JPS60121201A - 粉末状金属複合体及びその製造方法 - Google Patents

粉末状金属複合体及びその製造方法

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JPS60121201A
JPS60121201A JP58206745A JP20674583A JPS60121201A JP S60121201 A JPS60121201 A JP S60121201A JP 58206745 A JP58206745 A JP 58206745A JP 20674583 A JP20674583 A JP 20674583A JP S60121201 A JPS60121201 A JP S60121201A
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勝行 東
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な粉末状金属腹合体及びその製造方法、詳
しくは、耐酸性、耐アルカリ性、その他の耐薬品性及び
電気絶縁性が付与され、かつ貯蔵時の安定性に優れた粉
末状金属複合体及びその製造方法に関し、さらに詳しく
いえば、粒子表面をイソシアネートと水との反応物から
成るポリマーで被覆して耐薬品性及び電気絶縁性を付与
したのち、該被覆ポリマーの表面をアミン類で処理する
ことにより、貯蔵中における色相の変化や凝集が抑制さ
れるなどの優れた貯蔵安定性を付与して成る粉末状金属
複合体及びその製造方法に関するものである。
一般に、亜鉛、アルミニウム、スズ、鉄、銅、鉛などの
金属地金は、電気を著しく通しゃすい性質をもっておシ
、その上化学的には酸やアルカリに対して弱いという欠
点を有している。特にこれらの金属を粉末として用いる
場合、比表面積が大きくなって、前記の化学的弱点はさ
らに助長されるため、その用途は限定されていた。
したがって、これらの金属粉末に電気絶縁性及び、酸や
アルカリ、その他の薬品に対する抵抗性を付与すること
によって、その用途はさらに拡大する。
例えば、アルミニウム顔料について説明すると、該顔料
は光輝性、光反射性、金属感などのデザイン的に極めて
優れた特徴を有していることから、例えば自動車のメタ
リック塗装や、弱電機器の外装、機械設備、船舶、その
他多くの分野の塗装に使用されている。しかしながら、
このアルミニウム顔料は耐絶縁性や耐薬品性などに劣る
ため、次に示すような最近のニーズを十分に満足させる
ことができないという欠点を有している。
すなわち、近年、塗装技術の発達、省資源化、無公害化
などの業界のニーズに伴い、塗料に要求される機能や特
性はますます多様化すると同時に高度化してきている。
例えば自動車の塗装は近年特に静電塗装が多くなってき
ており、そのためその塗装に用いる塗料は極めて高度な
電気絶縁四〇静電塗装適性)が要求されている。
また、最近プラスチックバンパー、ホイール、その他機
器パーツなどは1コートメタリツク仕上も多くなってき
ておシ、これらの分野では塗膜に高度な耐薬品性が要求
される。この塗膜の耐薬品性はワニス自体の耐薬品性に
も著しく影響されることはもちろんであるが、アルミニ
ウム顔料を使用した場合は、特に塗膜中の個々のアルミ
ニウム ゛顔料粒子そのものの耐薬品性が著しく影響す
る。
一方、弱電分野においては、塗膜に高度な電気絶縁性及
び耐湿性、耐薬品性などが要求される。
また、この分野では基材がプラスチックである場合が多
く、これらの塗装においては静電気に起因する色むらが
起りやすいために、塗膜を薄くする必要が1、この薄い
塗膜でも十分な保護機能及び美感を保つためには、高度
な耐薬品性が必要でるる。
さらに、これらの商品にはしばしばセロテープなどで高
札などが貼付されるが、それを剥がし取る際に塗膜が剥
離しないだけの強い付着性が必要である。この場合の剥
離は基材と塗膜界面における破壊ではなくて、塗膜中の
樹脂とアルミニウム顔料粒子の界面の剥離であり、いわ
ゆる塗膜の凝集破壊である。
捷だ、建築分野における、例えば圧用などにおいては、
セメントの水和反応(でよって生成する水酸化カルシウ
ムに起因して強アルカリ性となシ、しかも高温や雨水な
どに曝されるため、高度の耐アルカリ性が要求される。
従来のアルミニウム顔料では、このようなニーズを満足
させることができず、劇薬品性や電気絶縁性を付与した
アルミニウム顔料が当業界では強く要望されていた。
ところで、従来、メタリック静電塗装用顔料として、≠
キフシラン系カップリング剤を表面コーティングしたア
ルミニウム顔料が広く用いられているが、このものは電
気絶縁性については改善されているものの、経時的な色
相の変化や凝集物の増加などの貯蔵安定性に問題があり
、その上耐薬品性についても従来のものとあまp変シが
なく、その改善がなされていないという問題がある。
また、前記アルミニウム顔料と同様に、ブロンズ粉、鉄
