JPS6012804B2 - 地球局アンテナ装置 - Google Patents

地球局アンテナ装置

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JPS6012804B2
JPS6012804B2 JP13360477A JP13360477A JPS6012804B2 JP S6012804 B2 JPS6012804 B2 JP S6012804B2 JP 13360477 A JP13360477 A JP 13360477A JP 13360477 A JP13360477 A JP 13360477A JP S6012804 B2 JPS6012804 B2 JP S6012804B2
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JP
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antenna
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polar
rotation axis
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JP13360477A
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JPS5467743A (en
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正孝 赤川
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KDDI Corp
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Kokusai Denshin Denwa KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はとくに静止衛星のように限られた角度範囲内で
移動するものを追尾する地球局アンテナ装置に関するも
のである。
衛星通信用地球局では大口径の開□面アンテナが使用さ
れているが、この種のアンテナは一般に衛星が全天のど
こにあっても追尾が可能なように回転できる構造となっ
ている。
さらに現在、この種のアンテナのマウント方式には種々
のものが開発されているが、このうち第1図に示すポー
ラマウント方式は地球の極軸に平行なポーラ軸la(H
our−Angle軸)とこれに垂直に設置した赤緯軸
2a(DecliMtio増軸)で構成されている。第
2図はこの方式による従釆のアンテナ装置を示したもの
である。第2図はポーラ軸laの支持柱3に赤緯軸2a
が乗っており、この軸2aにアンテナ4を設置している
。カセグレンアンテナ4に到来した電波は一次放射器5
(たとえばコルゲートホーン)に集められ、主反射鏡1
2aの背面に設置された送受信装置6に導びかれる。送
信の場合は逆の経路で電波が放射される。第2図では送
受信装置6が主反射鏡12aの背面に固定されており、
主反射鏡とともに回転するため、ロータリ・ジョイント
が不必要である。第2図の7aと8aはそれぞれポーラ
軸1および赤縞軸2の回転駆動袋道である。前記の場合
アンテナ指向範囲を大きく変化できるが、ポーラ軸la
および赤縞軸2aの回転とともに送受信装置6が移動す
ること、またそれが地面から高い所におかれることなど
運用、保守には不便である。さらに、現在の通信衛星の
多くは静止衛星であり、衛星の打上げ技術および姿勢制
御技術の進歩により、地球局から見た静止衛星の移動範
囲は非常にせまくなっている。
したがって、このような静止衛星を追尾するアンテナ装
置は全天回転可能にすることは機構が複雑となり機械構
造上ひいては経済上得策ではない。そこで、以上の点を
考慮して、次のようなアンテナ装置が提案されている。
(特関昭51−1175斑号参照)。すなわち、第3図
に示すように、アンテナ装置の基部に一次放射器5の位
相中心10がくるように一次放射器を設置し、この一次
放射器の対称軸をポーラ軸に平行な藤か又は僅かに偏移
した軸に一致させ、これを第一のアンテナ回転軸laと
し又赤緯軸に平行な第二のアンテナ回転軸2bを上記一
次放射器5の位相中心点に配置し、この第二のアンテナ
回転軸2b及び第一のアンテナ回転軸laを微小角度範
囲内でのみ回転し得るように構成したものである。なお
同図で、13a,14b,9bはそれぞれオフセットパ
ラボラ反射鏡であり、主反射鏡12bと一体となって、
回転軸laのまわりに駆動装置8bにより回転できる。
さらに、アンテナ支持構造物17および一次放射器は赤
綾軸に平行な第二のアンテナ回転軸2bのまわりに微小
角度範囲内で駆動装置7bにより駆動できるようになっ
ている。この提案によれば、従来地上面から高い所にあ
った送受信装置を地上面に降ろして設置することを可能
ならしめ、送、受信装置の保守、運用が容易となってい
る。
しかし、上記の提案では、追尾する衛星が定まっていて
追尾角度範囲が小さい場合には有効であるが、第4図に
示したような静止衛星軌道20およびそれからある幅2
