JPS6010581A - 移動中の金属製品の誘導加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、移動中の金Ｒ製品を誘導力ａ熱する装置に係
る。

このような装置は、公知素子として搬送ローラと誘導コ
イルとループ状磁気回路とを含んでおシ、 一搬送ローラは、被熱製品即ち加熱すべき製品を実質的
に水平な長手方向に沿って支持し移動させるべく、前記
長手方向に沿って順次配置されており且つ末端軸受に支
承された状態で実質的に水平で前記長手方向に垂直な横
断方向に平行な軸の回りで回転しておシ、−誘導コイル
は、周期的に可変な磁束を生成するための電流供給を受
けておシ、 −ループ状磁気回路は、前記磁束を循環せしめ各々が被
熱製品を上から下及び下から上の方向に２回横断しこの
製品の上方及び下方で長手方向に閉鎖するような磁束ル
ープを形成せしむべく、被熱製品の上方及び下方に配置
された透磁率の高い素子から栂成式れておシ、更に、 一搬送ローラが複合イ′Ｆ丁造を有しておシ、各ローラ
が磁性積層体と強化部材とを含んでおシ、磁性積層体は
、ローンの体債のに以上を占めておシ且つロー２が前記
ループ状磁気回路の一部を構成するようにローラ軸に沿
って積層された透磁率の高い素子から形成されておシ、
前記強化部材は、金属製であり、少くとも引張シ応力に
耐性でちゃ、更に被熱製品の重量によって生じる曲げ応
力にローラが耐性をもつように前記横断方向に沿って磁
性積層体の内部でローラの全長に亘って伸びている。

第１の公知装置はこれらの素子を含んでお夛、米国特許
第３００８０２６号Ｕ（ｅｎｎｅｄｙ）に記載されてい
る。該特許によれば、各搬送ロー２の磁性積層体は、加
熱すべき製品の幅に沿って加熱磁束を適切に分布させ得
るように踵々の値の透磁率を有し得る着脱自在な厚い円
板から構成される。搬送ローラは加熱すべき製品の上下
に対として配置されておシ磁性円板は製品と接触してい
る。誘導コイルは、磁束の対称分布を確保するように加
熱すべき製品の上下で搬送ローラを包囲している。これ
らのローラは、加熱磁束によって生じる磁力作用下の製
品の上下移動を完全に阻止すＺように製品と接触してい
る。

該特許ではデバイスの可能な用途のうちに熱処理及び成
形加工が含まれると記載しているが、この第１公知装置
が恐らくは常に５００℃未満の低温での薄い帯材の加熱
にしか使用できないことは当業者に明らかであろう。即
ち、コイルの配置を考察し且つ高い磁束では磁性円板の
温度がキュリ一点よシ高温になり透磁率を失なうことを
考察すると実際の加熱電力は小感いと予想される。更に
このような磁束はロー２の強化部材を構成するシャフト
を間接的に加熱するであろう。何故ならばこのようなシ
ャフトは通常、かなシの透磁率を有し従って磁束を通す
ような畑から製造されているからであろう。これらのシ
ャフトは加熱されると機械的特性が成る程度失なわれる
。加熱すべき製品と搬送ローラとの間に如何なる熱絶縁
体も備えられていないのでこれらのシャフトとこれらの
円板との加熱はいっそう深刻である。最後に、このよう
な装置では酸化層の如き高熱破片を落下きせる恐れのあ
る極めて高温の製品の下方にコイルが存在するので、装
置の保守コストが高い。