粉、その他の金属粉末についても、耐薬品性及び電気絶
縁性を改善することは極めて有意義なことである。
本発明者らは、このような事情に鑑み、耐薬品性及び電
気絶縁性が付与され、かつ貯蔵時の安定性に優れた金属
粉末について鋭意研究を重ねた結果、粒子表面を尿素系
ポリマーで被覆したのち、さらに該ポリマーの被覆層を
アミン類で処理することにより、その目的を達成しうろ
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
すなわち、本発明は、金属粒子表面がイソシアネートと
水との反応物から成るポリマーで被覆層され、さらに該
ポリマーの被覆層がアミン類で処理されていることを特
徴とする粉末状金属複合体を提供するものである。この
ような粉末状金属複合体は、不活性溶媒中に、金属粉末
100重量部、イソシアネート1〜100重量部、及び
該イソシアネート100重量部に基づき水0.1〜10
0重量部を添加して反応させ、該金属粉末の粒子表面を
ポリウレタンで被覆したのち、さらに該イソシアネート
100重量部に基づきアミン類0.5〜50重量部を添
加して該被覆ポリマーの表面を処理することによって製
造することができる。
本発明に用いる金属粉末としては、例えばアルミニウム
、亜鉛、鉄、スズ、ニッケル、銅、鉛、銀、白金、金、
各種合金類及び磁性粉類などの粉末が挙げられる。これ
らの中で塗料用顔料として多く用いられるアルミニウム
粉末が好適である。
捷だ、不活性溶剤としては、例えばミネラルスピリット
、ソルベントナフサ、トルエン、キシレンなどが用いら
れる。
本発明に用いるインシアネートは、1分子内に2個以上
のインシアネート基を有するモノマー、そのプレポリマ
ー及びアダクトであり、好ましくは1分子内にインシア
ネート基を2個若しくは3個有するモノマー、そのプレ
ポリマー及びアダクトである。このようなものとしては
、例えばトルイレンジインシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4.
4’−ジフェニルメタンジイノシアネ−1・、イソホロ
ンジインンアネートなどのジイソシアネートモノマー、
これらの二官能型ゾレポリマー〔例えば、旭化成工業■
製、デュラネートD −101、D−102など)及び
ビユレット型ブレポリマー〔旭化成工業■製、デュラネ
ート24A−100など〕などが挙げられる。これらの
中で特に好ましいモノマーはトルイレンジインシアネー
ト及びヘキサメチレンジイソシアネートである。
イソシアネートの中でもインシアネート基を1個有する
ものは、水と反応してもポリマーを生成しないため、耐
薬品性及び電気絶縁性が得られず、好ましくない。
本発明においては、まず前記不活性溶媒中に、金属粉末
100重量部、前記インシアネート1〜100重量部、
及び該イソシアネート100重量部に基づき水0.1〜
100重量部を添加し、必要ならばさらにジブチルチン
ジラウレートなどの触媒を添加し、かき1ぜながら加熱
してイソシアネートと前記インシアネートの添加量が1
重量部未満では十分な耐薬品性及び電気絶縁性が得られ
ず、一方100重量部を超えると、その竜の割には性能
の向上は期待できず、むしろ金属粉末の粒子同志の付着
が著しくなって凝集物が増加するので好捷しくない。性
能及び凝集物の点で好ましい範囲は3〜30重量部であ
る。壕だ、水の添加量が該インシアネート100電歇部
に基づき帆1重量部未満では該イソシアネートのポリマ
ー化が少なく、また反応が停止して未反応イソシアネー
トが多くナシ、一方100重量部を超えると金属粉末の
粒子同士の付着に起因する凝集物の発生が多くなって好
ましくない。実質的IC好ましい水の添カロ貴は該イソ
シアネート100重量部に対して5〜50重量部の範囲
である。
この反応は温度によって著しく左右され、高温の方がも
ちろん反応が速く進行するが、工業的に望ましい温度は
40〜100℃の範囲である。
1だ、水とイソシアネートとの反応においては、反応速
度を速くするために、例えばジブチルチンジラウレート
などの一般に知られている触媒を添加することは効果的
である。
本発明は不溶性溶媒の存在下に反応させるものであって
、該溶媒は、その際の加熱残分が10〜500〜50重
量部うな割合で用いることが望ましい。
本発明においては、イソンアネ−1・と水の添加の順序
については特に限定されないが、例えば分割添加などの
方法では、金属粉末粒子同士の付着に起因する凝集物の
発生を抑制するなどの効果があることもある。
また、金属粉末の粒子表面に被覆された≠≠参&、その
尿累結合の一部と未反応のインシアネート基とがさらに
ビユレット反応によって三次元化して、より強靭な被覆
層を形成する。
これらの反応系ではイソシアネートモノマーや末端のイ
ソシアネート基が残存する場合がある。
この場合、該製品の貯蔵中においてそのインシアネート
基が徐々に反応し、金属粉末粒子同士が付着して凝集の
