JPS60111576A - フアクシミリ電送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明はファクシミリ電送方式に係シ、さらに詳しくは
モードチェンジが生じた場合における電送手順を改良し
たファクシミリ電送方式に関するものである。

〔従来技術〕

従来の０３フアクシミリの電送手順はＣＣＩＴＴ勧告に
おける勧告Ｔ３０の「一般電話交換網における文書ファ
クシミリ電送のための手順」に従っていた。

このＴ３０勧告では複数枚の原稿を一度捕捉した電話回
線を切らずに送信する際に、前の原稿を電送した時のモ
ード（副走査方向の線密度など）と、次の原稿を送信す
る時のモードが異なる場合、すなわちモードチェンジの
場合、送信側は前の原稿を送シ終った後にＲＯＭ（メツ
セージ終了）信号を送信し、再び受信側からのＤＩＳ　
（デジタル識別）信号を待つようになっていた。

このような従来方式による電送手順を第１図に示す。

すなわち、送信側から電話をかけると受信号で呼出音を
検出し、その後ＣＨＤ　（被呼局識別）信号を送信し、
送信側ではこれを受けて送信ボタンを押下する。続いて
受信側からＤＩＳ信号が送信され、これが送信側で保存
され送信モードが決定されると共にデジタル命令信号Ｄ
Ｃ８を購成し、これを送信側へ送る。

続いてトレーニング、トレーニングチェック信号ＴＣＰ
が送られ、受信側ではこれを受けてモデムト１／−二ン
グチェックを行ない、トレーニングＯｉ（の場合にはＣ
ＦＲ（受信準備）信号を送信し送信側ではこれを受けて
トレーニング信号を送出する。

続いて画信号の送信がスタートシ、所定の時間画信号が
送出され、終了する。

続いて、符号１人で示す枠で囲んだ後手順が開始される
。

この後手順は次の原稿の検出を行ないモードチェンジが
ある場合にはＲＯＭ信号を送信することにより開始され
る。

これを検出した受信側からはＭＣＦ　（メツセージ確認
）信号が送信され同時に６秒のタイマがスタートする。

そして、６秒のタイムアウトが生じた時、初めて１）Ｉ
Ｓ信号を送信する。

この間６秒の間道、受信側は共に何の信号も電送せず、
電送手順に空白が生じるという欠点があった。

一方、送信側はＤＩＳ信号を受信した後、送信モードを
決定し、ＤＣ８信号を構成してこれを受信側に送出する
。

続いてトレーニング、トレーニングチェック信号が送信
され、モードチェンジが行なわれた原稿の電送が開始さ
れる。

〔目　的〕

本発明は以上のような従来の方式における電送手順の空
白をなくシ、電送手順の短縮を実現することができるよ
うに構成したファクシミリ電送方式を提供することを目
的としている。

〔実施　例〕

以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。

第２図以下は本発明の一実施例を説明するもので、第２
図には制御回路のブロック図が示されている。

すなわち第２図において符号１で示すものは電話回線で
、網制御装置２に接続されている。

符号３で示すものはモデムで、網制御装置２、モデム制
御装置４及びシリアルデータをパラレルデータに変換す
る変換装置５に接続されている。

符号６で示すものはＣＰＵ　（中央処理装置）でモデム
制御装置４、変換装置５を制御し、メモリ７との間で情
頴の出入れを行なう。

以上のような回路構成のもとに第３図に示すような制御
が行なわれる。

すなわち、送信がスタートされると、ステップＳ１にお
いてＤＩＳ信号を受信したか否かが判定され、受信した
場合にはステップＳ２において送信側のメモリにＤＩＳ
信号が記憶される。

続いてステップＳ３において受信機側の機能に合わせて
送信モードの決定が行なわれる。

そしてステップＳ４においてＤＣ８信号を作成しステッ
プＳ６においてＤＣ８信号の送信を行々い、ステップＳ
７においてトレーニング、トレーニングチェック信号の
送信を行なってステップ８８に進む。

ステップＳ８においてはＣＦＲ信号を受信したか否かが
判定され受信している場合にはステップＳ９へ進み、し
てい々い場合にはステップＳ６へ戻る。

゛ステップＳ９ではトレーニング信号、画信号を送信し
ステップ８１０において次の原稿があるか否かが判定さ
れ、ある場合にはステップＳ１１へ進みモードチェンジ
キがあるか否かが判定され、モードチェンジのある場合
にはステップ８１２においてＲＯＭ信号を送信しステッ
プＳ１３へ進む。

ステップＳ１３においてはＭＣＩ”信号を受信したか否
かが判定され受信した場合にはステップＳ１４へ進み、
ＤＩＳ信号をメモリから読出する。

そしてステップ８１５においてＤＩＳ信号を参照し、送
信モードの決定を行ないステップ８１６においてＤＣ８
信号を作成しステップ８１７においてＤＣ８信号を送信
してステップＳ６に戻る。

このようにして送信側で最初に受信したＤＩＳ信号をメ
モリーに保存しておき、２枚目以降の原稿送信の際にモ
ードチェンジがあれば、最初に受信したＤＩＳ信号をメ
モリから読み出し、その内容を吟味して再びＤＩＳ信号
を受信することなしにＤＣ８信号を送信し、メツセージ
送信の前手順に入ることができる。

従って、従来のようにＭＣＦ信号を送信してからＤＩＳ
信号を送出するまでの６秒の電送時間の空白はなくなシ
、電送時間の短縮を行なうことができる。

なお、第４図上述した方式による電送手順の説明図を示
しであるが、符号２Ａで示す枠内の一部にＤＩＳ信号を
保存し、これを読み出すと言う変更があるだけであり、
他の部分は第１図と全く同様であるだめ、その詳細は省
略する。

〔効　果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば受信側
からのＤＩＳ信号を保存しておき、２枚目以降の電送時
にモードチェンジがあった場合に保存しておいたＤＩＳ
信号を読み出してモードの決定を行なう方式を採用して
いるため、従来のようにＭＣＦ信号とＤＩＳ信号との間
に６秒間の電送時間の空白はなく、電送時間の短縮を行
なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方式による電送手順の説明図、第２図以下
は本発明の一実施例を説明するもので、第２図はセ１」
復回路のブロック図、第３図は制御動作を示すフローチ
ャート図、第４図は電送手順の説明図である。 ２・・・網制御回路　３・・モデム ６・・・ＣＰＵ　７・・・メモリ 特許出願人　キ　ヤ　ノ　ン　株式会社第１図 第２図 第３図 第４因

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. バイナリ信号方式によるデータ電送手順を用い、送信モ
   ードを変更できるファクシミリ装置を用いてデータ電送
   を行なうに際し、２枚目以降の原稿の電送時にモード変
   更がある場合、受信側からのデジタル識別信号を保存し
   ておき、メツセージ確認信号を受信した場合に保存して
   おいたデジタル識別信号を読み出した後、デジタル命令
   信号を送信することを特徴とするファクシミリ電送方式
   。