JPS6010218Y2 - タンクロ−リ−における緊急閉鎖装置 - Google Patents

タンクロ−リ−における緊急閉鎖装置

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JPS6010218Y2
JPS6010218Y2 JP6773980U JP6773980U JPS6010218Y2 JP S6010218 Y2 JPS6010218 Y2 JP S6010218Y2 JP 6773980 U JP6773980 U JP 6773980U JP 6773980 U JP6773980 U JP 6773980U JP S6010218 Y2 JPS6010218 Y2 JP S6010218Y2
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Japan
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valve
emergency
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valves
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JP6773980U
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JPS56168430U (ja
Inventor
賢一 土屋
Original Assignee
昭和飛行機工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 本考案はタンクローリ−の複数の底弁の閉鎖操作を1個
の操作レバーにより操作できるタンクローリ−における
緊急用閉鎖装置に関する。
タンクローリ−は、タンク本体を仕切板で仕切って複数
のタンク分室を設け、タンク本体の下部にタンク本体内
の液体の流通路を形成する配管を設けて、前記タンク分
室と前記配管との間にそれぞれ底弁を設けて、底弁の開
放によりタンク室内の液体を前記配管に導くように構成
されている。
また通常底弁は空気圧のオン・オフで開閉する空気圧操
作式が使用されている。
従来のタンクローリ−における緊急閉鎖装置はたとえば
底弁操作弁と空気圧送源との配管の途中に1個の緊急弁
を設ける方式のものと、空気作動装置と底弁操作弁との
間の配管から分岐して緊急弁を設ける方式のものとがあ
った。
前者は、タンクローリ−においては、底弁操作弁の一方
はタンク上面にあって、その配管はタンク前面に沿って
設けられ、また空気圧送源はタンク前方に、緊急弁はタ
ンク後方に設ける必要があるため、全部の底弁操作弁に
空気を送るため大口径の配管をタンク前方から後方にま
で往復延設する必要があり、材料および取付工数に無駄
が多い欠点があった。
また前者の方式は底弁操作弁に中立復帰式3ポジシヨン
の操作弁を用いることはできない欠点もあった。
後者は、複数の底弁を用いるタンクローリ−においては
、緊急弁を複数個必要とし、これらの運動操作が複雑と
なり、また大きな操作力を要するものであった。
本考案は上記にかんがみなされたもので、上記の欠点を
解消したタンクローリ−における緊急用閉鎖装置を提供
することを目的とする。
以下、本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案を施したタンクローリ−の全体図で、図
中1はタンク本体、2はタンク分室の構成のための仕切
板、3は各タンク分室の天蓋に設けたマンホール窓、4
は各タンク分室の底弁、5はタンク下部側の底弁操作弁
、6はタンク上部側の底弁操作弁、7は底弁4を空気圧
にて作動させるために各底弁について付設されたシリン
ダ部、8は前記空気圧用の配管を示し、9は吐出弁、1
0は緊急レバーである。
第2図は底弁操作弁を2ポジシヨンで何れの切替位置で
も保持できる方式のものを採用した本考案装置の配管回
路図である。
図中12はコンプレッサ、13はレシーバ−タンク、1
4は各操作弁の背後側回路に付設するを良しとする回路
内の圧力を感知してブザー、ランプ等の表示装置で報知
し、底弁の開閉を知らせる流体圧報知装置である。
底弁操作弁5,6はAポジションでは操作空気はシリン
ダ部7に連絡の背後側回路に供給し、Bポジションでは
シリンダ部7の背後側回路中の空気は外部に放出するも
ので、その切換動作部は図に略示する如く、パイロット
作動部27に設けた撥条により一方向に付勢の作動体(
ピストン)70と一体関係に構成されていて、当該一方
向付勢時の態様が上記のBポジションであり、作動体7
0の背後に空気圧が作用し、撥条に抗して作動体70が
作動させられた態様が上記のAポジションである。
また、底弁操作弁6のパイロット作動部27の背後側回
路は緊急弁17のa、 b、 cポートに接続する。
10は緊急弁17操作用ワイヤ18に結合した緊急レバ