原因となることがある。また、イソシアネートモノマー
が残存すると、生体に対する有害性の点で好ましくない
本発明においては、このような残存モノマーの有毒性を
なくシ、製品貯蔵中における不安定性を改善するために
、前記のようにして金属粉末の粒子表面をインシアネー
トと水との反応により生成したポリマーで被覆したのち
、さらにアミン類を反応させて残存モノマーをなくすと
同時に、該被覆ポリマーの表面を処理する。
アミン類による処理で、残存モノマー及び特に被覆ポリ
マーの表層の末端イソシアネート基がアミン類と反応し
不活性なものになシ安定化する。
この場合、後述のごとく特にアルキルアミン類を用いる
ことによって、該被覆ポリマーの表面にアルキル基を付
与する。このことによって、粒子同志の付着凝集を著し
く抑制し、貯蔵安定性を向上する。
この際に用いるアミン類としては、例えば一般式(1) (式中のR1及びR2は炭素数1〜18の直鎖状、分枝
鎖状又は環状の脂肪族基である) で表わされる第二級アミンが、製品の分散性や貯蔵安定
性を著しく改善するので好ましい。この第二級アミンと
しては、例えばジプチルアミン、ジー2−エチルヘキシ
ルアミン、シンクロヘキシルアミン、ジプチルアミンな
どが挙げられる。
これらのアミン類の適正な添加量は残存モノマーの量に
よって異なるが、本発明においては、イソシアネート1
00重量部に基づき0.5〜50重量部、好ましくは3
〜20重量部の範囲で添加される。このアミン類の添加
量が帆5重量部未満ではその効果がほとんどなく、まだ
50重量部を超えると、むしろ貯蔵安定性や製品の毒性
の点で好ましくない。
これらの反応の工程をモデル的に示すと次のようになる
と思われる。
(1)金属粉末粒子表面と水との反応又は吸着(2)金
属粉末粒子表面におけるインシアネートの反応 (4)ヒュレット反応による三次元化 \N ゝ°・。
−N N−0−N N−U’−IVV■v〜NIN y−1v
−−−−−(5)残存イソシアネートモノマー又は末端
イソシアネート基とアミンとの反応 次に、本発明の粉末状金属複合体における粒子れている
ことが確認できる。
本発明の新規な粉末状金属複合体は、優れた耐薬品性と
電気絶縁性が付与されたものであって、例えば該金属複
合体をメタリック顔料として使用複合体を塗料に用いる
ことにより、静電塗装などによる省資源化が可能である
さらに、本発明の金属複合体は貯蔵安定性が良好で、長
期保存が可能であって、工業的に極めて価値の高いもの
でるる。
次に実施例によって本発明をさらに詳細に説明する0 なお、得られた製品の性能を次の方法に従って評価した
(1) メタリック塗料の耐リーク(導電)性アルミニ
ウム顔料を配合したメタリック塗料は一般に高電圧を印
加すると、アルミニウム粒子が配向して電極と一極まで
連続した型になシ通電しやすくなる。そして、このよう
に通電しやすい塗料は電流がリークするため、高電圧が
得られず、静電塗装用としては好ましくないといわれる
本発明では、この性能を次の方法で評価した。
すなわち、第2図に示す装置において、内径27關、長
さ450間のガラス管GKゴム栓P1、P2を光通した
直径2.5朋の導線W1、W2を両端に付け、60KV
の電圧を印加して導線の間隔を430朋〜30+111
11まで変化させ、電流がリークする導線間隔を電流計
でめた。
この試験に用いる塗料組成用アクIJ )し系樹脂アク
リディック47−712とメラミン樹脂スノく−ベツカ
ミンJ −820(いずれも日本ライヒホールド社製)
とを重量比で4.1に混合したもの100重敬電歇、ト
ルエン/酢酸エチル/スチルセロソルブ加え、さらに供
試金属粉末を加熱残分換算で7.5重量部カロえ、十分
かきまぜて試料とした。
(2)金属粉末の電気絶縁性 一般に、弱電機器特にテレビ、コンピューターディスプ
レイなどの外装はプラスチックが多く使用され、これら
は高電圧が付加されるため、外装材に高い静電気が発生
する。そして、これらの外装材の塗料が通電しやすい場
合は、手を触れたシすると著しい電気ショックを受ける
といわれておシ.シたがって、これらの分野では塗膜は
通電しにくいものがよいといわれている。
一方、メタリック塗膜の電気絶縁性は、その塗料に配合
されるメタリック顔料自体の電気絶縁性と相関性があり
、該顔料にIF;v程度の電圧を印加して絶縁破壊する
かどうかを調べることによって評価することができる。
本発明においては、該金属粉末に含有する溶剤をンルベ
ントナフサに置換し、金属分を40重量%〜70重量%
に調製し、第3図に示すように、電極間隔をlO朋に固
定し、その電極にスーパーメグオームメーター〔東亜電
波工業■製、モデルSM−・5E]で1双の電圧を印加
しながら、試料金属粉に触れ、絶縁破壊するかどうかを
調べた(絶縁破壊したものは数メグオームの抵抗しか示
さない)。
(3)耐酸 耐アルカリ性 塗膜の耐酸性又は耐アルカリ性は、アルキッド樹脂(日
本ライヒホールド社製、商品名ベツコゾールJ−524
