JPS6012224B2 - 化粧板の製造法 - Google Patents
化粧板の製造法Info
- Publication number
- JPS6012224B2 JPS6012224B2 JP6702180A JP6702180A JPS6012224B2 JP S6012224 B2 JPS6012224 B2 JP S6012224B2 JP 6702180 A JP6702180 A JP 6702180A JP 6702180 A JP6702180 A JP 6702180A JP S6012224 B2 JPS6012224 B2 JP S6012224B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beads
- substrate
- adhesive
- decorative board
- foam
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、基板の表面に多数のビーズを接着して所望の
模様を形成した化粧板の製造法に関する。
模様を形成した化粧板の製造法に関する。
従来のこの種の製造法は、軟質基板の表面を塗装し、そ
の半乾きの塗装面上に接着剤を所望の模様状に塗布し、
その上に多数の透明なガラス又は合成樹脂のビーズを振
掛け、末接着のビーズを除去し、多数のビーズが表面上
に所望の模様状に分布して接着した基板をプレスローラ
に通して各ビーズを基板の表面に押圧し、各ビーズの下
部を接着剤層内に氏入し隣接ビーズの下部間の隙間に接
着剤を充填すると共に、ビーズ群下の半乾きの塗装と基
板の表面を窪ませてビーズ群を基板の塗装表面に没入し
て固着する。
の半乾きの塗装面上に接着剤を所望の模様状に塗布し、
その上に多数の透明なガラス又は合成樹脂のビーズを振
掛け、末接着のビーズを除去し、多数のビーズが表面上
に所望の模様状に分布して接着した基板をプレスローラ
に通して各ビーズを基板の表面に押圧し、各ビーズの下
部を接着剤層内に氏入し隣接ビーズの下部間の隙間に接
着剤を充填すると共に、ビーズ群下の半乾きの塗装と基
板の表面を窪ませてビーズ群を基板の塗装表面に没入し
て固着する。
この製造法により得られたイ８蛇板は、ビーズが基板表
面に没入して固着しているので、ビーズが基板表面に没
入していない化粧板に比して、ビーズが基板表面から脱
落して模様を損なうおそれが少ないが、しかし、またビ
ーズの固着が充分であるとは言い難い。また、上記の従
来製造法は、ビーズを基板表面に没入させてしまうので
、ビーズにより突出模様を形成することができない。更
に、基板はビーズの没入が容易な軟質のものに限定され
、硬質の基板を用いることができない。本発明の目的は
、上記のような従来製造法の欠点を除去し、軟質又は硬
質の基板の表面に多数のビーズを強固に固着して所望の
突出模様を形成した化粧板を製造することである。
面に没入して固着しているので、ビーズが基板表面に没
入していない化粧板に比して、ビーズが基板表面から脱
落して模様を損なうおそれが少ないが、しかし、またビ
ーズの固着が充分であるとは言い難い。また、上記の従
来製造法は、ビーズを基板表面に没入させてしまうので
、ビーズにより突出模様を形成することができない。更
に、基板はビーズの没入が容易な軟質のものに限定され
、硬質の基板を用いることができない。本発明の目的は
、上記のような従来製造法の欠点を除去し、軟質又は硬
質の基板の表面に多数のビーズを強固に固着して所望の
突出模様を形成した化粧板を製造することである。
本発明者は、上記の目的を達成するため、ビーズを基板
表面に没入させずに強固に固着する方法について種々検
討したところ、加熱により発泡する合成樹脂製のどーズ
は発泡して軟化膨脹する際に隣接ビーズの軟化対向面が
互に連接してしまうことを発見したのである。
表面に没入させずに強固に固着する方法について種々検
討したところ、加熱により発泡する合成樹脂製のどーズ
は発泡して軟化膨脹する際に隣接ビーズの軟化対向面が
互に連接してしまうことを発見したのである。
本発明は、この発見に塞いて完成したものであり、基板
の表面に接着剤を所望の模様状に塗布し、その上に加熱
により発泡する合成樹脂製のビーズを振掛け、末接着の
ビーズを除去し、基板表面に付着したビーズを加熱して
発泡させ、発泡して膨脹した多数のピ−ズが隣接ビーズ
の対向面を互に連接し所望の模様状に分布して基板表面
上に接着した化粧板を製造することを特徴とする化粧板
の製造法である。本発明の製造法により得られたイ日降
板は、基板表面上に接着した多数の発泡ビーズが隣接発
泡ビーズの対向面を互に連接しているのでＬ発泡ビーズ
が基板表面に強固に固着しており、発泡ビーズが基板表
面から脱落して模様を損なうおそれが非常に少ない。
の表面に接着剤を所望の模様状に塗布し、その上に加熱
により発泡する合成樹脂製のビーズを振掛け、末接着の
ビーズを除去し、基板表面に付着したビーズを加熱して
発泡させ、発泡して膨脹した多数のピ−ズが隣接ビーズ
