JPS6012741B2 - 積層型海水電池 - Google Patents
積層型海水電池Info
- Publication number
- JPS6012741B2 JPS6012741B2 JP1166580A JP1166580A JPS6012741B2 JP S6012741 B2 JPS6012741 B2 JP S6012741B2 JP 1166580 A JP1166580 A JP 1166580A JP 1166580 A JP1166580 A JP 1166580A JP S6012741 B2 JPS6012741 B2 JP S6012741B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolyte
- battery
- stacked
- seawater battery
- seawater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M6/00—Primary cells; Manufacture thereof
- H01M6/30—Deferred-action cells
- H01M6/32—Deferred-action cells activated through external addition of electrolyte or of electrolyte components
- H01M6/34—Immersion cells, e.g. sea-water cells
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
- Primary Cells (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は積層型海水電池における電解液（海水等）の流
入排出部の改良に関するものである。
入排出部の改良に関するものである。
Ｚ海水電池は正極活物質として塩化銀、塩化鉛その外
種々の物質を用いたものがあるが、負極はマグネシウム
を主体とする合金が用いられるのが通常である。この種
の電池は海水中に浸潰して用いるか、又はポンプその他
何等かの駆動力によってＺ電解液を電池内に供給してい
る。その結果、放電反応により生じた物質や熱を排出し
ながら放電するものであるから、電池にはそのための流
入部分と排出部分が設けられている。第１図は従来の積
層型海水電池の断面図であ２る。
種々の物質を用いたものがあるが、負極はマグネシウム
を主体とする合金が用いられるのが通常である。この種
の電池は海水中に浸潰して用いるか、又はポンプその他
何等かの駆動力によってＺ電解液を電池内に供給してい
る。その結果、放電反応により生じた物質や熱を排出し
ながら放電するものであるから、電池にはそのための流
入部分と排出部分が設けられている。第１図は従来の積
層型海水電池の断面図であ２る。
図において、導電膜２と負極板３は正極板１よりや）寸
法が大きくなっており、周縁にはみだし部４がある。は
みだし部４の上部と下部は、電解液等の出入のために開
放されているので、漏洩電流を減少させるために絶縁被
覆５が施されてお２り、側部４′（図において円孤形の
部分）は全極群を一体に合成樹脂等にて液密に封止され
ている。６は外装体であって、極群の上下部との間に電
解液導入通路７および排出通路８が形成される。
法が大きくなっており、周縁にはみだし部４がある。は
みだし部４の上部と下部は、電解液等の出入のために開
放されているので、漏洩電流を減少させるために絶縁被
覆５が施されてお２り、側部４′（図において円孤形の
部分）は全極群を一体に合成樹脂等にて液密に封止され
ている。６は外装体であって、極群の上下部との間に電
解液導入通路７および排出通路８が形成される。
この電池の放電中には図中矢印にて示したよ３うに電解
液が流れる。図では省略されているが、発電した電力は
両端の極板から適宜集亀体を介して外部に放出される構
造からなる。このような従来電池の欠点は、導入および
排出通路７，８を経由して流れる漏洩電流であって、上
記の漏洩電流を減少させる構造でも、通常は外部に取り
出す電流の１０〜２０％に達する電流が無駄に流れるこ
とである。
液が流れる。図では省略されているが、発電した電力は
両端の極板から適宜集亀体を介して外部に放出される構
造からなる。このような従来電池の欠点は、導入および
排出通路７，８を経由して流れる漏洩電流であって、上
記の漏洩電流を減少させる構造でも、通常は外部に取り
出す電流の１０〜２０％に達する電流が無駄に流れるこ
