JPS60101042A - 防曇性合成樹脂シ−ト状物の製造方法 - Google Patents

防曇性合成樹脂シ−ト状物の製造方法

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JPS60101042A
JPS60101042A JP20970483A JP20970483A JPS60101042A JP S60101042 A JPS60101042 A JP S60101042A JP 20970483 A JP20970483 A JP 20970483A JP 20970483 A JP20970483 A JP 20970483A JP S60101042 A JPS60101042 A JP S60101042A
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JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
transparent
sheet
film
resin sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP20970483A
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English (en)
Inventor
薄羽 保之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1′!v術分野) 本発明は、防曇性のある合成樹脂シート状物を効率よく
製造する方法に関するものである。
なお本発明において合成樹脂シート状物とは、フィルム
のように薄いものからシートの如き厚さのものまで包含
するものである。
(背景技術) アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透明性の高い
合成樹脂フィルムやシートは、無機ガラスと比べて軽量
で加工性がよく、破損したときの安全性が高いことから
、グレーチング用途や各種の採光部材等に使用されてい
る。ところでこの種のフィルムやシートは、上述の利点
を有するものの曇シ易く水滴が付層したジして光の透過
性を損なうことがあった。このためこれらの合成樹脂シ
ートの表面を親水化処理することが提案されているが、
簡単な方法で長期にわたる効果を発揮させることがむつ
かしく、そのような方法があってもコストが高いという
難点があった。
例えば特開昭56−76454号公報にみるように、ア
セチルセルロース系樹脂の表面をカセイソーダ等によっ
て親水化処理し、防曇性を発揮させることが知られてい
る。この場合ゴーグル等に供する比較的厚いシートは、
形態的にも安定しているため親水化処理し易いが、薄い
フィルム状の場合はシワの発生等が懸念され、生産効率
を高められない難点があった。ところでこのようなアセ
チルセルロース系のシート材料は、若干の黄帯色がある
ため、その厚さを厚くすると透視性に影響を及はすこと
となシ、目的によっては使用することができない。この
ためには、親水化処理されたアセチルセルロース糸の薄
いフィルムを他の透明性の高い基材シートに接合すれば
良いわけであるか、前述したように処理された薄いフィ
ルムが得にくいため、容易に製造でとない憾みがめった
(発明の目的) 本発明はこノシらの問題点を等決せんとするもので、親
水化処理すべきアセチルセルロース糸フィルムを予め基
材に強固に接合した上で親水化処理し、外観的にも優れ
た防曇性合成樹脂シート状物を効率良く製造せんとする
ものである。
(発明の構成) 本発明は上記の目的を達成しようとするもので、その要
旨とするところは、透明性の高い合成樹脂フィルムまた
はシートからなる基材に、透明アセチルセルロース系フ
ィルムを感熱性接着剤管もって接合し、しかるのち該透
明アセチルセルロース系フィルム面を親水化処理するこ
とを特徴とする防曇性合成樹脂7ニト状物の製造方法に
ある。
以下、本発明を実施例の図面に従って説明する。
図中<1)は透明性の高い合成樹脂フィルムまたはシー
トからなる基材で、アクリル樹脂、ボリカーホ不−ト樹
脂、ポリエステル樹脂等のフィルムまたはシートが用い
らfL /、)。このときのフィルムまたは/−トは無
色透明ばかシでなく着色透明のものでもよい。また(2
)は、上記基材(1)の少なくとも一方の面に接合一体
化する透明アセナルセルロース系フィルムで、ソの厚サ
バ0.02〜0.1澗程度のものが用いられる。このa
 材(1) ト透明アセチルセルロース系フィルム(2
)との接合をよ、ポリ酢酸ビニルあるいはその訪導体、
ポリメタクリル酸エステル系、ポリエステル系等の透明
糸の感熱性接着剤(3)全介在させて行なわれる。この
ときの接合方法は、特に限定されないが、多段プレス法
で行なうことが好ましい。
次に以上のようにして接合された接合体の透明アセチル
セルロース系フィルム(2)面を親水化処理するわけで
あるが、このときの親水化処理としては、通常Na O
H水溶液による処理が採用される。そして処理後は常法
に従い水洗、乾燥するが、これらの親水化処理の工程に
おいて透明アセチルセルロース系フィルム(2)は、基
材(1)と接合されているため、剛性もありシワの発生
等形態を崩すようなことなく効率良く行なうことができ
る。なお、第2図において(4)は親水化処理した処理
面を示している。
(実施例) nさo、oy、のアセチルセルロースフィルムの片面に
、ポリ酢酸ビニル系接着剤を厚さが約0、01 mとな
るように塗布した。次にこのフィルムを厚さ2醜で縦、
横500鰭の透明アクリル樹脂シートに重ねてプレス装
置に装填し、温度150℃、圧力100 kg/clr
1”の条件で加熱プレスして接合した。
こののち接合体を0.5 % NaOH水溶液に10分
間浸漬し、引上げたのち水洗し、引続き50℃で30分
間乾燥した。
得られたシートの防錆性を確認するため、70℃の温水
を入れたビーカーにそのアセチルセルロースフィルム面
を下側にし1覆うように載せたところ、全く曇りが発生
しなかった。比較のため親水化処理していないシートを
同じようにビーカーに載せたところ、2秒後に鎗ってし
まった。なお、この方法によって得られたシートのアセ
チルセルロースフィルムは、基材のシートに平滑に接合
されており、外観も美麗なものであった。
(発明の効果) 本発明は、以上詳述した如き構成からなるものであるか
ら、簡単な方法で防曇性のある合成樹脂シート状物を効
率良く製造することができ、しかも得られた合成樹脂シ
ート状物は外観的にも美麗で優れたものとなる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本元明の一実施例を示すもので、第1図はハロに
透明セルロース糸ンイルムを接合した状!I辰の1ナノ
[面図、第2図は本発明によって得らJ’した防着性合
成樹uw/−ト状物の1vr而図である。 (1ン ・・・・ 7シ(イJ 、 <2)・・・ノ崖ψJアセチルセルロース糸フィルム、
に;フ・・・・・・感々↓注桜着剤、(4)・・・・・
・処理面秦l 図 氷2(27

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 透明性の高い合成樹脂フィルムまたはシートからなる基
    材に、透明アセチルセルロース糸フィルムを感熱性接着
    剤をもって接合し、しかるのち該透明アセチルセルロー
    ス糸フィルム面を親水化処理することを特徴とする防曇
    性合成樹脂シート状物の製造方法。
JP20970483A 1983-11-08 1983-11-08 防曇性合成樹脂シ−ト状物の製造方法 Pending JPS60101042A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06190972A (ja) * 1992-12-25 1994-07-12 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 合成樹脂製防曇板の製造方法
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