JPS60125601A - 電動チエンソ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ハウジングから前方へ突設したガイドバーに
切断用チェノを回転自在に支持し、該チェノをハウジン
グに担持したモーターによって駆動するようにした電動
チェノソーに関する。

上述チェノソーにあっては、使用時において、切削抵抗
によってチェノガイドバーが上方に激しくはね返る現象
（以下これをキックバック現象と云う）や、作業者の手
が、前・・ンドルから滑って切断用チェノに接触する等
の突発的な事故発生の防止を目的として、切断用チェノ
。小動を停止する為の制動装置を付設することが規格上
の必要事項となっている。

従来、上述チェノソーの制動装置としては数種の構造例
を知ることができるが、既存の装置はチェノ駆動な瞬時
に停止することができなかったり、操作が多段階におよ
ぶ為に、大きな制動力な得られるにもかＮわらず制動力
を瞬時に増加することができなかったり、又構造が複雑
化してコスト高となる等の難点がある。

又、既存のチェレソーは、上述制動装置の難点もさるこ
とながら、駆動部の軸承部、その他の構成が満足し得る
ものではないので、耐久性や組立精度の安定化の点で問
題を提起しているのが実状である。

そこで本発明は上述従来チェノソーの実状に鑑みて検討
の結果、新規な電動チェノソーを得たものであって、前
ハンドルの前方に、前後方向へ揺動自在に枢設した・・
ンドガードの前方向揺動により制動ベルト及びブレーキ
用スイッチを作−動するようにしてモーター駆動部に制
動力を与えると同時にモーターの電気回路を遮断して上
記切断用チェノ駆動を停止するようにした制動手段と、
ギヤシャフト、ブラシその他の加熱し易い部材に通風孔
を設けてモーター冷却風を通風可能とすることによって
上記部材の冷却及び放熱な行うようにした冷却、放熱手
段と、ガイドバー受に圧入部を設けてオイルレスメタル
を圧入保持し、これをハウジングに嵌着することによっ
てギヤシャフトを支持するようにした軸受手段とを具備
して構成したことによって使用時の安全性と、耐久性、
生産性を満足し得るようにした電動チェノソーを提供し
ようとするのが、その目的である。

以下本発明を図示の実施例に基いて詳述すれば、第１図
ないし第５図に示したように、ハウジング１は前後方向
に長く設げらλ１ていて、その前部に前ハンドル２な、
後部に後ハンドル３が夫々設けである。

上記ハウジング１の一側にはモーターＭを内蔵したモー
ターケース４がボルト止め等により固定してあり、ブレ
ーキドラム５とファン６を固定したモーターＮ４の駆動
シャフト７は上記ハウジング】と、エンドカバー８の軸
承部９，１０に軸受１１　、１２を介在して回転自在に
支持されており、その先端部に刻設しであるギヤ１３は
ハウジング】内に突出させである。一方ハウジング１内
には、アイドルシャフト１６、及びファイナルギヤフト
１７によって夫々回転自在にアイドルギヤ１４と、ファ
イナルギヤ１５が軸支されていて相互に噛合させてあり
、そのアイドルギヤ１４は上記ギヤ１３と噛合している
。

又、上記ファイナルシャフト１７の一端はハウジング１
から側方へ突出させてあって、その突出端にチェンスブ
ロケノト１８が固定してあり、該スプロケット１８の前
方位にあってハウジング１の一側壁１ａにはガイドバー
１９がガイドバー受胎を介してチェノカバー２１と共に
ハウジング１に固定させてあり、当該ガイドバー１９は
ハウジングｌから前方へ長く突出させてあり、該ガイド
バー１９と上記スプロケット１８に切断用チェノ２２は
駆動自在に掛装されている。

こ〜で上記ハウジング１はダイカスト鋳造等によって成
形されるから、上記ガイドバー受胎はハウジング１成形
時にその側部にインサートするか、又はビスお・・・に
てハウジングｌに固定するものであり、又上記ガイドバ
ー゛１９は上記ガイドバー受胎とチェノカバー２１との
間にあって　５− ハウジング１の前端部にスパイク２４を固定するボルト
２５を兼用してハウジング１に固着されている。

」−記スパイク２４は千面略コ字形状に形成されていて
、上記ハウジング１における前端部にあって、その左右
の両側壁１ａ、ｌａ間に固定してあり、その内部にあっ
て、下端部にはハンドガード２６の下端をボルトδにて
枢着し、該ボルト房な支点軸としてハンドガード２６は
前後方向へ揺動自在に支持されている。

このハンドガード２６は半熱のことながら前記前ハンド
ル２の前方に位置させてあって、ハウジング１より」二
方へ突出させである。

又、−上記ハンドガード２６の略中央部には後方へ突出
して操作レバー２７が一体に設けであると共に、後述す
るロックビンを上下動案内するロックピン孔喀を貫通形
成してあり、該操作レバー２７は、ハウジング１の前壁
１ｂに貫設した孔ｔｉｓからハウジング１内に突出して
、当該ハウジング１内に固定したブレーキ用スイッチ３
０の作　６− 動子３０　ａを、上記ハンドガード２６の前後方向揺動
操作によってＯＮ、ＯＦＦ切換可能に当該作動子：３０
　ａと関連すけである。