工M−60)及びメラミン樹脂(日本ライヒホールド社
製、商品名スーパーベッカミンL−117−60)を重
量比で4:1に混合したもの(固形分60%)100重
量部、イルガジンイエロー3RT−N(チバガイギー社
製)2重量部、供試金属粉末を金属分換算で6重量部及
びキシレン/酢酸エチル混合溶剤(重量比1/1)を混
合して全体で180重量部になるように調製して塗料化
したものを、ブリキ板に吹付塗装(膜厚15μ〜30μ
)して指触乾燥後に、120℃の温風循猿式乾燥器で1
5分間焼付けした塗板を、55℃の0.1規定の水酸化
ナトリウム水溶液又は硫酸水溶液中に4時間浸漬して、
浸漬前後の色差△EをSMカラーコンピューター型式5
M−2[スガ試験機■製〕で測定した。
(4)耐セロテープ剥離性 耐リーク性測定用供試体と同じものにセロテープを貼付
し、指先で強く押え、次にセロテープを急激に剥して、
塗膜の剥離の有無を調べた。
(5)貯蔵安定性 金属粉末試料の貯蔵安定性を促進して調べる意味で、3
00 ml!のブリキ缶に約1002の金属粉末試料を
入れ、蓋をして50℃の熱風循環式オーブン中に、7日
間放置したのち、該試料502を1tのミネラルスピリ
ット中に分散させ、次いで200メツシユのナイロンろ
布を付けたミリポアー(ミrノ リボアー社製、ろ過試験装置)に流し込み、さらにミネ
ラルスピリット及びアセトンで十分に洗浄して、ろ過残
を集め、乾燥後その重量を測定し、金属粉末試料の加熱
残分1007当シのろ過残分を算出した。
参考例1 未処理アルミニウム顔料の調製内径が34.
5crn、長さ38.4mのボールミルに直径が3,9
咽のスチールボール42に9、アトマイズ粉v p、 
−500(白石金属■製:]t、4Kg、ミネラルスピ
リット1.7を及びステアリルアミン102を入れ、6
0rpmで3時間回転させたのち、ミネラルスピリツ)
2.87を追加し、さらに1時間10分回転させ、次い
で粉砕されたアルミニウムスラリーをミネラルスピリッ
トで洗浄、抜出しして、目開き40μのステンレス鋼製
金網を付けたダルトン振動ふるい〔三英製作所■製、型
式402型〕で篩分けし、アンダスラリーをろ別して未
処理のアルミニウム顔料を得た。このアルミニウム顔料
の金属分は74.0重量%であった。
この未処理アルミニウム顔料について、耐アルカリ性、
耐酸性、耐リーク性、金属粉の電気絶縁性及び耐セロテ
ープ剥離性を評価し、その結果を第1表に示す。
参考例2 未処理亜鉛粉末ペーストの調製粒状亜鉛粉末
(粒度特性数d’ = 45μ) 200 f。
オレイン酸5.Of、ミネラルスピリット2oornl
と、直径5簡の鋼球15Kgを装入したアトライター〔
三井三池製作所■製、MA−ISD型、タンク容量4.
971を200rpmで16時間運転して、該亜鉛末を
粉砕したのち、ミネラルスピリットで粉砕されたリン片
状亜鉛粉末を抜出し分離して、ミネラルスピリットとろ
別し、金属分60.1重量%のりん片状亜鉛粉末ペース
トを得た。このものの電気絶縁性及び貯蔵安定性を評価
し、その結果を第2表に示す。
参考例3 未処理銅粉末ペーストの調(粒状金属銅粉末
(粒度特性数d’−50μ) 200グ、ステアリン酸
5.(1、ミネラルスピリット200−と直径5朔の鋼
球15Kgを参考例2と同様にアトライターに入れ、2
0Orpmで32時間粉砕したのち、ミネラルスピリッ
トで抜出し分離して、金属分76.0重量%のシん片状
の銅粉末ペーストを得た。
このものの電気絶縁性及び貯蔵安定性を評価し、その結
果を第2表に示す。
参考例4 未処理ブロンズ粉末ペーストの調製粒状のし
んちゅう(銅と亜鉛の重量比1/1)粉末(粒度特性数
a’、、=50μ) 850ft、ステアリルアミン5
.Of、ミネラルスピリット700 rnlと直径5M
の鋼球35に7を装入した鋼製ボールミル(容量25t
1内径300間、長さ350聰)を58rpmで40時
間運転して粉砕したのち、ミネラルスピリットで抜出し
分離して、金属分750重量係のりん片状ブロンズ粉末
ペーストを得た。
このものの電気絶縁性及び貯蔵安定性を評価し、その結
果を第2表に示す。
(金属分換算で500f)を万能混合かき寸ぜ容器〔三
英製作所■製、縦型51)に入れ、純水51及びソルベ
ントナフサ1324Fを加えて60℃で30分間かきま
ぜたのち、さらにトルイレンジイソシアネー) 50 
f、ジブチルチンジラウレー) 0.2 rと水152
を添加して4時間反応させた。
次いで、ブフナー漏斗でろ別し、さらにジブチルアミン
52を加え、万能混合かきまぜ容器で15分間かき壕ぜ
て、加熱残分51.2重量%のアルミニウム顔料ペース
トを得だ。
このものの耐アルカリ性1.耐酸性、耐リーク性、金属
粉の電気絶縁性、耐セロテープ剥離性について評価し、
その結果を第1表に示す。また、貯蔵安定性についても
評価し、その結果を電気絶縁性の評価とともに第2表に
示す。
実施例2〜10 参考例1で得た未処理アルミニウム顔料676g、ソル
