JPS60129408A - 手動操作可能な液圧ピストンポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、特許請求の範囲第１項の前提部分に詳細に述
べたような、手動操作可能な液圧ピストンポンプに関す
る。

発明の目的　□ 本発明の課題は、非常に簡単でかつ作動の確実な手段に
より後室内への大気の吸気を防止することである。

目的を達成するための手段 この課題は問題の種類のピストンポンプにおいて、操作
ピストンが後部死点位置にある場合に後室からの完全な
排出を防止するストッパが設けられていることによって
解決される。

この一般的な考えを種々の実施例において示すことがで
きる。第１の実施例によれば、ストッパが操作ピストン
の後室側端面に設けられている。

しかしストッパを操作ピストンのシリンダの後室側端面
に設けることもできる。

ストッパの直径は、操作ピストンまたはこの操作ピスト
ンのシリンダの端面の直径より小さい。

本発明による手段によって、操作ピストンの後部死点位
置においても後室が圧油で満たされているので、前室か
ら排出する際に大気が後室に流入しないようにすること
ができる。

実施例 本発明による液圧ピストンポンプの実施例を図面により
以下に詳細に説明する。

図面は、ハウジング１を持つ、手動操作可能なピストン
ポンプを示しており、このハウジングの中に、操作ピス
トン２を摺動するように収容するためのシリンダが設け
られている。操作ピストン２はピストン棒３を介して自
動車用座席の昇降装置と結合されている。この装置およ
び自動車用座席は分かりやすくするために示されていな
い。なおこの種の装置は周知であるので、この理由から
も図示することを省略することができる。

操作ピストン２がシリンダを前室４および後室５に分割
する。

ハウジング１内に別のシリンダが設けられており、この
シリンダの中でポンプピストン６が摺動するように案内
されており、このポンプピストンがピストン棒７を介し
て操作装置と結合されており、この操作装置が以下に詳
細に説明される。

ピストン６に、ばね荷重を受けた出口弁８およびばね荷
重を受けた大口弁９が付属している。

出目弁８が圧力管路１０の中にあり、この圧力管路を介
して前室４が圧油を供給される。それに対して大口弁９
は管路１１の中にあり、この管路は、ばね荷重を受けた
弁１２．１３　（第５図および第６図）を介して後室５
と接続可能である。

ばね荷重を受けた、手動操作可能な弁１４を介して前室
４から排出可能である。排出位置への弁１４の移送は、
手動操作可能な押し棒１５によって行なわれ、この押し
棒は、摺動するように案内される棒１６と結合されてい
る。

−さらにストッパが設けられており、このストッパが、
操作ピストン２が後部死点位置、したがって図面におい
て完全に右側にある場合に後室５からの完全な排出を防
止する。

図示した実施例においては、ストッパ２７が操作ピスト
ン２の後室５側端面に設けられている。

ストッパを操作ピストン２のシリンダの後室５側端面に
設けることは、本発明の範囲内にある。

両方の場合に、ストッパ２７の直径ｄは、操作ピストン
２またはこの操作ピストン２のシリンダの端面の直径り
より小さい。ストッパの配置、構成および寸法設定はそ
の都度の条件に関係し、それ以外は当業者の問題である
。

ハウジング１に、互いに間隔を置いて位置している２つ
のブラケット１７が取り付けられており、これらのブラ
ケットに、両方の腕１８を持つ二叉が揺動可能に支持さ
れている。二叉の両腕１８および両ブラケット１７に縦
スリット１９が設けられており、これらの縦スリットを
横ピン２ｏが通されており、この横ピンが、棒１６に取
り付けられた、扁平にされた側方部分を持つ頭部２１を
貫通している。この頭部２１はばね２３を介してポンプ
のハウジング１に支持されている。両腕１８を持つ二叉
がハンドル２２を介して操作可能である。

ピストン棒７も一端に、扁平にされた側方部分を持つ頭
部２４を持っており、これらの側方部分カヒン２５によ
り貫通され、このピンの両端が二叉の両腕１８の端部に
係合する。

