JPS5995220A - 免疫療法剤 - Google Patents

免疫療法剤

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JPS5995220A
JPS5995220A JP57205219A JP20521982A JPS5995220A JP S5995220 A JPS5995220 A JP S5995220A JP 57205219 A JP57205219 A JP 57205219A JP 20521982 A JP20521982 A JP 20521982A JP S5995220 A JPS5995220 A JP S5995220A
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Masaaki Izawa
伊沢 正明
Yukio Akiyama
由紀雄 秋山
Shinichi Kashima
鹿島 信一
Ryota Yoshimoto
吉元 良太
Junji Hamuro
淳爾 羽室
Koji Mitsuki
光木 浩司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、インターロイキン1(以下ILIと略記する
)産生増強物質とインターロイキン2(以下IL2と略
記する)、ナチュラルキラー細胞活性化因子(以下NK
Fと略記する)、マクロファージ活性化因子(以下MA
Fと略記する)、T細胞代替因子(以下TRFと略記す
る)、インターフェロン(以下IFNと略記する)など
のヒト細胞由来リンホカインとを有効成分とする免疫療
法剤tこ関する。因みeこ、このようなりンホカインは
、ヒトリンパ球、ヒト悪性化細胞、ノ・イブリドーマな
どの細胞培養や、これ等の細胞を起源として製造され、
また本発明の架剤は、癌、感染、つ・イルス性疾患、免
疫不全症などを含む免疫疾患患者eこ適用する事の出来
る免疫疾患の治療あるいは予防剤として使用される。
最近免疫療法は各種感染症をはじめ癌、免疫不全症、自
己免疫疾患などを含む免疫疾患患者に臨床適用する事の
出来る手段として重要視されてきている。その事に伴い
多くの免疫疾患Pこ対する冶療及び予防剤の開発が広く
試みられる状況に至っている。
癌患者tこ於ては、免疫機能の低下、抑制が知られてお
り、癌tこ勾する免疫応答を増強、修復するだけてなく
一般免疫能を改善する事も宿主機能の改善として有用で
あると言われている。
本発明者らは、いわゆる免疫賦活剤と云われるいくつか
の薬剤の制癌作用機構を検討した結果、癌免疫療法剤投
与による癌退縮効果は、癌を攻撃する免疫エフェクター
細胞の誘導増強eこもとづく事、この免疫エフェクター
細胞誘導増強は、免疫賦活剤がマクロ7アー2等Vこ作
用し、リンパ球活性化因子として知られるILIを産生
増強し、ついでこのILIが未成熟Tリンパ球を成熟化
させ、従ってリンパ球より産生される生体由来因子であ
るリンホカイン?こ対する免疫エフェクター前駆細胞の
応答性を増強する事tこより免疫エフェクター細胞誘導
1こ到るという機構の存在する事を発見した(秋山由紀
雄ら「多糖の抗腫瘍性発現の機序と免疫学的性状の特徴
j蛋白質・核酸・酵素上l。
(31208(1981) )。
本発明者らは、いわゆる免疫賦活剤の多くがILIを産
生増強する事をin、vitro及びin viv。
の実験tこより確認した。しかし、いかVこILIが産
生増強され、免疫エフェクター細胞の前駆細胞が成熟し
、リンホカインに応答可能となっても、リンホカインが
存在しなければ、そのような成熟細胞は癌rこ対し細胞
障害的に働き、癌退縮効果を有する免疫エフェクター細
胞へは分化しない。実際に、ある種の担癌状態、自己免
疫疾患などではりンホカインの産生が低下している事が
観察されている(漆崎一部ら「癌患者末梢単核球のIL
2産生能とその調節機構」第41回日本癌学会総会(大
阪)336(1982))。
他方リンホカインについては、従前リンパ球より産生さ
れる量は微量であり、そのin vitro  及びi
n ViVOの効果も必ずしも明白ではなかったが、癌