ベントナフサ、ジブチルチンジラウレート及び第1表に
示すような種類と量のインシアネートと水とを用いて、
実施例1と同じように反応させた。
ただし、ソルベントナフサ及びジブチルチンジラウレー
トの量は次のとおりである。
ソルベントナフサ ジブチルチンジラウレート実施例 
2 9901i′2.59 # 3 990/7 0,5 /7 JL 4 990 II O,251//L 5 45
00# 1.0 /r If 6 4500 /L 3.0 、/J〃7 99
Q〃l、Q tt 〃 8 4500// 2.OLL ” 9 4500” 1.Otr 〃1.0 4500/7 0.5 /J次いで、ブフナ
ー漏斗でろ別し、第1表に示すような種類と量のアミン
又はアミンとアルコールとを加え、万能混合かきまぜ容
器で30分間かきまぜて、アルミニウム顔料ペーストを
得た。
このようにして得られたアルミニウム顔料ペーストにつ
いて、耐アルカリ性、耐酸性、耐リーク性、金属粉の電
気絶縁性、耐セルロース剥離性を評価し、その結果を第
1表に示す。また、実施例2については、貯蔵安定性も
評価し、その結果を電気絶縁性の評価とともに第2表に
示す。
比較例1.2 参考例1で得だ未処理アルミニウム顔料6762、ソル
ベントナフサ(比較例1 : 4500 g、比較例2
:99([’)ジブチルチンジラウレート(比較例=0
.52、比較例10.25r)及び第1表に示すような
量のトルイレンジイソシアネートと水とを用いて実施例
1と同様に反応させた。次いでプフナー漏斗でろ別し、
第1表に示すような量のジブチルアミンを加えて、万能
混合かきまぜ容器で30分間かきまぜ、アルミニウム顔
料ペーストラ得だ。
このようにして得たアルミニウム顔料ペーストについて
、各性能を評価し、その結果を第1表に示す。
比較例3 参考例1で得た未処理アルミニウム顔料6767を万能
混合かきまぜ容器に入れ、水5f及びソル−゛ ・ −
107を加 え60℃で4時間かきまぜた。次いでブフナー漏斗でろ
別して、47.0重量%のアルミニウム顔料ペーストを
得た。このものの性能を評価し、その結果を第1表に示
す。
比較例4 参考例1で得た未処理アルミニウム顔料6762を万能
混合かきまぜ容器に入れ、オレイン酸2.57及びソル
ベントナフサ952を加えて60分間−かき寸ぜ、加熱
残分65,2重量%のアルミニウム顔料ペーストを得た
。このものの性能を評価し、その結果を第1表に示す。
比較例5 比較のために、自動車塗料用アルミペース)M2O3〔
旭化成工業■製〕の性能について評価し、その結果を第
1表に示す。
比較例6 52.0重量%のアルミニウム顔料ペーストを得だ。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
′比較例7 と全く同様にして、加熱残分45.8%のアルミニウム
顔料ペーストを得た。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
実施例11 参考例2で得た未処理りん片状亜鉛粉末ペースト166
グ(金属換算xoor)、水11、ソルベントナフサ3
341、トルレンジイソシアネート1゜V及びジブチル
スズジラウレート0.19をテフロンンールかきまぜ装
置付の四つロセバラブルフラスコに入れ、40℃でかき
まぜながら6時間反応を行い、さらにジヘキシルアミン
22を加え15分間かきまぜたのち、プフナー漏斗でろ
別して53.0重量%の亜鉛粉末ペーストを得た。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
比較例8 実施例11において、ジヘキシルアミンを用いないこと
以外は、実施例11と全く同様にして、52.6重量%
の亜鉛粉末ペーストを得た。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
実施例12 参考例3で得た未処理シん片状銅粉末ペースト132グ
、水21、ソルベントナフサ3682、ヘキサメチレン
ジインシアネートior及びジブチル・ト チンジラウレート0.1fをセパラブルフラスコに入れ
、70℃で10時間反応を行い、さらにジブチルアミン
0.21を加えて70℃で2時間かきまぜたのち、ブフ
ナー漏斗でろ別し、加熱残分67.0%のシん片状銅粉
末ペーストを得だ。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
比較例9 熱残分67.3%のりん片状銅粉末ペーストを得た。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
実施例13 参考例4で得た未処理シん片状ブロンズ粉末ペースト1
331、水2.01、トルイレンジイソシアネート10
2及びジブチルチンジラウレート0.12をセパラブル
フラスコに入れ、50℃で4時間反応を行い、さらにジ
ブチルアミン0.5fを加えて50℃で30分間かきま
