JPS60105629A - イムノトキシン - Google Patents

イムノトキシン

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JPS60105629A
JPS60105629A JP59191853A JP19185384A JPS60105629A JP S60105629 A JPS60105629 A JP S60105629A JP 59191853 A JP59191853 A JP 59191853A JP 19185384 A JP19185384 A JP 19185384A JP S60105629 A JPS60105629 A JP S60105629A
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JP
Japan
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allograft
immunotoxin
antigen
cells
antibody
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JP59191853A
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English (en)
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ガリスン フエイスマン
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Novartis Vaccines and Diagnostics Inc
Leland Stanford Junior University
Original Assignee
Cetus Corp
Leland Stanford Junior University
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Publication date
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07K17/02Peptides being immobilised on, or in, an organic carrier
    • C07K17/06Peptides being immobilised on, or in, an organic carrier attached to the carrier via a bridging agent
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K47/00Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient
    • A61K47/50Medicinal preparations characterised by the non-active ingredients used, e.g. carriers or inert additives; Targeting or modifying agents chemically bound to the active ingredient the non-active ingredient being chemically bound to the active ingredient, e.g. polymer-drug conjugates
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    • A61K47/6803Drugs conjugated to an antibody or immunoglobulin, e.g. cisplatin-antibody conjugates
    • A61K47/6811Drugs conjugated to an antibody or immunoglobulin, e.g. cisplatin-antibody conjugates the drug being a protein or peptide, e.g. transferrin or bleomycin
