JPS6013167Y2 - マグネトロン - Google Patents
マグネトロンInfo
- Publication number
- JPS6013167Y2 JPS6013167Y2 JP1977119359U JP11935977U JPS6013167Y2 JP S6013167 Y2 JPS6013167 Y2 JP S6013167Y2 JP 1977119359 U JP1977119359 U JP 1977119359U JP 11935977 U JP11935977 U JP 11935977U JP S6013167 Y2 JPS6013167 Y2 JP S6013167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetron
- vane
- strap ring
- strain
- anode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/16—Circuit elements, having distributed capacitance and inductance, structurally associated with the tube and interacting with the discharge
- H01J23/18—Resonators
- H01J23/22—Connections between resonators, e.g. strapping for connecting resonators of a magnetron
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電子レンジ、解凍機などに用いられるマグネト
ロン、特にマグネトロンのアノードに固定されたストラ
ップリングの改良に関するものである。
ロン、特にマグネトロンのアノードに固定されたストラ
ップリングの改良に関するものである。
従来のマグネトロンは、銅よりなる円筒形のアノード１
の内壁に複数個のベイン２が放射状に設けられており、
このベイン２を一つおきに短絡するようにリング状の外
側および内側ストラップリング３．３Ａ、３Ｂがろう材
４により固定されている。
の内壁に複数個のベイン２が放射状に設けられており、
このベイン２を一つおきに短絡するようにリング状の外
側および内側ストラップリング３．３Ａ、３Ｂがろう材
４により固定されている。
またアノード１の中心にはフィラメント５が配設されて
いる。
いる。
そこで、かかる構成よりなるマグネトロンにパワーを加
えると、フィラメント５が発熱し、フィラメントより生
じた熱電子は加速されてベイン２の先端に衝突し熱とな
る。
えると、フィラメント５が発熱し、フィラメントより生
じた熱電子は加速されてベイン２の先端に衝突し熱とな
る。
この熱はベイン２の先端から根本へ流れ、アノード１を
通って外へ逃げゆく。
通って外へ逃げゆく。
したがって、ベイン２の温度はアノード１より高くなり
、ベイン２は熱膨張により内側へ伸びる。
、ベイン２は熱膨張により内側へ伸びる。
一方ストラップリング３は温度上昇により外側へ膨張し
ようとする。
ようとする。
しかし、ストラップリング３はベイン２にろう材４によ
って固定されているので、第３図に点線で示すように強
制変形する。
って固定されているので、第３図に点線で示すように強
制変形する。
このためストラップリング３のベイン２による固定部に
は大きなひずみが生ずる。
は大きなひずみが生ずる。
したがって、マグネトロンのパワーのオンオフを繰返ス
と、このひずみが繰返されてストラップリングが疲労破
壊し、著しくマグネトロンの寿命を低下させる欠点があ
った。
と、このひずみが繰返されてストラップリングが疲労破
壊し、著しくマグネトロンの寿命を低下させる欠点があ
った。
本考案は上記従来の欠点に鑑みなされたもので、ストラ
ップリングの疲労破壊寿命の向上をはかったマグネトロ
ンを提供することを目的とする。
ップリングの疲労破壊寿命の向上をはかったマグネトロ
ンを提供することを目的とする。
以下本考案を図示の実施例に基づき説明する。
本考案は第４図に示すようにベイン２との固定部間のス
トラップリング３１の部分をろう付け４による固定部を
半径ρ。
トラップリング３１の部分をろう付け４による固定部を
半径ρ。
とする真円より外側に膨出量ａだけ膨出した形状に形成
したことを特徴とするものである。
したことを特徴とするものである。
なお、第４図には一方の外側ストラップリング３１のみ
を図示したが、他方の内側ストラップリングも同様に固
定部間の部分を真円から外側に膨出した形状に形成する
。
を図示したが、他方の内側ストラップリングも同様に固
定部間の部分を真円から外側に膨出した形状に形成する
。
このようにあらかじめ膨出させておくとストラップリン
グ３１が熱による変形を受けても、膨出量ａによって熱
変形し易くなり、固定部に生ずる繰返しひずみは緩和さ
れ、ストラップリング３１の疲労破壊寿命は著しく向上
する。
グ３１が熱による変形を受けても、膨出量ａによって熱
変形し易くなり、固定部に生ずる繰返しひずみは緩和さ
れ、ストラップリング３１の疲労破壊寿命は著しく向上
する。
前記膨出形状は特に限定されるものではないが、なめら
かな曲線で膨出した場合は、その形状は次式で与えられ
る。
かな曲線で膨出した場合は、その形状は次式で与えられ
る。
ただし、θ。
はストラップリング固定間の角度。
このようなストラップリング形状のベイン固定部ひずみ