ぜたのち、ろ別して加熱残分68,8%のシん片状ブロ
ンズ粉末ペーストを得だ。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
比較例10 熱残分68.3重量%のりん片状ブロンズ粉末ペースト
を得た。
このものの貯蔵安定性及び電気絶縁性を評価し、その結
果を第2表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の金属複合体における粒子の表面状態の
1例を示す電子顕微鏡写真である。 第2図は耐リーク性を測定するための装置の概略図であ
って、図中符号りは導線間隔、dは内径、Gはガラス管
、Lはガラス管の長さ、Pl及びPlはゴム栓、Sは供
試塗料、Wl及びWlは導線、Hは高電圧発生装置であ
る。 第3図は金属粉の電気絶縁性を測定するだめの装置の概
略図であって、図中符号W1及びWlは導線、Cは導線
固定板、Hは高電圧発生装置、Sは供試金属粉である。 特許出願人 旭エツカルト株式会社 代理人 阿 形 明 第2図 第3図 手続補正書 昭和。。年1月I4 日 1、事件の表示 昭和58年特許願第206745号 2、発明の名称 粉末状金属複合体及びその製造方法 3補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所 東京都千代田区有楽町−丁目1番2号氏名 旭エ
ツカルト株式会社 代表者 佐 武 邦 夫 4代 理 人 8、補正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正します。 (2)明細書第4ページ下より8〜7行の1該被覆ポリ
マーの表面をアミン類で処理することにより、」ヲ、[
金属粒子を被覆しているポリマーの末端イソシアネート
基及び残存モノマーをアミン類との反応により不活性化
することにより、」に訂正します。 (3)P[6ペ一ジ第5〜8行の「また、最近・・要求
される。」全以下のとおシ訂正します。 「また、最近プラスチックバンパー、ホイールその他の
機器パーツについては、デザイン面や塗装コスト面など
で有利なことから1コートメタリック仕上げが多用され
るようになってきたが、これらの利用分野では塗膜表面
に顔料の一部が露出するのを免れないため、顔料自体が
高い耐薬品性を有することが要求される。」 (4)同第9ページ第2〜9行の「不活性溶媒中に、・
・・製造することができる。」を以下のとおシ訂正しま
す。 「不活性溶媒中で、金属粉末に、その100重量部当り
1〜100重量部のイソシアネート及び該インシアネー
ト100重量部当901〜100 重量部の水を添加し
て反応させ、該金属粉末の粒子表面をインシアネートと
水からなるポリマーで被覆したのち、さらに該イソシア
ネート100重量部当!1105〜50重量部のアミン
類を添加して該被覆ポリマーの表面を処理することによ
って製造することができる。」 (5)同第9ページ下から6行の「・・・好適である。 」の次に以下の文章を加入します。 「また、この金属粉末は球状、シん片状、針状など任意
の形状のものでよいが、粒度としては、ミネラルスピリ
ット中で超音波をかけながら、100メツシユのふるい
でふるい分けしたとき、網上残分が50%以下になるよ
うな範囲のものが実用上望ましい。」 (6)同第10ページ末行の「本発明においては、」の
次に「例えば、」全加入します。 (7)同第12ページ第3〜5行の「この反応は・・・
範囲である。」を以下のとおシ訂正します。 「この反応は通常かきまぜ又は混練しながら行われるが
、温度条件によって著しく左右され、高温になるほど速
く進行する。工業的に行う場合には40〜100 ℃の
範囲の温度が望ましい。」(8)同第12ページ第10
〜13行の「本発明は・・・ことが望ましい。」を以下
のとおり訂正します。 「本発明方法においては、不活性溶媒中で反応を行うが
、この場合、金属分の濃度が10〜50重量φになるよ
うな量の溶媒を用いるのが望ましい。」(9)同第12
ページ第14〜18行の「本発明においては・・・効果
がおることもある。」を以下のとおシ訂正します。 「また、本発明方法におけるイソシアネートと水の添加
順序については、特に制限はなく任意の順序で行うこと
ができるが、この除水やイソシアネート(f−それぞれ
いくつかに分割し、細口かに分けて添加するようにすれ
ば、金属粉末粒子同士の付着に起因する凝集物の発生を
抑制しうるので有利である。」 α0 同第13ページ下より2行の1安定化する。」の
次に以下の文章を加入します。 「この残存モノマー又は末端イソ7アネート基とアミン
類との反応は比較的円滑に進行するので、反応時に特に
加熱する必要はないが、工業的に実施する場合には所望
に応じて80℃程度の温度まで加熱することもできる。 」 αη 同第14ページ第1〜7行の[(式中のR1及び
・・・などが挙げられる。」を以下のとおり訂正します