    • A61K47/6817Toxins
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    • A61K47/6825Ribosomal inhibitory proteins, i.e. RIP-I or RIP-II, e.g. Pap, gelonin or dianthin
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は移植免疫学の分野に属し、そして同種移植片
を移植する前にこれを、同種移植片に担持されている)
a同等抗原(例えばHLA−DR抗原)に対するイムノ
トキシンによ多処理することによシ該同種移植片に対す
る受容個体の免疫応答を低下せしめる技法に関する。
(従来の技術) 同種の遺伝的に類似しない個体間の移植(同種異系移植
父は同種移植と称される)は一般に、受容体個体又は宿
主個体において免疫応答を誘発する。この免疫応答はし
ばしば同種移植片の拒絶又は破壊を導く。この応答は、
主として、供与体を受答体から識別する細胞表面抗原に
対するT細胞介在応答であると(liしられる。
同種移植片の生存を助長するための供与体及び/又は受
容体の神々の処理が報告されている。受容体が、同11
+移植片に応答する受容体の能力を低下せしめるための
免疫抑制剤、例えば抗***剤及び副腎ステロイドで処置
している。この処置方法は通常、受容体を免疫不全にし
、そしてそれ故に感染に対して感受性にする。種々の抗
血清もまた同種移植片生存助長剤として試験された。
[)avies、 D、A、L、及び5taines、
 N、AlTransplant。
抗体を用いる受容体の受働免疫によるげり歯動物におけ
る器官移植の生存の助長を報告している。
多くの文献が、同種移植の生存を助長するだめの抗リン
パ球血清(ALS)による供与体の処置について記載し
でいる。これに関して、Hornung、M、O。
等、J、 Immun、 (1971)107:979
−984は、試験白血球を抗−HLA −AF (ab
’) tで処理して、混合リンパ球反応(MLR)にお
いて標的白血球を刺激するその能力を除去することを記
載している。
この文献は、F(ab’)2が試験白梅球上のHLA−
A抗原に結合し、そしてこれらが標的リンパ球を刺激す
るのを除去することを予想している。文献の他の1群は
、同種移植片の生存が、四種竪(口片の弛俸春内培養に
よって同種移植片からパラセンジャー白血球を除去する
ことによって助長されることを報告している。Surg
ery(1977)81ニア4−79 : 5cien
ce (1980)209:183−185 :及34
 : 302−305は、抗−工a抗体を用いて供与体
組織を前処理することによる、免疫抑制されたネズミ受
容体における心臓同種移植片の生存について報告してい
る。
イムノトキシンは、ジフテリア毒又はリシンのごとき細
菌性又は植物性毒素と抗体との接合体である。イムノト
キシンの分野は、最近Qlsnes+ S−及びpil
lI、 A、+ Pharmac、 Ther、 (1
982) 15 :335−381 :並びにJan8
en+ F、に、+等、immun。
Rev、(1982)62 : 185−216 によ
り総説された。イムノトキシンは主として抗新生物剤と
して使用さJしておシ、この場合、接合体の抗体部分が
標的腫喝に対して向けられる。本発明者は、HLA−1
)It抗原(又は哺乳仙物穐における類似の抗原)に対
して向けられた抗体を含む先行技術に係るイムノトキシ
ンを了知しない。本発明者が了知している移植における
イムノトキシンの先行技術に係る使用は、自生的骨髄移
植において悪性細胞を根絶するだめの抗体−リシン接合
体の使用Vo1.L No−3: 389 415 :
及びvitetta+ E、S。
並びに移植片対宿主疾患を除去するためにネズミ骨髄に
おけるイムノコンピテントTリンパ球ヲ根絶するための
使用[Vallera+ D、A、 J、 Exp、 
Med。
(1982)155 : 949−954)のみである
(発明の構成) この発明は、適当なイムノトキシンによシ同種移植片を
処理することによシ、受容体において応答細胞を刺激す
る同種移植片細胞を消耗するとと゛によって同種移植片
の生存を助長することができるとする発明者の着想に基
礁を置いている。発明者はこの仮説を試験し、そしてげ