前記の如き理由から当業者の考えによれば、このＫｅｎ
ｎｅｄｙ特許は厚くて重い製品を高温加熱する場合の有
効な解決方法にはなり得ない。

逆に本発明は、厚い金属製品を例えば以後の変形加工を
容易にすべく高温で加熱又は再加熱する必要がある場合
に適している。本発明は特に製品が長尺！！１！鉄製品
、例えば圧延中にまだ高温であシ圧延プロセスを好争件
で継続し得べく　１ｏｏｏ乃至１２００℃のオーダの温
度に更に加熱するのが必要な平板状鋼製品である場合に
適している。このような製品の厚みは例えば約２５乃至
２５０１１であり、これを加熱するために散逸すべき電
力は約１０乃至２００　Ｗ／ｃＩｎ”、多くの場合５０
乃至２００　Ｗ／ぼ２である。このような散逸は、誘導
子によって生じる可変磁束が製品を通過すること及び製
品が電気伝導性であることによって達成される。製品の
温度は、合金毎に異なる値でキュリ一点よシ高温で常に
７７０℃を下回る値に維持されるので、製品は強磁性に
なら力い。しかし乍ら時にはまた、良好な圧延温度を維
持するためにアルミ板又は別の非磁性金属材料であって
もよい。

よシ詳細には、このような製品の加熱は、平板状製品の
最小寸法即ち厚みを通過する８束によって得られる。こ
の磁束の所要の変化は、固定コイル内の誘導電流の周期
的変化例えば正弦曲線形変化によって得ることができる
。又は、静止多相誘導子によって発生した移動砂場の波
の長手方向移動又は横断方向移動によって得ることもで
きる。

又は、ＤＣ励起される８気回路の磁気抵抗の周期的変化
又はＤＣｆｉＩｌ起される磁極の機械的移動から得るこ
ともできる。

搬送ローンが高温度強電力の誘導加熱手段と組合せられ
た公知の工業装置では、ローラが可変磁束からできるだ
け離間して位置しロー２自体の力Ｉ熱が生じないように
加熱手段がロー２間に配置されておシ、加熱すべき製品
を支持するための中間部材がローン間に存在しない。こ
の例として、１９７４年３月７日出願の英国特許公開用
１４５３４８９号（Ｔｈｅ　ＥｌｅｃｔｒｉｃｉｔｙＣ
ｏｕｎｃｉｌ　、発明者ＲａｌｐｈＷａｇｇｏｔ　ｔ　
）に記載のデバイス、及び、Ｈａｒｏｌｄ　Ｇｒｏｔｅ
Ｆｒｏｓｔｉｃｋ　名儀の米国特許ｉ　３４７１６７３
号に記載の装置がある。

これらの第２及び第３の公知装置の欠点は、可変磁束を
通すべく搬送ロー２間又はローラ側部に設けられたフリ
ースペースが小さいため、誘導子によって供給される加
熱電力が制限されることであるｅ、磁束が鉛直であると
きにはしばしば、中間支持部材が存在しないことによっ
て加熱電力が牝に小さくなる。何故なら、加熱すべき製
品の温度によってローラ間での製品の撓み抵抗が小さく
なるとすれば中間部材が存在しないときはロー２間のス
ペースを小さくせざるを得ないからである。

これらの第２及びＭ３の公知装置の力０熱電力を増加す
るために、搬送方向で装置の長さを延長することも提案
された。しかし乍らこの場合、装置のコストが上ると同
時に、装置収納（３造体のコストも上る。更に１熱損失
が増加し、力ｎ熱すべき製品の所望温度に到達するだめ
のコストも高くなる。

加熱装置の長さを延長すること無く加熱電力を増加させ
るために、磁束変化周波数を増加することも提案された
。即ち、加熱すべき材料内部で誘導場れる起電力は該周
波数に比例しておシ全ての点で磁束の変化幅が不変なら
ば材料中に散逸する電力が周波数の平方として増加する
ことが公知である。しかし乍ら周波数増加の研究は、可
変磁束が被熱材料の限られた厚み１でしか浸透しないこ
と及びこの厚みが周波数増加によって減少することによ
って限界にぶつかる。また特に指摘すべきは、高周波を
用いると誘導子の磁気回路内で大きい損失が生じるため
発電機の効串が良くないことである。従って、力ｎ熱す
べき材料に供給されるエネルギのコストが上るという欠
点が生じる。

