JPS60118806A - 照明具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 不発ＩｕＪは照明具、特にショーウィンド、ショーケー
スの照明や広告サイン灯などの用途に有用な照明具に関
する。

従来照明具として螢光放電灯が最も普及しているが、螢
光放電灯は白熱電球などに比較すると発熱量はかなシ少
ないがそれでも尚相当量の熱を放１１にするので、例え
ば冷凍、冷蔵ショーケース内のような冷１ｌｌｌ！Ｗ、
囲気内での設置使用に不向きであると共に、広告サイン
灯のように雨ざらしにされる場所や新鮮魚類の冷蔵ショ
ーケース内のように水分による影響を受け易い場所に設
置使用すると１１（Ｔ、気絶縁不良ひいては照明不良な
どの電気的ドラフルを発生し易い欠点があった。更にま
たショーウィンドやショーケース内に設置使用する場合
は、照明光を顧客の視覚から遮えぎるために、笠などの
ような遮光部材の備付けを必要とする場合があるなどの
不便もあった。

本発明は、このような従来の問題を悉く除去し得るよう
な照明具を提供することを目的としてなされたもので、
以下に本発明の一実施例を添附図面にもとづき説明する
と次の通シである。

図に於て、（１）は一端から入射された光を他端方へ伝
送する光伝送用０ツドであって、該０ツド（１）として
はできるだけ透明度が高くて耐光性のよいものを使用す
ることが好ましく、例えば石英ガラスロッド（屈折率１
．４６）、光学カラス０ツド（屈折率：１．５〜１．７
）、シリコ−ｙＭ脂ロッド（屈折率：　１．４１　）な
どを有利に使用できる。ロッド（１）は中実で且つ円形
断面を有し、その中心軸線は直線及び曲線のいずれでも
よく、図には直線の場合が示されている。ロッド（りの
寸法は、伝送される光量や照明ラインの長さなどによっ
て適宜決定すればよく、例えば直径は３〜３０順程度の
範囲、有利には５〜２０程度の範囲内から適宜選択され
る。直径が３０より小さいと受光面積が小となって受光
ロスを生ずる虞れがあシ、また３０闘をバず１えると価
格が高謄する割には、品質、性能の向上をあまυ期待で
きず、好ましくない。

光伝送用ロッド（すの外周面には、伝送光を０ツド（１
）内に拡散反射するための拡散縞（２）が付着形成され
る。この拡散に＆（２）は０ツド（１）よりも高屈折率
ｒｉ：　して耐光性のう明徴粉体よシ構成され、このよ
うな微粉体としては、例えば硫酸バリウム（屈折率：１
◆５１）１マクネシア（屈折率：１．８）、チタニア（
屈折率：２，６）などを有利に使用できる。

微粉体には、必要に応じ反射拡散光に任意の色彩を与え
るために、ＺｎＳ　（青緑）を混合したシ或はＥ、１２
０３（赤）、Ｔｂ２０３（緑）を熱拡散によって混入（
例えはマタネシア、チタニアの場合）することができる
。微粉体を０ツド（１）に対し縞状に付着するための手
段としては、例えば微粉体をシリコーン樹脂のような耐
光性透明バイジターを用いて付着するような手段、微粉
体が分散混入されたシリコーン樹脂成形材をシリコーン
樹脂系の透明接着剤を用いて接着する手段などを採用で
きる。

