JPS6011081Y2 - コ−クス乾式冷却設備におけるコ−クス切出装置 - Google Patents

コ−クス乾式冷却設備におけるコ−クス切出装置

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JPS6011081Y2
JPS6011081Y2 JP15992281U JP15992281U JPS6011081Y2 JP S6011081 Y2 JPS6011081 Y2 JP S6011081Y2 JP 15992281 U JP15992281 U JP 15992281U JP 15992281 U JP15992281 U JP 15992281U JP S6011081 Y2 JPS6011081 Y2 JP S6011081Y2
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coke
flange
valve
extraction port
cut
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JP15992281U
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JPS5865347U (ja
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定盛 小先
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石川島播磨重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコークス乾式冷却設備におけるコークス切出装
置、詳しくは気密を要するコークス切出装置において切
出弁にガスシール機能を持させることにより装置全体の
高さを低くし且つ装置を簡略化したコークス乾式冷却設
備(以下CDQ設備という。
)におけるコークス切出装置に関する。従来の切出装置
は第1図に示すように、冷却塔aの下部にコークス抽出
口す及び切出弁c、c′が設けられており、該切出弁
、 c/は平板状の弁であって、その平面方向にスライ
ドしてコークス抽出口すを開閉するようになっている。
該切出弁、 c/を交互に開くと冷却塔a内で冷却され
たコークスdは、前記コークス抽出口すの下方に設けた
計量ホッパeに堆積される。
所定量のコークスdが堆積された後前記切出弁c、C′
を閉じることにより一定量のコークスが切出される。
計量ホッパeの下端に中間八ツ力fが接続され、該計量
ホッパeの中間バンカf内に開口する部分に上部ゲート
弁gが開閉可能に取付けられ、前記中間バンカfの下端
に排出シュートhが接続され、該中間バンカfの該排出
シュートh内に開口する部分に下部ゲート弁iが開閉可
能に取付けられている。
更に、前記排出シュートhの下端に電動フィーダjが取
付けられ、該電動フィーダjの開口部下方にコンベヤk
が配置されている。
計量ホッパeに切出されたコークスdは下部ケート弁i
を閉じた状態で上部ゲート弁gを開くことにより中間バ
ンカfに堆積され、そして中間バンカfに堆積されたコ
ークスdは上部ゲート弁gを閉じた状態で下部ゲート弁
iを開くことにより排出シュートhに排出される。
コークスdの切出しから排出シュートhへの排出までの
コークスdの流れは全てコークスdの自重落下により行
なわれるが、排出シュートhに流入及び堆積するコーク
スdは連続運転される電動フィーダjによってコンベヤ
kに均等排出され、搬送される。
冷却塔1内には赤熱コークスを冷却するため循環ガスが
供給されているが、該循環ガスは温度が200〜250
°C1圧力は300〜50蝕Aq程度であるが、−酸化
炭素を含んでいて有毒であり、外部への流出は最小限に
止める必要がある。
このため、切出装置に対してもガスシール性が必要とな
るが、切出弁C,C’はコークスdを一定量づつ切出す
目的のみ作動腰ガスシールする構造ではないため、上部
ゲート弁g又は下部ゲート弁iが閉じた時にガスをシー
ルする機能を与え、上部ゲート弁gと下部ゲート弁iを
交互に開閉させている。
又、電動フィーダj及びコンベヤに廻りは集塵管1にて
ガス吸入を行ない外部へのガス流出を防止する構造とし
ている。
従って、従来の切出装置は以下のよな問題点を有してい
る。
m 切出弁C9C′は冷却塔a内部ガス(循環ガス)
に対しシール機能を備えておらず、上部ゲート弁gと下
部ゲート弁iの交互作動によってガスシー、ルしている
ため、余分に中間バンカf及び下部ゲート弁iが必要と
なっている。
(11)コークスdを自然落下によって流出させている
ので、コークスd流出時間は中間バンカfの固定された
滑り角αにより決まり、コークスdが一度に流出されコ
ンベヤkに対しコークスdの詰まりやオーバロードを防
止するため、一度コークスを溜める排出シュートh及び
電動フィーダj等の均等排出装置が余分に必要となって
いる。
曲)切出弁c、C′からコンベヤkまでの高さが10汎
程にもなり、又切出装置は冷却塔aの最底部に位置して
いるため、冷却塔aも含めたCDQ;設備全体°の高さ
は極めて高いものとなる。
(IV)CDQ設備全体の高さが極めて高いものとなる
ため、コークスパケット巻上塔、ボイラ架構等、他の設
備の建設費も高くなる。