特異的免疫応答発現eこ重要な役割を担う免疫エフェク
ターとして標的癌細胞に特異性を示す細胞障害性Tリン
パ球(CTL)の誘導eこはIL2が関テし、非特異的
癌免疫応答の免疫エフェクターである活性化マクロ7ア
ー2、活性化ナチュラルキラー細胞の誘導には、MAF
SNAFなどのリンホカインが関与するなどの生物活性
も最近次第に明らかeこなってきた。
特に本発明者らは、ILI産生増強能を有する免疫賦活
剤を投与したマウス由来肺細胞、マウス腹腔マクロファ
ージを上記リンホカイン存在下で培養すると、各リンホ
カインに応じて、CTL。
活性化マクロファージ及びNK細胞の誘導が著明ンこ増
強される事を見出した。更に1977球指向性免疫アジ
ュバントであるレンチナンの作用全詳細eこ倹約する中
で、レンチナンを投与したマウス由来の胸腺細胞をIL
2と共tこ培養すると、アロCTLの誘導増強が起る事
を見出した。胸腺細胞は主として未成熟Tリンパ球によ
り構成されていると考えられており、従ってレンチナン
投俟Vこまり、リンホカインであるIL2fこ応答する
成熟細胞数が増加してCTL誘導増強が起きる事が推定
され、実際in vitro  の実験系でCTLの前
駆細胞が増化する事も示された( Levy+ J−P
−らllCe1lular 1nteractions
 in viLro in aprimary ant
itumor response (] 981 ) 
+ ” ln+T、 Aoki+ Manipulat
ion of host defencemechan
isms+ Excerpia Medica )。
レンチナンをはじめとする免疫賦活剤の多くは前述の如
(ILI産生な増強する。従って、この産生増強された
ILLはIL2、MAFlNKF。
TRFなどのリンホカインと相乗的tこ働き、エフェク
ター細胞の誘導増強及び抗体産生増強などの作用を発揮
する可能性が考えられる。
以上の事からILIはりンホカインと共tこ組合せれば
、癌などの免疫疾患に対し、リンホカイン単独で発現す
る以上の治療、予防効果を発揮する事が期待出来る。し
かし、現在に至るまで、JLl自体の生物活性の研究は
進んでいるが、化学構造も明確eこされておらず、また
大量ンこ得られてもいない。更に、ILI自体は大量に
投与すると発熱性を有するという事も報告されており(
L J。
Oppenheim、 Ce1lular Immun
ology 63 +  ] 64(1981))、従
って、たとえILIが大量に得られたとしても臨床使用
上は問題となると考えられる。
そこで、本発明者らは、リンホカインと組合せる薬剤を
ILIそのものではなく、生体内ンこ適用した場合、I
LIを産生増強する物質で代替することを試み、これら
物質として、免疫賦活剤であるBCG、ストレプトコッ
カス・ピオジュネス菌体、ビンハニール、Zカルブイア
細胞壁骨格成分などの菌体もしくは菌体成分およびレン
チナン、シゾブイラン等のβ(1→3)グルコシド結合
を主体とする多糖体が適切である事を見い出し、本発明
を完成した。
これ等免疫賦活剤は単独で使用した場合eこも制癌効果
をはじめとする免疫賦活作用が報告されており、この作
用は必ずしもILL産生作用に基づくものだけてはない
。例えば、免疫賦活剤によっては補体の活性化、あるい
は直接マクロファージの活性化を引き越し、ILI産生
増強eこもとづく免疫活性化作用を総合的に助けている
とも考えられる。従って、これ等免疫賦活剤は、ILl
そのものを使用する場合と比較すると、免疫賦活作用増
強に有利であると考えられる。
更に、これ等の免疫賦活剤の中でも、例えば、レンチナ
ンは発熱性作用を有さす本質的に発熱性である物質ピ/
バニールなどと比較すると、適切1こ用いれば生体内で
のILI産生増強を発熱を伴わすeこ惹起せしめる可能
性を有している。
更ンこ、これ等免疫賦活剤の多くは直接リンパ球系細胞
eこ作用してリンホカインを産生ずる能力に欠如し、又
このような能力を有する免疫賦活剤の場合eこも産生さ
れるリンホカイン量は少量であり、そのような量のりン
ホカインが免疫賦活作用Vこ直接関与しているか否かは
定かではない。
他方、本発明の他の有効成分であるリンホカインについ
