JPS60134805A - 薬剤の分包方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明Ｉ″ｉ薬剤分包装置における小分は薬剤を連続す
る分包包装袋の区画内に適確に投入するととができるよ
うにする薬剤の分包方法に関するものである。

（従来技術） 病院、医院等で患者に対して調剤した薬剤を提供するに
ついて、近時調合した散薬、錠剤、或いはカプセル入り
薬剤などを処方に合せて、これらを個々に分包したり、
或いは合体して包装したり、種々の手段により供給して
いる。そしてこの分包手段について既に採用されＣいる
ものけ、前記したようＶＣ散薬と錠剤やカプセル入り薬
剤とを一回の服用分包装するのに、１袋に両者を合体さ
せて包装するほか、散薬、錠剤やカプセル入り薬剤（以
下単にカプセルと称する）を別個に包装する方式が採用
されており、これらの調剤された薬剤は一連の連続分包
を行う装＠（以下薬剤分包機と称する）によ・りて順次
分包さ几た後、処方通りのものを患者に対して給付して
いる。

所かる連続式の薬剤分包ＩＩｋトこあつ−Ｃは通常所要
幅のロール巻きした包装紙を順次引き出して製袋しつつ
薬剤を包装区画内に投入する方式をとっており、この際
包装紙を傾斜させて製袋しつつ投薬を受入れる型式のも
のでは散薬の飛散を防止するように配慮することで概ね
目的を達成しているが、このような型式よりも高能率で
分包できるよう連続包装袋内に順次薬剤を投入する際、
充分内部°まで薬剤を投入できないまま開口部のシール
を行う状態がしばしば生じ、そのために開口部のシール
部分に散薬が飛散付着していて完全な密封が出来なかっ
たり、ときには投入したはずの錠剤やカプセルがシール
部分にせり上ってシール操作のための熱盤により挟圧さ
れ−Ｃ開ロシール部でつぶれることにより密封不能のみ
ならず分包そのものができない等の事故が発生する等の
問題点があった。

このような現象は、包装用紙が予め長手方向に二つ折り
されたものを巻取りロールから折目側を下にして引き出
し、所要の間隔でまづ区画のための縦シールを行い、次
いで縦シールによって区画された袋内にホッパーの下部
シュートもしくは投入筒の下部を押し込んで開口し、い
わば区画され−−−、−１−。

部を開放した連続する袋を無理に開口してその内部に薬
剤を投入することになるから、袋の内部にゆとりが生じ
ない状態で薬剤の投入を行−りていることＶこなり、従
つ”で投入された薬剤は袋の底部まで落着かないで次の
開口部のシール（横シール部）個所に移行してシールさ
れることになるのであり、ｉの結果上述したような不都
合が発生することになるものと考えられる。しかし乍ら
、このような問題点があるにもかかわらず、未だその解
決策が得られないまま推移しているのが現状であや。

（発明の目的） 本発明ｌｌ−を斯かる従来の問題点を複雑な手段を講じ
ることなく解決して、如何様な薬剤であっても確実に区
画された袋の内部に投入できて、開口部のシールを正ｉ
Ｋ行うことができ、投入した散薬の飛散や錠剤等の破損
などの障害が発生することなく高能率に分包することが
できる薬剤の分包方法を目的とすることにある。

（発明の構成） 所かる目的を達成するために、本発明にては、二つ折り
にし°Ｃ連続する薬剤分包用包装用紙を、その折目側を
下にして間欠線動させ、分包仕切りを順次形成して製袋
した部分に対し、所要量の薬剤を投入ゲイトを介して投
入し、しかる後開口部を密封して送り出すようにした薬
剤分包機において、薬剤投入力°イドの下端を連続包装
袋の開口側内縁間に常時介在させておき、該連続包装紙
を所要長さ進行させた後、薬剤投入位置における分包仕
切り区間の進行前位置で該包装紙をクランプすると共に
、後位置で一対のロールにより所要量オーバーフィード
させて製袋開口部を積極的に膨出開口するようにし、し
かる後薬剤投入力°イドを下降させて薬剤を分包仕切り
区間内に投入するようにしたのである。

