JPS6011047A - 空気調和機の運転制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は空気調和機の運転制御方法に関する。

〔発明の技術的背景〕

一般に、夏の夜などは寝苦しく空気調和機を塗分運転さ
せたまま眠）につくことが多い。この場合、眠りの初期
は快適に眠シにつくことができるように温度調節器の設
定温度を低（し、眠シについてしまった後は身体の内部
発熱も少なくなるので冷え過ぎを防止するため温度調節
器の設定温度を高くすることが望まれる。

そこで、従来の空気調和機においては、第１図に示すよ
うに１時間の経過と共に段階的に温度が高くなるような
ルームサーモ設定温度曲線Ａを予め定めておき、この曲
線上の温度にまで室温が低下した場合にコンプレッサを
ＯＦ’Ｆとし、一方、この曲線上の温度よシ多少高い温
度にてコンプレッサをＯＮして、第二図の破線Ｂに示す
ように室温を時間的経過と共に上げてゆく方式が採られ
ていた。

〔背景技術の問題点〕

しかし々から、眠シの初期の室温が第一図に曲線Ｃで示
すように初期のルームサーモ設定温度Ｔｅｌよシ遥かに
高い場合においては、スリーブタイマが作動中、室温が
スリーブタイマのルームサーモ設定温度曲線Ａ上の温度
に達するまで下がらないので、常にコンプレッサに１０
θチ運転を強いることになシ省エネに反することになる
。

一方、ルーマサーモ設定温度が’Ｉ’ｓ１から’ｒｓｘ
に、またＴｓ２からＴｓ３に変化する部分においてはコ
ンプレッサのＯＮ　、　ＯＦＦによシ室温が第一図に曲
線Ｂで示すように急激に変化することとなるので、快適
な睡眠を妨げられるなどの難点がある。

〔発明の目的〕

本発明は、前記事情を考慮してなされたもので。

省エネ性、快適性に優れた空気調和機の運転制御方法を
提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

前記目的は、コンプレッサ等を含んでなる空気調和機の
冷房運転にあたシ、安眠タイマセット後、時間経過とと
もにコンプレッサ運転率が漸減するような運転率曲線に
従ってコンプレッサの運転制御を行なうことにより達成
される。

〔発明の実施例〕

以下１本発明を実施例に基゛づいて説明する。

第３図は本発明を実施するための空気調和機の一例をブ
ロック図にて表わしたものである。

この空気調和機において、温度検出比較回路ｌは設定温
度検出回路コからの設定信号Ｔ８と室温Ｔ１　とを比較
するもので、この比較信号は運転状況判断回路３に送ら
れるようになっている。運転状況判断回路３は温度検出
比較回路ｌからの信号に応じて運転状況を選択するもの
で、この選抜信号は制御回路ヶ及び制御スタート信号検
出回路Ｓに送られるようになっている。制御回路グは運
転状況判断回路３からの選択信号に応じてコンプレッサ
リレー、ファンリレー等の運転制御を行なうものである
。

また、空気調和機において、制御スタート信号検出回路
Ｓは前記運転状況判断回路３からの選択信号を受けると
ともに、制御スタート信号を検出するものであり、この
運転状況判断回路３からの信号は積算タイマ乙に送られ
るようになっている。

積算タイマみは制御スタート信号が入力された後の経過
時間を積算するためのものであシ、この積算タイマ６か
らの信号はコンプレッサＯＮ１０　Ｆ　７時間演算回路
７に送られるようになっている。コンプレッサ０Ｎ１０
ＦＦ時間演算回路７はコンゾレッザ０Ｎ１０ＦＦ時間を
設定す不もので、このコンプレッサ０Ｎ１０ＦＦ時間設
定演算回路７からの信号はコンプレッサ０Ｎ１０ＦＦ時
間タイマざに送られ、さらに制御回路グに送られるよう
になっている。

続いて、本発明に係る空気調和機の運転制御の実施例を
説明する。

先ず、基準となるコンプレッサ運転率曲線をめる。この
コンプレッサ運転曲線は例えば次のようにしてめられる
。即ち、従来のルームサーモ設定温度曲線Ａを基準とし
た場合、制御スタート信号入力の後ｔ１までは室温Ｔｓ
１を維持し、ｔ１経過後ｔ２までは（ｔ２　ｔｘ）の時
間内に（ｔ、５２Ｔｓ１）だげ室温を上昇させ、ｔ２経
過後ｔ３までは（１３−１２）の時間内に（Ｔｅａ　Ｔ
８２　）だけ室温を上昇させる場合のコンプレッサ運転
率な実験的にめることによって得られるにの結果得られ
たのが第グ図に示すコンプレッサ運転率曲線りであり、
これに従ってコンプレッサのＯＮ・１０ＦＦ運転を行な
えば第一図に曲線Ｅに示す如く室温が変化することとな
る。

