JPS60112629A - ガラス成形機ゴブ送入装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガラスエ夾に係シ、特にガラス製品の成形機に
ゴブを送入する装置に関する。

〔従来技術と問題点ｊ ガラス成形機、特にＩＳ型成形機、即ちガラス製品を成
形する成形部が独立している成形機において、複数の成
形部に多数のゴブを送入供給する場合に、従来は成形部
毎に独立した導路及び配送系統が用いられた。最近は移
動式ゴブ分配器が用いられ、このゴブ分配器は上記導路
下側から下方外側に上記成形部−１で延びる滑降路であ
った。米国の再発行特許第２８，０７３号（１９７４年
７月９日付、特許権者けＵ、　Ｐ、　）ルビー０本願出
願人に同じ）に図示されている複式ゴブ分配装置におい
ては、１対のゴブ分配器が１対のゴブ吐出孔を有するゴ
ブ供給装置の下側にあり、このゴブ分配器の吐出側端部
が複数相のゴブ溝と整列し、このゴブ溝が上記各成形部
まで延びる。上記成形機は、操作が正常であり、且つ、
ガラス成形用の型の補修交換或いは不合格品発生時の成
形機調整のために上記成形部の一部を停止する必要がな
ければ、作動上問題はない。しかしながら、成形部の作
動を停止する必要が生じた場合には、ゴブが上記滑降踏
部ちゴブ分配器に入る前に、そのゴブを上記ゴブ溝に入
れないように他に導くか、或いは上記各成形部に入る前
に何等かの方法で捕捉する必要がある。その場合には、
成形機全体及び全成形部の作動を停止し、全てのゴブを
、通常、工場の地下にある再生ガラス屑置場に送らねば
ならない。

移動式ゴブ分配器の上端部にゴブが供給された時に、そ
のゴブを排出する装置は１９７１年７月加日付米国特許
第３，５９４，１４６号に示されておυ、この装置は、
ゴブ吐出孔の下側に垂直な導路を有し、この導路は、こ
の導路を貫通するゴブ通路からゴブを振動により放出し
得るように、加振自在に装着される。上記装置は何れか
の成形部に対する上記分配器からのゴブの送入を行なわ
ないように、プログラム制御によシ作動することができ
る。

更に上記特許は全成形機に送入する全てのゴブを、上記
４路の下端から上記分配器の上端までの範囲にコレット
シュート即ち不良ゴブ排出路を移動させることにより捕
捉する装置をも開示している。

この装置でｄ１上記導路自体がゴブの移動経路を、ゴブ
が直接上記位置にあるコレットシュートに落ちるように
変え得ないために、上記導路が傷み易く、且つ、無用の
摩耗を生じさせる欠点がある。

〔発明の目的〕

そこで本発明は、上記従来装置の欠点を除去し上記導路
自体がゴブをコレットシュートの中に直接落とし込み得
る装Ｍを提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

上記目的は、ゴブ供給装置がゴブを吐出する時にこのゴ
ブを受け得る位置に移動式分配器があり、この分配器が
上記ゴブを細組かのコ゛ブ溝に分配し、このゴブ溝が上
記分配器の移動範囲から成形部及びコレットシュートま
で延び、上記分配器に駆１ｂ装置が結合され、この駆動
装置が上記分配器を、あらかじめ設定された順序で、上
記細組かのゴブ”溝に整列させると共に、何れか１つの
成形部に送入すべきゴブを排出せよとの排出指令を受け
た時に、その成形部にゴブを送入するゴブ溝を上記コレ
ットシュートの位置まで移動させる構造にした徐節の成
形部に同時に複数のゴブを分配する装置によって達成す
ることができる。

