JPS5991202A - 路面状態測定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は車輛Ｃ二懸架した環動輪　（（ｊｙｒｏｓｃ
ｏｐ）および、これと連動作用する光学装置により道路
の縦断面と横断面の双方における勾配・わだち掘れおよ
び道路強度の測定時の荷電にもとづく路面沈下量等を同
時にあるいけ個別Ｃ二算出して容易にそれら状態を判別
する改良された方法および装置に関する。

くわしくは環動輪機構で、つねに水平もしくは計算上補
正された水平方向の保たれるビーム体に、ある傾斜角を
採って具備させた発光源の各々から傾いて投光される夫
々の直線かつ平行のビームを道路面に照射したとき得ら
れる各々の投影点（照射点）を、車輛の受光体により捕
えて通常の計算手段を加えることで実施容易かつ、正確
に被測定道路の形状等を判別する前述方法に係るもので
ある。

通常、道路完成後もしくは、ある期間の経過後は周知の
よう（＝荷重の重複等で縦および横の勾配に歪を来たし
たとい舗装道路であっても、ひび割れ・わだち堀れな誘
起する。

よってかような障害は測定修正されねはならない。

従来より道路の有効維持のための検出ないし測定手段は
数多く提案されているけれども現実の諸方式による検測
手段では、測定車輛自体の左右、上下振動から派生する
不正確の影響を除去しえず加えて被測定道路の縦・横に
おける勾配の双方は別手段でのみ計測を可能とするので
実施の効率を妨げている。

従来手段の他の欠陥は、たとえば勾配検査のためにプロ
フィル・メーターを、また、強度の判定Ｉ：ベッケルマ
ン・ビームを用いるけれどもこれらのいずれも道路の通
行止を余儀なくされ、あるいは非接触の厚み測定では結
果として測定範囲と精度を満たさない。

本発明は、それ故に上述した専用装置にもとづき測定中
の車幅速度が３０　ｂｌ　／　ｈｏｕｒをこえても実施
容易に上述測定な可能とし併せて従来欠陥を除去するこ
とを目的としている。

以下、図面に従い本発明の実施例を述べる。

第１図から第３図の車輛５の外側後部または側面あるい
は車輛５の裏面の適当個所から突出させた支持フレーム
６を介し環動輪（Ｇｙｒｏ−８ｃｏｐｅ　）機構１と一
体状に固設したビーム体２を吊下げる。支持フレーム６
Ｆｉ図示しない車輌前方に取付けてもよい。この場合に
ビーム体２は、ユニバーサル・ジヲインター３を介し垂
直方向で回動できる。

次いで道路面との間で、ある偏差角度θ、θ、・・・・
・・を生ぜしめてビーム体２の横軸方向で位置する２以
上の発光源２’　、２’・・・・・・を固設し、装置の
作動時にこれら発光源から発せられる斜めの互いに平行
した直線ビームγ、γ・・・・・・（第４図）は、道路
面？−おいて各々の照射点γ１　、ｒ、・・・・・・を
形成する（第４図）。一方、車輛の周辺で設けて支持（
７）した装置の受光体４は前記の照射点での光を直ちに
捕えるため、ビデオまたはイメージ・センサあるいはカ
メラから成っている。

上述したとおり本発明の方法実施のための要部を車輛５
に付設したので測定時の道路が、もしも水平の図示Ｇ−
Ｌと仮定すれば第４図の複数かつ任意数の前記、照射点
γ３．γ、・・・・・・の１スパンごとの間隔り、は、
１つの発光源２′と次の発光源２′の１区間ｙと等距離
であり、もしも路面Ｇ　、　Ｌがある凹凸や勾配を有し
断面での高さ差Ｈを生ぜしめているなら、このような路
面Ｇ′への複数の照射点γ３．γ、・・・・・・間の、
おのおのスパンのΣ（合計）から形成される横ライン長
は、路面Ｇ′における凹凸等の変化量（Ｈ）に従って前
記Ｇ′の横方向へ移動する。

