JPS6010752B2 - 縫目加減調整装置 - Google Patents

縫目加減調整装置

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JPS6010752B2
JPS6010752B2 JP11217480A JP11217480A JPS6010752B2 JP S6010752 B2 JPS6010752 B2 JP S6010752B2 JP 11217480 A JP11217480 A JP 11217480A JP 11217480 A JP11217480 A JP 11217480A JP S6010752 B2 JPS6010752 B2 JP S6010752B2
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JP
Japan
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dial
locking
locking hole
hole
stitch
Prior art date
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JP11217480A
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English (en)
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JPS5737486A (en
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巌 山根
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は縫目加減調整装置、特にミシン運転中にはロッ
クされ、縫目を変更する時には簡単に。
ック解除できる縫目加減調整装置の改良に関するもので
ある。従来より、ミシンを用いた縫製にあっては、布の
種類等縫製条件によって縫目を適宜調整することが行な
われていた。
しかしながら、この種の従来装置では、その構造上、運
転中に縫目調整ダイヤルが回転しやすいという欠点のあ
ることが知られていた。この種の従釆装置としては、第
1図に示す様に、ミシンのアーム機枠1川こ縫目加減調
整ねじ12を螺合させる。
この調整ねじ12の一端には縫目調整用のカム面(図示
せず)に当接する当鞍部14が形成してあり、他端には
ミシンのアーム機枠10外方で縫目加減調整ダイヤル1
6が固定してある。この調整ダイヤル16のアーム機枠
101こ対崎する面には、多数のV形溝部18が放射状
に設けてあり、アーム機枠10の調整ダイヤル16V形
溝部18に対時する面には、係止ピン20が進退自在に
埋設してある。この係止ピン20は、一端がV形溝部1
8に係合する円錐部22として形成してあり、他端が圧
縮バネ24に圧接し、円錐部22がV形溝部18に押圧
されている。なお図中26は、調整ねじ12と調整ダイ
ヤル16とを固定する固定ねじである。次にこの従来装
置の作動を説明すると、調整ダイヤル16に回転力を加
えて、調整ダイヤル16に固定ねじ26で固定された調
整ねじ12を回転させて、当接部14を進退させるもの
である。
この調整ダイヤル16の回転に伴って、V形溝部18に
円錐部22で圧接している係止ピン20は、円錐部22
先端がV形溝部18内を滑りつつ圧縮バネ24に抗して
後退し、ついにはV形溝部18から退出し、更に調整ダ
イヤル16を回転することによって隣接するV形溝部1
8に係止するものである。この一連の動作を繰返してt
任意の縫目調整を行なうこととなる。しかしながら、こ
の種の従来装置にあっては「圧縮バネ24の弾発力を強
くすると調整ダイヤル16の回転に大きな力を要し、扱
いが不便であると共に作業性の低下を来たすこととなる
し、逆に圧縮バネ24の弾発力を弱くすると調整ダイヤ
ル16の回転は容易に行なえるものの、各構成部品のガ
タ、運転に伴なう振動等による外部要因によって、圧縮
バネ24の弾発力に抗して調整ダイヤル16が回転して
しまい、最初に設定した縫目とは異なった縫目となって
しまう事故を引き起こすこととなっていた。
本発明は前述した従来の課題に鑑み為されたものであり
、その目的は、縫目調整は容易に行なえるものの、外部
要因によって縫目が変化しない様にしL作業上の向上、
事故の防止等を図った縫目加減調整装置を提供すること
にある。
上記目的を達成する為に、本発明は、進退によって総目
整を行なう様ミシンのアーム機枠に螺合させた縫目加減
調整ねじと、外周に外スプラィンを有して調整ねじに固
定された内ダイヤルと、内ダイヤルの外スプラィンに緩
装する内スプラインを有する外ダイヤルと、内ダイヤル
と外ダイヤルとの間に圧接した圧縮バネと、内ダイヤル
に固定した外ダイヤル脱落防止用の止板と、を同一軸心
上に配送すると共に、前記内ダイヤルに縫目目盛に相当
するピッチで軸心から同径で複数の係止孔を穿設し、係
止孔に対応する外ダイヤルに係止孔内を進退自在な解除
突起を突設し、係止孔に対応するミシンのアーム機枠に
緩装穴を設け、この緩装穴中に奥より圧縮バネと内ダイ
ヤルの係止孔に進退自在な係止ピンとを内装ごせて形成
したことを特徴とする。
以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明する
本発明は、第2図乃至第5図に示してあり、第1図と同
一部材には同一符号を付して説明を省略する。
第2図は、ミシンのア−ム機枠10への取付部材の斜視
図である。
図中12は調整ねじであり、2Mま外周に外スプラィン
30を有して調整ねじ寛2に固定された内ダイヤルであ
る。又32は、内ダイヤル28の外スプラィン301こ
緩装する内スプラィン34を有する外ダイヤルであり、
内ダイヤル28との間に圧縮バネ36が圧菱してある。
38は止板であり、固定ねじ26にて内ダイヤル28と
調整ねじ12とに一体に固定され、外ダイヤル32の圧
縮バネ36の磯発力による脱落を防止している。
内ダイヤル28にはトアーム機枠10側に外スプラィン
30の外周からフランジ40が設けてあり、フランジ4
01こよって形成される外スプラィン30歯間が係止孔
42と成っている。
又フランジ40のアーム機枠10と逆側の面は、衝懐面
44と成っている。なお内ダイヤル28のアーム機枠1
0逆側端面には、止板38に穿設した位置決孔46に対
応する位置決突起48が突設してあり、内ダイヤル28
と止板38との固定を容易にしてある。外ダイヤル32
には、内ダイヤル28のフランジ40衝後面44との間
に圧縮バネ36を圧装する為に圧縮バネ36の一部を収
納する収納部50と、収納部50外部に内ダイヤル28