拡散縞（２）はロッド（１）に対し、軸線方向に連続又
は断続して形成され、直線状、曲線状及びスパイラルル
状などその形状は任意であシ、図には直線状の場合が示
されている。拡散縞（２）の肉厚は、これがあまシに薄
いと透過０スを生ずる虞れがあるので、少なくとも０．
１闘以上の肉厚に形成することが有利である。拡散縞（
２）の巾は、入射光量や０ツド（１）の直径、長さく照
明ライシ長さ）などによって適宜決定される。一般的に
いって拡散縞（２）の巾が大きくなると、照明光の明る
さは増す反面、照明ラインの長さが短かくなシ、逆に小
さくなると＼照明ラインの長さは増大するが、照明光の
明るさは減退するので、その巾は照明具の用途、目的な
どによって適宜決一定すればよい。拡散縞（２）の巾を
一定とした場合、照明光の明るさは、入射端からの距離
に対して指数函数的に減少するので１このような減少を
補正するために、拡散縞（２）の巾を入射ＸｉＪ　ＩＪ
から漸次増大させるような手段を採用してもよい。また
ロッド（１）の出射端側の端面に反射鏡部（コ１）を形
成しＣおいて、出射端まで至った伝送光を入射端側に向
けて一反射するような手段を採用することによっても、
このような減少をある程度補正できる。拡散縞（２）の
巾は、先に述べたようにＯツ１；の長さ、１に径、入射
光量、及び照明具の用途、１」的などによって変るが、
通’＊０．５〜３．０闘、有利には１．５〜２，５１１
程度である。

透明保護ＷＪ（４）が光伝送用ロッド（１）の外周面を
周ｌｆａ　（５）を存して誠うように備えられ、周［（
５）の両端を１シーリン’）　ＨＩＳ材（６）によジタ
ーＪしされる。このシールによシ周隙（５）内への雨水
の侵入や粉塵などの汚染物質の侵入を防止でき、ロッド
（１）の外周面をいつ“までも清浄に保持できる。保幽
筒（４）としては透明で且つ耐光性と適度の観械的強度
を有するものであればよく、例えば透明ガラス製や弗素
値脂製のものを有利に使用できる。

第３図に本発明照明具の一使用状況が概略的に示されて
いる。第３図から明かなように、その使用に際しては、
ハ０グンランプ１水銀ランプ）ｆｔノンランプなどの光
源＜ａ＞よシの光が、光学系側内で全反射を繰返しなが
ら軸線方向へ伝送される。

この０ツド（１）の外周面には軸線方向に沿って、高屈
折率の微粉体からなる拡散縞（２）が形成されているの
で、ロッド（１）内を伝送される光は、伝送中に拡散縞
（２）によυ０ツド（１）内の拡散反射され、更に０ツ
ド（１）のレンズ作用によシ拡散縞（２）と反対方向に
指向性をもって放出される。第３図に於て矢符（７）は
光の放出方向を示す。

第４図は０ツド（１）のレンズ作用を示す原理説明図で
あシ、拡散縞（２）よシ拡散反射された光のうち、±４
０°程度の拡散角度範囲のものは、０ツドのレンズ作用
によシ角度を減じてｍ　（２）と反対方向にｊｊｋ出さ
Ｊ’Ｌ　％照明光となる。尚拡散角度±４０°をＡｒｉ
えるような拡散光は、０ツド（υ内で全反射を繰返し、
再度縞（２）によシ拡散反射されて０ツド（１）外に放
出されるものと考えられる。

このようにロッド（１）内を伝送される光はその伝送途
中に於て順次拡散縞（２）によシそのラインに沿って且
つ反対方向に指向性をもって放出されて行へ、照明光と
して機能するに至る。

第５図は０ツド（１）の軸線方向の照明光（ロッドよυ
放出された光）の明るさ分布と指向性を示す円座様であ
る。

但し Ｏラド材質二石英ガラス ＃？ｆ＝：鳳Ｑ＋ｗφ 〃　長さ８２ｍ 拡散縞材質：チタニャ徽粉体 〃　巾　：　２ｆｆ（均一） バインダー：透明シリコーンゴム 光源の種類　：ハロゲンランプ（５０Ｗ）光源の入射角
：３００ 第５図に於て、実線図は入射端よシ１Ｏｃ１１の距離で
の測定結果を、また破線図は同１７０ｔｖＩの距離での
測定結果を示し、前者はロッドからｌ０ｃ１１の距離に
おいて最大約４００ルクス、また後者は同じく１０個の
距離において約２２５ルクスの明るさを有し、入射端よ
！＋１７（１ｍの距離で明るさが約５６％に減少した。