。 「(式中のR1及びR2は炭素数1〜18の炭化水素基
である) で表わされる第二級アミンが製品の分散性や貯蔵安定性
を改善しうるので好ましい。この第二級アミン中のR1
及びR2は直鎖状又は分枝状の脂肪族炭化水素基、脂環
族炭化水素基、芳香族炭化水素基のいずれでもよく、こ
のR1とR2とはたがいに同じであっても、また異なっ
ていてもよい。この第二級アミンの例として゛は、ジメ
チルアミン、ジエチルアミン、メチルエチルアミン、ジ
ーn−プロピルアミン、エチルプロピルアミン、ジイソ
プロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジイソブチル
アミン、ジ−n−ヘキシルアミン、ジ−n−オクチルア
ミン、ジー2−エチルヘキシルアミン、ジ−n−デシル
アミン、ジラウリルアミン、ジ−n−ドデシルアミン、
シミリスチルアミン、シバルミチルアミン、ジステアリ
ルアミン、ジオレイルアミン、ジフェニルアミン、ジベ
ンジルアミン、ジシクロヘキシルアミンなどが挙げられ
る二」(イ) 同第18ページ第5〜14行の「本発明
の新規な・・・高いものである。i以下のとおり訂正し
ます。 [本発明の新規な粉末状金属複合体は、粉末状金属の表
面がインシアネートと水の反応物から成るポリマーで被
覆されているために耐薬品性、電気絶縁性が改善され、
かつ色相の変化及び粉末粒子の凝集が抑制されている上
に、第二級アミンの処理により残存モノマー及び被覆ポ
リマーの末端イソシアネート基に起因する生体有害性や
貯蔵安定性の劣化が抑制されている。 したがって、本発明の粉末状金属複合体を塗料顔料とし
て用いると各粒子が非導電性ポリマーで被覆され通電し
にくいため、優れた静電塗装特性を示し、しかも各粒子
は各種の塗料用フェスとの相溶性が向上しているため、
フェスと金属粉の付着性が高く、塗着性が良好になると
いう効果がある。」 α時 同第22ページ第2〜5行の「(4)耐セロテー
プ剥離性・・・有害を調べた。」全以下のとお9訂正し
ます。 [(4)耐セロハン粘着テープ剥離性 耐酸耐アルカリ性測定用供試体と同じものにセロハン粘
着テープ(商品名セロテープ、ニチバン社製)を貼付し
、指先で強く押え、次にこれ全急速に剥離して、塗膜の
剥離状態を調べた。」α力 同第23ページ下より4行
の「耐セロテープ剥離性」ヲ「耐七ロノ・ン粘着テープ
剥離性」に訂正します。 α時 同第24ページ第6行の「リン片状」を「シん片
状」に訂正します。 α時 同第25ページ第1行の「ブロンズ」ヲ「シんち
ゅう」に訂正します。 α力 同第25ページ第2行の「重量比1/li「重量
比7/3」に訂正します。 α時 同第25ページ第9行の「ブロンズ」ヲ「シんち
ゅうjに訂正します。 0つ 同第26ページ第7行の「耐セロテープ剥離性」
ヲ1耐七口・・ン粘着テープ剥離性」に訂正し捷す。 (1)同第27ページ下より3行の[耐セルロース剥離
性jを「耐セロハン粘着テープ剥離性」に訂正します。 Qカ 同第33ページ第10行及び下より5行の[シん
片状ブロンズ粉末ペース) J’kr りん片しんちゅ
う粉末ペースト」に訂正します。 ■ 同第35ページ第2表下から3行目、第2番目の欄
の「直鍮末」ヲ「シんちゅう末」に訂正します。 特許請求の範囲 1 金属粒子表面がイソシアネートと水との反応物から
成るポリマーで被覆され、かつ該被覆ポリマーの表面部
分が、そのポリマーの末端イソシア2 イソシアネート
が1分子内にイソシアネート基を2個若しくは3個有す
るモノマー、そのプレポリマー及びアダクトの中から選
ばれた少なくと418である特許請求の範囲第1項記載
の粉末状金属複合体。 3 イソシアネートモノマーがトルイレンジイソシアネ
ート及びヘキサメチレンジイソシアネートの中から選ば
れた少なくとも1種である特許請求の範囲第2項記載の
粉末状金属複合体。 4 アミン類が、一般式 (式中のR1及びR2は炭素数1〜18の炭化水素基で
ある) で表わされる第二級アミンである特許請求の範囲第1項
、第2項又は第3項記載の粉末状金属複合体。 5 金属粉末がアルミニウム粉末である特許請求の範囲
第1項、第2項、第3項又は第4項記載の粉末状金属複
合体。 6 不活性溶媒中で、金属粉末に、その100重量部杢
11〜100重量部のイソ7アネート及び該イノシアネ
ートioo重量部皇」0.1〜100重量部2水を添加
して反応させ、該金属粉末の粒子表面をイソシアネート
と水からなるポリマーで被覆したのち、さらに該インシ
アネート100重量部当り05〜50重量部のアミン類
を添加して該被覆ポリマーの表面を処理することを特徴
とする粉末状金属複合体の製造方法。 7 インシアネートが1分子内にインシアネート基を2
個若しくは3個有するモノマー、そのプレポリマー及び
アダクトの中から選ばれた少なくと!二!である特許請
求の範囲第6項記載の方法。 8 イソシアネートモノマーがトルイレンジイソシアネ
ート及びヘキサメチレンジイソシアネートの中から選ば