ーで、19はワイヤ18途中に介装の自動閉鎖器である
いま、底弁操作弁5をAポジションに切替えると、レシ
ーバタンク13からの空気は底弁操作弁5を通して底弁
シリンダ部7へ流れると同時に底弁操作弁6のパイロッ
ト操作部27へ流れ底弁4は開き、底弁操作弁6をAポ
ジションに切替える。
従ってレシーバ−タンク13からの空気は底弁操作弁6
を通して底弁操作弁5のパイロット操作部27へ流れ、
底弁操作弁5,6はAポジションに自己保持される。
また底弁操作弁6をAポジションに切替えたときの動作
も上記の場合と同様である。
また底弁操作弁5をBポジションに切替えると、底弁操
作弁6のパイロット操作部27の空気は底弁操作弁5を
通して大気に放出され、底弁シリンダ部7の空気は大気
へ放出され、底弁4は閉じ、底弁操作弁6のパイロット
操作部27をBポジションに切替える。
従って底弁操作弁5のパイロット操作部27の空気は底
弁操作弁6を通って大気に放出され、底弁操作弁5,6
はBポジションに自己保持される。
いま上記のAポジションに自由保持されている状態にお
いて、すなわち底弁4が開いている状態において、緊急
レバー10を引くか、または自動閉鎖器19のヒユーズ
が溶けた場合には緊急弁17が切替り緊急弁17のポー
)a、 b、 cは大気に接続され、ポートa、 b、
cに接続されている緊急配管を通して底弁4のシリン
ダ部7の空気および底弁操作弁5,6のパイロット操作
部27の空気は大気に放出され、底弁4は閉じ、底弁操
作弁5,6はBポジションに切替る。
また、上記のBポジションに自己保持されている状態に
おいて、すなわち底弁4が閉じている状態において、緊
急レバー10を元に復帰させれば、緊急弁17が切替り
、緊急弁17のポートa、 bt Cと大気との連通は
遮断される。
従って底弁操作弁5または6をAポジションに切替える
ことにより底弁4を開くことができる。
従って、火災等の非常の際に底弁4の閉鎖操作を1個の
操作レバー10により行なうことができる。
また、タンク後方に設けた緊急弁17には小口径の複数
の配管を片道設置すればよく、材料は少なくてすむとと
もに、設置による工数も少なくてすむ。
また底弁操作弁が2ポジシヨン、3ポジシヨンの場合に
も適用することができる。
つぎに本考案に適用する底弁、底弁操作弁、緊急弁の1
例について説明する。
第3図は底弁の一例の断面図である。
図中47は各タンク分室の底に設けられた開孔部で、こ
れはフランジ部48が溶接されていて、これに、該吐出
弁9にまで連らなる配管に連絡するために介在する管継
手49がフランジ結合される。
そして、当該管継手49の口径は該開孔47のそれに比
して小さく設定されていると共に弁座となるために、わ
ずかに突起していて、これに弁体50が撥条等の付勢力
にて当接されている。
シリンダ一部7はそのピストンロッド先端を該弁体50
に止着して、前述付勢力に抗して弁体50を流体圧で開
弁方向に移動させるために付設されるものである。
すなわち、底弁4は管継手49のフランジ部に皿状架台
51を固設し、この上にシリンダ一部7を配置したもの
で、図中52は架台51天板と弁体50との間に介装の
弁体押圧付勢のための撥条、53は架台51の側壁部に
穿孔の流通孔、54はピストン、55はピストンロッド
、56はピストンロッド55を貫通して設けた連通孔で
、管接手49からタンク分室にポンプにより充填する際
に、管継手49内の圧力をピストン54の上部に導いて
、弁体50に加わる圧力をバランスせしめるものである
該配管8はシリンダ一部子下部に接続され、流体はピス
トン54の下側に対して圧入されてピストンロッド55
を上昇させ、弁体50を開弁させる。
第4図は底弁操作弁5,6の一例の断面図である。
底弁操作弁5,6にはレシーバ−タンク13側に接続の
ための開孔21、操作弁背後側回路に接続のための開孔
22、大気側接続のための開孔23が夫々設けられ、又
、弁体24には連絡用屈曲通路25が穿設されであると
共にハンド杆26が植立されである。
開孔22と開孔23間が連絡される態様がBポジション
であり、ハンド杆26が左方向に回動すると開孔22と
開孔21とが連絡される態様のAポジションとなる。
パイロット作動部27のシリンダ一体21−aは取付基
盤28に枢止され、その作動体(ピストン)70のピス
トンロッド体29がハンド杆26に枢止して前述の一体
関係が構威されているものである。
つぎに自動閉鎖器19を第5図により説明する。
図中59はシリンダーケース、60は該シリンダーケー
ス59を貫通し、一端を緊急弁17に連絡のワイヤー1
8に接続し、他端を該緊急レバー10に枢止のロッド、
61は該ロッド60を貫通させ、かつ、これと溶接部6
2にて一体化された筒状ピストン、63は該ピストン6
1は緊急レバー作動方向に付勢するスプリング、64は
該ピストン61に行形の係止用凹部61′にその先端部
を係止嵌合のストッパーで、これは該シリンダ−ケース