っ歯動物の同種移植片を抗−■a イムノトキシンで処
理することによって該移植片の刺激細胞を根絶すること
ができることを見出した。
従って、この発明の1つの観点は、同種移殖片をその移
イIIt前に同種移植片によって担持されているIa同
等抗原に対するイムノトキシンによシ処理することを特
徴とする同種移植片の免疫原性を低下せしめる方法であ
る。
この発明の他の観点は、同種移植片により担持されてい
るJa同等抗原に対するイムノトキシンによシ前処理(
すなわち、移植前の処理)されていることを%漱とする
同種移植片である。
この発明の第3の観点は、抗体に接合した毒素部分を含
んで成り、そして該抗体が■a同等抗原に対するもので
あることをtr!j徴とする同種移植片の免疫原性を低
下せしめるために使用されるイムノトキシンに関する。
この明細書においてr工alFy1等抗原」とは、主要
組織適合性遺伝子複合体(MMC)の遺伝子産物であっ
て、前1(己のMLRにおいて免疫反応を刺激するもの
を丸味する。この用語は種に特異的でないことが意図さ
れ、そしてネズミの遺伝子産物、例えばIA領領域びI
E領領域産物のみならず、他の哺乳動物種の同様なM、
l(C領域、例えば)ILAのDRSSV、又はDC領
域の機能的に類似する生成物をも包含する。ヒトの場合
、この用語は通常はHLA−DR抗原を意味する。従っ
て、抗−ia同等抗体は、前記のMLRにおける刺激細
胞上に存在するIa同等抗原と反応する抗体である。
この明細書において使用する「抗体」な込語は、ポリク
ローナル抗体及びモノクローナル抗体、並びにその抗原
結合性断片(Fab 、 Fab’、F(abす、及び
FV)を包含する。
「同種移植片」なる語は、個体哺乳動物細胞の多様性、
又は意図される受答体と遺伝的に類似しない個体からの
組織又は器官を規定する関連哺乳動物細胞の多様性を意
味する。これは通常、皮膚、又はia同等抗原担持内皮
を有さず、そしてその実質細胞がIa同等抗原を欠いて
いる器官、例えば内分泌腺(下垂体、甲状腺、副腎、上
皮不休、及び膵臓)に関する。
この明細書において「免疫原性」なる語は、同種移植片
が、遺伝的に類似しない個体に移植された場合に免疫応
答を生じさせる該移植片の能力に関する。
抗−Ia同等イムノトキシンの細胞毒性部分は、細菌性
毒素もしくは植物性毒素、酵素的に活性な断片を含むこ
の毒素の部分、又はこの毒素の酵素活性に類似する酵素
活性を示す蛋白質である。これらの毒素及び蛋白質はポ
リペプチドである。これらはその酵素活性のために、一
旦吸収されれば、例えば伸長因子−2を不活性化するこ
とにより、又はリボゾーム60gサブユニットを不活性
化することによυfllll胞性蛋白質合成を阻害する
。このような毒素及び蛋白質の例として、ジフテリア毒
、エキソトキシ/〔シュードモナス・アエルギノ−t 
(pseudomonas aeru 1noaa)由
来の〕)リジン(ricin )、アプリy (abr
in )、モデy’/7(modeccln )、α−
サルシン、アリューリテス・7オルデ4− (Aleu
rites fordii ) 蛋白質1デイアンチ7
 i1f白質(dianthfn protein )
、フィト2ム衣!−Lノ講it 二j−(Phytol
acca americana )蛋白質(PAP 1
. PAP Il、及びPAP−8)、モモクロチ:y
 (crotin )、ゲo 二:y (geloni
n )、ミトゲリン(mitogellin )、l/
ストリクトシン(restrictocin )、フェ
ノマイシy(phenomyein )、及びエノマイ
シン(enomyein )を挙げることができる。こ
れらの毒素及び蛋白質は、適切な細菌又は植物から抽出
又は分離することができる。これらの毒素の酵素的に活
性な断片は、毒素の活性鎖(A鎖)と結合鎖(B鎖)と
の間の結合を破壊しく例えば、A鎖とB鎖の間のジスル
フィド結合を適当な還元剤、例えば2−メルカプトエタ
ノール又はジチオスレイトールによ)イ元し)、そして
B鎖からA鎖を分離することによシ得られる。最近の)
lt伝子工学的技法によって、同様に機能する蛋白質、
又は少なくともs1紫の酵素的に活性な断片を製造する
ことも可能である。
イムノトキシンの抗体成分は常法に従って得られ、又は
試製される。抗−ia同等血清は、高力価の目的とする