又、上記スパイク２４の左右両側１２４ａ、２４　ａに
は、上記ロックビン孔２９と対応して長孔３１が前後方
向に長く、かつ後端下部にロック凹部３１ａを連設して
形成しである。

一方、上記ハウジング１の前端上部には、前方へ傾斜下
降する凹部３２が設けられていて、該凹部３２には、前
端にロックビン３３を直交状に貫通保持したロックビン
ホルダー３４が長さ方向へ摺動可能に、かつロックスプ
リング３５を介して前方へ傾斜下降する方向に弾撥付勢
せしめて内装させてあり、該ロックビン３３０両端部を
上記長孔３１にスライド可能に係嵌してあり、上記ロッ
クスプリング３５は、上記ハンドガード２６を第４図の
実線図示の後退位置に保持し、かつ、前方へ揺動するべ
くロックビン３３を付勢している。

即ち、上記ロックピン３３と、上記長孔３１のロック凹
部３］　ａが第４図中実線で示した如く係嵌された状態
で、上記ロックスプリング３５はロックビン３３を上記
凹部３１　ａと係合すべく作用して・・ンドガード２６
を同図中実線で示した後退位置に保持し、又この状態か
らノ・ンドガード２６を僅かに前方へ揺動して上記ロッ
クビン３３とロック凹部３１　ａとの係合を解くことで
、当該ロックピン３３はバネ力によって長孔３１内を前
方向に押圧摺動されることによりノ・ンドガード２６を
前方へ揺動して、同図中二点破線で示した前傾姿勢に保
持すべく作用するものであり、又このようにハンドガー
ド２６が前方へ揺動されることによって上記操作レバー
２７はブレーキ用スイッチ：３０における作動子：３０
　ａの抑圧を解くことにより、当該ブレーキ用スイッチ
３０がＯＦＦ動作して、図示しないモーター電気回路が
遮断され、モーターＭへの通電が断たれるようにしであ
る。

更に上記駆動シャフト７のブレーキドラム５の外周には
制動ベルト３６が捲回させてあって、該ベルト３６の一
端をハウジング１の内面に設けた突起３７にビス３８止
めにより固定しであると共に、他端は上記ハンドガード
２６と連結杆３９にて連結してあり、当該ハンドガード
２６を後方へ揺動した状態では、ブレーキドラム５と遊
動状態にあって制動力は与えられず、又・・ンドガード
２６を前方へ揺動することによって上記制動ベルト３６
は緊張してブレーキドラム５の外周に密着し、駆動シャ
フト７に制動力を与えるべく制動手段Ａは形成しである
。

又、上記モーターケース４内にはブラシ４０がブラシホ
ルダー４１によって保持させてあって、上記駆動シャフ
ト７０回転子４２と接触させであるから、本発明では更
に、上記ブラシ４０やブラシホルダー４１、並びに上記
ファイナルシャフト１７等のように加熱し易い部材に、
上記ファン６の回転によって発生されるモーター冷却風
の通風孔４３．４４．４５・・・を、上記冷却風が通風
可能な方向に貫通形成し、モーター冷却風によって上記
各部材が冷却及び放熱可能なるよう部材の冷却、放熱手
段Ｂな形成しである。

こ〜で、上記ファイナルシャフト１７は、第１＝９− 図に示した如く、ハウジング１の左右両側壁１ａ’、ｌ
ａを貫通して支持されているから、その通風孔４５は軸
芯に貫通形成して、上記冷却風が図示の矢印方向にモー
ターケース４内からチェノカバー２１内を通して外部に
排出されるようにし、当該ファイナルシャフト１７と、
メタル、ガイドバー受２０が冷却及び放熱されるように
してあり、一方ブラシ４０とブラシホルダー４１の通風
孔４３．４４は、上記ファン６によって、エンドカバー
８の窓孔８ａからモーターケース４内に吸引される外気
が通風可能に設けられる。

又、上記ガイドバー受２０の基端部には軸受部４６が分
割可能に設けてあって、該軸受部４６にオイルレスメタ
ル４７を抱持せしめ、当該軸受部４６をハウジング１の
側壁１ａに貫通形成した軸承部４８に圧入するよう軸受
手段Ｃは形成しである。

従って上記ファイナルシャフト１７の一端部は、上記オ
イルレスメタル４７に嵌挿することによって回転自在に
支持され、他端部は、ハウジングｌの側壁１ａに貫通形
成した軸承部４９にオイル−１〇− レスメタル５０を介在して回転自在に支持される。