のフランジ40が前後勤する前後動部52とが周設して
ある。
54は内スプラィン34のアーム機枠IQ側端部に相当
する解除突起であり、前後勤部52奥面は、内ダイヤル
28のフランジ40衝綾面44が衝接する内衝懐面56
と成っている。
又201ま内ダイヤル28の係止孔42形状より大径の
孫止ピンであり、24は係止ピン20を係止孔42側に
押す圧縮バネである。
又係止ピン20先端は、圧縮バネ24にて押された時に
係止孔42内に位置する紬径部58を形成し、係止ピン
20の紬径部58となる段部は係止孔42の外面に当接
する当俵面60と成っている。又第3図中の62は、調
整ねじ12の当嬢部14が当綾する送り調整カムであり
、64は当接部14が当接するカム面、66は当鞍部1
4の進退によって送り調整カム62を作動させる麹支点
であり、68は係止ピン20と圧縮バネ24とをアーム
機枠1川こ挿入する為の緩装穴である。
次に本発明の作動について、ロック状態とロック解除状
態について説明する。第4図は任意の目盛で縫目を固定
したロック状態を示したものである。
この時外ダイヤル32は、圧縮バネ36の弾発力で止板
38に圧接しており、外ダイヤル32の解除突起541
ま、、内ダイヤル28の係止孔42内方に位置しており
、アーム機枠10‘こ設けた穣装穴68中の係止ピン2
01ま、圧縮バネ24の弾発力によってその先端の細径
部58を係止孔42内に位魔させている。なおこの時係
止ピン20は、係止孔42形状より大径な為、係止孔4
2のアーム機枠10側に当援面60を当緩させている。
この状態にあっては、外ダイヤル32を回転せようとし
ても、外ダイヤル32と一体に回転する内ダイヤル28
の係止孔42に係止ピン20の紬蓬部58が位置してお
り、回敷させることができない。
又ミシンのア−ム機枠10に振動が発生しても、係止ピ
ン20をアーム機枠10の緩菱穴68方向に押す負荷が
全く存在しないので、係止ピン20と内ダイヤル32と
の係止が維持され、縫目等が変更してしまう事故は皆無
である。第5図は縫目を変更する為のロック解除状態を
示したものであり、第4図の状態から外ダイヤル32を
アーム機枠10側に押してある。
この時、外ダイヤル32と内ダイヤル28との間に設け
た圧縮バネ36が圧縮され、外ダイヤル32の内衝嬢面
56が内ダイヤル28の衝嬢面44に衝接し、外ダイヤ
ル32の解除突起54が内ダイヤル28の係止孔42ア
ーム機枠10側端面と同一面になっている。それ故、係
止ピン20はアーム機枠10の穣袋孔68内に押込まれ
、細窪部58と係止孔42との係止が解除される。この
状態で外ダイヤル32を回転させると、内ダイヤル28
及び調整ねじ12が同時に回転し、当鞍部14が進退す
るので、縫目を自在に変更することができる。又所望の
縫目に設定した後は、外ダイヤル32を離すと〜両氏縦
バネ24,36の弾発力で再びロック状態となる。本発
明は、ミシンの運転に伴って発生する振動によって、調
整ねじ82、内ダイヤル28「外ダイヤル32等に回転
モーメントが加わったとしても、この回転モーメントが
係止ピン20と係止孔42との係止解除方向に作用しな
いので、縫目が変更する等の事故が完全に防止できる。
又更に、適宜縫目に設定する場合には、外ダイヤル32
を押しながら回すだけで縫目変更が行なえるので、片手
で行なえ、作業性も良いものである。なお係止孔42の
位置に限定はないが、実施例の様に内ダイヤル28の外
スプラィン30間を係止孔42とすると、製作が容易で
ある。
又係止ピン2川ま、細軽部58を設けず、丸棒状に形成
しても良いが、実施例の様に細軽部58、当綾面60を
設けると、圧縮バネ24の弾発力にて押された係止ピン
20‘ま、その当接面60で固定された内ダイヤル28
の係止孔42機面に衝接するだけであり、前後勤自在な
外ダイヤル32に圧縮バネ24の弾発力が作用しない。
従って移動物に外的負荷を加えない構造となるので、移
動物である外ダイヤル32に遊び等が生じることもなく
、耐久性が著しく向上することとなる。又外ダイヤル3
2に、内衝婆面56を設け、この内衝婆面56に内ダイ
ヤル28のフランジ40の衝嬢面44が衛鞍する様に形
成すると、外ダイヤル32を押しても、内衝鼓面56と
衝後面44とが衛膝するだけで、圧縮バネ36に圧縮力
以外の負荷が加わらず、圧縮バネ損傷等の事故がない。
以上述べた様に本発明は、縫目設定が容易に行なえるだ
けでなく、一度縫目を設定してロック状態とした後は、
ミシンの振動等による外部要因によって縫目が変更する
ことなく、作業性が良くかつ信頼性が高いものである。
図面の簡単な説明第1図は従来装置の断面図、第2図は
本発明装置の分解斜視図、第3図はミシンに組込んだ状
態を示す一部切欠斜視図、第4図はロック状態を示す断
面図、第5図はロック解除状態を示す断面図である。
各図中同一部材には同一符号を付し、10はアーム機枠
、12は調整ねじ、20は係止ピン、24は圧縮バネ、
28は内ダイヤル、30は外スプライン、32は外ダイ
ヤル、34は内スプラィン、36は圧縮バネ、38は止
板、4川まフラソジ、42は係止孔、54は解除突起、
58は細径部である。
機貫麹 第2図 第3図 繁4図 繁5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 進退によつて縫目調整を行なう様ミシンのアーム機
    枠に螺合させた縫目加減調整ねじと、外周に外スプライ
    ンを有して調整ねじに固定された内ダイヤルと、内ダイ
    ヤルの外スプラインに緩装する内スプラインを有する外
    ダイヤルと、内ダイヤルと外ダイヤルとの間に圧装した
    圧縮バネと、内ダイヤルに固定した外ダイヤル脱落防止
    用の止板と、を同一軸心上に配装すると共に、前記内ダ
    イヤルに縫目目盛に相当するピツチで軸心から同径で複
    数の係止孔を穿設し、係止孔に対応する外ダイヤルに係
    止孔内を進退自在な解除突起を突設し、係止孔に対応す
    るミシンのアーム機枠に緩装穴を設け、この緩装穴中に
    奥より圧縮バネと内ダイヤルの係止孔に進退自在な係止
    ピンとを内装させて形成したことを特徴とする縫目加減
    調整装置。 2 特許請求の範囲1の装置において、内ダイヤルの外
    スプラインアーム機枠側外周にフランジを設け、外スプ
    ラインの歯間を係止孔と成したことを特徴とする縫目加
    減調整装置。 3 特許請求の範囲1、2のいずれかの装置において、
    係止ピンを係止孔形状より大径に形成すると共に、係止
    ピン先端に係止孔に挿入自在な細径部を設けたことを特
    徴とする縫目加減調整装置。
JP11217480A 1980-08-14 1980-08-14 縫目加減調整装置 Expired JPS6010752B2 (ja)