出射端側の端面に反射鏡部（３）を設けたところ、後者
の明るさは、約３４０ルクスとなシ、５０％程度明るく
なった。また指光性は前者及び後者ともに±２０°程度
でおシ、拡散縞（２）からの光は、０ツドのレンズ作用
によシ指光性が与えられていることが確認された。

このように本発明照明具は、０ツドによシ光を伝送しつ
つ拡散縞の拡散反射によってこれを照明光となすような
方式を採用しているので、発熱を全く伴なわないことに
加え、電気絶縁性の考慮を全く必要とせず、雨水や水蒸
気などによって悪影婚を受けることが殆んどなく、シか
も光は０ツドのレンズ作用によって指向性をもって放出
されるので、従来品に与られるような笠などの遮光部材
の備付けを必要としないなどの特徴を有し、特にショー
ウィンド、ショーケース（特に冷凍、冷蔵ショーケース
）その他各種広告すイン灯などに用いて極めて有用であ
る。

尚本発明照明具は、第３図に示されるように光ｉｎ７か
ら直接的に光の入射を受ける場合の他に、例えば特１１
Ｉ＋昭５８〜４１１８６号にみられるような光伝送材そ
の他公知の各種光伝送材を経由して光の入射を受けるよ
うにしてもよい。また照明具の途中には接続手段を適用
してもよく、この接続には、保ｆｊｌ　ｆ１°６（４）
の外側に熱収縮性の耐光性透明チューブを用いることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す中央縦断面図、第２図
は同横断面図、第３図は本発明品の一使用状況を概略的
に示す説明図、第４図は０ツドのレンズ作用の原理説明
図、第５図は０ツドの軸線方向の明るさ分布と指向性の
測定結果を円座標に示した図である。 図に於て、（１）は光伝送用Ｏラド、（２）は拡散縞、
（３）は反射鏡部、（４）は透明保護筒、（５）は周隙
、（６）はシーリング材である。 （以　上） 代理人　弁理士　三　枝　英　二　７−＼４１１ば 手続補正書（師） ３　２８ 昭和５９年２月り日 １、事件の表示　ｌ 昭和５８年　特　許　願第２２６５７％　弓２、発明の
名称　照明具 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 （４１ｍ　）工業技術院長　川　１）裕　部大阪市東区
平野町２の１０沢の鶴ヒル電話０６−２０３−０９４１
（代）補　正　の　内　容 １　明細書第３頁第１７行「５〜２０」とあるを、「５
〜２０朋」と訂正する。 ２　明細書第７頁第１２行「０ツド（１）内の」とある
を、「０ツド（１）内に」と訂正する。 ３　明細書第９頁第１２〜１３行及び同頁第１５行「指
光性」とあるを、「指向性」と訂正する。 （以　上）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　一端から入射した光を他端力へ伝送する光伝送ｍｏ
   ロッド、該０ツドの外周面に軸線方向に連続又は断続し
   て付着形成された高屈折率の微粉体からなる拡散縞と、
   同Ｏツドの外周面を周隙を存して覆う透明保饅筒を具備
   し、０ツドと透明保睦筒間の周隙は、その両端がシール
   されていることを特徴とする照明具。 ■　一端から入射した光を他端力へ伝送する光伝送用０
   ツドと、該ロッドの外周面に軸線方向に連続又は断続し
   て付着形成された高屈折率の微粉体からなる拡散縞と、
   同Ｏツドの出射端側の端面に形成された反射鏡部と、同
   ０ツドの外周面を周隙を存して覆う透明保険筒を具備し
   、０ツドと保護筒間の周隙は、その両端がシールされて
   いることを特徴とする照明具。