尚、第２図ないし第４図において５１はモーターＭへの
通電をＯＮ’、ＯＦ　Ｆ￥る引金であり、該引金５１す
引くとスイッチ５２がＯＮし、図示しない電源からモー
ター電気回路モーターＭに通電されて、モーターＭは始
動し、駆動シャフト７は回転され、その回転はギヤ１３
、アイドルギヤ】４、ファイナルギヤ１５、スプロケッ
ト１８へと伝達されて切断用チェノ２２はガイドバー１
９に案内されながら駆動される。５３はオイルタンク、
５４はメーイルポンプで、これによりオイルタンク５３
のオイルを切断用チェノ２２に供給し、切断時の焼付き
を防止する。

而して上記構成において、これを用いる時は、引金５１
を引いてモーターＭを始動することによって切断用チェ
ノ２２す駆動するが、切断作業中にあって、キックバッ
ク現象や、作業者の手が前ハンドル２から滑って切断用
チェノ２２に接触する等１−だ時は、ハンドガード２６
を前方へ揺動すると連結杆３９によって制動ベルト３６
は緊張さねてブレーキドラム５に密着するのでモーター
Ｍ部、つまり、駆動シャフト７に匍Ｉ動力が辱えられろ
と同時にハンドガード２６の操作レバー２７はブレーキ
用スイッチ３０の作動子３０　ａを解除するので、当該
スイッチ３０は作動してモーター電気回路は遮断され、
モーターへ４−２の通電は断たれてモーターＭは停止す
るので、−ｔ＝＝己制動力によって切断用チェノ２２の
駆動は瞬時に停止づ−る。

従って、上ｇｔキックバック現象等による突発的な事故
な防１１二することができる１、又、作業時中に加熱し
易い部材は−１−１モーター冷却風による冷却、放熱手
段１３にょっ゛Ｃ１上記部材の冷却、放熱が行われるの
で必要以−Ｌに加熱されることはなくなる。

以−ト説明したように本発明の駆動チェノソーは構成し
たものであるから、切断作業時にあって、キックバック
現象や、作業者の手が誤って切断チェノ２２に接触する
等した場合の事故防止対策としての制動手段Ａは、ハン
ドガード２６す前方に揺動することによりモータ一部に
制動力が与えられると同時にモーター電気回路が遮断し
てモーターＭの回転は停止されるようにしたので、ブレ
ーキ効果が増して切断チェノ２２の駆動を瞬時に停止で
きることにより作業時の安全性を向上できると共に、切
断作業時にあって加熱し易い部材はモーター冷却風な利
用する冷却、放熱手段Ｂによって、上記部材の冷却、放
熱が行われることにより部材の加熱による耐力低下を防
止できて、かつその冷却風により切削屑の排出効果も向
上できて、駆動部に切削屑が付着することによって生じ
る駆動部の不円滑な回転や、その為の摩耗を防止できて
耐久性な向上でき、又、ガイドバー受２０に設けた軸受
部４６にオイルレスメタル４７を抱持してシャフトをハ
ウジング１の軸承部４８に圧入するようにした軸受手段
Ｃによって、シャフト軸受部の補強と、組立寸法の安定
化により精度の向上を図り得ることによって、生産性は
向上し、従って、この種チェンソーのコストダウンを図
り得る等の利点がある。

１３−

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る電動チェノソーの縦断平面図、第
２図は同チエンソ−にあって、モーターケース、及びモ
ーターををり外した状態を示す左側面図、第３図は同チ
ェンンーの右側面図、第４図は同チェンソーの縦断側面
図、第５図は同チェンソーの一部正面図である。 １　ハウジング　２・・・前ハンドル １７・ギヤシャフト　１９　ガイドバー２０　ガイドバ
ー受　２２・・・切断用チェノ２６・・・ハンドガード
　３０　ブレーキ用スイッチ３６・・制動ベルト４０・
ブラシ ４３．４４．４５・・・通風孔　４６・・・軸受部４７
・・・オイルレスメタル　Ｍ・・モーターＡ・・・制動
手段　Ｂ・・冷却、放熱手段Ｃ・・・軸受手段 １４−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ハウジングから前方へ突設したガイドバーに切断用チェ
   ノは支持され、該チェノがハウジングに担持されたモー
   ターによって駆動されるようにした電動チェノソーにあ
   って、前ハンドルの前方に前後方向へ揺動自在に枢設し
   たハンドガードの前方向揺動により制動ベルト及びブレ
   ーキ用スイッチを作動するようにしてモーター駆動部に
   制動力を与えると同時にモーターの電気回路を遮断して
   上記切断用チェノ駆動な停止するようにした制動手段と
   、ギヤシャフト、ブラシその他の加熱し易い部材に通風
   孔な設けてモーター冷却風を通風可能とすることによっ
   て上記部材の冷却及び放熱を行うようにした冷却、放熱
   手段と、ガイドバー受に軸受部を設けてオイルレスメタ
   ルな正大保持し、これやハウジングに嵌着することによ
   ってギヤシャフトを支持するようにした軸受手段とを具
   備してなることを特徴とする電動チェノソー。