抗体を有することが知られている免疫された個体から得
られる。ヒトの場合、妊娠抗−Ia同等抗体の分離源で
ある。抗−IaP]等抗体は、宿主動物、例えば馬、や
ぎ、ラビット、羊を、適切なIa同等タイプの個体から
のB細胞によシ免疫し、そして免疫された宿主から血清
を集めることにより2周製することができる。
モノクローナル抗−Ia同等抗体は、Kohler。
G、及びMilsteln+ C0+ Nature 
(1975) 256 :495−497により初めて
記載された体細胞雑種形成法によシ作ることができる。
この方法に使用される腫瘍細胞系、試薬、及び条件は良
く知られておシ、ぞして文献〔5ornat1c Ce
1l Genetics。
(1979)5 : 957−972)に広範に総説さ
れている。簡単に記載すれば、この方法は、宿主を注目
の免疫原(適切なia同等タイプの個体からのB細胞)
によって免疫し、免疫した宿主から抗体産生細胞を隼め
、免疫した宿主からの抗体産生細胞ヲ、ポリエチレング
リコールのごとき融合剤を用いて適切な腫瘍細胞と融合
せしめ、選択培地中で細胞を増殖せしめることによって
未雑種形成親細胞を除去し、免疫原に対する抗体を産生
ずるハイプリドーマを同定し、とのノ・イブリドーマを
増殖せしめ、そして得られた培地(又は、生体内で増殖
せしめた場合には体液)からモノクローナル抗体を集め
る。ラット、マウス及びヒトの腫瘍細胞系が融合のため
に使用し得るので、最近の注目されるモノクローナル抗
体は典型的にはヒト、ラット又はネズミのものである。
抗−HLA−DRモノクローナル抗体についての多くの
報告が文献中に存在する。例えば、Qrumet、 F
、C,等、Human3460、及European 
’(J immun、 (1983) 13 :64−
72を参照のこと。抗−HLA−1)Rモノクローナル
抗体は最近ベクトンーディッキンソン(Becton−
])ick1nson )、サニーバレー、カリホルニ
アによシ販売されている。
ポリクローナル抗体又はモノクローナル抗体の抗原結合
断片(pab 、 pab’、F(”b’)w、p’v
 )は、全Igを適切なプロテアーゼによシ、例えばF
abの場合はパパイン、そしてF(ab’)、の場合は
ペプシンによシ、消化することによシ製造することがで
きる。使用する抗体のクラス(及びサブクラス)は臨界
的ではない。抗血清を使用する場合、抗体がIgG で
ある可能性が最も強い。このクラスが支配的だからであ
る。所望によシ、同種移植片の刺激B細胞上に存在する
la同等抗原に対するモノクローナル抗体の混合物を使
用することができる。同様に、抗体のスペーシスは臨界
的ではない。
上記のように、適当なヒト腫瘍系及びげつ歯動物腫瘍系
が使用可能であるため、抗体はげり歯動物又はヒト由来
のものであろう。
イムノトキシンの毒素(K白質は、標準的な接合技法を
用い、そして必要であれば2官能カツプリング剤を用い
て抗体に共有結合的に接合せしめる( Q1111ne
8+ s、及びpihl 、 A、前掲)。毒素及び抗
体の両者が遊南の反応性アミノ酸(例えばシスティン!
A基上の遊π/1−8H基)を含有する場合、これらを
カップリング剤を用いないで接合せしめることかでL!
る。毒素と抗体とを遁−元可能々ジスル1Jk・ktr
t八)イー丁幻;半2品広kf Q當台仁−)プ。。
フィト、例えば3.3′−ジメチル−ジチオ−ビスプロ
ピオネート、及びN−サクシンイミジルー3−(2−ピ
リジルジチオ)グロピオネー) (SPDP)が使用さ
れている。そのほかのカップリング剤と例として、それ
ぞれ6−マレイミドカプロン酸、2−ブロモ酢酸及び2
−ヨウド酢酸のN−ヒドロキシサクシンイミドエステル
、これらの酸のそのほかの活性エステル、イミドエステ
ル、例えばジメチルアジピミデート、ジサクシンイミジ
ルスベレート、アルデヒド、例えばグルタルアルデヒド
、ビスアジド化合物、例えばビス−(p−アジドベンゾ
イル)ヘキサンジアミン、ビス−ジアゾニウム誘導体、
及びジイソシアナート、例えばトリレニン−2,6−ジ
イソシアナート、及び2カルボジイミドを挙げることが
できる。
イムノトキシンが同種移植片のIa同等抗原担持細胞の
少なくとも部分、好ましくは全部を廃棄することができ
る争件下で、同種移植片をイムノトキシンによシ処理す
る。多くのヒト同種移植片が死体から得られる。これら
の同種移植片を、摘出した後に、又はその場でイムノト