に対する影響を実験的に求めた結果を第５図に示す。
に対する影響を実験的に求めた結果を第５図に示す。
横軸はベイン固定部におけるストラップリング半径ρ。
＝９ｒｊｒ！！ｔに対する膨出量ａの割合を、縦軸はひ
ずみをとり、ベイン固定部からθ＝３０度のストラップ
リング部分に生ずる垂直ひずみと曲げひずみを表わした
ものである。
ずみをとり、ベイン固定部からθ＝３０度のストラップ
リング部分に生ずる垂直ひずみと曲げひずみを表わした
ものである。
図より明らかな如く、膨出量ａを大きくするほどひずみ
は小さくなるが、あまり大きくしても効果はそれほど期
待できない。
は小さくなるが、あまり大きくしても効果はそれほど期
待できない。
膨出がない場合のひずみより約半減するひずみ醜もので
はａ ＝ ０．４５〜０．７２ｍｍ＃０．６ｍｍとなる
。
はａ ＝ ０．４５〜０．７２ｍｍ＃０．６ｍｍとなる
。
以上の説明から明らかな如く、本考案によれば外側およ
び内側ストラップリングは熱ひずみによる影響が緩和さ
れるため、マグネトロンの寿命は向上し、不測の事故が
起ることもない。
び内側ストラップリングは熱ひずみによる影響が緩和さ
れるため、マグネトロンの寿命は向上し、不測の事故が
起ることもない。
第１図は従来のマグネトロンの要部平面図、第２図は第
１図の縦断面図、第３図は熱変形を説明するための部分
拡大説明図、第４図は本考案になるマグネトロンの要部
説明平面図、第５図は膨出量とひずみとの関係図である
。 １・・・・・・アノード、２・・・・・・ベイン、３１
・・・・・・ストラップリング、４・・・・・・ろう材
、ρ。 ・・・・・・ベイン固定部のストラップリング半径、ａ
・・・・・・膨出量。
１図の縦断面図、第３図は熱変形を説明するための部分
拡大説明図、第４図は本考案になるマグネトロンの要部
説明平面図、第５図は膨出量とひずみとの関係図である
。 １・・・・・・アノード、２・・・・・・ベイン、３１
・・・・・・ストラップリング、４・・・・・・ろう材
、ρ。 ・・・・・・ベイン固定部のストラップリング半径、ａ
・・・・・・膨出量。
Claims (1)
- 内側に放射状に設けた複数個ののベインを有するアノー
ドと、前記ベインを１つおきに短絡するように固定され
た大小の径を有するリング状の外側および内側ストラッ
プリングとを具備したマグネトロンにおいて、前記外側
および内側ストラップリングは共に該固定部を結ぼで得
られる真円よりも外側に連続性のある曲線で膨出したこ
とを特徴とするマグネトロン。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977119359U JPS6013167Y2 (ja) | 1977-09-07 | 1977-09-07 | マグネトロン |
| US05/918,812 US4205257A (en) | 1977-09-07 | 1978-06-26 | Magnetron strap ring structure |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977119359U JPS6013167Y2 (ja) | 1977-09-07 | 1977-09-07 | マグネトロン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5456564U JPS5456564U (ja) | 1979-04-19 |
| JPS6013167Y2 true JPS6013167Y2 (ja) | 1985-04-26 |
Family
ID=14759530
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977119359U Expired JPS6013167Y2 (ja) | 1977-09-07 | 1977-09-07 | マグネトロン |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4205257A (ja) |
| JP (1) | JPS6013167Y2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5994333A (ja) * | 1982-11-22 | 1984-05-31 | Hitachi Ltd | マグネトロン陽極構体 |
| US6185385B1 (en) | 1998-05-22 | 2001-02-06 | Xerox Corporation | Apparatus and method for online establishment of print control parameters |
| US6157469A (en) * | 1998-05-22 | 2000-12-05 | Xerox Corporation | Dynamic device independent image correction method and apparatus |
| US6052195A (en) * | 1998-05-22 | 2000-04-18 | Xerox Corporation | Automatic colorant mixing method and apparatus |
| US6236474B1 (en) | 1998-05-22 | 2001-05-22 | Xerox Corporation | Device independent color controller and method |