更に公知装置では磁気回路が厳密に所定スペース内で磁
束を循環させる必要があるため、デバイスの製造コスト
が高くなる。

本発明の目的は、簡単で保守が容易であシ大型化されな
い装置を用いしかも適度な周波数例えば常用配電網の周
波数例えば５０又は６０　Ｈｚの電気エネルギのみを用
いて、移動中の金属製品を高い出力で高温加熱すること
である。

特に本発明の目的は、圧延流れ作栗ライン内に加熱デバ
イスを経済的に挿入することである。

本発明の目的たる移動中の金５製品の誘導加熱装置は前
記の公知素子を含んでおり、装置の特徴は、 一前記磁性積層体が、実質的に０．６醋を超えない厚み
の磁性シートの層から成る薄層を重ねた措造の積層体で
あり、被熱製品が積層体を通る磁束によって８００℃よ
り高温に力ｎ熱されたときにも積層体は破性シートのキ
ュリ一点よシ高温に加熱されないように、前記磁性シー
トが電気抵抗性で且つ互いに絶縁されていること、−前
記強化部材は、ローラを通る磁束が磁性積層体によって
強化部材の両側に循環され且つ強化部材が機械的特性低
下の恐れがある温度棟で加熱ちれないように、非磁性金
属から成ること、−各搬送ローンが更に七ｌｔレータを
有しており、このセＩＱレークは口〜うの全長に亘って
分布してお９、非磁性耐火鈎から成り、また、ローラと
同軸の円形支承縁を有しておシ、前記録は、前記積層体
と前記支承縁に支持される被熱製品との間に熱絶縁用ラ
ジアルギャップが維持されるように径方向で磁性積層体
より突出して存在していること、 一被熱製品の上面と誘導磁気回路との間に熱絶縁用エア
ギャップが設けられておシ、前記磁気回路が製品上方の
前記ループ状山気回路部分を構成しており且つ前記誘導
コイルがここだけ罠備えられていることである。

（以下余白） ローラの磁性積層体を構成すべく使用されるシートは、
積層構造の磁気回路のために従来から使用されているシ
ートであシ、一般に０．５墓の厚みを有する。

好ましくは装荷が更に、長尺で余シ剛性でない＃Ｐ７＆
製品の下方への涜みをｆｌｉｌＪ＠するために連続搬送
ローラ間のスペースに配置された固定申開支持部材を含
む。これらの中間部材は、横断方向に垂直な磁性シート
を横断方向に活って積層することによって構成された強
磁性ブロックを含んでおシ、搬送ローラと共に被熱製品
下方のループ状磁気回路を完成している。

更に好ましくは前記中間部材が、前記横断方向に沿って
分布した非磁性耐火銅から成るセ、ｑレータを含んでお
シ、これらのセノＱレータは、被熱製品を前記強磁性ブ
ロックから離間せしめて熱絶縁するように前記ブロック
の上方に突出している。

本発明によれば、搬送手段と加熱手段とを互いの作用を
全く妨害しないようにオーバーラツプさぜることかでき
るので従来の欠点が除去されると考えられる、不発ψ」
の６ス示によれば、特に磁性シートのＡ六Ｊ弱体全月１
いた〃Ｉ規なｒ〒造でローラ及び場合によってｔま中間
部材を製造することができ、様４Ａ１り的、磁気的及び
熱的な柿々の次元のｔｆｊ定住７４１条件に容易に適応
しイＪる。これにより、２１１１熱すべき製品に対して
、（ダ晶の摺送方向で不連続を生じないｉｆ”ｉ等磁束
を作用させ得る。従って本発明は、可能な最大の単位長
当ｐｌｊｉ力を与えることができ苅また°さ手段を大い
に小型化しイ：する。従って、ｊＪｉ妥加熱ｉＬ力が１
ｉ１０メガワツトに到遅し得る既存の圧延＃置又は将来
開発されるであろう圧延装置１゛・Ｃ内に加熱デバイス
を経τη的に容易にｌｉ４＋入しイ＜＋る。