而して本発明方法における薬剤投入位置と分包用包装紙
のクランプ並びにオーバーフィードロールとの関係は、
薬剤投入位置の給紙手前側（包装紙の進行方向に対して
後側）に分包仕切り用のヒートシールロール対を配設し
、これに対する前方位置で包装紙をクランプするように
して、ヒートシールロールにより分包仕切り部を形成し
・ローラ分包仕切り区間の開口部をオーバーフィードす
ることで膨出開口し、薬剤投入ゲイトを分包仕切り部間
内に容易に挿入し得るようしたのである。

また、本発明方法における他の薬剤投入位置と分包用包
装紙のクランプ並びｔＶオーバーフィードロールとの関
係は、所要寸法にて分包仕切す部を形成した後、即ち連
続する包装袋として製袋した後の適宜位置に薬剤投入位
置を設定し、包装袋の進行方向前位置でクランプした後
後側位置で一対のオーバーフィードローラにより所要量
オーバーフィードして薬剤投入ゲイトが容易に挿入し得
るようにするのである。

本発明にては各部の動作はすべて連動して所定の順序で
同人的に行われるようにし、円滑な包装ができるように
して包装作業を妨げることがないよう作動順序が設定さ
れる。

（実施例） 以下本発明方法を一実施例に−りいて図面によ、り詳述
すれば、第１図に示すのは分包仕切りヒートシールロー
ルで過供給するようにした本発明方法を採用する薬剤分
包機の包装要部の展開斜視図であって、所要の連装にな
るよう二つ折りした包装用紙（Ａ）をその巻取りロール
１１）から折目側を下にして公知構造のテンション調節
ロール機構＋２１により張力を定常に保つ°〔製袋から
分包作業側へ供給するようになっており、薬剤投入位置
（７）の手前の位置に縦方向の分包仕切り用ヒートシー
ルロール機構（３）が設けてあり、その前位置上部には
薬剤投入ゲイト（１１）を上下動可能に配設し゛Ｃ１該
投入ゲイト（ｌりの下端偏平部ｆｌｌ′１ｉｌｌ’ｌけ
常時繰出されていく包装用紙（４）の二・り折り部間に
介在するようＱＣシ、この薬剤投入ゲイト１１１１は適
宜長さの筒体で下半部両側を斜に切り削いだ形状にして
昇降操作機構Ｉｌｌと連なる支持体（１匂に取付き、上
部にホッパーＩがそのゲイト筒部を前記投入ゲイトＩｌ
ｌ内に遊嵌して上下に差動するよう＆Ｃなっており、こ
れらによつ”Ｃ薬剤投入部（１０）が構成されている。

そして斯かる薬剤投入部（ｌ■ｔよる薬剤投入位置（ト
）から包装紙進行方向前位置で丁度分包仕切り部（ａ）
に対応する位置にクランプ（４）を配し、このクランプ
（４）位置から先には図示のように分包仕切り部（ａ）
の切込みθツター１６）、薬剤投入済み包装袋の開口部
（ｂ）ヒートシール機構（６）、クランプ＋４’ｌ　、
分包済み連続包装袋の繰出し用ローラ（７）群の順に配
列して、包装用紙（Ａ）は巻取りロール（１）から分包
済み繰出しまで折目を下にしたま゛ま水平を保って直線
状に移動させ°Ｃ順次包装を行うようになっている。

そしてこの各部での作１＋＃Ｆｉすべて間欠的に予め設
定されたプログラムに従って順次作動するようタイミン
グがとられている、この実施例に°Ｃ表わされているも
のはカムを使用した方式のものが、・ｔの一部を分解し
て図示されており、１台の駆動用モーターからの動力を
各部に分配して作動するようＶＣな・り゛〔いる。なお
、（２＋１は開ロ部ヒートシール＠構（６）の横行用操
作カム機構、（イ）は開口部ヒートシール機構１Ｂ）の
熱板取付は片１６′）開閉駆動機構、園は開口部ヒート
シール機構（８）の横行案内支持体、−は、クランプの
操作及び分包仕切り用ヒートシールロール機構の駆動軸
で、モーターからそれぞれ分岐伝導されるようにな−り
ている。（ｆ）　はヒートシールロールの駆動部である
。