1(たとえば士2o)にある衛星を追尾したり、これら
の衛星に指令を与えたり、制御をしたりする地球局には
不向きである。このような地球局アンテナは第4図のよ
うな角度領域内21にアンテナビームを指向する必要が
ある。また、第3図のようなアンテナでは、送、受信装
置を地面に設置することができるが、受信装置はロータ
リ・ジョイントやフレキシブル導波管22を介している
ので、これらの損失による受信雑音温度が上昇する。
本発明は以上の′点に鑑みてなされたもので、運用、保
守が容易で、受信アンテナ雑音温度を低くすることがで
き、静止衛星軌道方向にアンテナを指向できるようにし
た地球局アンテナ装置を提供するものである。
以下図面により本発明を詳細に説明する。
第5図は本発明にもとづく地球局アンテナ装置の一例を
示す概略構成図である。
このアンテナは主反射鏡12b富』反射鏡14bおよび
ビーム給電用反射鏡13aの3枚のオフセットパラボラ
反射鏡・と一次反射器として用いたコルゲートホーン5
よりなるオフセットグレゴリアンアンテナである。アン
テナマウントは擬似ポーラマゥント形式であり、静止衛
星軌道およびそれから所定の幅以内(たとえば士2o)
にある静止衛星を追尾できるようにアンテナビーム方向
を変えることができる。主、副反射鏡、ビーム給電反射
鏡および一次放射器は擬似ポーラ鞠lbまわりのベアリ
ング26によって支えられた構造物27に赤緯軸(以下
Dec.軸という)の軸受け2bおよびDec.軸の駆
動装置7bを介して保持されている。従って、アンテナ
系は擬似ポーラ鞠lbのまわりに±90o回転でき、ま
た比c.軸2bのまわりに±100程度回転できる。ま
ず、このアンテナを受信アンテナとして説明する。衛星
から到釆した平面波は主反射鏡12bによって集東され
、副反射鏡14bによって再び平面波に変換され、ビー
ム給電用の反射鏡13aによって集東され−次放射器5
に導びかれる。その後受信波は給電用導波管30aの側
面に設けた結合端子により取り出され、主反射鏡背面に
設けた低雑音受信装置31に入ってくる。最近の低雑音
受信装置は軽量・小型化し、信頼性も向上しているので
、このように擬似ポーラ軸lbおよびDec.軸2bの
まわりのアンテナ回転とともに移動しても、支障を釆た
さない。また、低雑音受信装置までの導波管30aの長
さを短かくできること、ロータリ・ジョイント32の前
段で取り出せることなどにより、これらの損失にもとづ
く雑音温度の上昇をさげることができる。次にこのアン
テナを送信アンテナとした場合について説明する。
アンテナ基部に設けた局舎33内に収容した送信装置3
4より送出した送信波は給電用導波管30bおよびDe
c.軸2b上に設けたロータリ・ジョイント32を経由
して一次放射器5に導びかれる。その後受信波と逆の経
路を通って衛星に向けて、電波が送出される。送信装置
34は地面に固定されているので、運用・保守が容易で
あり、給電用導波管30a,30bを短くできる可能性
がある。ここでアンテナ回転軸lbの頭角を6,とした
理由について説明する。
第4図は一例として地球局の位置を北緯34oとした場
合の静止衛星軌道20を示したものである。通常のポー
ラマウント形式ではポーラ軸の穣角を水平面から約34
oの角度を持たせ南北に設定する。この軸のまわりのア
ンテナ指向方向は同図の曲線36のように変化し、明ら
かに静止衛星軌道20とは異なり、ポーラ軸まわりの回
転にともなって、Dec.鞠の角度をかなり大きく動か
せる必要がある。しかし、ポーラ軸の煩角を水平面から
約40oの角度に選べば、アンテナ指向方向は静止軌道
曲線に非常に近づく。本発明ではこのような軸(擬似ポ
ーラ鞠)をアンテナ回転軸に選び、この軸と直交する方
向にDec.軸を設けている。第6図は本発明の他の実
施例である。
第6図は第5図のアンテナ系の上・下を逆にしたもので
ある。このアンテナでは主反射鏡12bが下方に来てい
て、風圧を受けにくい構成となっている。また、副反射
鏡はオフセットパラボラ鏡の代りに楕円鏡14c、ビー
ム給電反射鏡はオフセットパラボラ鏡のかわりに平面鏡
13bを用いている。8bは擬似ポーラ軸駆動装置であ
る。
送・受信波の電波経路は第5図の場合とほぼ同様である
ので説明を省略する。第7図はカセグレンアンテナに応
用した本発明の実施例である。
主反射鏡12aおよび副反射鏡14aはそれぞれ回転パ
ラボラ鏡および回転双曲面鏡であり、ビーム給電用反射
鏡として平面鏡13bを用いている。他の構成要素は第
6図の場合と同様である。第8図はオフセットグレゴリ
アンアンテナにおいてビーム給電用反射鏡13を介さな
いで、一次放射器5から直接副反射鏡14cを照射する
ようにしたものである。
一偏放射器の軸35は主反射鏡の軸(アンテナビーム軸
36と平行)から少し傾けて配置しており、アンテナの
交さ偏波特性を良好にしている。受信装置31は一次放
射器5に比較的近い所に設置し、曲り導波管37の前で
受信波を取り出し、アンテナ雑音温度の上昇を少なくし
ている。又送信装置34へは擬似ポーラ軸lbのまわり
とDec.軸2bのまわりのロータリ・ジョイント39
および32を介して1次放射器5と結ばれている。第9
図赤緯軸2bのまわりのアンテナ回転に影響されないで