以下、本発明の実施例を図によって説明する。、第１図
はＩＳ型ガラス成形機全体を概念的に示す立面図であり
、このガラス成形機においては、鉢型の溶融ガラス供給
装置１０け下（ｌｉｆ＋に１対の吐出孔を有し、この吐
出孔から溶融ガラスが１対の導−路１］の中に入る。こ
の導路１１は上記溶融ガラス供給装置１０の底部の吐出
孔と同軸であシ、ゴブ１２は２個１組になり、上記導路
から対をなす分配器１３に、第１図に示す如く、１個ず
つ入る。上記各分配器１３け夫々垂直なシャフトに装着
され、米国再発行特許第２８，０７３号の如く、通常、
前側の分配器がくびきめ如き二叉の部材に欧シ付けられ
、この二叉の部材が上記シャフトに担持される。上記シ
ャフト１４は第５図及び第６図に明示の如く、支持体兼
用のハウジング１６のベアリング１５に回転自在に装着
される。前記シャフト１４にヌバーキ７１７が固着され
、このヌバーギャ１７は１対のセクターギア１８とかみ
合い、このセクターギア１８けアーム１９の延長された
端部に担持される。このアーム１９は、垂直なシャフト
加に固定され、このシャフト加ば、上記ハウジング１６
の内部に於いて回転自在の如くベアリング２１によって
支持される。上記ハウシンクの上にギアボックスｎが装
着サレ、コのギアボックス２２から出力シャツ）２０が
延びる。−上記ギアボックス２２はサーボモータおによ
って駆動される。このサーボモータおけ電気的に制御装
置別に接続され、この制御装置別に選択スイッチδ及び
電源スィッチ２６が設けられる。上記選択スイッチδけ
６個の選択位置を有し、この各選択位置は上記ガラス成
形機の６個のガラス成形部に夫々対応する。この成形部
は１０個程変まで増加可能であるが、その場合には上記
選択位置も増加させる。このようにして、上記６個の成
形部の何れか１個に選択的にゴブを供給しないようにす
ることができる。上記選択スイッチに第７の選択位置を
設け、上記ガラス成形機を全面停止する場合、上記第７
の選択位置を利用することにより、上記ゴブ供給装置か
ら上記全ての成形部に送るゴブを排出させることもでき
る。上記サーボモータおけ、制御装置とにより、再発行
特許第２８，０７３号の如く、即ちゴブ吐出順序を指示
通りに容易に変更し得るプログラムに従って制御される
。従って上記吐出順序は上記成形機で作るガラス製品の
種類に応じて変更自在である。しかしながら上記吐出順
序は一旦設定されれば変えたいのが通常である。

上記ゴブ分配器部ちスクープは、その吐出側端部が上記
個々の成形部のパリソン型にゴブを送り込み得る如く一
致するまで、上記サーボモータ＆により同時に動かされ
る。

〔作用〕

第１図に本発明の一実施例を示す。この実施例において
は、上記ゴブ分配器１３の下端が１対のブブ配送器滑降
踏部ち配送シュート２７と整列し、この配送シュー・ト
２７の下端は再生ガラス屑滑降踏部ちコレットシュート
田の上端の中に開口する。上記コレットシュートは、通
常、不良ゴブ置場の上方に位置し、この置場は、通常、
工場の床よシ下に設けられて水冷される。

第２図の如く、上記配送シュー）２７は、上記ゴブ分配
器１３から出るゴブを受ける位置にある。しかしながら
、上記配送シュートｎがゴブを受けるのは上記成形機か
ら不良ゴブが排出される時に限られ、上記サーボモータ
おの正常作動中は、上記ゴブ分配器１３は成形用仕込材
料即ちゴブを１対のゴブ−２９に送る。このゴブ−９の
吐出側端部は配送器間の受入側端部閏と整列し、この配
送器Ｉの下端は上記成形部内部のパリソン型３１と垂直
に整列する。上記配送器閏の下端部は上記ゴブを正確に
上記パリソン型３１の内部空間の中央に入れるために細
長い導路にすることもできる。上記ゴブは上記パリソン
型３１の中でパリソンになり、このパリソンはその首を
利用して仕上型３２に移され、その後取出装置おにより
上記仕上型から冷却用仕上板３４に移されて直立に置か
れる。このようにして作られた瓶は上記仕上板あからベ
ルトコンベア３５に移され、ベルトコンベア３５によっ
て成形工場から搬出さハる。