とである。
そのために漏洩電流を少くするために上下の導水路の断
面積を小さくすると、圧力損失が増大して全セルに均一
な海水が供給されなくなり、又各セルの関孔部の中を小
さくすると、極板表面全域に対する均一な流量が確保で
きなくなるので、上記の程度の損失はやむを得ないもの
とされていた。本発明は上記従来の欠点を改良するもの
であって、各セルの極板表面、各セルの相互間に均一な
流量を保持しながら漏洩電流を減少させることができる
ものである。
面積を小さくすると、圧力損失が増大して全セルに均一
な海水が供給されなくなり、又各セルの関孔部の中を小
さくすると、極板表面全域に対する均一な流量が確保で
きなくなるので、上記の程度の損失はやむを得ないもの
とされていた。本発明は上記従来の欠点を改良するもの
であって、各セルの極板表面、各セルの相互間に均一な
流量を保持しながら漏洩電流を減少させることができる
ものである。
本発明の一実施例を第２図より説明すれば、１は正極板
、２は導電膜、３は負極板、４ははみ出し部、５は絶縁
被覆、６は外装体、７は電解液導入通路、８は電解液排
出通路、９は本発明による仕切部材である。
、２は導電膜、３は負極板、４ははみ出し部、５は絶縁
被覆、６は外装体、７は電解液導入通路、８は電解液排
出通路、９は本発明による仕切部材である。
仕切部材９は耐電解液性の絶縁材質である合成樹脂、ゴ
ム等よりなり、各セルの電解液の入口出口部分となる上
下の位置に挿入固定されていて、上下方向に細分割する
と同時に、部材自体の占有体積によって間孔面積を少な
くする。なお、仕切部材９の形状は、電解液の流線をで
きるだけ乱さないように紡錘形とし、かつ流線に沿うよ
うな方向に各々取付けるものが望ましし、。この種の電
池における漏洩電流は、セルとセルとの間の電解液通路
の電気抵抗に比例して増大するものであるから、本発明
において仕切部材９によって上下の開孔面積を制限する
ことは上記の原理にかなっており、確実に漏洩電流を減
少させることができる。
ム等よりなり、各セルの電解液の入口出口部分となる上
下の位置に挿入固定されていて、上下方向に細分割する
と同時に、部材自体の占有体積によって間孔面積を少な
くする。なお、仕切部材９の形状は、電解液の流線をで
きるだけ乱さないように紡錘形とし、かつ流線に沿うよ
うな方向に各々取付けるものが望ましし、。この種の電
池における漏洩電流は、セルとセルとの間の電解液通路
の電気抵抗に比例して増大するものであるから、本発明
において仕切部材９によって上下の開孔面積を制限する
ことは上記の原理にかなっており、確実に漏洩電流を減
少させることができる。
なお、単に関孔面積を小さくするのであれば、スリット
の横中又は厚さを少くすることによっても可能であるが
、第１図に流線にて示したような全面全セルに均一な流
れを与えることができなくなり、局部的な発熱や生成す
る水酸化マグネシウム沈澱物のつまりを生ずる。本実施
例においては、直列セル数２００セル、電池直径２５０
柵、上下のスリット中各１０仇駁、極板ピッチ（隣接す
るセル間の距離）１側の場合、仕切部材は最大中５側、
長さＩＱ舷の紙錘形のプラスチック片９個を１仇肋間隔
に取付けた電池Ａと、８脚間隔に１２個取付けた電池Ｂ
を試作し、比較のために仕切部材を取付けない第１図に
示す従来電池Ｃと共に１００Ａにて放電した。第３図は
その放電特性であって、従来品Ｃが６分４９沙の持続時
間であるのに対し、本発明品Ａは７分、Ｂは７分２硯砂
の持続を示し、しかも放電々圧特性もより平坦である。
これらは漏洩電流が少なくなったことによる効果であっ
て本発明の効果は顕著である。上記実験の外、仕切部材
の寸法と設置間隔について種々の検討を行った結果、仕
切部村１個の中は、１仇舷以上になると明らかに電解液
の流線を乱して沈澱物のつまりが生じ易く、又、設置間
隔としては隣接する仕切部材間に残される隙間として約
１側以下となると沈澱物による目づまりが生じ易くなっ
た。
の横中又は厚さを少くすることによっても可能であるが
、第１図に流線にて示したような全面全セルに均一な流
れを与えることができなくなり、局部的な発熱や生成す
る水酸化マグネシウム沈澱物のつまりを生ずる。本実施
例においては、直列セル数２００セル、電池直径２５０
柵、上下のスリット中各１０仇駁、極板ピッチ（隣接す
るセル間の距離）１側の場合、仕切部材は最大中５側、
長さＩＱ舷の紙錘形のプラスチック片９個を１仇肋間隔
に取付けた電池Ａと、８脚間隔に１２個取付けた電池Ｂ
を試作し、比較のために仕切部材を取付けない第１図に
示す従来電池Ｃと共に１００Ａにて放電した。第３図は