59下面に付設のストッパー収容筒65内に所定温度に
て溶融するところのヒユーズ66を介して止ネジ67に
よって受止装着されているものである。
68はシリンダーケース59取付基盤である。
叙上構成により、いま所定温度雰囲気下にあって、ヒユ
ーズ66が溶融するとストッパー64が落下してピスト
ン61を脱係させ、ピストン61はスプリング63の付
勢方向に強制的に移動させられる。
つまり、緊急レバー10を作動させて緊急弁17を開と
するものである。
つぎに緊急弁17を第6図、第7図および第8図a、b
により説明する。
緊急弁17は一端開放の円筒30と、円筒30内を円筒
30の内周に当接して回動する回動体31を設け、回動
体31にはレバー32を固着してレバー32の回動によ
り回動体31が回動するように構威しである。
また円筒31の外周から回動体の回動中心に向かって穴
a、 bおよびCを回動体31の回動軸で一致するよう
に設けるとともに穴a、 bおよびCの一致部分に通ず
る穴dを円筒30の底面中心から円筒30を貫通して穴
a、 bおよびCに連通するように設けである。
なお33はカラーである。
そこで穴a、b、cは第2図のポートa、b。
Cに対応し、穴dは大気開放口である。
そこで第8図aに示す如くレバー32を回動させて内筒
30の穴a、 b、 cと回動体31の穴a、 b、
Cとを一致させたときは穴a、 b、 cは穴dに連
通する。
この状態が緊急路間の状態である。また第8図すの如く
前記位置からレバー32を回動させて内筒30の穴a、
b、 cと回動体31の穴a。
b、 cとが連通しないようにすれば、ポートa。
b、 cは大気に連通せずにこの状態が緊急路間の状態
である。
以上説明した各底弁4、底弁操作弁5,6、自動閉鎖器
19、および緊急弁17により第2図の配管回路を構成
すれば、第2図によって説明した作用が行なわれること
は明きらかである。
以上説明した如く本考案によれば、簡単な構成で、緊急
時に1個の操作レバーの操作により底弁の閉鎖を行なう
ことができ、また緊急弁へは、小口径の複数の配管を行
えばよく、タンク後方に緊急弁を位置させたとき、配管
は片道延設すればよく、材料は少なくてすみ、かつ配管
工数も軽減される。
また、底弁操作弁が2ポジシヨン、3ポジシヨンの場合
にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を施した場合のタンクローリ−の全体図
。 第2図は本考案の一実施例の配管回路図。 第3図は底弁の一例の構造を示す断面図。第4図は底弁
操作弁の一例の構造を示す断面図。 第5図は自動閉鎖器の一例の構造を示す断面図。 第6図、第7図および第8図は緊急弁の一例を示す縦断
面図、横断図および作用の説明に供する図。 4・・・・・・底弁、5および6・・・・・・底弁操作
弁、7・・・・・・シリンダ部、17・・・・・・緊急
弁、27・・・・・・パイロット操作部、70・・・・
・ゼストン、10・・曲緊急レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾機に抗して空気圧により開放作動する複数個の底弁を
    備えたタンクローリ−において、それぞれの底弁を操作
    する2個の底弁操作弁を操作位置を異にして設けるとと
    もに、前記底弁の空気作動装置を底弁操作弁を介して空
    気圧源に連通して設け、それぞれの前記空気作動装置と
    前記底弁操作弁との間の空気配管から分岐する緊急路を
    設け、1個の操作レバーの操作により各緊急路をそれぞ
    れ閉鎖もしくは各緊急路を同時に大気に開放する緊急弁
    を設けたことを特徴とするタンクローリ−における緊急
    閉鎖装置。
JP6773980U 1980-05-17 1980-05-17 タンクロ−リ−における緊急閉鎖装置 Expired JPS6010218Y2 (ja)

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JPS56168430U JPS56168430U (ja) 1981-12-12
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JP6773980U Expired JPS6010218Y2 (ja) 1980-05-17 1980-05-17 タンクロ−リ−における緊急閉鎖装置

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KR100716492B1 (ko) * 2007-01-03 2007-05-10 최영수 탱크로리용 밸브제어장치

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JPS56168430U (ja) 1981-12-12

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