JPS60128808A - ガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置 - Google Patents

ガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置

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JPS60128808A
JPS60128808A JP58235057A JP23505783A JPS60128808A JP S60128808 A JPS60128808 A JP S60128808A JP 58235057 A JP58235057 A JP 58235057A JP 23505783 A JP23505783 A JP 23505783A JP S60128808 A JPS60128808 A JP S60128808A
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JP
Japan
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withstand voltage
gas
vacuum
flange
closed switchboard
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Pending
Application number
JP58235057A
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Inventor
邦彦 高木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、真空しゃ断器が収納されたガス絶縁閉鎖配電
盤の耐電圧低下検出装置に関する。
し発明の技術的冑景とその問題点〕 近年、閉鎖配電盤においても、内部に六ふつ化硫黄ガス
(以下8F、ガスと呼ぶ)などの絶縁ガスを封入して絶
縁特性を上げ、実装密度を高めて閉鎖配電盤の小形孔、
設置床面積の縮小化が図られている。そして、この閉鎖
配電盤は密封構造のため、外部の門埃や湿度などの影響
を受けない特長がある。 ′□ しかし、このガス閉鎖配電盤では次のような問(1)内
部に封入されたSF、ガスは、密封用ガスケット部から
の洩れによる封入圧力・濃度の低下や、内部電気機器の
放電と残存水分などで耐電圧値が低下するが、この結果
もし電気機器の耐電圧特性が劣化しても閉鎖配電盤を開
封しなければ点検することはできない。したがって、も
し定期点検日までに電気i器の耐電圧雑件が低下が進行
すると、事故になる可能性がある。しかし、閉鎖配電盤
の開封はSF、ガスの再封入が必要なため、長い運転停
止時間を伴うので、定期点検の’&度を上げることはむ
つかしい。
したがって、このような閉鎖配電盤においては、内部に
密封された8F、ガスの耐電圧値の低下を閉鎖配電盤を
開封することなく検出して、閉鎖配電盤の定期点検の回
数を減らしても、電気機器の耐電圧特性の低下の進行に
よるガス絶縁閉鎖配電盤の事故を防ぐことのできるガス
絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置が望まれており、
このため従来は8F、ガスの特性低下の要因であるSF
、ガスの濃度、含有水分、圧力をそれぞれ検出して間接
的に耐電圧特性を検知する方法もとられているが、この
方法は、検出器の数・種類が増えるので信頼性が劣るだ
けでなく、直接耐電圧特性を検出しないので精度が落ち
る欠点もある。
(2)又、この閉鎖配電盤の主機である真空しゃ断器の
真空パルプは、万一、内部の真空度が落ちるとしゃ断性
能が落ちるので、これによる閉鎖配電盤の事故を未然に
防ぐため、従来から真空バルブの真空度の低下による真
空バルブの耐電圧の低下を検出する装置が試みられてお
り、例へば真空パルプ内の真空度の低下を検出する方法
も考えられているが、この方法も直接耐電圧特性を検出
しないので精度が落ちる。
し発明の目的〕 本発明は、内部に封入されたSP6ガスの耐電圧の低下
と、真空しゃ断器の真空バルブの真空度低下による耐電
圧の低下を高精度に検出することのできるガス絶縁閉鎖
配電盤の耐電圧低下検出装置を得ることにある。
〔発明の概要〕
本発明は、真空しゃ断器の主回路と大地間に分圧要素を
設け、真空しゃ断器の真空バルブのフランジに絶縁ブッ
シングを設けるとともに、この絶縁ブッシング内には導
線を貫通させてその一端を真空バルブ内に突出してフラ
ンジ内面と間隙を介して対向させ、他の一端は分圧要素
に接続し、分 。
圧要素と大地間には検出抵抗を接続することにより真空
バルブ内の耐電圧低下はフランジ内面と真空バルブ内の
導線間の放電電流を検出抵抗に接続した検出器で検出し
、閉鎖配電盤内の8F6ガスの耐電圧低下はフランジ外
面と導線間の絶縁ブッシング沿面での放電電流を検出器
で検出するガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置で
ある。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図から第4図を参照して
説明する。
第1図は、本発明の耐電圧低下検出装置が装着されるガ
ス絶縁閉鎖配電盤1の側面図で、図示しない負荷側に接
続された主回路母線2には負荷側断路部3を介して真空
しゃ断器4が接続され、この真空しゃ断器4には変流器
5、電源側断路部6及び電源側導体7、シールドリンク
8を介して電源側ケーブルヘッド9#ζ接続されている
第2図は、第1図の真空しゃ断器4の真空バルブ11に
本発明の耐電圧低下検出装置が取付られた図で、真空バ
ルブ11の可動側フランジ12には絶縁ブッシング13
が貫通し、可動接点14に接続された(5) 2Q 導体15には分圧要素としてコンデンサC,,C,が直
列に接続され、このコンデンサC3の一端は閉鎖配電盤
の外壁1aの外部に設けられた検出抵抗器几を介して大
地に接地され、この検出抵抗器Rの両端には第5図に示
す検出表示装置が接続されている。又、コンデンサCI
、C,間には導線16の一端が接続されこの導線16の
他の一端は絶縁ブッシング13内を貫通し真空パルプ1
1内に突出て可動側フランジ12の内部に設けられたL
形電極板17の一面と間隔をもって対向している。
ここで、一般に真空バルブの真空圧力は10(Torr
) 近傍に設定されており、又、真空機器内の真空圧力
と放電開始電圧との関係は、パッシェンの法則により真
空圧力が10 (Torr)以下の範囲即ち第3図人の
領域では放電開始電圧がほぼ一定で、真空圧力が10 
(Torr)をとえるB領域では急激に低下する範囲が
あるので、本発明の第2図の要部を示す第4図において