キシンによシ処理することができる。生きている供与体
から得られた同種移植片は摘出した後に処理されるであ
ろう。摘出後に処理される場合、同種移植片はイムノト
キシンを含有する潅流媒体によシ潅流され、又はイムノ
トキシンを作有する培地中に保持されるであろう。イム
ノトキシンは通常、工a同等抗原相持細胞I X 10
6当シ約1μ2以上、通常1〜10μ2において、潅流
媒体又は培地に添加する。
イムノトキシンIJ: 、接触後急速に刺激細胞を根絶
することがMLR実験により示される。従って、イムノ
トキシンと細胞との間の接触の効率が処理時間を決定す
るようである。処理を迅速に行う理由は通常存在しない
から、処理時間は通常少なくとも約15分であり、又は
同種移植片が大きい場合はさらにJ’j−1’;1間と
なるであろう。イムノトキシンは典型的には水溶性であ
シ、そして薬剤の非経腸的投力のためにコth常使用さ
れる水性媒体中に調製することができる。同種移植片を
その場で処理する場合、該移植片を含有する死体を、静
脈を通じてイムノトキシンによル潅流処理する。ヒト以
外の同種移植片の場合には、宿主をイムノトキシンによ
シ生体内潅流処理し、そして殺して移植片を得る。イム
ノトキシンが相対的に短い半減期を有する場合には、生
体内における間欠的又は連続的処理が好ましいであろう
供与体細胞の免疫原性を低下せしめるこの発明の効果は
、処理された同種移植片のサンプルをMLR試験にかけ
ることによって測定することができ、この試験において
は処理された同種移植片の小サンプルを細胞培養媒体中
で受容体からのリンパ球と混合する。
処理された同種移植片は、常用手段によシ受容体に導入
することができる。例えば、皮膚移植においては、処理
された皮膚を移植部位に置き、そして移植片が皮下組織
になじむまで移植部位に保持する。処理された器官は外
科的に導入する。治療目的又は診断目的のために宿主に
導入されるべき同種移植片は典型的には、医薬として許
容される運搬体又は担体と組合わせて注射によシ投与す
る。この明細外において使用する「移植」なる語は、こ
れらすべての導入方法を包含する。
次の511は、イムノトキシン、これによって処理され
た同種#Ji織片、及び免疫原性の低下における処理の
効果を例示する。これらの例は、この発明を限定するこ
とをなんら意図するものではない。
13.4と称する抗−ia モノクローナル抗体は、G
unter l(nmmerlingJIv±、ハイデ
ルベルグ、***から得た。この抗体はImmunoge
net、 (1979)8:433−445に記載され
ている。これはI−Ek分子と反応し、そしてIa7%
異性と関連する。この抗体はラットのクラスtl MH
C抗原と交差反応する。モノクローナル抗体13.4 
C燐酸uf&化塩溶液(PBS)中2■/ツ〕をヘテロ
2官能架橋剤N−サクシンイミジルー3−(2−ピリジ
ルジチオ)フロビオネート(5PDP :ファルマシア
\ビスカットウェイ、ニューシャーシー)によシ誘導体
にする。純エタノール中5PDP (0,075ゴ、2
0 mM )を抗体溶液に加え(抗体溶液mllクシ前
記量)、次に室温にて30分間インキュベートした。誘
導体にされた抗体を4℃においてPBSに対して十分に
透析して残留する未反応5PDPを除去し、そしてCa
rlson等、Biochem、 J、 (1978)
173 : 723−737に記載されているようにし
てピリジン−2−ジスルフィド含量について分析した。
抗体分子当り平均4個の上記残基が見出された。
リシンA鎖(RTA)をEYラプス、サンマテロ、カリ
ホルニアから購入した。このRTA は種々の培養細胞
系に対して本質上非毒性であり、蛋白質合成を50%阻
害するために0.1 pHを必要とする。RTA (0
,8119/d )をジチオスレイトール(IM、PH
7,0)を最終濃度が50mMになるように添加し新た
に還元した。室温にて30分間インキュベートした後、
還元されたRTAを、PBS中で平衡化され九G−25
カラム上で脱塩した。
最も高い蛋白質濃度を含有する両分をプールした。
次に、還元され脱塩されたRTAを、誘導体にされた抗
体と混合した。誘導体にされた抗体及びRTA の最終
濃度をそれぞれ4.4μM及び10μMとした。
この明π1l−1において13.4− RTA と称す
る接合混合物を、室温にて1時間インキュベートし、そ