その放電特性であって、従来品Ｃが６分４９沙の持続時
間であるのに対し、本発明品Ａは７分、Ｂは７分２硯砂
の持続を示し、しかも放電々圧特性もより平坦である。
これらは漏洩電流が少なくなったことによる効果であっ
て本発明の効果は顕著である。上記実験の外、仕切部材
の寸法と設置間隔について種々の検討を行った結果、仕
切部村１個の中は、１仇舷以上になると明らかに電解液
の流線を乱して沈澱物のつまりが生じ易く、又、設置間
隔としては隣接する仕切部材間に残される隙間として約
１側以下となると沈澱物による目づまりが生じ易くなっ
た。
ただし、これらの限界値は電池の放電々流密度や電解液
の流量により変り得るものである。なお、本発明とや）
類似のものとして、極板上下に整流片を設ける提案があ
るが、本発明のごとく漏洩電流を減少させるものとして
は目的効果が全く異なるものである。上記した如く本発
明は、各セルの電解液導入側と排出側との出入口に、電
解液が均一に流量を保持し、漏洩電流を減少させるよう
に細分割した仕切部材を配したものであり、その工業的
価値は大である。
の流量により変り得るものである。なお、本発明とや）
類似のものとして、極板上下に整流片を設ける提案があ
るが、本発明のごとく漏洩電流を減少させるものとして
は目的効果が全く異なるものである。上記した如く本発
明は、各セルの電解液導入側と排出側との出入口に、電
解液が均一に流量を保持し、漏洩電流を減少させるよう
に細分割した仕切部材を配したものであり、その工業的
価値は大である。
第１図イ，口は従来の積層型海水電池断面図、第２図イ
，口は本発明による一実施例の電池断面図、第３図は放
電特性図である。 １…・・・正極板、２・・・・・・電導膜、３・・…・
負極板、７・…・・電解液導入通路、８・・・・・・電
解液排出通路、９…・・・仕切部材。 第１図 第２図 第３図
，口は本発明による一実施例の電池断面図、第３図は放
電特性図である。 １…・・・正極板、２・・・・・・電導膜、３・・…・
負極板、７・…・・電解液導入通路、８・・・・・・電
解液排出通路、９…・・・仕切部材。 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 積層したセルの隣接するセル間で、電解液の注入側
と排出側にあたる開口部分の端部に仕切部材が挿入固定
され、開口部分を分割してなる積層型海水電池。 ２ 仕切部材を紡錘形とする特許請求の範囲第１項記載
の積層型海水電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1166580A JPS6012741B2 (ja) | 1980-02-02 | 1980-02-02 | 積層型海水電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1166580A JPS6012741B2 (ja) | 1980-02-02 | 1980-02-02 | 積層型海水電池 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56109463A JPS56109463A (en) | 1981-08-29 |
| JPS6012741B2 true JPS6012741B2 (ja) | 1985-04-03 |
Family
ID=11784272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1166580A Expired JPS6012741B2 (ja) | 1980-02-02 | 1980-02-02 | 積層型海水電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012741B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2592990B1 (fr) * | 1986-01-16 | 1994-10-21 | Accumulateurs Fixes | Dispositif de repartition d'electrolyte dans une pile amorcable |
-
1980
- 1980-02-02 JP JP1166580A patent/JPS6012741B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56109463A (en) | 1981-08-29 |
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