勿論、この包装後においては図示省略さ九でいるが薬剤
を分配したりするホッパー■に対し送り込んだりする装
置を上部に備えている。

次にこのような薬剤分包機によって本発明方法を説明す
れば、カルテの処方に従つ°Ｃ薬剤を調剤したものが順
次ホッパーＩに所要量（１分包量）づつ供給されるに際
し、巻取りロール１１）から構成される装用紙（４）は
先導する部分が繰出し用ローラ（７）群の回転により緊
張状態を１呆って所要距離（１分包装相当長さ）走行す
ると、−１の繰出しが停止し、薬剤投入位置（７）の前
後に配されているクランプ（４）と分包仕切り用ヒート
シールロール機構（３）とは、包装用紙（ト）の移動が
浮止１−た後、先づクランプ（４）が作動して先にシー
ル済みの先行する分包仕切りのためのシール部位置で包
装用紙（ト）の上部を挟圧固定し、これにやや遅れてヒ
ートシールロール機構（３）のヒートシールロール（３
１対が丁度包装用紙（Ａ）しこ接触して挾圧し・りつ回
動することになり、包装用紙囚は前記したように前位置
でクランプされた状態で後位Ｉｆｔを前記ヒートシール
ロール（３）（３）の加熱部によゐ挟圧同動で、第３図
Ｇで示す如く詠ヒートシールロールの加熱部が包装用紙
（４）を挾んだ位置から離れる位置°までの回転変位量
だけオーバーフィードし、同時に挟子部分がヒートシー
ルされ゛Ｃ分包仕切り（ａ）部を１杉成することになる
ので、製袋さｎると同時に開口部（ｂ）が積極的に左右
（進行方向に対して）膨出した状態で拡げられる。従つ
°Ｃ次の作動順序で動作する薬剤投入ゲイト（１１１は
袋（包装用紙）の開口部（ｂ）を無理に押し拡げること
なく自然な状態で内部に進入することができるのであり
、この作動に一応動してホッパー１１４）内に供給され
た薬剤はそのままホッパー落ち口に繋がるゲイト筒部か
ら投入ゲイト（１１）を経°Ｃ分包装ω内に投入される
のであり、この薬剤が錠剤やカプセルのような同形のも
のであるときは、分包袋間の内懐が膨んでいるから袋底
部まで落下して袋の中間部にとど′まるごとなく投入で
き、また薬剤が散薬（顆粒のものを含む）の場合でも投
入ゲイトｏｇの袋底部士での挿入しこよる案内で、前記
固形のものと同様袋底部（Ｃ導入され、かつホンバー（
１４を振動を付加して薬剤投入時下降させるようにすれ
ば、ホッパーゲイト筒Ｈ鳴や投入ゲイトｌ１１１に付着
残留することなく確実に分包装ω内に充填できるのであ
る。

所くて薬剤の投入操作か終ると先づ薬剤投入ゲイトｕ＋
１とホッパー（１４１とが昇降操作機構（１〜の作動で
急速に上昇して、該投入ゲイト下喘偏平部（＋１　＋ｌ
ｌのみが分包装ωの開口部（ｂ）内に残′つ゛〔包装用
紙（４）の移動に支障のない状態に復帰し、これと同時
に駆動＠四重のθム（ハ）−の回動変位でクランプ（４
）　＋＋５が挟持を解くよう操作され、次いで繰出し用
ローラ（７）群が回転駆動し°Ｃ包装用紙（ト）（既に
包装済みの■４分を挾んで１動する）を所要長さ繰出し
停止する。このようにし°Ｃ所定寸法、包装用紙及びこ
れに連なる分包済みの連装が繰出さｎると、再び前記の
要領でクランプ１４）が先づ作動し、つづいて薬剤投入
位置ｃ７）＃部のクランプ１４）が作動して包装用低回
を一時固定し、以後前記の操作を繰返して円滑な薬剤投
入が行われる。なお、この実施例では分包袋間に薬剤が
投入されてから２ピツチ目の位置で開口部（ｂ）を開口
部ヒートシール機構（６）の熱板取付は片＋ｓｉ　ｆ６
’ｌで挟圧しつつ走行してヒートシールされ、包装を終
え繰出されるようになっており（開口部を密封したら該
機構（６）は復帰する）、また分包する薬剤の条件に応
じて分包仕切り部（ａ）に対する区別用の切込みを切込
みカッター（５）虻より選択的に行わせるようになって
いる。この切込み量の選択はカッター（５）の作動量を
多くするためのカムと作動量の少ないカムとを鎖線にて
示す電磁クラッチ付きカムｔ２７１、＝により選択して
リンク機構を介しカッターを作動させるようにな・りて
いる。