て述べると、前述の如く、その産生される量が極微量で
あるため、化学的、物理的特徴はILIと同様eこ多く
の研究者により追求されてしる最中であり、その免疫薬
理学的性格はin vitr。
の実験を中心tこして明らか(こされはじめたばかりで
ある。リンホカインの1つであるヒトIL2は、例えば
、ヒト由来T細胞白血病細胞であるジュルカノト細胞よ
り産生され、Tリンパ球の活性化、増殖に重要な働きを
示すことが認められており、又別のリンホカインである
MAFは、ヒl−Tリンパ球ヲコンカナバリンA (C
onA )  で刺激した培養」−清より得られ、マク
ロファージを活性化し、例えば非動異的に腫瘍細胞eこ
対し障害活性を示すことが知られている。ナチュラルキ
ラー細胞を活性化する因子としてヒトIL2の存在する
ことを我々は最初に見出した。更eこ、IL2以外にも
、Tリンパ球の産生ずるリンホ杓イン群には、IL2と
異なるN K Fの存在することが知られている。
ナチュラルキラー細胞もやはり非特異的eこ腫瘍細胞を
障害し転移抑制効果を有する事が知られている。又、I
FNもナチュラルキラー細胞を活性化シ、一種のNKF
と考えられている。更に、抗体産生eこは8977球の
抗体産生細胞への分化が必要であるがこれを引き起す因
子TRFの存在が、最近、リンパ球をフンカナバリンA
 (ConA )  で刺激して得られる上清などeこ
判明し、抗体産生増強rこ於ても、このようなリンホカ
インが作用する事が知られるようになった。
そして、これ等リンホカインは最近の細胞工学の急速な
進歩により、臨床応用eこ可能な量が得られるよう1こ
なってきた。
そこで、本発明者らは、免疫賦活剤などの)L1産生増
強物質を投かされた動物の免疫担当細胞が、in vi
tro  t’こ於て、IL2、MAF、NKF。
TRF、IFNなどのリンホカインの存在下Pこ培養す
ると、免疫賦活剤だけの処理に比し、癌を攻撃するエフ
ェクター細胞の誘導増強及び抗体産生増強を引き越すと
いう実験結果から、これ等リンホカインをそのようなI
LI産生増強物質と共にin vivo投午すれば、そ
れぞれが単独で示す以上の免疫賦活効果が得られると考
え、リンホカインおよび免疫賦活剤を併用したときのi
n vivoの効果を検討した。
1nv1vo実験の結果は、各種リンホカインeこ対す
る生体内の抑制因子の存在、誘導されたエフエフター細
胞の局所への到達性など、そのよう併用投与療法にり、
]する困欠1[性が予測されたにもかかわらず、実際e
こは、例えば同系担癌のリンホカイン産生か低下してい
る時期及び免疫賦活剤を投与しI L ]産生増強が認
められる時期を選択し、適切なガ)の免疫賦活剤及びリ
ンホカインを投与ずれば同系固型担癌動物eこ文・jす
る癌退縮効果を示した。
この他にも同様に適切な時期及び投与量を選択すれば術
後の転移性腫瘍に対する延命効果、自家癌担癌動物eこ
対する化学療法剤との併用効果、同系転移性j1…瘍ン
こ刻する肺転移形成阻止効果、癌病巣摘出動物に創する
延命効果のみならず細菌感染eこヌ・]する延命効果、
ウィルス感染に刻する延命効果も認められ、更Pこ羊赤
血球eこ対する抗体産生増強効果も認められ、本発明の
有効成分である免疫賦活剤などのl L ]産生増強物
質及びリンホカインそれぞれの単独効果と比較してこれ
を上まわる効果を示し、免疫賦活剤などのT L I産
生増強物質とヒトリンポカインを組合せた本薬剤が癌退
縮効果だけてなく各種免疫療法Vこ有効な薬剤であると
の有用性を示した。更ンこ本薬剤の有用性は前述の如き
免疫賦活剤などのILI産生増強物質とリンホカインを
併用する基本原理Vこ基つくものてあり、当業者が容易
に類推・実施し得る免疫系疾患全般を適用対象として含
むものである。
なお本発明の免疫療法剤て2つの有効成分をイノ1用す
るといっても必ずしもこれらの有効成分を混合物の形て
投与することeこ限られるものてはなく、別個に投与す
る場合も含まれる。また、本発明の免疫療法剤の製造、
販売の実際(こおいては、一方の有効成分がアンプル入
り溶液で、他方の有効成分がアンプル入り凍結乾燥品で
あるといったよりな剤型の異なるキットの形とすること
