JPS5991995A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （（イ）産業上の利用分野 本発明は捻った翼片を設けたパルセータによって洗濯す
る洗濯様である。

（ロ）従来技術 全自動洗滌機の中に、大径のパルセータを山形に形成し
、この上面に例えは１２０度間隔で翼片を形成し、且つ
この翼片を円周方向の一方に一様に捻ったものがある。

そして、このパルセータをタイマー等で制御されたモー
タによって０．５秒程度の休止時間を挾んで左右に例え
ば０８秒ずつ回転するのである。この従来例では全体と
しては回転水流を作るが翼片の捻りにより捻り方向への
回転時に社特に回動初期には水及び洗激物を内方に引き
込む力があり、所謂縦水流を作る。熱論この分だけ回転
水流は弱い。この縦水流社洗濯物を押上げ、上下反転さ
せるので、洗濯物をほぐし布がらみを抑制すると共に、
全体の洗濯作業の中で洗いむらを抑制することになる。

一方、反対方向への回転時には水及び洗濯物を外方へ押
し出す力があり、所謂検水流を作る。従って、との横水
流は従来同様の強い回転水流であるから、縦水流と相ま
って所定の洗濯効果を奏するのである。

しかし力がら、この従来例は非常に短いｌＦ＊ｒＷＩの
左右回転を行なうので、捻り方向への回転時には専ら縦
水流を生じ、洗濯効果を直接向上させる回転水流の発生
が少ない。ただ、翼片の捻シの関係で回転時の抵抗が少
いので、モータ消費電力の点では有利である。一方、反
対方向への回転時には回転時の抵抗がよシ多いので、回
転水流を強く発生させるが、消′ｔｋ電力の点では劣る
。

（ハ）発明の目的 不発ｔｑｈ捻り方向への回転を有効に利用して洗濯効果
（特に洗浄率）を向上し、洗浴時のモータ清書電力を軽
減するものである。

に）発明の構成 本発明は捻シ方向への回転時間（１１）を反対方向への
回転時間＋１２）よりも長くし、捻り方向への回転時に
初期の縦水流に続いて回転水流まで発生させ、洗添物を
ほぐすと共に洗浄率を上げたものである。従って、所定
の洗浄率を得んとする時、捻り方向への回転時間（ｉｌ
）がよシ大きく寄与するので、全体のモータ消費電力を
軽減できる。更に、左右回転の間には発生した水流を＃
１ぼ静める休止時間（、ｔｐｌ）（ｊ−Ｐｔ）を設けた
ので、次の回転時に惰性で残った水流に抗して水流を作
ると云うことが無く、モータ消ｇｋ電力の軽減について
一層進めることができる。

（ホ）実施例 第１図（イ）（ロ）は二槽式洗濯機に於ける方形状の洗
濯槽の内底部に配設された大径円盤状のパルセータｆｌ
）を示している。このパルセータ＋１＋は上面中央部（
２）を上方に（洗濯水位より下方）突出させ、この中央
部（２）から周縁に向けてなだらかに傾斜する翼片（３
）・・・を１２０度間隔で突出形成している。そして、
翼片（３）・・・は右回転方向に捻っである。

このパルセータ＋１１はモータ（図示せず）によって１
８Ｏｒ、ｐ、ｍ、〜２００ｒ、ｐ、ｍ、で駆動されるが
、とのモータをタイマー等で時間制御することによシ、
第２図で示すタイムチャートに従って洗濯時間中に左右
回転と休止を繰返す。即ち、右回転時間（ｉｌ）が１．
５秒、休止時間（差ｐｌ）が１．１秒、左回転時間（１
２）が１．８５秒、休止時間（ｊｐ２）が１．０秒であ
り、右回転一体止一左回転一体止と云うサイクルを洗濯
時間（Ｔ）中に繰返す。

このサイクル中、右回転では初期に縦水流を生じ水及び
洗濯物を上方に押上げ、洗濯物を上下反転させてｔｌぐ
ず。後期には右回転水流を作シ、洗濯物をこの水流で洗
濯する。左回転でけ槓水流を生じ、水及び洗濯物を外方
に押しやりながら洗濯する。この左右回転中、洗濯物は
水流に晒されるのと同時に槽内面、パルセータ上面（翼
片）で擦られて洗浴される。