本発明の前記利点及び特徴は、添付図面に示す非限定具
体例に門する以下の記載よシ明らかにされるであろう６
図中、積層（：〕造の金層素子はこれらの素子を構成す
るシートの面に沿って１１１５分的にハツチングされて
いる、これらの面が図の面に平行であるときはハツチン
グされない。

第１図は、本発明の好ましい第１具体例を示す。

加熱すべき製品ｌはローラ２によって搬送され中間部＠
３の上方を移動する。積層構造の磁気回路４が長手方向
に連続して配置されている。回路４の溝に誘導コイル５
が収納されておシ、コイル５は力Ｕ熱磁束を発生する。

この加熱磁束は定在的でチシ且つ、ｅルス化されている
。即ち、製品の任意の一点で加ｉ磁束は位置的に一定で
あシ時間的に変化している。ξれらのｕ４子についてそ
の積層方向を詳細に示している第２図の平面図と第３図
の端面図とＫよれは、コイルは、豆ね巻きヘッド分布の
単相型であ）端子Ａ、Ｂに曲用周波数（５０又は６０＆
）のＡＣ電流を受ける。訪導子は遮蔽Ｅによって加熱法
製品の熱放射から保詳される。

遮蔽は例えば、厚み約５Ｃｒｎのセラミック繊維から成
る。この拾遺では、ローラ２と中間部材３とが大きい透
磁率を有することができ、しかも限られた渦電流と磁気
ヒステリシスとによる損失のシートであり、更に、加熱
すべき製品の搬送に必要な機械的性能を維持している。

第４図の非限定的具体例によれば、ローラは、２つの締
付部材２２．２３の間で一連の非磁性鋼から成る面Ｊ火
セ／ｅレータ２４と積層構造の磁性ブロック２５とを剛
性シャフト２１に積層することによって形成されている
。ブロック２５の各々は、平板状円形シートの積層体か
ら構成される。シート間の絶縁はシート表面の酸化によ
って得られる。

これらのブロックと七７ｑレータとの積層体は側部部材
２２と２３との間で締付けられておシ、シャフトは引張
されている。このような積層体によってローラ全体の剛
性が得られる。

各セパレータ２４は円形支承１９２４ｇを有する。

緑２４Ａはローラと同軸であシ径方向でブロック２５の
外側に突出している。従って、ブロック２５と支承縁に
よ）支持された被熱製品との間に熱絶縁用ラジアルギャ
ップ２４Ｂが形成維持される。

ローラの構造を飼々の使用条件に適応させることが可能
である。例えば、製品の温度が余シ高くないか又は製品
の移動速度が余シ早くないため、吸水される温度条件が
余シ厳しくないときは、七ノＱレータ２４をより普通の
鋼から形成してもよく、時には七ノ９レーク２４を省略
して磁気回路を塗装によって絶縁してもよい。逆に、温
度条件が厳しく、惜成部材の弾性限度が低下する恐れが
あるか又は磁気回路がキュリ一点よシ高温になシ透磁率
を失なう恐れがあるときは、ローラの冷却が必要であろ
う。このような冷却は、潅水路を設けることによって達
成され得る。また第５図に示すように、溶融シリカから
成る円形絶縁リング２６で磁性ブロック２５を包囲して
ブロック２５を絶縁し、且つ、軸に平行なチャネル２７
にを気、水等の冷却用流体を循環させることによって冷
却を確保するととも可能である。この図によれば、軸方
向チャネル２７ｂからチャネル２７に供給する径方向貝
コ「５チヤネル２７ａの末端にプラグ２８が必要である
。

第６図及び第７図に示す非限定具体例によれば、中間部
材は非磁性耐火釧から成るセパレータ３１と積層構造の
磁性ブロック３２とを積層し、全体を機械的浴接素子３
３．３４．３５によって集成固定して形成されている。