第１図及び第２図に示す実施例において、上記コレット
シュー）２Ｂは上記溶融ガラス供給装置の下にあり、上
記成形部の背後で作動する。

第３図及び第４図に本発明の排出装置の他の実施例を示
す。符号は第１図及び第２図と同一である。この実施例
では、コレットシュート路は上記ベルトコンベア３５を
挾む反対側にあり、上記配送シュートｎけ第１図のゴブ
１２９より明らかに長いゴブ１２９の端部にある。しか
しながら、上記排出装置は、ゴブを排出し、そのゴブを
成形部に送らず、その成形部を作動させない場合に上記
ゴブ分配器１３が上記ゴブ−９の上端部まで移動し、こ
の上端部に一歇し、上記不良ゴブを上記コレットシュニ
ド田に送るという機能及び作動において、第１図の排出
装置と基本的に同一である。装置によっては、上記コレ
ットシュートを上記溶融ガラス供給装置の下取外の位置
に設置する方が便利な場合があり、渣た他の装置では上
述の説明の如く溶融ガラス供給位置の下方に設定するこ
ともでき、第１図の実施例は後者の場合に最も容易に使
用し得るものである。

上記溶融ガラス供給装置は勿論一定の時間隔でゴブを供
給し、この成形機の他のほとんど全ての作動のタイミン
グは上記ゴブ供給作動のタイミングに関連する。従って
、成形部の作動を停止する必要がある時は、その成形部
に供給すべきゴブは、上記分配装置により、上記停止す
る成形部ではなく上記コレットシュートに送られる。上
記コレットシュートは中央の位置に図示されているが、
この位置は上記排出用ゴブ溝と配送器との整合用空間を
、他のゴブ溝の間よシも広くとることができ、その上、
通常のゴブ送入順序の下では全てのゴブ溝に最も近いと
いう長所がある。上記ゴブ分配器は、上記ゴブを排出す
るために上記中央位置まで移動させなければならず、ま
た、ゴブ供給装置のゴブ吐出から次のゴブ吐出までの間
における上記ゴブ分配器の移動所要時間は非常に長いも
のではなく、上記ゴブの吐出間隔の間に上記正常彦作動
位置にあるスクープをゴブ排出位置まで移動させ、その
位置に停止させることができる。

〔効果〕

以上、主として６個の成形部を備えたガラス成形機用の
二重型ゴブ供給排出装置について説明したが、との装置
は現用の生並性の最も高い成形型４連式１０成形部型ガ
ラス成形機にも同様に応用可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図はガラス成形機及び本発明に基〈ゴブ供給装置の
立面図、第２図は第１図のゴブ供給装置の拡大平面図、
第３図は本発明の他の実施例である装置の立面図、第４
図は第３図の装置の平面図、第５図は第４図の装置の分
配器駆動装置の、その仰ｌ板を除去した立面図、第６図
は第５図の線６−６に沿う断■１図である。 １０・・・溶融ガラス供給装置匠、ＩＩ・・・導路、１
２・・・ゴブ、１３・・・分配器、１４．２０・・・シ
ャフト、１５．２１・・・ベアリング、１６・・・ハウ
ジング、１７・・・スパーギア、１８・・・セクターギ
ア、１９・・・アーム、２２・・・ギアボツクヌ、お・
・・サーボモータ、潤・・・制（財）装置、５・・・選
択スイッチ、２６・・・電源スィッチ、ｎ・・・配送シ
ュート、四・・・コレットシュート、２９・・・ゴブ溝
、加・・・配送器、３１・・・パリソン型、３２・・・
仕上型、３３・・・取出装置、３４・・・仕上板、３５
・・・ベルトコンベア。 出願人代理人　猪　股　清 ＦＩＧ、３