すなわち２以上の照射点γ８．γ、・・・・・・を結ぶ
長さの合計は横方向で変化するので、この変化は受光体
４で捕えられる。

上述作用をより明か（二連べよう、今、第４図での仮定
路面Ｇ−Ｌあるいは０′に対する発光源２’、２’　・
・・・・・の投光角をθ、とし受光体４と前記いずれか
の路面との垂直距離をＬｌ、照射点γ１．ｒ、・・・・
・・の横方向における測定目的点までの距離なり、と符
号し次に、前記γ１　、γ。

・・・・・・の受光体４で捕えうる見掛けの移動量を８
としたとき次式が成立する。

ここに、Ｈは既述した高さ差（変化量）であり（Ｘ＋Ｓ
）は現実に光点の水平移動した量であるので、次の相関
々係を導きうる。

５−ｔａｎθ、　　　　　　　８−Ｌ。

削成の関係値は通常の計算機により容易に計算できる。

かようにして任意における各々の照射点γ１．γ。

・・・・・・間のＨもしくはいずれかの照射点γ、を基
準としたＨによって既述した縦・横断勾配、わだち掘れ
、荷重にもとづく沈下量を求めうる。

次に受光体４を第５図実施例のように２以上として発光
源２’、２’　・・・・・・の傾斜面θ１．θ。

・・・・・・を、この場合に任意の各々角度として保持
しても上述のＨ値変化を捕えることが可能となり、この
場合は走行車線に隣接した左右車線をも計算できること
は上述した作用から明かとなる。

かくの如くして本発明の方法実施Ｃ二依れば上述目的は
達成され、および測定車輛の、−回の走行で複数車線を
有する道路の測定をも可能としている。

【図面の簡単な説明】

第１図は道路面における横断方向勾配およびわだち堀れ
を測定する際の装置配設図、第２図は縦断方向の勾配、
したち及び段差を測定する際の装置配設図、 第３図は舗装路面等における荷重テスト時の該血沈下量
測定の際の同様配役図、 第４図は本発明の作用説明図および 第５図は車輛の走行車線・隣り車線の測定要領図である
。 Ｔ・・・・・・測定車輛の片方タイヤ 特許出願人　東京道路エンジニア株式会社第３図 第５閲

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）道路の勾配等状態の識別手段において、測定車輛の
   走行中、つねに水平方向ないし計算上、補正された水平
   を維持する車輛のビーム体に軸支された発光源の各々か
   ら道路面に向けて、ある偏差角θ、を生じて投影される
   任意数の平行かつ直線ビームを、 前記路面の照射点において車輛の受光体が捕え記録し道
   路の縦・横勾配、わだち堀れおよび強度判定の沈下量等
   を同時あるいは個別に計算可能とする被測定道路の状態
   判別方法。 ２）測定車輛に懸架され、つねに水平方向ないし計算上
   補正された水平を保って走行できるビーム体の具備する
   傾斜した発光源の各々が、夫々（：形成する道路面上の
   照射点を前記車輛の受光体が捕える際、 照射点の前記水平におけるビーム光の各々偏差角θ１が
   任意角度であって前記受光を複数位置で捕えることを許
   容した第１項の道路状態判別方法 ３）道路の勾配等状態の識別手段において、支持フレー
   ムを介して測定車輛の外方で垂直方向に回動可能に懸架
   した環動輪機構と一体的Ｃ：設けたビーム体と、該ビー
   ム体に傾斜して取付けた各々の発光源を有し、 かつ車輛周辺で前記発光の照射点を感知する単数もしく
   は複数の受光体から成る道路状態の判別装置。 ４）第３項において、ビーム体が測定車輛のいずれか車
   体側面あるいは車輛の裏面で支持できることを特徴とす
   る道路状態の判別装置。