(v)CDQ設備全体の高さが極めて高いものとなるた
め、コークス抽出口すからコークスdの落下及び移動す
る距離も長くなり、コークスdが粉化する率も多くなる
本考案は上述の従来のコークス切出装置の問題点を解決
腰切出弁自体でガスシールすることにより切出装置を簡
略化し、切出装置の高さを低減することのできるCDQ
設備におけるコークス切出装置の提供を目的としたもの
であり、コークス冷却塔の底部に設けたコークス抽出口
外周にフランジを設け、前記コークス抽出口より供給さ
れたコークスを導入する開口部を有し且つ内部に計量ホ
ッパを有する切出弁の外周に前記コークス抽出口側フラ
ンジと密着し得るフランジを設け、該切出弁を前記コー
クス抽出口側フランジと当接し且つ揺動し得るよう配設
し、前記各フランジ間にシール材を設け、前記コークス
抽出口側フランジの前記切出弁がコークス切出方向へ回
転する側に円弧状の長フランジを連設腰又前記切出弁側
フランジの前記コークス抽出口側フランジに長フランジ
を設けた側とは反対側に円弧状の長フランジを連設せし
め、コークス抽出口から切出弁内のホッパ内にコークス
が流入する際は密着する各フランジによりガスの漏出を
防止し、該切出弁がコークス切出方向に回転し開口部が
下方に向くよう揺動したとき前記切出弁側長フランジに
より前記コークス抽出口を密閉するよう構成したことを
特徴とするコークス乾式冷却設備におけるコークス切出
装置にかかるものである。
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第2図及び第3図に示すように、コークス冷却塔1の底
部を各壁面の角度がコークス滑り角以上の角度αとなる
よう四角錐状とし、該四角錐状部の頂点部分にコークス
抽出口2を設け、該コークス抽出口2の両側部を円弧形
状に切欠き、該コークス抽出口2縁部外周にフランジ3
を設け、コンベヤ4によりコークス5を搬送する側のフ
ランジを延長し前記コークス抽出口2両側部を切欠いた
と同一の曲率となるよう湾曲させ長フランジ6となす。
前記コークス抽出口2に対応する開口部を有し、断面扇
形で且つ該コークス抽出口2の幅寸法Aよりも大きな幅
寸法Bの切出弁7に計量ホッパ8を備え、該切出弁7を
前記コークス抽出口2両側部の円弧の曲率中心を通り且
つ図示していない駆動装置により回転駆動される軸9に
取付け、軸9の回転により該切出弁7が揺動自在となる
ようにする。
更に、該切出弁7の開口部外周に前記コークス抽出口2
縁部外周に設けたフランジ3と密着し得るようフランジ
10を設け、コンベヤ4によりコークス5を搬送する側
とは反対側のフランジを延長し該切出弁7の扇形両側板
11の曲率と同一の曲率となるよう湾曲させ長フランジ
12となす。
ここで、各フランジと各開口部との長さの関係は、コー
クス冷却塔側湾曲フランジの全長Cを切出弁7側開口部
長さDの2倍以上とし、切出弁7側湾曲フランジの全長
Eは前記コークス冷却塔1側湾曲フランジ全長Cに切出
弁7最犬揺動時突出長さFを加えた長さとする。
前記コークス冷却塔1側フランジ3及び長フランジ6の
前記切出弁7側フランジ10と当接する部分に、メタル
タッチ等のシール材13,13’、13″を設け、ガス
シール機能を持たせ、且つ両者が切出弁7揺動時を含め
て常に接する面が存在する状態とする。
図中、14はコークス抽出口2内部幅方向に設けたコー
クス落下時の逃げ空間を形成するための仕切板、15は
本揺動式切出装置及びコンベヤ4のコークス落下部周辺
を囲う防塵カバー、16は該防塵カッ5−に取付けられ
図示していない集塵装置に接続された集塵管である。
次に本考案の作動について説明する。
コークス5を切出すときは第4図イに示すように、コー
クス冷却塔1の底部壁面及び切出弁7内部壁面はコーク
ス滑り角以上の角度αを有しているため、コークス5は
コークス冷却塔1から自重落下により計量ホッパ8内に
流入する。
この時、コークス抽出口2内部に設けた仕切板14によ
りコークス5はスムーズに落下され、又コークス冷却塔
1内の循環ガスはシール材13.13’によりシールさ
れ、本揺動式切出装置外へ流出することが防止される。
所定量のコークス5が計量ホッパ8内に堆積した後、軸
9を支点として切出弁7を反時計方向に回転すると、第
4図口に示すようにコークス抽出口2は切出弁7側長フ
ランジ12により閉じられ且つシール材13.13’に
よりシールされ、又切出弁7開ロ部はコークス冷却塔1
側長フランジ6により閉じられ且つシール材13.13
’によりシールされ、一定量のコークス5が切出される
切出弁7内の計量ホッパ8の幅寸法Bがコークス抽出口
2の幅寸法Aよりも大きいので切出弁7の揺動動作は円
滑に行なわれる。
一定量のコークス5を切出した後、切出弁7を更に反時
計方向に回転すると、第4図へに示すように切出弁7は
最大揺動位置に至り、計量ホッパ8のコークス5流動側
壁面がコークス滑り角以上の角度αとなり、コークス冷
却塔1側の長フランジ6の外方に開口する計量ホッパ8
からコークス5がコンベヤ4に排出される。
切出弁7最大揺動位置においても、切出弁7側長フラン
ジ12によりコークス抽出口2が閉じられ且つシール材
13.13’により循環ガスがシールされるのでコーク
ス冷却塔1内の循環ガスの流出が防止される。
コークス5排出時に計量ホッパ8から流出するガスは防