の対向面を互に連接し所望の模様状に分布して基板表面
上に接着した化粧板を製造することを特徴とする化粧板
の製造法である。本発明の製造法により得られたイ日降
板は、基板表面上に接着した多数の発泡ビーズが隣接発
泡ビーズの対向面を互に連接しているのでＬ発泡ビーズ
が基板表面に強固に固着しており、発泡ビーズが基板表
面から脱落して模様を損なうおそれが非常に少ない。
また、本発明の製造法は、発泡ビーズを基板表面に没入
させないので、基板表面に発泡ビーズにより突出模様が
形成された化粧板が得られる。更に、基板には軟質繊維
板のような軟質のもののみならず、硬質繊維板や合板の
ような硬質のものも用いることができ、強度の高い化粧
板を製造することもできる。次に、本発明の実施例につ
いて説明する。
させないので、基板表面に発泡ビーズにより突出模様が
形成された化粧板が得られる。更に、基板には軟質繊維
板のような軟質のもののみならず、硬質繊維板や合板の
ような硬質のものも用いることができ、強度の高い化粧
板を製造することもできる。次に、本発明の実施例につ
いて説明する。
本例の製造法は、基板に軟質繊維板を用い、図面に示す
ように、基板１の表面に白色の薄紙２を接着して下地処
理を施し、基板１の白色表面にシルクスクリーン印刷法
によって着色染料で所望の模様３を印刷し、基板１の印
刷表面にシルクスクリーン印刷法によってエチレン酢酸
ビニル樹脂又はアクリル変性酢酸ビニル樹脂の接着剤４
を着色塗料による印刷模様３に適合する所望の模様状に
塗布し、基板１の接着剤４塗布表面に加熱により発泡す
る発泡ポリスチレン樹脂製の約０．４側径の透明なビー
ズ５を振掛けて、接着剤４の上に落下したビーズ５を基
板１の表面に付着し、基板１の表面上の未接着のビーズ
を真空吸引して基板上から除去し、基板１の表面に所望
の模様状に分布して付着した多数のビ−ズ５を１２０〜
１５０ｑｏの温度に２〜３分の間加熱する。
ように、基板１の表面に白色の薄紙２を接着して下地処
理を施し、基板１の白色表面にシルクスクリーン印刷法
によって着色染料で所望の模様３を印刷し、基板１の印
刷表面にシルクスクリーン印刷法によってエチレン酢酸
ビニル樹脂又はアクリル変性酢酸ビニル樹脂の接着剤４
を着色塗料による印刷模様３に適合する所望の模様状に
塗布し、基板１の接着剤４塗布表面に加熱により発泡す
る発泡ポリスチレン樹脂製の約０．４側径の透明なビー
ズ５を振掛けて、接着剤４の上に落下したビーズ５を基
板１の表面に付着し、基板１の表面上の未接着のビーズ
を真空吸引して基板上から除去し、基板１の表面に所望
の模様状に分布して付着した多数のビ−ズ５を１２０〜
１５０ｑｏの温度に２〜３分の間加熱する。
すると、各ビーズ５が加熱により発泡して、白色に変色
する一方、軟化すると共に径が０．８肋前後に膨脹し、
図面に示すように、隣接ビーズ５の軟化対向側面が膨脹
の際に互に押圧して連接する。また、基板１表面のビー
ズ５の加熱により基板表面の接着剤４も加熱され、ビー
ズ５と共に接着剤４も軟化してビーズの下端部と接着剤
が融合状態又はそれに近い状態になる。基板１のビ−ズ
５の付着表面を加熱した後、その加熱表面を冷却して各
発泡ビーズ５と接着剤４を硬化させ、図面に一部断面を
示すように、発泡して膨脹した多数のビーズ５が隣接ビ
ーズの対向側面を互に連接し所望の模様状に分布して基
板１表面上に強固に接着したイ凶匪天井板Ｐを製造する
。この化粧天井板Ｐは、基板１の表面上に接着した多数
の発泡ビーズ５が隣接発泡ビーズの対向側面を互に連接
しているので、発泡ビーズ５が基板１の表面に強固に固
着しており、発泡ビーズ５が基板１の表面から脱落して
発泡ビーズによる模様を欠損するおそれが極めて少ない
。
する一方、軟化すると共に径が０．８肋前後に膨脹し、
図面に示すように、隣接ビーズ５の軟化対向側面が膨脹
の際に互に押圧して連接する。また、基板１表面のビー
ズ５の加熱により基板表面の接着剤４も加熱され、ビー
ズ５と共に接着剤４も軟化してビーズの下端部と接着剤
が融合状態又はそれに近い状態になる。基板１のビ−ズ
５の付着表面を加熱した後、その加熱表面を冷却して各
発泡ビーズ５と接着剤４を硬化させ、図面に一部断面を
示すように、発泡して膨脹した多数のビーズ５が隣接ビ
ーズの対向側面を互に連接し所望の模様状に分布して基
板１表面上に強固に接着したイ凶匪天井板Ｐを製造する
。この化粧天井板Ｐは、基板１の表面上に接着した多数
の発泡ビーズ５が隣接発泡ビーズの対向側面を互に連接
しているので、発泡ビーズ５が基板１の表面に強固に固
着しており、発泡ビーズ５が基板１の表面から脱落して
発泡ビーズによる模様を欠損するおそれが極めて少ない
。
また、基板１の表面に発泡ビーズ５により突出模様が形
成されており、立体感に富んだ優れた実感を呈する。本
例の製造法は、接着剤４とビーズ５に熱可塑性樹脂製の
ものを用いて両者４，５を加熱により軟化させ、接着剤
４とそれに付着したビーズ５の下端部を融合状態又はそ
れに近い状態にし、その後、ビーズ５と接着剤４を冷却