ももちろん出来る。
また、本発明の免疫療法剤の投!5−量は、対象とする
疾患eこより適当な量を選ぶとよく、投与方法は主とし
て静注であるが、場aeこよっては腹腔内、皮下、筋肉
内への注射でもよい。
以下、本発明を実施例1こよりさらeこ詳細に説明する
実JM 例]  レンチナンとMAFによるin vi
tv。
細胞障害性効果 DBA/2マウスeこ同系腫瘍L5178とりンホーマ
] X ] O’ 70.1 mlを皮下移植し、移植
後7.14.21日にレンチナンを各25μ2静脈注射
し、25日目に腹腔細胞を採取し、そのプラスチック(
i 着性細胞(マクロファージ)をヒトT細胞のCon
A刺激培養上清由来MAF20単位と共に12時間培養
し、腫瘍細胞に幻する細胞障害活性を51cr遊18[
1法により測定した。結果を表口こ示す。
表1 腫瘍細胞障害活性鍾) MAF非存在MAF存在 レンチナン非投学    0   39レンチナン投与
、    39   83(本発明)表1ンこ示ず通り
、レンチナン投与したプラスチック(□I着性腹腔細胞
(マクロファージ)はMAF存在下て培養すると著明な
障害活性を示した。
実1& 例2  レンチナンとN K F rこよ7)
 in vitr。
細胞障害性効果 DBA/2−vウスに同系Vm5Q p a ] 5マ
ストサイトーマ1×巨6/ 0.1 mlを皮下移植し
、移植後7.14.21日にレンチナンを各2511?
静脈注射し、22日目に牌細胞を採取し、ヒl−T細胞
のConA刺激培養上清(含]L2、IO小単位あるい
はαIFN5単位と共に24時間培養し、ナチュラルキ
ラー細胞に対し感受性のYAC−1腫瘍細胞ンこ対する
細胞障害活性を51crM離法Vこより測定した。結果
を表2に示す。
表2 腫瘍細胞障害活性(イ) v−iff/JJ45pJ−22310レンチナン投与
   12    62(本発明) 47(本発明)表
3に示す通り、レンチナン投与した牌細胞はヒトT細胞
のConA刺激培養上清IL2あるいはαl F N存
在下で培養すると著明な障害活性を示した。
実施例3 同系癌退縮効果 C3H/HeN  7ウスンこ同系腫瘍MM 46  
txto)0.1mlを皮下移植し、ノカルディア細胞
壁構成成分(N−CWS )  25 μtとヒトT細
胞のConA刺激培養上清由来MAF20単位よりなる
免疫療法剤(1日1回投学量)を移植後10日目より1
6日目まで連続7日(7回)腹腔内投与し、腫瘍移植後
28日目eこ腫瘍のサイズより腫瘍の増殖阻止率を測定
すると共に移植後56日目のマウスの生存数を調べた。
結果を表3tこ示す。
表3 同系癌退縮効果 N−CWS 、MAFとも?こ非投学 (ブランク)0       2/12N−CWS単独
投学(対照)       61     8/12M
AF単独投ケ4(幻照)        3     
 3/12表3eこ示す通りN−CWSとMAFよりな
る免疫療法剤は著明な抗腫瘍効果を示した。
実施例4 同系癌退縮効果 C3H/HeNマウスに同系腫1m MM ] 02、
3×106/ 0.1 mlを皮下移植し、レンチナン
25μグとATCCCRL 8129細胞由来ヒトIL
210単位よりなる免疫療法剤(1日1回投!−5−量
)を移植翌日より1週間?こ2回の間隔にて4週間静脈
内投与し、腫瘍移植後35日目eこ腫瘍のサイズより腫
瘍増殖阻止率を測定すると共tこ移植後70日目のマウ
スの生存数を算出した。結果を表4に示す。
表4 同系癌退縮効果 レンチナン、IL2ともeこ非投午     0   
    3/12レンチナン単独投与        
 50      7/121L2韓q虫投亭    
              13         
 3/12表4eこ示す通りレンチナンとIL2よりな
る免疫療法剤は著明な抗腫瘍効果を示した。
実施例5 術後の転移性腫瘍に対する効果転移性腫瘍と
して知られているマウス腹水肝癌MHI 34.5×巨
5をC3H/HeN 7ウスの足前皮下1こ移植し、移
植後14日目に腫瘍移植部位を切除後、ピシバニール(
○に432)20単位(20KE)とヒl−T細胞Co
nA刺激培養上清由来MAF20単位よりなる免疫療法