して4°Cにおいてtri’蔵した。ドデシル硫酸ナト
リウムポリアクリルアミドゲル電気泳動(5DS−−P
AGE)により、そして誘導体にされた抗体とRTA 
との混合の後に放出されるピリジン−2−チオンの量の
分光光変針的測定によシ、好結果の接合が#iE !J
4された。平均1.5分子のRTAが抗体の各分子に共
有結合的に結合した。この実験に使用したRTAは本質
上非毒性であるため、残留する未反応1tTAを接合混
合物から除去する必恍がなかった。
S++胞 11〜18 ;IrA令、体重200〜2802の雄性
ACI ラットをシモンセンラボラトリーズ(Simo
naen Laboratories )、ジルoイ、
カリホルニアから得た。12〜18週令、体退会00〜
4002の雄性I、ewis X Brown Nor
way (LBN)Fl ラットをハルランスプラグ−
ダウレイ社(Harlan Sprague−Dawl
ey Company)、ウオルカースビレ、メリーラ
ンドから得た。
動物から採取した肺細胞及びリンパ節細胞を、10襲牛
脂児血清CM、A、バイオプロダクツ(Bio−pro
ducts )、ウオルカースビレ、メリーランド〕、
40pM 2−メルカプトエタノール[J、T、ベーカ
ーケミカル社(Baker Chemical Co、
 )、フィリップスプルグ、二ニーシャーシー〕、2t
nMI。
−グルpミン〔ギブ:r (Qibco ) 〕、12
mMヘベス(ギプコ)、100U/づペニシリン、10
0μ2/−ストレプトマイシン(ギプコ)を補充したR
PMI 1640 (ギプコ)中で試験した。細胞懸濁
液をL20 Orpmにて10分間遠心分離し、そして
2回洗浄した。
方法 MLRを、13.4− RTAで処理した刺激細胞を用
いて行った。比較のため、13.4、及び13.4+ラ
ビット補体を用いてMLRを行った。未処理同種同系M
LR、及び未処理同種異系MLRを対照として行った。
次に手順の詳細を記載する。
13.4処理 ファルコン3072ミクロタイタープレ
ート中で、応答(ACj)!Iンパ節細胞0.5 X 
106/ 0.1 mlを照射処理(3,000ラド)
された刺6+k (T、HN) n”l細胞I X 1
0’ / 0.1 mlと混合し、そして一連の濃度(
I X 10’刺激細胞当り0.001.0.01.0
.1.1py)のモノクローナル抗体を各ウェルに加え
てMLR応答を遮断した。培養物を、37℃において、
加湿雰囲気下、5%CO2/ 95 % ?気において
4日間インキーベートシ、三tli水素化チミジン(1
μCt、/ウェル)て゛ラベルし、そしてさらに18時
間インキュベートシた。δ細胞をガラスフィルター(M
、A、パイオフロタクツ)上で回収し、そしてチミジン
の取り込ミヲ液体ンンチレーション@1数(ベックマン
LS6800、ベツクマンインスッルメンツ社)により
測定した。
13.4+補体処理 刺激肺細胞を一連の濃度(刺激細
胞i x i o’当クシ0001.0.01.0.1
、I P? )ノ13.4に!J、4°Cにて30分間
前処理し、2回洗浄し、そして1:20稀釈したラビッ
ト補体と共に37℃にて30分間インキュベートした。
2回洗浄した後、細胞を照射処理(3,000ラド)シ
、フルオレッセントジアセテー ト(FDA)によシI
 X 10’生細胞10.1づ培地に調整し、そして応
答細胞としてのリンパ節細胞0.5 X 10’ / 
0.1mgと共に4日間培養した。上記のようにしてチ
ミジンの取込みを測定した。
にて10分間遠心分離した。100 mMのラクトース
(13,4−RTA中の全リジン汚染物を不活性化する
ため)、及び一連の濃度(刺激細胞1×106当シ0.
001.0.01.0.1.1μ2の抗体)の13.4
− RTA を刺激細胞のベレットに加え、そして37
°Cにて60分間インキュベートした。
0.1mgの培地中照射処理され13.4−RTA処理
された生存肺細胞i x i o’を、リンパ節細胞0
.5×106と共に4日間培養し、そしてチミジンの取
シ込みを上記のようにして測定した。
これらの処理により達成される抑制の程度(イ)を次の
式により計算した。
l−実験MLRのepm−未処理 一未処理同種同系MLRのcprn これらの試験の結果を第1図に示す。抑制(4)が抗体
濃度に対してプロットされている。刺激細胞I X 1
0’当り1μmの濃度において示されるように、13.
