスチック、プラスチ
ックと紙との積層材等の連続状蓋材をフランジ部に合せ
て供給シールする。
連続状蓋材−56は巻取り体158とされ、蓋材供給部
Gより一般の無菌システムと同様テンションロール竃6
0を経て過酸化水素又は塩素水等の殺菌槽翼62にある
殺菌剤にて滅菌後ターンロール亀64を経て乾燥部Eに
来る。
乾燥部は殺菌液と殺菌剤槽?62の仕切翼66とが外気
とのシールの役目を果しているので無菌室となっている
。連続状蓋村156は乾燥部にて乾燥ノズル支持ステー
168に取りつけられた複数の乾燥ノズル170より無
菌加熱ェアが吹きつけられて完全に乾燥される。
蓋材156はシール部ターンロール172迄の過程にて
ピッチ修正ロール174を通過する。
そして、シール部ターンロール172を経た後、シール
部F‘こて予め蓋材に塗布してある加熱シール材を介し
て容器にシールされるが、このときクランク176によ
って上下動するシール受台IT8上に容器受台34がの
り、容器を定位層に保つようにする。更に位置が出た所
で上部よりェアシリンダー180‘こより無菌的に駆動
される加熱部品182に取りつけられたシール部片が下
降し、蓋材156を容器10の上にてシール部片にある
突起によって加熱圧着し完全に密封する。
加熱部品182の内部にはヒーターが複数個内蔵されて
おり、シール部片が適正温度になるようコントロールさ
れている。
このシールは容器10のフランジ部にそって円周上一定
の中で行なわれる。しかる後容器10は連続状蓋材に連
続的に連続シールされた形となり、次いで切断又は打抜
きのため切断部1へコンベアによって搬送される。切断
部では上下動する刃物固定体184につけられた切断刃
186が容器受台34上の蓋材を押し切る。以上によっ
て内容物の充填された無菌の密閉容器が出来、コンベア
32で製品排出部Jに搬送される。搬送途中容器フラン
ジ部を支持するガイドバー188が容器10を上方に押
し上げ容器は完全に底部支持ステー190上に乗り、コ
ンベア32より離れる。
容器10はコンベアより離れると直ちに排出コンベア1
92により外部へ送り出される。
以上の装置はこれらの工程、即ちA〜J迄全て無菌のエ
アーにより充満され無菌空気は噴出口194から無菌室
内に流入し、集積保持枠12及び装置出口より吹き出し
、外部より菌が混入して来ないようになっており、かつ
無菌室18内における殺菌部Cよりも右方部分が最も高
くそれぞれ前方の容器集積保持部A及び後方の製品排出
部J方向へ吹き分かれて外部より容器に付着してくる菌
が決して容器殺菌後工程の室内に入り込まぬよう、かつ
容器殺菌部Cから漏洩するミストが容器乾燥部D方向に
至らないよう配慮されている。
以上のように本発明は殺菌包装システムに組み込まれう
る殺菌装置に関するもので、殺菌液を超音波によって綾
化させる殺菌液霧化手段を備え、溶化された殺菌液を内
部に充満させて容器の全面に付着させるチャンバーを備
え、さらにチャンバー内にて容器のまわりの殺菌液を霧
状に保つ一方、チャンバ−の内壁に触れる霧は加熱しガ
ス化させる加熱手段を備えてなるものであるから、殺菌
すべき容器の全表面に殺菌液を非常に薄い膜でかつ均一
に付窒させることができる。従すて、殺菌処理後の殺菌
液乾燥工程を極めて簡易迅速に行なうことが可能となり
、ひいては殺菌包装のシステムにおける生産能率の向上
を図ることができるものである。
また、本発明におけるチャンバーの天井部には湾曲形状
が付与されているため、何らかの不都合で殺菌液の霧が
大きな粒状に凝結したとしても容器の上をはずれるよう
に湾曲面に沿って滴下又は流下するので容器に余剰の殺
菌液が付着するのを防止することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る殺菌装置を装着した殺菌包装装置
の概略図である。 第2図は殺菌包装装置における容器供給部の断面図であ
る。第3図は殺菌液霧化装置の一例の垂直断面図である
。第4図は殺菌チャンバ−の概略垂直断面図である。第
5図は殺菌液および無菌空気の稀路系統図である。第6
図および第8図は殺菌液霧化装置の他の例を夫々示す垂
直断面図、第7図および第9図は夫々の例における殺菌
液および無菌空気の流離系統図である。10・・・容器
、32・・・コンベア、34・・・容器受け台、38・
・・殺菌液霧化装置、40・・・殺菌用チャンバー、1
04…ヒータ、106…曲面部、100・・・霧の供給
口、102・・・霧の排出口。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記事項から成る殺菌装置 a 超音波により殺菌液を霧化させる殺菌液霧化手段。 b あらかじめ成型した殺菌すべき容器を水平方向に搬
    送するコンベア。c 上記コンベアの走行路上にて当該
    コンベアに支持された容器を包持するように設置されて
    いるチヤンバー。 d 上記チヤンバーに設けられており、上記殺菌液霧化
    手段からの霧をチヤンバー内に導いて充満させる導入効
    および余剰霧を排出する排出口。e 上記霧を容器のま
    わりで霧状に保つ一方、チヤンバーの内壁に触れる霧は
    加熱しガス化させる少なくとも上記チヤンバーの天井部
    に設けられている加熱手段。 f 少なくとも容器の直上に位置する部分は上方に湾曲
    した形状を付与されているチヤンバーの天井部。
JP13698278A 1978-11-07 1978-11-07 殺菌装置 Expired JPS6013897B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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