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JP11217480A JPS6010752B2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 縫目加減調整装置

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JP11217480A JPS6010752B2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 縫目加減調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS5737486A JPS5737486A (en) 1982-03-01
JPS6010752B2 true JPS6010752B2 (ja) 1985-03-19

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ID=14580097

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JP11217480A Expired JPS6010752B2 (ja) 1980-08-14 1980-08-14 縫目加減調整装置

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6392522A (ja) * 1986-10-03 1988-04-23 Noda Plywood Mfg Co Ltd 連続押出し成形における搬送装置
KR100786760B1 (ko) 2007-05-25 2007-12-18 윤성용 미싱용 땀수 다이얼 고정장치
KR101006540B1 (ko) * 2007-07-06 2011-01-07 주식회사 썬스타 다이얼위치고정장치, 상기 다이얼위치고정장치에 의해고정되는 땀수조절다이얼장치, 및 상기땀수조절다이얼장치가 장착된 미싱
KR100847085B1 (ko) 2008-04-30 2008-07-18 한상만 재봉기의 땀수 조절장치
KR101231770B1 (ko) * 2011-08-31 2013-02-08 이성식 재봉기용 땀수조절장치의 충격흡수구조
CN111485333B (zh) * 2019-01-25 2021-09-03 重庆市鹏宇五金制品有限责任公司 一种缝纫机上新型的送料调节螺柱

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JPS5737486A (en) 1982-03-01

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