剤(1日1回投学量)を連続14日間腹腔内投学し、7
0日日月:ての生存数を調べた。結果を表5に示す。
表5 術後の転移性腫瘍に対する効果 0K432、MAFともニ:J149与  3/10(
生存数/処置数)OK432単独投与      5/
1゜MAF単独投ti−3/10 OK432とMAFの耐用投与 10/10表51こ示
す通り、0K432とMAFよりなる免疫療法剤は術後
の転移性腫瘍tこ割し、著明な延命効果を示した。
実施例6 自家癌担動物に対する化学療法剤との缶用e
こよる延命効果 3−メチルコナントレン(MC)のオリーフ゛油懸濁液
(0,5m9 / 0.1 rJ4 )をSWM/Ms
マウスノ腰部皮下eこ0.1ml投与し、触知法tこて
小豆大だ。
第1群は対照群(ブランク)となし、第2群にはサイク
ロフォスフアミド(cY)を100mg/に7腹腔内投
与(1日月)、第3群ンこはATCCCRL  812
9細胞由来ヒトIL2.100単イVO,1mlを14
日目より33日目までの各日に静脈内没年し、第4群e
コは、N−CWS25μFを同(羊14日月より33日
目まで静脈内投手した。さらに、上記と同様のプロトコ
−/L、 tコ−c g s W(CYとl L 2の
併用投与)、第6群(CYとN−CWSのf)(用投与
)、第7群(N−CWSとIL2のイノ(用役か)およ
び第8群(N−CWSと11.2よりなる免疫療法剤と
CYとの併用投Li−)を設けた。各群の間での平均生
存日数を比較した。
結果を表6に示す。
表6 自家癌担癌動物eこ対する化学療法剤との併用r
こよる延命効果 1                        
  4 5.02                 
         4 5.53          
                41.94    
                      6 7
.05                      
 1 0 0.86                
         65.17(本発明)      
  104.08(本発明)        131.
1上記表6に明らかな如く、N−CWSと■L2よりな
る免疫療法剤は自家癌担癌の系eこ於ても顕顕著な生存
日数の延長が認られ、これはサイクロフォスフアミドと
のOf用ンこよりさらeこ効果的vこなる事が立証され
た。
実施例7 同系転移性腫3m Vこ対する効果転移性腫
瘍として知られるB16メラノーマ5 X I O’を
C57BL/6  マウス皮下Pこ移植し、移植後14
日目よりレンチナン25μ2とヒトT細胞のConA刺
激培養上清由来NKF  I’0単位よりなる免疫療法
剤(1日1回投4量)を3日間隔で4回静脈内投早し、
28日目の肺転移結節の生じた肺転移形成マウス数を調
べた。結果を表7eこ示す。
表7 同系転移性腫瘍tこ対する効果 レンチナン単独投lj−4/ 8 N K I吋閤虫投与               
      7/8レンチナンとN K Fの(JI用
投’7−       17 s表7ンこ示ず如く、レ
ンチナンとNKFよりなる免疫療法剤は同系マウスの肺
転移形成1こついて著量な防止効果を示した。
実施例8 細菌感染eこ対する延命効果リステリア(T
ype 46 )を5X106ケICR−7ウスVこ静
脈内投与感染さぜ、感染1日後にレンチラーン 75μ
2とヒI・T細胞のConA刺激培養上清山来MΔI”
 50単位よりなる免疫療法剤を静脈内股!j−L、2
週間後の生存率を対照と調べ、結果を表8に示す。
表8 細菌感染に対する延命効果 レンチナン、MAFともに非投与   3/20(生存
数/処置数)レンチナン単独投俟         8
/20MAF単独投与           5/20
レンチナンとMAFの併用投与   18/20上表ン
こ示す如く、レンチナンとMAFよりなる免疫療法剤は
細菌感染eこ刻する延命効果を示す事が立証された。
実施例9 癌病巣摘出手術動物に対する延命効果C57
BL/6 マウスeこ同系腫瘍であるEL4リンパ肺細
胞をi X I O6/ 0.1 ml皮下移植し、腫