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）ゴブ分配器の上端がゴブ供給装置のゴブ吐出孔と
   整列し、このゴブ分配器が移動装置を有し、この移動装
   置が上記ゴブ分配器を上記ゴブ吐出孔の軸の周囲で移動
   させることにより上記ゴブ分配器がその下方の成形部に
   ゴブを送入する構造のゴブを複数の成形部に送入するゴ
   ブ送入装置において、上記ゴブ送入装置は上記ゴブ分配
   器のゴブ送入側端部の移動経路からコレットシュート及
   び上記移動装置結合装置まで延びるゴブ溝を有し、上記
   移動装置が上記分配器を、成形部にゴブを送入しないゴ
   ブ溝に整列させる如く改良されていることを特徴とする
   ガラス成形機ゴブ送入装置。　′
2. （２）上記コレットシュートが上記列をなす成形部より
   上の位置にあり、上記ゴブ溝が上記成形部の上方を越え
   て延びることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載
   のガラス成形機ゴブ送入装置。
3. （３）上記コレットシュートが前記ゴブ供給装置の下方
   にあシ、前記ゴブ供給装置が上記成形部のパリソン側に
   隣接し、上記ゴブ溝が上記分配器端部移動経路から上記
   コレットシュートの上端まで傾斜して延びるゴブ溝を形
   成することを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
   ガラス成形機ゴブ送入装置。
4. （４）上記ゴブ分配器が複数であり、上記ゴブ溝が上記
   ゴブ分配器と同数であることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項に記載のガラス成形機ゴブ送入装置。
5. （５）最初垂直な共通の通路を自由落下し、その後に予
   め設定された順序で傾斜した通路を上記各独立の成形部
   擾で移動する溶融ガラスよシ成るゴブを選り分ける装置
   と、上端が上記垂直なゴブ通路の中にあり、下端が上記
   傾斜したゴブ通路に予め設定された順に整合する移動自
   在Ｑゴプ分配器と、上記ゴブ分配器の下端からコレット
   シュートまで傾斜して延びるゴブ中央通路と、上記ゴブ
   分配器を移動させる駆動装置と、上記ゴブ分配器を上記
   成形部ではなく上記ゴブ中央通路に整合させるために上
   記駆動装置に結合された装置とを組み合わせることによ
   り、上記ゴブ分配器から順次吐出されるゴブを成形部に
   送入することｈく排出し得ることを特徴とするガラス成
   形機ゴブ送入装置。
6. （６）上記ゴブ分配器駆動装置が電気サーボモーターを
   有することを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の
   ガラス成形後ゴブ送入装置。
7. （７）ゴブ分配器が１組の移動自在の溝形の部分を有し
   、この部分の上端がゴブ供給装置に整列し、この部分の
   下端が弧を描いて移動すると共に複数組のゴブ溝に吻合
   し、この複数組のゴブ溝が成形部まで延びる、一連のガ
   ラス成形部に複数のゴブを分配するゴブ送入装置におい
   て、上記ゴブ送入装置は上記分配器に結合された駆動用
   サーボモーターを有し、このサーボモーターは上記分配
   器に上記ゴブを予め設定された順に上記成形部に送入さ
   せ、上記ゴブ送入装置は上記成形部まで延びるゴブ瘤の
   他に１組のゴブ溝を付加的に有し、この付加さｈたゴブ
   溝は上記ゴブ分配器下端がなす弧からコレットシュート
   まで延び、上記ゴブ送入装置は上記付加されたゴブ溝の
   上端を上記ゴブ分配器の移動範囲の中央部に位置させる
   装置を有し、以上の構造にょシ廃棄対象のゴブを捕捉す
   ることを得、且つ上記分配器′を上記付加されたゴブ溝
   に整列させる如く位置させることを特徴とするガラス成
   形機ゴブ送入装置。