| US6744531B1 (en) * | 1998-12-29 | 2004-06-01 | Xerox Corporation | Color adjustment apparatus and method |
| US6344902B1 (en) | 1999-01-19 | 2002-02-05 | Xerox Corporation | Apparatus and method for using feedback and feedforward in the generation of presentation images in a distributed digital image processing system |
| US6809837B1 (en) | 1999-11-29 | 2004-10-26 | Xerox Corporation | On-line model prediction and calibration system for a dynamically varying color reproduction device |
| US6873432B1 (en) | 1999-11-30 | 2005-03-29 | Xerox Corporation | Method and apparatus for representing color space transformations with a piecewise homeomorphism |
| US6714319B1 (en) | 1999-12-03 | 2004-03-30 | Xerox Corporation | On-line piecewise homeomorphism model prediction, control and calibration system for a dynamically varying color marking device |
| US6625306B1 (en) | 1999-12-07 | 2003-09-23 | Xerox Corporation | Color gamut mapping for accurately mapping certain critical colors and corresponding transforming of nearby colors and enhancing global smoothness |
| GB2393570B (en) * | 2002-05-31 | 2005-12-14 | Marconi Applied Techn Ltd | Magnetrons |
| US7463744B2 (en) | 2003-10-31 | 2008-12-09 | Bose Corporation | Porting |
| US8145078B2 (en) * | 2008-05-27 | 2012-03-27 | Xerox Corporation | Toner concentration system control with state estimators and state feedback methods |
| SG189270A1 (en) * | 2010-10-22 | 2013-05-31 | Laitram Llc | Conveyor system, belt, and method for measuring and controlling static electricity |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE478795A (ja) * | 1943-01-28 | |||
| US2777090A (en) * | 1953-03-04 | 1957-01-08 | Westinghouse Electric Corp | Magnetron strapping for high power |
| GB848920A (en) * | 1957-01-07 | 1960-09-21 | British Thomson Houston Co Ltd | Improvements relating to multi-cavity magnetrons |
| NL137275C (ja) * | 1969-01-06 | |||
| JPS4898055U (ja) * | 1972-02-24 | 1973-11-20 | ||
| JPS5320975Y2 (ja) * | 1972-02-24 | 1978-06-02 | ||
| US3875469A (en) * | 1972-12-20 | 1975-04-01 | Hitachi Ltd | Anode structure for magnetron |
-
1977
- 1977-09-07 JP JP1977119359U patent/JPS6013167Y2/ja not_active Expired
-
1978
- 1978-06-26 US US05/918,812 patent/US4205257A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5456564U (ja) | 1979-04-19 |
| US4205257A (en) | 1980-05-27 |
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