は真空パルプ11内に突出した導線16の先端とL形電
極板17との間隔Gは真空バルブの真空圧力が第3図の
10〜10 (Torr)−(6) の中間部の2点以上になるとコンデンサC1の分圧電圧
で放電するように設定されている。一方、SF6ガス中
におかれた絶縁ブッシング13の沿面部りは、閉鎖配電
盤の8F、ガスの耐電圧管理値以下になると放電する長
さに設定されている。
このように構成されたガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下
検出装置においては、真空パルプ11の真空度が低下し
真空圧力が第3図のP点以下になると、コンデンサC8
の分圧電圧により間隙Gで放電し、この放電電流は一種
の部分放電のパルス電流で検出抵抗器Rを経て大地に流
れる。したがって、この検出抵抗器の両端に第5図に示
す帯域ろ波器21、波形整形器22を通してオシロスコ
ープ23又は乞 図示しない警報器等電接続することにより、真空バルブ
11内の真空度低下などによる耐電圧低下を知ることが
できる。
一方、8F、ガスが劣化した場合には、絶縁ブッシング
13の沿面りで放電するので同様にして検知できる。そ
して真空パルプの真空圧力の低下による放電は全相同時
に発生することはないが、絶縁ガスの劣化による場合は
全相合前後して発生するので、動作相の数によりそのい
づれかを判断することができる。
更にこれを確認するためには、真空パルプ内の放電は、
ギャップGの両極が非対称電極のため放電パルスが正負
で非対称となるので、この波形を見ることによりギャッ
プGでの放電が沿面りでの放電かを識別することができ
る。
以上の方法は、他の方法例えば真空度の低下や8F、ガ
ス濃度の低下を検出する方法に比べて、直接耐電圧を検
出できるため測定の精度が高く、又、検出部の構成も簡
単であるので信頼性も高い。
なお、上記説明ではコンデンサC,,C,は固定となっ
ているが、可変にしてもよく、これにより真空バルブ1
1内の耐電圧値や8F、ガスの耐電圧値の許容値を真空
パルプ11の組立後でも調整できるので警報器の動作か
ら処置時間迄の長さを調整できる利点がある。 1 又、第2図において、導線16は真空バルブ11内で直
線状であり、この導線16の先端にL形電極17が対向
設置されているが、導線16の先端を延長して釣針状に
曲げその先端をフランジ12の内面と間隙Gをもって対
向させてもよく、この場合はL形電極板17は要らなく
なるので構造が簡単になる利点がある。
[発明の効果〕 以上のように本発明は、ガス絶縁閉鎖配電盤内の真空し
ゃ断器の真空パルプのフランジに設けた絶縁ブッシング
内を主回路と大地間の分圧電圧を印加した導線を貫通さ
せ、フランジ内面と導線間の非対称電極間での放電と、
フランジ外面と導線間の絶縁ブッシング沿面での放電を
大地に流し↓検出することにより真空バルブ内の耐電圧
の低下と絶縁ガスの耐電圧の低下を直接識別検出できる
ので従来の間接的検出方法(例えば真空度低下の検出や
ガス濃度低下の検出)に比べて精度の高いガス絶縁閉鎖
配電盤の耐電圧低下検出装置を得ることができる。
更に本発明の検出素子は絶縁ブッシングと導線だけで構
成しであるので信頼性の高いガス絶縁閉鎖配電盤の耐電
圧低下検出装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の耐電圧低下検出装置が装着されるガス
絶縁閉鎖配電盤の側面断面図、第2図は本発明のガス絶
縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置の一実施例を示す側
面図、第3図は真空圧力と放電電圧の関係を示す特性図
、第4図は本発明の要部を示す断面図、第5図は本発明
のガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置の検出表示
装置のブロック図である。 1・・・閉鎖配電盤 12・・・フランジ11・・・真
空パルプ 13・・・絶縁ブッシング16・・・導線 
ClIC!・・・コンデンサR・・・検出抵抗器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 真空しゃ断器が収納されたガス絶縁閉鎖配電盤において
    、前記真空しゃ断器の真空バルブのフランジに貫設され
    た絶縁ブッシングと、前記真空しゃ断器の主回路と大地
    間に設けられた分圧要素と、この分圧要素に一端が接続
    され他の一端が前記絶縁ブッシングを貫通して前記真空
    バルブ内に突出し前記フランジの内面と間隙をもって対
    向設置された導線と、前記分圧要素と大地間に接続され
    前記真空バルブ内の耐電圧の低下により前記フランジの
    内面と前記導線端の間隙で放電する第1の放電電流と前
    記閉鎖配電盤内の絶縁ガスの耐電圧の低下により前記フ
    ランジの外面と前記導線間の前記絶縁ブッシングの沿面
    で放電する第2の放電電流を検出する検出装置とよりな
    ることを特徴とするガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検
    出装置。
JP58235057A 1983-12-15 1983-12-15 ガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置 Pending JPS60128808A (ja)

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JP58235057A JPS60128808A (ja) 1983-12-15 1983-12-15 ガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置

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JPS60128808A true JPS60128808A (ja) 1985-07-09

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ID=16980439

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JP58235057A Pending JPS60128808A (ja) 1983-12-15 1983-12-15 ガス絶縁閉鎖配電盤の耐電圧低下検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012157134A1 (ja) * 2011-05-13 2012-11-22 三菱電機株式会社 密閉型開閉装置の真空度劣化検出装置

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