温度条件に従ってローラと中間部材との機械的強度と透
磁率とを維持又は改良するために形状、寸法又は材料を
変化させることは勿論可能である。

特に、前記の如きローラ冷却システムを中間部材に直接
応用し得る。

再び第１図を参照すると、一連のローラと中間部材とが
／″ｉ、は連続する磁気回路を構成している。

ローラと中間部材との間のエアギャップはセンチメート
ルのオーダの厚みを有し得、磁気回路全体の磁気抵抗を
実質的に増加させない。しかも、炭素層の砕片の如き妨
害物でローラが動かなくなる危険が完全に阻止される。

このような構成の目的は、誘導子の磁束が通る主なエア
ギャップ（１デシメートル乃至数デシメートルのオーダ
）を、製品の鉛直方向厚みと製品上方の全党と誘導子の
熱遮蔽とによって形成されるギャップから構成させるた
めである。この溶成によれば加熱用磁束の循環が容易で
あり、更に、訪功、子を設計する際にローラと中間部材
との存在及び位置について配匝する必要がない。第１図
では誘導子の各々の幅がローラ間の幅よシ大きいが、勿
論前者の幅が後者の幅板下の大きさであってもよい。

第１図は、１つの幅又は１つの磁極をもつモジュール式
誘導子の具体例を示す。図示のこのイ背或は必要だから
ではなくこのイ芦成が便利だからである。多極モジュー
ルの構造も可能であり、又は全部の誘導子を１つのユニ
ットにまとめた構造も可能である。この図によれば、磁
気回路４が長手方向に連続する磁極片４Ｘ’ｚ有する。

磁極片は鉛直方向に伸びており、下端は被熱製品に正対
して終結しておシ、上端は誘導コイル５に接続されてい
る。誘導コイルは磁極片内に鉛直方向可変磁束を詠４す
る。

第８図の具体例では中間部材の上面が階段状になるよう
に中間部材の磁性ブロックのシート３６が配置されてい
る。これは、被熱製品に形成された炭素層が自然に排出
されるか又は外部手段によって排出されるためのギャッ
プをブロックとセパレータ３１との間に設けるためであ
る。このような炭素層の排出を行なう別の構成も勿論可
能である。

この具体例に於いて、被熱製品は例えば圧力ロールから
出た鋼板から成る。この鋼板は例えば４００　ｍ厚、１
．６ｍ幅であシ、ｉｎ／秒の速度で移動する。鎖板は温
度９２５Ｃに到達し、１０５０Ｃまで更に加熱される８
侠がある。このためには、短距頗ｔで鋼板内部に約２５
ＭＷの電力が散逸しなければならない。

ローラは液体によって冷却される。ローラは直径４００
Ｒであシローラ間の長手方向軸間距離は９５０鵡である
。

誘導子は１０個の単位素子を含んでおシ各素子に５０　
Ｈｚで２．５ＭＷの電力を誘導する、各素子の全長は１
．２５ｍである。

全ての磁性素子のシートは、厚み０．５１１！ｍｌであ
シ、常法で酸化されて互いに絶縁されている。誘導子は
被熱製品の上方に１５０８の７リスペースを残している
。ローラ間での製品の撓みは図示されていないが、中間
部拐があるため撓みは２０簡に制限される。

被熱製品は別の圧延ロールに案内され厚み１０門まで圧
延される。

本発明の第２具体例によれば、第９図の平面図で示され
るように、ＡＣ給電される同心コイル５Ａをもつ一連の
単相誘導子を使用し得る。これらの誘導子は第１図の誘
導子の代りに磁気回路４Ａに集積される。

第３具体例によれば、第１０図の端面図及び第１１回の
平面図に見られるように、磁心に巻かれたＡＣ給電され
る磁極コイル５Ｂの使用も可能である。これらのコイル
は第１図の対応する素子の代りに磁気回路４ＢＫ集稍さ
れる。

第４Ａ体例によれに、誘導子の磁気回路４ｃは多相コイ
ル５Ｃ，例えば第１２図に部分的に示すような３相コイ
ルを含み得る。このコイルはＳ動磁場を発生させる。磁
場の移動方向は、相のｊし序次第で方向へ又はＢであう
、この方向はまた、被熱製品の搬送方向Ｃと同方向又は
逆方向である。