瘍が増大した14日目1こ本固型腫瘍を外科的に切除し
、傷口をナイロン縫合糸eこで縫合し、翌日より3日間
連続してン/フィラン250μりとATCCCRL 8
129  細胞由来ヒトIL2.100単位よりなる免
疫療法剤(1日1回投与量)を静脈内没年し、マウスの
生存を調べた。結果を表9Vこ示ず。
表9  EL4す/パ腫固型癌摘出後の治療効果手術ブ
!1ξ     25   1/30手術有     
39   4/30 手術有、ンノ゛フィラン単独投q−5515/30手術
有、II、2単独投与     56     22/
30手術有、ンノ゛フィランと■L2   75   
   28/30イノ(月1投IJ− 表9?こ示ず如く、シゾフイランとIL2よりなる免疫
療法剤は癌病巣摘出手術動物eこ対する延命効果を示し
た。
実施例10  ウィルス感染に対する延命効果(T3A
LB/CXC57BL/6)F、  マウスニ水泡性口
内炎(vsv)ウィルスを1.2 X 105pfc単
位/ 0.05 m、l当りエーテル麻酔下鼻腔より感
染させてピンバニール(OK432)を20位(20I
(E)とATCCCRL  1] 29細胞由来ヒトl
L2 10単位よりなる免疫療法剤(1日1回投Lj−
量)をウィルス感染の3日前より感染後5日日まで投与
し生存率を調べた。結果を表101こ示す。
表10 ウィルス感染に対する延命効果2/10 0に432、IL2とも一徹与    (生存匹Vヶ□
匹数)OK432単独投学             
 7/10IL2単独投与             
    8/100に432とIL2の併用投与   
     10/10表10に示す如く、0K432と
IL2よりなる免疫療法剤はウィルス感染eこ対し、延
命効果を有していた。
実施例11 羊赤血球に対する抗体産生増強効果ICR
マウ7.ンこ羊赤血球(5RBC) I O’ケを腹腔
内投俟した。レンチナン2−5μ2とBALB/Cマウ
スの結核菌感作T細胞を各種抗血清と神体処理しPPD
抗原提供細胞と共?こ培養して得た上清0.25 ml
! (TRF )よりなる免疫療法剤(1日1回投U−
量)を、羊赤血球を投与した日から3日間続けて腹腔内
投俟し、5RBC投与後投与口7肺細胞を採取しプラー
ク形成細胞(pfc )数を測定した。結果を表11p
こ示す。
表11 羊赤血球1こ対する抗体産生増強効果80±2
4 vv−f−i−v、 TRFとも″91股’   (p
 fc/ 1x 1o6牌細胞)TRFj4河虫投与 
              92±29レンチナン崩
虫投学            197±4゜T r<
 F 、!: レンチナンノof用投!j−2s 3±
37表11に示す如く、レンチナンとTRFよりなる免
疫療法剤は羊赤血球ンこ対する抗体産生に対し増強効果
を示した。
特許出願人 味の素株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  ヒトインターロイキン1産生増強物質および
    ヒト細胞由来りンポヵインを有効成分とする免疫疾患治
    療、予防剤。 (2)  ヒトインターロイキン1産生増強物質を有効
    成分とする第−剤とヒl−’Jンポヵインを有効成分と
    する第二剤よりなるキットの形の特許請求範囲第1項記
    載の免疫疾患治療、予防剤。 (,3)  ヒトインターロイキン1産生増強物質が免
    疫賦活剤である菌体もしくは菌体成分またはβ(1→3
    )ゲルコンド結合を主鎖とする多糖体である特許請求範
    囲第1項または第2項記載の薬剤。 (4)  ヒトft1l 胞由来リンホカインがヒトイ
    ンターロイギン2、ヒトマクロファージ活性化因子、ヒ
    トナチュラルキラー細胞活性化因子、ヒトT細胞代替因
    子、またはヒトインターフェロンである特1;′F :
    l:″1求範囲第1項記載の薬剤。
JP57205219A 1982-11-22 1982-11-22 免疫療法剤 Granted JPS5995220A (ja)

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