この回転中の洗液物及び水の回転具合は後期では左右共
にはは同様に見えるから、使用者に正常運転との安心感
を与える。

各反転時開（ｚｌ）（ｆ２）の終了后、休止時間（１’
ｐ　ｔ）　（ｉｐ　２）が在り、この休止時間中に槽内
の水流はほぼ＃まる。

モータ消１１電力を左右の回転毎に調べると、右回転で
Ｉ−ｔｌ片（３）・・・の水を掻く面が小さくて抵抗が
少いので、例えば２７０Ｗと相対的に少いが、左回転で
は逆に水を掻く面が大きくて抵抗が多いので、例えば２
８０Ｗと相対的に多く力る。従って、左右の回転時間を
１対１としたものに此して、右回転時間（１１）が（Ｊ
２）よりも長い本実施例でれ設定された洗浴時間中の七
−夕消費電力を軽減できている。

ここで、第８図（イ）（ロ）（ハ）によって従来例（図
中点線）と本実施例（図中実線）を洗浄率、布いたみ率
及び布からみ率について比較する。尚、横軸の時間（ｉ
）は左右回転及びその休止から成る１サイクルを実行す
るに要する時間である。図面から明らかなように本実施
例は浴比（洗濯水量（１）／洗濯物の定格負荷（Ｋ／）
　）が大きいこともあって従来例よりも全てに亘って優
るのである。

左右反転時間（ｉｔ）＋１ｇ）とその休止時間（ｉｐｘ
）（ｉｐ２）は夫々（１１）を１・８秒、（え２）を１
゜０秒、Ｌｔｐｔ）をＣ）、９秒、（ｉｐ２）を０．８
秒に変更しても良い。この回転時間及び休止時間の変更
に際してＢ、Ｃ１１）＋（ｉｇ）である全回転時間（ｉ
ｏＮ）と（ｉｐｌ　）＋（ｉｐ　２）である全体止時間
（ｉｐ）との比をほぼ一定にすれば良いのである。即ち
、（χｏＮ）／（−ｊｐ）＝一定との式を充足すること
である。以下、このことを実験結果から説明する。

（ｉｏＮ）／（４ｐ）を小さくする、即ち全体止時間の
増減割合を大きくする時間設定方法（りと、（ｉｏＮ）
／（ｉｐ）を大きくする、即ち全回転時間の増減割合を
大きくする時間設定方法（［Ｉ）と、上述の（χＯＮ）
／（差ｐ）を一定にした時間設定方法（Ｉｌｌ）を考え
る。この方法によって従来の捻りの無いパルセータの時
間設定を行なうと、第４図（イ）（ロ）（ハ）で示すよ
うに洗浄率、布いたみ率及び布からみ率の全部を同時に
満足することができなかった。

一方、この方法によって捻った翼片を有するパルセータ
の時同設定を行なうと、第５図（イ）（ロ）（ハ）で示
す結果と成った。洗浄率に於いて、（１）の方法は極端
に低すぎて実用的ではない。布いたみ率及び布がらみ率
に於いては、捻りの無い従来例よりも相対的に低く良く
なっている。そして（０）の方法よりも（ＡＯＮ）／（
χｐ）＝一定と云う（ＩＩＩ）の方法が優れていること
が判明したのである。

（へ）発明の効果 本発明は洗浄率、布からみ率及び布いたみ率が優れ、消
費電力も少い極めて実用的な洗濯機を提供できるもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）（ロ）は本発明による洗濯機のパルセータ
の斜視図と平面図、第２図は左右反転時間と休止時間の
タイムチャート、ｖＪ３図（イ）（ロ）（ハ）は洗浄率
、布いたみ率、布からみ率の従来例と比較した特性図、
第４図（イバロ）（ハ）は従来例に於ける洗浄率、布い
たみ率、布からみ率を時間設定方法＜１）（［１（ＩＩ
Ｉ）毎に示す特性図、第５図（イバロ）（ハ）は本発明
に於ける第４図と同様の特性図である。 ｆｌｌ・・・パルセータ、（３）・・・翼片％（１１）
・・・右回転時間、（１２）・・・左回転時間、（４ｐ
ｔ）（ｉｐ２）・・・各休止時間、（、ｔｏＮ）・・・
全回転時間、（４ｐ）・・・全疎仁時聞。 口　　　　　　　　０ −目　　　Ｈ ？脅６・八％　　　８

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）洗濯槽の内底部にモータ駆動によるパルセータを
   配設すると共に、このパルセータには円周方向に捻った
   翼片を設け、上記パルセータを休止時間を挾んで左右に
   回転させて成シ、捻シ方向への回転時間（ｆｔ）と反対
   方向への回転時間（１２）を（ｉｔ）＞（χ２）に設定
   すると共に、休止時間（χＰ１）（χＰ２）を発生水流
   がほぼ静まる時間に設定し、上記各時間Ｌｔｔ）（χＰ
   １）（χ２）（χＰ２）を洗濯中に紗返すことを特徴と
   した洗Ｗ１機。