この磁気回路とコーイルとは、第１図の対応する素子に
代って集積される。コイルは、第１２図の如き重ね巻き
ヘラｒでなく同心ヘッドを有していてもよい。

第５具体例では第１３図に示す如く、回転駆動される磁
性シリンダ６に界磁コイル５Ｄが担持されている。シリ
ンダ６は必ずしも積層構造でなくてもよい。磁気誘導回
路の残シの部分は符号４Ｄで示される。

第６具体例では第１４図に示す如く、回転駆動される磁
極７に界磁コイル５Ｅが担持されている。

磁極７は必ずしも積層構造でなくてもよい。

磁気誘導回路の残シの部分は符号４Ｅで示される。

第１３図及び第１４図の双方の場合、コイルはＤＣ給電
される。従って、前記のモードに於いて見られるような
無効エネルギの発生を回避し得る。

これらの２つの場合、適当な周波数での加熱磁束の変化
は、部材６，７に対して極めて小さいギャップを有する
ように磁気回路４Ｄ又は４Ｅに設けられた円筒状スペー
ス内での同転によって得られる。これらの２つの場合、
図示の可動部材６．７は双極性であるが、複数対の磁極
を配設してもよい。

第１５図に示す第７具体例によれば、双極コイル５Ｆが
ＤＣ給電される。磁束の変化は、磁気回路全体の磁気抵
抗の周期的変化によって得られる。

この変化は私層措造の想見部材８が回路の残シの部分と
同方向に回転することによって生じる。部拐８は、磁気
回路４Ｆ内に形成された部材８の運動スペースで顕著な
ギャップ変化が生じるような形状を有する。