また、室温Ｔ１と設定温度’ｒＢとの差とコンプレッサ
運転率との関係（第Ｓ図）から初期のコンプレッサ運転
率をめると共に、前記コンプレッサ運転率曲線りを基準
にして初期コンプレ・ノサ運転率に対応するコンプレッ
サ運転率曲線をめる。

即ち、室温Ｔ１と設定温度’ｒｓの差がＴ１　＋　Ｔ２
　＊Ｔ３であるとすれば第５図より初期コンプレッサ運
転率はａ、ｂ、ｃに決定される。また、この初期コンプ
レッサ運転率ａ、ｂ、ｃが決定されると、これを前記コ
ンプレッサ運転率曲線りの変化に沿って補正をすること
によりそれぞれのコンプレッサ運転率曲線Ｆ、Ｇ、Ｈが
得られる。

続いて実施例を前記空気調和機の作用と共に説明する。

取扱者によシ設定温度ＴＳが入力されると、温度検出比
較回路ｌにおいては室温Ｔ１と前記温度Ｔ３とが比較さ
れここで（Ｔ、（−ＴＳ）がめられ。

この信号が運転状況判断回路３に送られる。この運転状
況判断回路３では第Ｓ図の関係に基づいて（Ｔ１−Ｔｓ
）に応じた初期のコンプレッサ運転率が選択され、この
信号が制御回路ダに送られる。

この制御回路ダはこの信号に基づいてコンプレッサリレ
ー、ファンリレー等の運転制御を行なう。

一方、取扱者によって安眠タイマがセットされると即ち
制御スタート信号が入力されると、制御スタート信号検
出回路５にて入力が検出され、この検出信号は積算タイ
マルに送られる。この精算タイマ６では制御スタート信
号入力後の経過時間が積算され、コンプレッサ０Ｎ１０
Ｆ７時間設定演算回路７では、予め保持されているコン
プレッサ運転率曲線に基づいてコンプレッサのｏＮ１０
ｙｙ時間がめられる。而して、この信号はタイマｇに送
られ、このタイマｇの作用によってコンプレッサがＯＮ
　／　ＯＦ　Ｆ運転される。

以上のように実施例によれば、コンプレッサの初期運転
率によりて決定され、コンプレッサ運転率が漸減するよ
うな運転率曲線に従ってコンプレッサを強制的に０Ｎ１
０ＦＦさせ１時間の経過と共に無段階もしくは数段階に
変化はせているので。

室温の変動が少なく快適性に優れ、しかも省エネにも適
するという利点を有する。

なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
能力可変式コンプレッサを使用した冷房機等にも応用で
きるものであυ、この場合、先ずコンプレッサの能力を
減少させて、その後運転率曲線に従ったＯ　Ｎ　／　Ｏ
Ｆ　Ｆ運転を行なえば快適性はよ〕向上することとなる
。

〔発明の効果〕

以上に説明したように本発明は、コンプレッサ等を含ん
でなる空気調和機の冷房運転にあたシ、安眠タイマセッ
ト後１時間経過とともにコンプレッサ運転率が漸減する
ような運転率曲線に従ってコンプレッサの運転制御を行
なうようにしているので、快適性、省エネ性の向上を図
ることができるという利点を有する。

定温度曲線を表わす図、第一図は従来及び本発明例を表
わすブロック図、第を図、第Ｓ図及び第６図は本発明の
実施例の運転制御方法の説明図である。

ハ・・温度検出比較回路、コ・・・設定温度検出回路、
３・・・運転状況判断回路、ｑ・・・制御回路、Ｓ・・
・制御スタート信号検出回路、乙・・・コンプレッサ０
Ｎ１０ＦＦ時間演算回路、７・・・コンプレッサ０Ｎ１
０’Ｆ７時間タイマ。

出願人代理人　猪　股　清 ９７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／）コンプレッサ等を含んでなる空気調和機の冷房運転
   にあたり、安眠タイマセット後、時間経過とともにコン
   プレッサ運転率が漸減するような運転率曲線に従ってコ
   ンプレッサの運転制御を行なうようにしたことを特徴と
   する空気調和機の運転制御方法。 、２）前記運転率曲線は室温と設定温度の差によシ補正
   されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の空気調和機の運転制御方法。