本発明による液圧ピストンポンプの動作のやり方は次の
通りである。

図面の第１図は前部死点位置における操作ピストン２を
示している。この位置において、操作装置がピストン棒
３を介して操作ピストン２と結合されている自動車用座
席は初期位置にある。自動車用座席を上昇させようとす
る場合は、ハンドル２２が２つの終端位置の間で往復揺
動せしめられ、その結果ポンプのピストン６が往復運動
を行なう。それによって両方の弁８および９が交互に開
きかつ閉じるので、出目弁８および圧力管路１０を介し
て前室４へ圧油が供給され、それによって操作ピストン
２およびこの操作ピストンと結合されたピストン棒が図
面において右方へ移動する。この移動により自動車用座
席の操作、装置が作動せしめられ、したがって自動車用
座席が例えば上昇せしめられる。

同時に圧油は後室５から、ばね荷重を受けた弁１２（第
５図）および管路１１および周期的に開く大口弁９を介
して、ポンプピストン６の前にある空間に′入る。二叉
の両腕１８および両ブラケット１７にある縦スリット１
９が、シリンダ内におけるポンプピストン６の無理のな
い運動を可能にする。

ハンドル２２の揺動運動の経過中に操作ピストン２が、
第２図に示した位置に達し、最終的に後部死点位置に達
し、この死点位置においてストッパ２７が、操作ピスト
ン２を収容するシリンダの後端面に接触する。これによ
って、後室５から決して完全に排出されないことが保証
される。

押し棒１５は、両路端位置の間におけるノンドル２２の
揺動運動により、ばね荷重を受けた弁１４が決して開放
位置へ移送されないように、長さを定められている。　
゛ 今や自動車用座席は最高位置に達しており、この自動車
用座席を初期位置へ降下させようとする場合は、ハンド
ル２２が前部終端位置を越えてばね２３の力に抗して図
面において左方へ、したがってポンプハウジング１の方
向に揺動せしめられるので、押し棒１５が、ばね荷重を
受けた弁１４を開放位置へ移送することができ、それに
よって圧力管路１０と弁１４により監視される接続管路
２６とを介して前室４ｐ・ら排出される。この場合操作
ピストン２およびピストン棒３は、荷重誉受けた自動車
用座席の力の作用を受けている。それにより、弁９を閉
じる圧油は管路１１および開かれた弁１３を経て後室５
内へ僅かしか進むことができない。

なお弁１２は、座席を備えた車両の衝突事故の際に、高
圧がかかつている後室５を急激に閉じなければならない
という課題を持っている。これは弁１２が、対応したば
ねの力に打ち勝ちかつ弁座面に密に接触するζ件によっ
て実現される。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は種々の作動位置における本発明に
よる液圧ビストンボイブの垂直断面図、第４図は第１図
による装置の矢印Ａ方向に見た側面図、第５図および第
６図は第１図および第３図による装置の拡大部分断面図
である。 ２・・・操作ピストン、５・・・後室 特許出願人キュンテル・レンメルノくツノ・同　ギュン
テル・フリードリヒ・レントロープ・シュミート 同　ディーチル・ヒルメル

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　ポンプハウジングのシリンダの中で摺動ず今よう
   に案内されかつピストン棒を介して自動車用座席に作用
   する操作ピストンを持ち、この操作ピストンがシリンダ
   を前室および後室ニ分割し、ポンプハウジングのシリン
   ダの中で移動可能なポンプピストンがこのポンプピスト
   ンの操作の際に圧油を出口弁および圧、力管跨を介して
   前室内へ押し込み、同時に後室内に存在する圧油が大口
   弁を介してポンプへ供給され、手動操作可能な弁を介し
   て前室から排出される、特に自動車用座席を昇降させる
   ための、手動操作可能な液圧ピストンポンプにおいて、
   操作ピストン（２）が後部死点位置にある場合に後室（
   ５）からの完全な排出を防止するストッパが設けられて
   いることを特徴とする、手動操作可能な液圧ピストンポ
   ンプ。 ２　ストッパ（２７）が操作ピストン（２）の後室（５
   ）φ１１端面に設けられていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項に記載のピストンポンプ。 ３　ストッパが操作ピ哀トン（２）のシリンダの後室（
   ５）側端面に設けられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載のピストンポンプ。 ４　ストツバ（２７）の直径（ｄ）が、操作ピストン（
   ２）またはこの操作ピストン（２）のシリンダの端面の
   直径（Ｄ）より小さいことを特徴とする特許請求の範囲
   第２項および第３項のうち１つに記載のピストンポンプ
   。