により硬化させるので、得られた化粧天井板Ｐは、接着
剤４とそれに接着した発泡ビーズ５の下端部が融合状態
又はそれに近い状態になって硬化しており、発泡ビーズ
５が接着剤４によって基板１の表面に強固に接着してい
る。また、本例の製造法は、基板１の表面に末発泡の小
径のビーズ５を散布して接着し、それらのビーズ５を発
泡により膨脹させて径を拡大するので、得られた化粧天
井板Ｐは、発泡ビーズ５が密接し、互に隣接する４個又
は３個の発泡ビーズ５間の略四角形状又は略三角形状の
隙間が極めて狭く、発泡ビーズ５群下の接着剤４付基板
１表面が発泡ビーズによって隠れ外部から容易に見えな
くなり、発泡ビーズ５による突出模様と着色塗料による
印刷模様３の組合せによて優れた美感を呈する。
成されており、立体感に富んだ優れた実感を呈する。本
例の製造法は、接着剤４とビーズ５に熱可塑性樹脂製の
ものを用いて両者４，５を加熱により軟化させ、接着剤
４とそれに付着したビーズ５の下端部を融合状態又はそ
れに近い状態にし、その後、ビーズ５と接着剤４を冷却
により硬化させるので、得られた化粧天井板Ｐは、接着
剤４とそれに接着した発泡ビーズ５の下端部が融合状態
又はそれに近い状態になって硬化しており、発泡ビーズ
５が接着剤４によって基板１の表面に強固に接着してい
る。また、本例の製造法は、基板１の表面に末発泡の小
径のビーズ５を散布して接着し、それらのビーズ５を発
泡により膨脹させて径を拡大するので、得られた化粧天
井板Ｐは、発泡ビーズ５が密接し、互に隣接する４個又
は３個の発泡ビーズ５間の略四角形状又は略三角形状の
隙間が極めて狭く、発泡ビーズ５群下の接着剤４付基板
１表面が発泡ビーズによって隠れ外部から容易に見えな
くなり、発泡ビーズ５による突出模様と着色塗料による
印刷模様３の組合せによて優れた美感を呈する。
図面は本発明の実施例の製造法によって得られたイＱ鰹
天井板の一部断面図である。 １：基板、４：接着剤、５：ビーズ、Ｐ：丁劫鮭天井板
。
天井板の一部断面図である。 １：基板、４：接着剤、５：ビーズ、Ｐ：丁劫鮭天井板
。
Claims (1)
- １ 基板の表面に接着剤を所望の模様状に塗布し、その
上に加熱により発泡する合成樹脂製のビーズを振掛け、
末接着のビーズを除去し、基板表面に付着したビーズを
加熱して発泡させ、発泡して膨脹した多数のビーズが隣
接ビーズの対向面を互に連接し所望の模様状に分布して
基板表面上に接着した化粧板を製造することを特徴とす
る化粧板の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6702180A JPS6012224B2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 化粧板の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6702180A JPS6012224B2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 化粧板の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56162612A JPS56162612A (en) | 1981-12-14 |
| JPS6012224B2 true JPS6012224B2 (ja) | 1985-03-30 |
Family
ID=13332821
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6702180A Expired JPS6012224B2 (ja) | 1980-05-20 | 1980-05-20 | 化粧板の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6012224B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6343323U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-23 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105564128B (zh) * | 2015-01-21 | 2018-03-13 | 马德松 | 一种墨、石、油彩画的加工方法 |
-
1980
- 1980-05-20 JP JP6702180A patent/JPS6012224B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6343323U (ja) * | 1986-09-05 | 1988-03-23 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56162612A (en) | 1981-12-14 |
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