送信装置34を固定するため、第8図のロータリ・ジョ
イント32のかわりにフレキシブル導波管38およびロ
ータリ・ジョイント39を利用した例を示したものであ
る。
以上説明したようにある限られた角度範囲内で移動する
静止衛星などに対してアンテナのビームを指向するよう
な場合には、本発明のアンテナ装置の如く、衛星の軌道
方向への追尾に対してはポーラ軸から僅かに偏移した第
一のアンテナ回転軸のまわりにまた軌道方向と直交する
方向への追尾に対しては赤緯軸に平行な第二のアンテナ
回転軸のまわりに駆動できるようにしたアンテナ装置は
駆動機構が簡単になるので経済的に有利である。
さらに送信装置は地上面に近い所に設置でき、アンテナ
の移動と無関係に固定できるので、運用・保守が便利に
なり、受信装置は一次放射器に比較的に近い場所に設定
してあるので、アンテナ雑音温度の上昇が避けられる等
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はポーラマウント方式の原理を説明するための斜
視略図、第2図はポーラマゥント方式による従来の地球
局アンテナ装置を示す斜視略図、第3図は擬似ポーラマ
ウント方式による従来の地球局アンテナ装置を示す斜視
略図、第4図は北緯34oの地点でみた静止衛星軌道お
よびそれから士2oの軌道の幅とポーラ軸回転によるア
ンテナ指向方向を示す特性図、第5図、第8図および第
9図はオフセットグレゴリアンアンテナに応用した本発
明の地球局アンテナ装置の実施例を示す側面略図、第6
図は第5図とアンテナ上・下を変えて反射鏡の形状を変
えた本発明の他の実施例を示す側面略図、第7図はカセ
グレンアンテナに応用した本発明の地球局アンテナ装置
の断面図である。 13・・・…ポーラ軸(頭角6。 )、2a・・…・赤縞軸(戊c.軸)、lb・・・・・
・擬似ポーラ軸、2b・…・・Dec.軸(凝似ポ−ラ
軸と直交した軸)、5,5a・・・・・・一次放射器、
73・・・・・・Dec.鞠駆動装置、8a・・・・・
・ポーラ軸駆動装置、7b・・・・・・Dec.軸駆動
装置、8b・・・・・・擬似ポーラ軸駆動装置、10…
・・・一次放射器の位相中心、12a……主反射鏡(回
転軸対称パラボラ)、12b……主反射鏡(オフセット
パラボラ)、13a・…・・ビーム給電用反射鏡(オフ
セットパラボラ)、13b・…・・ビーム給電用反射鏡
(平面鏡)、14a…・・・副反射鏡(双曲面鏡)、1
4b……副反射鏡(オフセットパラボラ)、14。・・
・…副反射鏡(楕円鏡)、20・・・・・・静止衛星軌
道、21・・・・・・静止衛星軌道から±20の角度領
域(擬似ポーラマゥントによるアンテナ指向角度範囲)
、30a,30b・・・・・・給電用導波管、31・・
・・・・受信装置、32……ロータリ・ジョイント(D
ec.軸に−数)、33・・・・・・局舎、34…・・
・送信装置、36・・・・・・ポーラ軸まわりのアンテ
ナ指向方向、37・・・・・・曲り導波管、38・・・
・・・フレキシブル導波管。菊1図第2図 黍3図 寿4図 第5図 第6図 第7図 弟8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 一次放射器と電波的に結合する主反射鏡を有するポ
    ーラマウント方式のアンテナ装置において、前記一次放
    射器の対称軸、または該一次放射器と結合する導波管の
    軸と一致しかつ地球の極軸から僅かに偏移して配置され
    た第一のアンテナ回転軸と、該第一のアンテナ回転軸上
    に回転自在に支持された構造物と、前記一次放射器への
    給電導波管に設けたロータリ・ジヨイントまたはフレキ
    シブル導波管の位置に地球に赤緯軸と平行になるように
    前記構造物上に配置され前記一次放射器と前記主反射鏡
    を回転自在に支持するための第二のアンテナ回転軸と、
    前記第一のアンテナ回転軸まわりのアンテナ指向方向を
    ±90°の範囲で回転できかつ前記第二のアンテナ回転
    軸まわりのアンテナ指向方向を±10°程度の微少角度
    範囲内でのみ前記赤緯軸を中心として回転できるように
    構成された駆動機構とを備えたことを特徴とする地球局
    アンテナ装置。
JP13360477A 1977-11-09 1977-11-09 地球局アンテナ装置 Expired JPS6012804B2 (ja)

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JPS5467743A JPS5467743A (en) 1979-05-31
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06101646B2 (ja) * 1985-10-09 1994-12-12 富士通株式会社 無線通信装置
WO2002071540A1 (fr) * 2001-03-02 2002-09-12 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Antenne a reflecteur

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