本発明の趣旨に則すれば、薬剤投入位置と分包仕切り部
形吠位置との関係を上記の方式のほかに、第５図に°Ｃ
示すように先に１分包分づつ仕切り部をヒートシールし
て製袋した後、次の位置でオーパーツイードロール（ハ
）対にて薬剤嫁入位置（７）に対し製袋済みの包装用紙
をオーバーフィードし、前位置ではクランプＩ４）にて
一時固定するようにしても前記の具体例による説明と同
様の効果を得ることができる。この方式の場合にはオー
バーフィードロール翰の回動に対し、仕切り部ヒートシ
ール機構のヒートシールロール（３１によるシールのタ
イミングとして、包装用紙か引張り合わないよう、むし
ろオーバーフィードロール側へ緩やかに送られるよう後
部側の包装用紙移動速度の設定をすることが好ましい。

そのほか、薬剤投入位置と開口部のヒートシール機構と
を隣接して設けてもよく、この場合には該ヒートシール
機構の作動タイミングをずらせてクランプの作動に支障
なきよう構成すれば、前記と同様にして確実な包装が行
えるのである。　。

勿論、本発明方法は上述した実施例のような装置に限定
されるものではなく、横移動する方式の分包機であれば
各作動部分との関連動作を整えることにより適用するこ
とができるのである。

（発明の効果） 紋型の如く本発明によれば、二つ折りして連続した包装
用紙を用いて連続的に各種の薬剤を分包するに際し、薬
剤投入位置に包装用紙を供給する時、先の工程で分包仕
切りした進行方向の前側をクランプして一時的に固定し
た状態で投入位置手前側で適宜量オーバーフィードする
ことにより、製袋した分包装の開口部を積極的に供給す
る力を利用して押し拡げ、薬剤の投入ガイドを無理なく
袋内に押入することができ、かつ袋も自然に膨んでいる
から投入された薬剤が袋の底部まで確実に、受人れられ
ることにな、す、従つ°Ｃ以後の開口部シール時にシー
ル部分で封止を妨げることなく確実に、かつ薬剤を破損
したりするこをもなく、円滑な包装が連続して実施でき
るようになったのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明方法の実施例を示すものであって、第１図
はその実施を説明するための分包機の一態様を示す図、
第２図乃至第４図は包装態様を示す図、第５図は別途実
施例を示す図である。 １０・・・巻取りロール （３）・・・分包仕切り用のヒートシールロール而・・
ヒートシールロール　ｉ４）　＋４’ｌ・・・クランプ
（６）・・・開口部ヒートシール機構 （７）・・・繰出し用ローラ　（１０１・・・薬斉］投
入部（１１）・・・薬剤投入ヴイド　Ｑ４）・・・ホツ
／寸−圀・・・オーバーフィードロール　囚・・・包装
　用紙■・・・分　包　袋　（ａ）・・・分包仕切り部
（ｂ）・・・開　口　部

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 投入し密封する薬剤分包機において、素剤投入力。 イドの下端を連続包装紙開口側内縁間に常時介在させて
   おき、該連続包装紙を所要長さ進行させた後、薬剤投入
   位置における分包仕切り区間の進行前位置で該包装紙を
   クランプすると共に後位置で一対のロールにより所要量
   オーバーフィードさせて製袋開口部を積極的に膨出開口
   するようにし、しかる後薬剤投入力゛イドを下降させて
   薬剤を分包仕切り区間内に投入することを特徴とする薬
   剤の分包方法。