第１５図に示した部材８の形状及び配置は勿論変更可能
である。

本発明の範囲内で、ローラと中間部材とローラの４１＋
受ザポートと全独々の形状及び材料で製造し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ＡＣ給電される重ね巻きへツー分布の単相誘
導コイルをもつ本発明デノ々イスの第１具体例の、一部
が鉛直断面になされた概略側面図、第２図は第１図の誘
導子の平面図、第３図は第２図の誘導子の側面図、第４
図はそれ自体の軸に対して横断方向に薄層を重ねて形成
されている第１図の搬送ローラの正面図、第５図は第４
図のローラの代シに使用されることができ流体循環によ
シ冷却される搬送ローラの１端の軸方向断面図、第６図
は第１図のデバイスの積層状中間部材のよ多詳細なｆｌ
υ面図、第７図は同じ中間部材の端面図、第８図は第６
図及び第７図の中間部材の代シに使用芒れることができ
炭紫屑の排出に適した中間部材の端面図、第９図は、Ａ
Ｃ給電される同心ヘッド分布の単相誘導コイルをもつ誘
導子の第２具体例の概略平面図、第１０図はＡＣ給電さ
れる磁極コイルをもつ誘導子の第３具体例の正面図、第
１１図は第１θ図の誘導子の平面図、第１２図はＡＣ給
電されてお如搬送方向に平行に移動する磁場を形成する
３相誘導コイルをもつ誘導子の第４具体例の概略平面図
、第１３図はＤＣ励起される分布コイルを備えた双極回
転子の回転によって磁束変化が生じるタイプの誘導子の
第５具体例の概略側面図、第１４図は磁極コイルによっ
て励起される突出磁極をもつ双柄回転子の一転によって
磁束変化が生じるタイプの第６具体例の概略側面図、第
１５図は、ＤＣＣ給電れるコイルによって発生した固定
ベース磁束が、互いに直交する２つの軸に沿った磁気的
異方性を有する手段の回転によって／？ルス化されるタ
イプの第７具体例の概略側面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１移動中の金属製品を誘導加熱するために、搬送ロ
   ーラと誘導コイルとループ状磁気回路とを含んでおシ、 一搬送ローラは、被熱製品を実質的に水平な長手方向に
   沿って支持し移動させるべく、前記長手方向に沿って順
   次配置されておシ且つ末端軸受に支承された状態で実質
   的に水平で前記長手方向に垂直な横断方向に平行な軸の
   回シで回転しておシ、 一誘専コイルは、周期的に可変な出来を生成するだめの
   電流供給を受けておシ、 −ループ状磁気回路は、前記碍束を循環せしめ各々が被
   熱製品を上から下及び下から上の方向に２回横断しこの
   製品の上方及び下方で長手方向に閉鎖するような碍束ル
   ープを形成せしむべく、被熱製品の上方及び下方に配置
   された透磁率の高い素子から構成されており、更に、 一搬送ローラが複合宿造を有しておシ、各ローラが磁性
   積層体と強化部材とを含んでおシ、磁性積層体は、ロー
   ラの体積の５以上を占めておシ且つローラが前記ループ
   状磁気回路の一部を構成するようにローラ軸に沿って積
   層された透磁率の高い素子から形成されておシ、前記強
   化部材は金属製であり、少くとも引張応力に対して耐性
   であシ、更に被熱製品の重量によって生じる曲げ応力に
   ローラが耐性をもつように前記横断方向に沿って磁性積
   層体の内部でローラの全長に亘って伸びている装置に於
   いて、 一前記磁性積層体が、実質的に０．６闘を越えない厚み
   のａ性シートの眉から成る薄層を重ねた構造の積層体で
   あり、被熱製品が積層体を通る磁束によって８００℃よ
   シ高温に加熱されたときにも積層体は磁性シートのキュ
   リ一点より高温に加熱されないように、前記磁性シート
   が電気抵抗性で且つ互いに絶縁されていること、 一前記強化部材は、ローラを通る出来が＃性積層体によ
   って強化部材の両側に循環され且つ強化部材が機械的特
   注を損傷し得る温度まで加熱されないように、非磁性金
   属から成ること、 一各搬送ローラが更にセパレータを有しておシ、このセ
   ／髪レータはローラの全長に亘って分布しており、非磁
   性耐火鋼から成シ、また、ローラと同軸の円形支承縁を
   有しておシ、前記録は、前記積層体と前記支承縁に支持
   される被熱製品との間に熱絶縁用ラジアルギャップが維
   持されるように径方向で磁性積層体よシ突出して存在し
   ていること、 一被熱製品の上面と磁気誘導回路との間に熱１８嶽用エ
   アギヤツプが設けられており、前記磁気回路′が製品上
   方の前記ループ状＄気回路部分を構成しておシ且っ前記
   誘導コイルがここだけに備えられていることを特徴とす
   る移動中の金属製品の誘導加熱装置。 （２）前記強化部材が剛性シャフトである特許請求の範
   囲第１項に記載の装置。 （３）磁性積層体のプレコンプレッションを確保してこ
   の積層体をローラの剛化に荷担きせるために、締付部材
   を介して前記積層体を支承することによって前記強化部
   材を常に圧力下に維持する特許請求の範囲第１項に記載
   の装置。 （４）　更に、長尺で余シ側性でない被熱製品の下方へ
   の撓みを抑制するために、連続搬送ロー２間のスペース
   に配置された固定中間支持部材を含んでおパす、 −この中間部材は、横断方向に垂直な磁性シートを＃１
   Ｍ方向に沿ってＭ層して構成された薄層構造の強磁性ブ
   ロックを含んでおシ、搬送ローラと共に被熱製品下方の
   ループ状磁性回路を完成するものであることを特徴とす
   る特許請求の範囲第１項に記載の装置。 （５）前記中間部材の各々が横断方向に沿って分布した
   非磁性耐火鋼から成るセパレータを含んでおり、前記セ
   パレータは、被熱製品を強−磁性ブロックから離間させ
   て熱絶縁するように前記ブロックの上方に突出している
   ことを特徴とする特許請求の範囲第４項に記載の装置。 （６）　前記搬送ローラの各々が律動手段を備えている
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の装置。