塵カバー15に取付けた集塵管16を通して図示してい
ない集塵装置によりコークス5粉塵と共に排出される。
コークス5の排出が終了した後は、切出弁7を時計方向
に回転させ再び以上の操作を繰り辺すことにより、コー
クス5の切出及び排出を連続的に行なう。
本考案のコークス乾式冷却設備におけるコークス切出装
置は、上述の実施例に限定されるものではなく、本考案
の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得る
ことは勿論である。
以上述べたように本考案のコークス乾式冷却設備におけ
るコークス切出装置によれば、 (I) 計量ホッパを備えた切出弁にシール機能を持
たせ、コークス抽出口下方において揺動させながらコー
クスの切出し及び循環ガスのシールを同時に行なえるよ
うにしたので、従来の切出装置において必要とされてい
た上部ゲート弁、下部ゲート弁及び中間バンカを不要と
し、装置を簡略化することができる。
(II) 切出弁の揺動速度及びコークス排出角を選
択することができるのでコークスの均等排出が可能とな
り、従来の切出装置において必要とされていた排出シュ
ート及び電動フィーダ等のコンベヤに対する装置を不要
とし、装置を更に簡略化することができる。
(III) 上部ゲート弁、下部ゲート弁、中間バン
カ、排出シュート及び電動フィーダ等を省略することが
できるので、切出装置高さを大幅に低減スルことができ
る。
゛従って、本揺動式切出装置はCDQ設備の最底部に位
置してにるため、本揺動式切出装置の高さ力状幅に低く
なれば、大CDQ設備全体の高さも大幅に低減すること
ができる。
(TV)CDQ設備全体の高さを大幅に低減することが
できるので、コークス冷却塔本体、コークスパケット巻
上塔、″ボイラ架構等、他の設備の建設価や設備費を低
減することができる。
(V)CDQ設備全体の高さを大幅に低減することがで
きるので、コークス装入時の持上げ高さが低くなり、省
エネルギー化を図ることができる。
又、コ1−クス落下移動距離の短縮によりコークスの粉
化を防止することができ、コークスの分止まりを向上さ
せることがへきる。
等、種々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切出装置の説明図、第2図は本考案の説
明図、第3図は第2図の■−■方向矢視図、第4図イは
本考案の装置のコークス流入時の説明図、第4図口は本
考案の装置のコークス切出時の説明図、第4図ハは本考
案の装置のコークス排出時の説明図である。 図中、1はコークス冷却塔、2はコークス抽出口、3.
10はフランジ、6,12は長フランジ、7は切出弁、
8は計量ホッパ、9は軸、13.13’、13’はシー
ル材、14は仕切板を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コークス冷却塔の底部に設けたコークス抽出口外周にフ
    ランジを設け、前記コークス抽出口より供給されたコー
    クスを導入する開口部を有し且つ内部に計量ホッパを有
    する切出弁の外周に前記コークス抽出口側フランジと密
    着し得るフランジを設け、該切出弁を前記コークス抽出
    口側フランジと当接し且つ揺動し得るよう配設し、前記
    各フランジ間にシール材を設け、前記コークス抽出口側
    フランジの前記切出弁がコークス切出方向へ回転する側
    に円弧状の長フランジを連設し、又前記切出弁側フラン
    ジの前記コークス抽出口側フランジに長フランジを設け
    た側とは反対側に円弧状の長フランジを連設せしめ、コ
    ークス抽出口から切出弁内のホッパ内にコークスが流入
    する際は密着する各フランジによりガスの漏出を防止し
    、該切出弁がコークス切出方向に回転し開口部が下方に
    向くよう揺動したとき前記切出弁側長フランジにより前
    記コークス抽出口を密閉するよう構成したことを特徴と
    するコークス乾式冷却設備におけるコークス切出装置。
JP15992281U 1981-10-27 1981-10-27 コ−クス乾式冷却設備におけるコ−クス切出装置 Expired JPS6011081Y2 (ja)

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JPS5865347U JPS5865347U (ja) 1983-05-02
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WO1986001819A1 (en) * 1984-09-17 1986-03-27 Nippon Steel Corporation Method of and apparatus for discharging pulverulent and granular substance from hermetic vertical cooling furnace

Also Published As

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JPS5865347U (ja) 1983-05-02

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