れた少なくとも1種である特許請求の範囲第7項記載の
方法。 9 アミン類が、一般式 (式中のR1及びR2は炭素数1〜18の炭化水素基で
ある) で表わされる第二級アミンである特許請求の範囲第6項
、第7項又は第8項記載の方法。 10 金属粉末がアルミニウム粉末でちる特許請求の範
囲第6項、第7項、第8項又は第9項記載の方法。 11 アルミニウム粉末100重量部肘3〜30重量部
のイソ7アネートヲ用い、かつ該イソシアネ−ト100
重量部当95〜50重量部の水及び3〜20重量部のア
ミン類を用いる特許請求の範囲第10項記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 金属粒子表面がインシアネートと水との反応物から
    成るポリマーで被覆され、さらに該被覆ポリマーの表面
    がアミン類で処理されていることを特徴とする粉末状金
    属複合体。 2 イソシアネートが1分子内にイソシアネート基を2
    個若しくは3個有するモノマー、そのプレポリマー及び
    アダクトである特許請求の範囲第1項記載の粉末状金属
    複合体。 3 イソ7アネートモノマーがトルイレンジイソシアネ
    ート及びヘキサメチレンジイソシアネートである特許請
    求の範囲第2項記載の粉末状金属複合体。 4 アミン類が、一般式 ) (式中のR,及びR2は炭素数1〜18の直鎖状、分枝
    鎖状又は環状の脂肪族基である) で表わされる第二級アミンである特許請求の範囲第1項
    、第2項又は第3項記載の粉末状金属複合体。 5 金属粉末がアルミニウム粉末である特許請求の範囲
    第1項、第2項、第3項又は第4項記載の粉末状金属複
    合体。 6 不活性溶媒中に、金属粉末100重量部、イソシア
    ネート1〜100重量部、及び該インシアネート100
    重量部に基づき水0.1〜100重量部を添加して反応
    させ、該金属粉末の粒子表面をイソシアネートと水から
    なるポリマーで被覆したのち、さらに該イソシアネート
    100重量部に基づきアミン類05〜50重量部を添加
    して該被覆ポリマーの表面を処理することを特徴とする
    粉末状金属複合体の製造方法。 7 インシアネートが1分子内にインシアネート基を2
    個若しくは3個有するモノマー、そのプレポリマー及び
    アダクトである特許請求の範囲第6項記載の方法。 8 インシアネートモノマーがトルイレンジインシアネ
    ート及びヘキサメチレンジイソシアネートである特許請
    求の範囲第7項記載の方法。 9 アミン類が、一般式 (式中のR1及びR2は炭素数1〜18の直鎖状、分枝
    鎖状又ll−を環状の脂肪族基である)で表わされる第
    二級アミンである特許請求の範囲第6項、第7項又は第
    8項記載の方法。 10 金属粉末がアルミニウム、粉末である特許請求の
    範囲第6項、第7項、第8項又は第9項記載の方法。 11 アルミニウム粉末100重量部((対し、イラン
    アネート3〜30重量部を用い、かつ該イソシアネート
    100重量部に基づき水5〜50重量部及びアミン類3
    〜20重量部を用いる特許請求の範囲第10項記載の方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02190402A (ja) * 1989-01-19 1990-07-26 Dowa Mining Co Ltd 高度耐酸化性金属粉末及びその製造方法
WO2007028798A1 (de) * 2005-09-05 2007-03-15 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Verfahren zum herstellen eines metallpulvers und eines elektrisch isolierenden kunststoffverbundwerkstoffes, kunststoffverbundwerkstoff und elektronisches bauteil
US8088486B2 (en) * 2005-04-20 2012-01-03 Seiko Epson Corporation Microencapsulated particulate metal material, method for producing the same, and aqueous dispersion and ink jet ink using the same

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5134880A (ja) * 1974-09-18 1976-03-24 Toshin Science Co

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