4−RTAは100%の抑制をもたらしそして比較処理
のいずれよりも効果的であった。
刺激細胞としてACI 細胞を用い、そして応答細胞と
してLBN細胞を用いる逆のMLRを行ったが、はとん
ど同じ結果が得られた。4°Cにおいて5分間の短時間
にわたfi 13.4− RTA と共にインキュベー
トした刺激細胞を用いた場合にも、同様の結果がイQら
れた。
−2b >マウスをジャクソンラボラトリーズ(Jac
kson Laboratories )、バーハーバ
−、メインから得た。12〜18週令の成退会マウスを
使用した。
AlJ系マウスに、下記の方法に従って13.4−RT
A を複数回(4回)まで注射した。2■×1;1叩×
2(1時間毎);及び0.5〜×4(1時間毎)。最初
の注射から4時間後に、動物から牌細胞を採取し、そし
て例1の「細胞」の項に記載した方法により処理した。
これらの細胞を用い、て、flllのr13.4−RT
A処理」 の項に記載したのと同様にしてMLRを行っ
た。接合体によ多処理されていないマウスからのA/J
牌細胞を用いて対照MLRを行った。第2図は、仁れら
のMLRにおいて観察されるチミジンの取シ込み(cp
mとして表示する)を示す棒グラフである。
図に示されているように、MLRは、13.4−RTA
 によるA/J刺激細胞の生体内処理によシ実質的に抑
制された。注射回数の増加に伴って観察される効果の増
加は、接合体が生体内で不安定であることを示している
と信じられる。
上記のこの発明を実廟するための態様の、医学、免疫学
及び/又は分子生物学における当業者に自明な変法は、
この発明の範囲内のものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は例1にft、:、 tli14 L/たMLR
の結果を示すグラフであシ、そして第2図は例2に記載
したMLRの結果を示すグラフである。 特許出願代理人 弁理士 青 木 朗 jrJ+r+士 西舘和之 弁理士 福 本 積 弁理士 山 口 昭 之 ゾrす11士 西山雅也 手続補正書(方式) 昭和59年12月73日 特許庁長官 志 賀 学殿 1、事件の表示 昭和59年 特許願 第191853号2、発明の名称 イムノトキシン 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 4、代理人 (外4 名) 5、補正命令の日付 自発補正 6、補正の対象 図 面 7、補正の内容 図面の浄書(内容に変更なし) 8、添付書類の目録 浄書図面 1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、移植前に同種移植片を、同種移植片によシ担持され
    ているIa同等抗原に対するイムノトキシンと接触せし
    めることを特徴とする同種移植片の免疫原性を低下せし
    める方法。 2、同種移植片を、同種移植片のIa同等抗原担持細胞
    I X 10’当シ約1μ2のイムノトキシンと接触せ
    しめることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の方
    法。 3、同種移植片がヒト同種移植片であシ、そしてia同
    等抗原がI−ILA−DIN抗原である特許請求の範囲
    第1埃11L載の方法。 4、イムノトキシンが抗−Ja同等モノクローナル抗体
    とりシンA鎖との接合体である特許請求の範囲第1項記
    +Ii2の方法。 5、同種移植片によシ担持されている■a同等抗原に対
    するイムノトキシンによシ前処理された同種移植片。 6、同種移植片がヒト同種移植片であシ、そしてia同
    等抗原がHLA−DR抗原である特許請求の範囲第5項
    記載の同種移植片。 7、イムノトキシンが抗−ia同等モノクローナル抗体
    とりシンA鎖との接合体である特許請求の範囲第5項記
    載の同種移植片。 8、抗体に接合した毒素成分を含んで成シ、そして該抗
    体が同種移植片に担持されたIa同等抗原に対するもの
    であることを特徴とする同種移植片の免疫原性を低下せ
    しめるために使用されるイムノトキシン。 9、同種移植片がヒト同種移4μ片であシ、そしてIa
    同等抗原がHLA−DR抗原である特許請求の範囲第8
    項記載のイムノトキシン。 10、毒素成分がリシンA鎖であシ、そして抗体がモノ
    クローナル抗体である特許請求の範囲第8項記載のイム
    ノトキシン。
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DE3483996D1 (de) 1991-02-28
ATE60233T1 (de) 1991-02-15
EP0140109B1 (en) 1991-01-23
EP0140109A3 (en) 1987-11-25
CA1221030A (en) 1987-04-28

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